脱、手打ちの超簡単ドリルです
金曜日は薄暮9ホール、土曜日は早朝9ホールを、赤羽ゴルフ倶楽部にて担ぎセルフでプレーしてきました。クラブセッティングはいつも通りの7本ですが、この2ラウンドに関してはドライバーをキャロウェイのFTツアーから、テーラーメイドのR510TPにスイッチしました。
SNSにこのR510TPの画像をアップしたところ、「自分も使ってました」というコメントをいただきましたが、今も使っているという人はいませんでした。何しろ、このドライバーが登場したのは2003年。今から遡ること19年前のモデルなわけですから、現役で使っている人がいないのが当たり前と言えば当たり前です。
さて、このR510TP。
2008年から始まった高反発規制(SELルール)適合モデルなので、競技でも正々堂々と使えます。
ヘッド体積は390CCなので、今どきの460CCドライバーと比較すると2回りほど小さく見えます。このおかげで、超私的には43インチの短尺スチールシャフトを装着した時、ヘッドの大きさと長さのバランスが非常に良いんです。
では、ドライバーの長さは45インチと43インチではどれぐらい飛距離が変ってくるのか?
物理的には1インチ長さが変るとヘッドスピードが約1m/s変わり、飛距離が6~7ヤード変ると言われてます。2インチ変れば12~14ヤードぐらい変るというのが定説になっていますが、マーク金井の場合、無風とアゲンスト風の時とでは飛距離差がかなり変ります。
無風やフォロー風だと、45インチは43インチよりも10~15ヤード飛びます。
対して、アゲンスト風だと45インチと43インチの飛距離差は5ヤード未満です。
ヘッドやシャフトによっても数値が変りますが、マーク金井の場合、45インチはカーボンシャフト(50グラム台)、43インチは短尺軽量スチールシャフト(約100グラム)です。43インチは45インチよりも飛距離は出ませんが、アゲンスト風ではその差は非常に少なくなるのです。
ドライバーの長さを短く(43インチ)にすると、短い分だけ弾道が低くなり、アゲンスト風で飛距離が落ちづらい特性があるのではないかと思っています。
ドライバーを1ヤードでも遠くに飛ばしたいというのであれば、ドライバーの長さは45インチ、もしくは45インチ以上の方が有利です。対して、ドライバーの方向安定性、そしてアゲンスト風で飛距離が落ちづらいショットを求めるならば、43インチというのは非常に魅力的な長さではないかと思っています。
もちろん、誰しもが43インチにすれば方向性が良くなるわけではありません。しかしながら、クラバーこと高梨さんも「耕す」というブログで書かれているように、ドライバーの長さというのは、スイングのしやすさに影響を及ぼし、飛距離や方向性を大きく変えることにもつながるのです。
ゴルフショップにいけば数多くのクラブを試打できますし、フィッティングもしてもらうことができます。ただし、高梨さんもおっしゃてるように長さについてのバリエーション、そしてヘッド重量のバリエーションについてもほとんど選択肢がありません。
超私的には、ドライバーを上手く使いこなすには「長さ」と「ヘッド重量」ではないかと思っています。この2つを色々試すことが、自分にとって信頼のおけるドライバーを見つけるかなり重要な指針になると思っています。
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