マーク金井blog

2022年11月28日超私的な提案  ボギーオン率を100%にするために本当に必要なスキルとは!?

買わずにいられない!


土曜日は赤羽ゴルフ倶楽部にて早朝プレーしてきました。トップスタートいうこともあって日の出前の6時10分頃にティオフ。アドレスするとボールはなんとなく見えますが、飛び出したボールの行き先はまったく確認できません(笑)。手に残った感触を頼りにフェアウェイを歩いてボールを探しました。

 

 

 

 

出だしの2ホールでボギーを叩き、5ホール目でもボギー。ボギーが3つ先行しましたが、16番と18番でバーディーを取ることができてトータル1オーバーでホールアウトです。

 

 

 

△△ーー△ー○ー○  36(パー35)
222122111  14

 

 

 

 

パーオンしたのは9ホール中、4ホール。パーオン率は56.85%。ボギーオンしたのは9ホール中、9ホール。ボギーオン率は100%。ちなみにティショットのフェアウェイキープ率も100%でした。

 

 

 

 

土曜日だけに限りませんが、赤羽ゴルフ倶楽部でプレーする時はパーオンを狙うことはまずしません。ボギーオン率が100%になるように心がけ、そして2メートル以内のパーパットを打てる回数を増やすことを考えてプレーしています。別言すれば、すべてのホールでボギーオンを積極的に狙い、ボギーオンから1パットで上がることを目指してプレーしているのです。

 

 

 

ボギーオンからの1パットパーを9つ続けたのは過去2度しかありませんが、ボギーオン率に関してはほぼ毎回100%をキープしています。

 

 

 

 

ボギー率を上げる、ボギーオンでパーを取るために意識していることをざっと上げると、、、、

 

 

 

 ティショットは距離よりもフェアウェイキープ(1ペナ、OBを避ける)
 セカンドは絶対にグリーンオーバーしないように心がける
 グリーンエッジから5~10ヤード以内、なおかつパターやチッパーが使える場所から   ボギーオンを狙う

 

 

 

 

ボギーオンを狙うショットをどこから打つかでボギーオン率は大きく変ってきます。ボギーオンを狙うショットがグリーンから離れているほどにボギーオン率は下がりますし、SWを使わないとボギーオンを狙えない場所からショットを打つほどにボギーオン率は下がるのです。ボギーオン率を上げる極意は、パターやチッパー、もしくは転がしで寄せられる場所(エリア)にきっちりとボールをことなんです。

 

 

 

 

 ゴルフは確率です。

 

 

 

パーオン率が0%でもボギーオン率を100%にすることができれば、80台のスコアは楽に出せます。そして、ボギーオンした後、2メートル以内のパーパットを打てる回数を増やせていければ、70台のスコアも出せるようになるのです。

 

 

 

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2022年11月25日超私的な考察  クラブは劇的に進化したのに、なぜアマチュアのスコアは良くならないのか!?

これは名器かと思います!発売されはや20年近く


毎日2万歩歩く人間にとって、ゴルフは歩数を稼ぐのに格好のスポーツです。昨日も赤羽薄暮でプレーしたおかげでサクッと2万2000歩ほど稼げました。いつもと同じく担ぎセルフの7本縛りでしたが、キャディバッグはアドミラルゴルフのハーフサイズ。ワンショルダーでシンプルな作りですが、軽量かつ担ぎやすいのでgoodでした。

 

 

 

ドライバーは2003年発売のR510TP、5Wは2013年発売のロケットボールズステージⅡ(どちらもテーラーメイド)。ドライバーは19年前、FWは9年前のモデルを使っているわけですが、これには理由があります。赤羽は距離が短いのでドライバーもFWも飛ばす必要はありません。距離をコントロールしやすいクラブを求めた結果、このセッティングに至りました。ちなみに、ドライバーに関しては新しいモデルも使っています。

 

 

 

現在手元にあるのは、テーラーメイドだとステルスプラスピンだとG410プラスと出たばかりのG430LSTです。シャフトはいずれもフジクラベンタスTR、もしくはスピーダーNXグリーンを装着しています。

 

 

説明するまでもありませんが、2003年に作られたR510TPに比べると今どきのドライバーは劇的に進化してます。今どきのドライバーの多くはルール上限のヘッド体積があって慣性モーメントが大きいです。加えて、カチャカチャ式なのでシャフト交換がサクッとできますし、弾道調整機能も付いてます。20年前のゴルファーが見たら、まさに至れり尽くせりになっています。

 

 

 

 では、この20年間でアマチュアゴルファーの腕前が良くなったかというと、そうとはいい切れないと思います。

 

 

 

 

 

20年前も現在も、100切り、50切りが目標になっている人が多いです。シングルの比率が高くなったというゴルフ場もほとんど見聞きしません。クラブが進化しているにも関わらず、アマチュアゴルファーの腕前というのは20年前とほとんど変ってません、、、、。

 

 

 

 なぜ、クラブが(特にドライバーが)劇的に進化したにも関わらず、アマチュアはその進化の恩恵をスコアに反映できていないのでしょうか?

 

 

 

 

ドライバーはミスの許容範囲が広がり、飛距離性能も向上しています。ドライバー以外のクラブもスイートエリアが広がってますし、飛距離が出やすくなっています。20年前のクラブよりもアドバンテージがあるはずですが、そのアドバンテージがスコアに反映されない原因は、いったいどこにあるのでしょうか?

 

 

 

 

 いくつか要因はありますが、超私的に分析するならば、スコアに直結するのは100ヤード以内のショットです。

 

 

 

 

 

ドライバーの飛距離が伸びても、100ヤード以内からのショットでミスを多発するとスコアをまとめることはできません。そして、ティショットに関して言えば、飛距離が伸びるクラブを手にするほどに「もっと飛ばしたくなって」、ミスを連発しているケースが目立ちます。

 

 

 

 

 

誤解を恐れず言えば、アマチュアゴルファーがスコアアップに本当に必要なのは、飛距離を出すことよりも初歩的なミス(アンフォースドエラー)を減らすこと。ドライバーの飛距離が落ちたとしても、確実にフェアウェイキープできるようになった方がスコアをまとめやすくなります。手前味噌ですが、マーク金井はドライバーの飛距離を10~20ヤード落とすようになってから、スコアが劇的に良くなりました。

 

 

 

 

100ヤード以内のショットに関しては、パターと同じで距離感と方向性が求められます。距離感と方向性が悪いといくらナイスショットしても、スコアをまとめることはできません。クラブがどれだけ進化しても、距離感(距離の打ち分け)というのはゴルファーのスキル(技術)が求められるのです。

 

 

 

 

クラブが進化したことは喜ばしいことですが、今のところ最新クラブがスコアアップにつながっているのは、プロゴルファーとプロに近い腕前を持っている上級者だけに限られているような気がしています。別言すれば、アマチュアが本気でスコアアップを目指すのであれば、最新クラブの性能を正しく引き出せるスキル(技術)が必要なのかもしれません。

 

 

 

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2022年11月23日超私的なシャフト試打インプレッション  USTマミヤ ジ・アッタスV2

新シリーズ開始


 

11月21日にUSTマミヤから新作シャフト、ジ・アッタスV2が情報公開されました。発売は12月16日からだそうですが、メディア向けの試打はすでに始まっています。マーク金井も情報公開の数日前、神田のスタジオにて40g台から60g台のシャフトを試打させていただきました。

 

 

シャフトの試打はかれこれ30年以上やっていますが、USTマミヤ(当時はUST)でかつて人気を博していたのがプロフォースV2でした。PGAツアー選手も使っていたこともありますが、値段がリーズナブルなこともあって当時はアマチュアゴルファーの間でも使用率が高かったのを記憶しています。シャフトの挙動はニュートラルで、先端剛性が少し硬めのシャフト。もちろんご多分にもれずマーク金井も使ってました。

 

 

 

今回のジ・アッタスV2はバージョン2ということもありますが、ひょっとしたらプロフォースV2にあやかってV2というネーミングを踏襲したのかもです。

 

 

 

 

FBでもさらっとジ・アッタスV2についてインプレッションしましたが、一番の特徴は挙動がこれでもかってぐらいニュートラルなことです。

 

 

 

 

インパクトゾーンでシャフトの加速感はそれほど強くありませんし、捕まるシャフトでもありません。低い弾道が打ちやすい感じもしませんし、高い弾道が打ちやすい感じもしません。しませんばかりで恐縮ですが、シャフトが余計なことを一切しないシャフトです。

 

 

 

 

このように書くとネガティブな印象を持たれるかもしませんが、超私的には非常に好ましいシャフトです。スイング中にシャフトが余計なことを一切しないので、ヘッドの性能を上手く引き出してくれるからです。USTマミヤさんに怒られるのを承知で申し上げるならば、、、、高級純正シャフトという位置付けにしたくなるシャフトです。

 

 

 

 

加えて、シャフトが余計なことをしないおかげで切り返しのタイミングが実に取りやすいのも好印象。トップからダウンの切り返しではシャフトの中間部分が程よくしなり、程よくしなり戻る。シャフトが何かを補正する感じはないのですが、そのおかげでイメージ通りの弾道が打ちやすく仕上がっています。

 

 

 

 

重量帯は40g台、50g台、60g台、70g台とラインアップされていますが、40gと50g台は適度にトルクがあってしなり感が大きめで、しなり戻りもそれほど速くありません。対して60g台と70g台はトルクを絞ることでしなり感がやや控えめで、しなり戻りもややスピーディー。ジ・アッタスV2は重量帯によって、シャフトのしなり感を意図的に少し変えているように感じました。

 

 

 

 

ジ・アッタスV2はアフターマーケット用シャフトの中で、癖の無さが際立ち、お助け要素を感じないシャフトです。ここまでニュートラルな感じに仕上がったシャフトは他に類を見ないと思います。

 

 

 

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2022年11月21日超私的な考察  メーカー純正シャフトとカスタムシャフトは何が一番違うのか!?

新シリーズ開始

 


土曜日は千葉市民ゴルフ場にて担ぎセルフで18ホール歩き、日曜日は朝宮ゴルフコース(滋賀県)にてグリップカップに出場。キャディバッグこそ担いでませんが、こちらでも18ホール歩いてきました。2日間36ホール歩いたおかげで、約5万歩ほど歩数を稼ぐことができました。

 

 

 

キャディバッグを送ったこともあって、土曜日と日曜日とでは異なるドライバーを使いました。どちらもピンですが、土曜日はG410+、日曜日はG430LSTです。ちなみに、シャフトはどちらもメーカー純正ではありません。フジクラシャフトベンタスブルーの5Rで長さは45インチ(ヒールエンド計測)。いわゆるカスタムシャフトを装着しています。

 

 

 

ちなみに、ピンの純正シャフト(アルタJCB)を使う時はSシャフトです。RやSRを選択することはまずありません。

 

 

 

では、なぜ純正シャフトとカスタムシャフトとでフレックス(硬さ)を変えているのか?

 

 

 

 理由は単純です。シャフトの硬さには基準がないからです。

 

 

 

 

すべてのシャフトがそうだとは限りませんが、多くのドライバー用(ウッド用)純正シャフトはカスタムシャフト(シャフトメーカーのオリジナルシャフト)よりも1~1.5フレックスほど軟らかく設計されてます。逆に言うと、カスタムシャフトのほとんどは、純正シャフトよりも1~1.5フレックスほど硬くなっています。

 

 

 

硬さの目安となる振動数で比較すると、同じSでもメーカー純正シャフトとカスタムシャフトとでは10~20cpmほど硬さが異なるのです(振動数は数字が大きいほど硬くなります)。別言すれば、メーカー純正シャフトとカスタムシャフトの一番の違いは、
硬さです。

 

 

 

ちなみに振動数が同じでも、先端剛性が硬いシャフト(いわゆる手元調子)というのは振った時に硬く感じます。ですので、振動数だけで硬さがすべて決まるわかではありません。

 

 

 

 

アマチュアゴルファーの中には、メーカー純正シャフトよりもカスタムシャフトの方が高性能だと思っている人が少なからずいますが、そうとは限りません。また、純正シャフトの中でも、モデルによっては軟らかくないもの(カスタムと同じ硬さ)もあったりします。ですので、シャフトのフレックス表示だけでは、そのシャフトの本当の硬さというのは窺い知ることができないのです。

 

 

 

 

シャフト選ぶ基準はゴルファーによっても変ってくるかと思いますが、こと硬さに関しては先入観を持たないことです。。SとかRという表示というのは、あくまでそのシャフトの硬い方がSであり、軟らかい方がRということです。ですので、シャフトを試打する時は、異なるフレックスを試打してみることを強くお勧め致します。

 

 

 

 

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2022年11月18日超私的な考察  シャフトを変えれば本当にドライバーの飛距離が伸びるのか!?

注目のアイアンを徹底分析


毎日2万歩歩くようになって2年近く経過しました。ゴルフで18ホールすべて歩くと約1万6000歩ほどですから、それ以上の距離をほぼ毎日歩いていることになります。
慣れとは恐ろしいもので、最近は2万歩をクリアしないと自宅に戻れません(笑)。

 

 

2万歩を歩くようになってからは、血糖値、そしてa1cの数値も改善されて糖尿病に戻ることはありません。血液の状態が良くなったこともあり、疲れも取れやすくなっています。ちなみに、歩く前よりも体重は6キロほど減りましたが、ドライバー、アイアンともに飛距離はまったく変らずです。

 

 

 

62歳になってから2万歩歩くことが生活に欠かせなくなっていますが、試打の仕事をやり始めてから欠かせないのがシャフトの試打です。市販されているシャフトはもとより、発売前の新製品も打ちます。一昨日も親しくさせていただいている国内シャフトメーカーの新製品を神田のスタジオで打ちました。

 

 

 

 

まだオフレコ期間なので具体的な名前を挙げることはできませんが、1発目から狙い通りのショットが打てました。シャフトの特性的にはニュートラルでタイミングが取りやすい中調子。自分がクラブメーカーの開発者ならば、コストを度外視できるならばこのシャフトを純正シャフトとして装着したくなるぐらいストライクゾーンが広いシャフトです。

 

 

 

 

では、このシャフトを装着すれば誰しもが飛距離が伸びるかと聞かれたら、、、

 

 

 

答えはノーです。

 

 

 

 

 そもそも論ですが、誰が打っても飛ぶドライバーが無いように、誰が打っても飛ぶシャフトというのは存在しません。何故かと言うと、ゴルファーのスイングは十人十色だからです。

 

 

 

加えて、身も蓋もないことを申し上げるならば、シャフトには動力(エンジンやモーター)という加速装置はついてません。野球と同じく、ゴルフも飛ばす動力というのはマンパワー(人間)です。

 

 

 

 

 ただし、シャフトで飛距離が変るゴルファーは少なからずいます。

 

 

 

 

シャフトのしなりというのはタイミングの取りやすさに影響するからです。タイミングが取りやすいシャフトはエネルギーロスが減り、タイミングが取りづらいシャフトだとエネルギーロスが増えてきます。

 

 

 

 

別言すれば、今までよりもタイミングが取りやすいシャフトをゴルファーが使えばエネルギーロスが減った分だけ「飛距離が伸びる」可能性が出てきます。

 

 

 

 

逆に、タイミングが取りづらいシャフトを使えばエネルギーロスが増える分だけ「飛距離が伸びない」結果になりやすいです。加えて、タイミングが取りやすいシャフトはミート率が上がり、タイミングが取りづらいシャフトはミート率が下がってきます。

 

 

 

 

超私的なことを申し上げると、シャフト選びで一番こだわりたいのはタイミングの取りやすさ。その次が捕まり具合と弾道の高さです。シャフトは飛距離を出すための動力はついてませんが、設計によって球の捕まり具合と弾道の高さを変えることができます。またスピン量の増減も可能です。

 

 

 

 

ゴルフは物理です。

 

 

 

 

シャフトに関しては、物理的にできることは捕まり具合と弾道の高低、スピン量の増減です。そして、人間工学的にはタイミングの取り方(取りやすさ)に影響を与える重要なパーツではないかと思っています。ちなみに、シャフトが良く分らない人にお勧めなのは、何かを補正するために設計されたものよりも、癖がなくニュートラルに設計されたシャフトです。

 

 

 

 

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