マーク金井blog

2023年02月13日超私的な考察  ヤングタイマーなドライバーは一体いつまで使えるのか!?

今でも充分現役で使えます。その理由は?


温故知新ではありませんが、この所、ヤングタイマーなドライバーを使ってプレーする機会が増えました。先週のラウンドではキャロウェイのビッグバーサC4(2002年)、FTツアー(2010年)、ピンのG10(2007年)そしてフォーティーンのCT112(2012年)の4モデルを赤羽ゴルフ倶楽部に持ち込んで使いました。

 

 

 

 

いずれのモデルも10~20年前に発売されたドライバーですが、使用するのにまったく問題はありませんでした。あと10年ぐらいは使えそうです。

 

 

 

最新モデルに比べるとパフォーマンスは少し劣りますが、まったく飛ばないなんてこともありません。

 

 

 

 

そして、ヤングタイマーなドライバーに共通するのはヘッドの構造がシンプルなことです。FTツアーこそカーボンコンポジットの2ピース構造ですが、それ以外の3モデルはフルチタン。ソールにバッジの類いはついてませんし、重量調整用のネジもついてません。破損や剥離の可能性があるパーツが付いてないので、長く使っても壊れづらくなっています。

 

 

 

対して、今どきのドライバーはヤングタイマーなドライバーと比較すると構造が複雑になっています。製造技術が進化し、そして設計の自由度が増したからだと思いますが、ヘッドの部品点数が多くなっています。ヤングタイマーなドライバーに比べると、クラウンやソール部分は素材がかなり肉薄です。構造的には、ヤングタイマーなドライバーよりも耐用年数が長くなりづらいのではないかと超私的に思っています。

 

 

 

 

超私的には今どきのゴルフクラブ、特にドライバーはF1とかレーシングカーの作りと似てきたと感じています。飛びのパフォーマンスを上げるためには必要なことだと思いますが、それのトレードオフとして耐久性のパフォーマンスを上げづらいモノ作りがなされているような気がします。

 

 

 

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2023年02月10日超私的な考察  ゴルフクラブの売れ行きに大きな影響を与えるのは○○○○です!?

どまっすぐ!というべきところを、”ど真ん中”と間違えて連呼しておりますが

間違いなく曲がらないシャフトみたいです!

 


日曜日に続き、昨日の赤羽薄暮もドライバーを2本持ち込んでプレーしました。1本は短尺スチールシャフトを装着したキャロウェイのFTツアー。もう1本はキャロウェイのビッグバーサC4です。FTツアーはボディがカーボンでフェースがチタン。発売されたばかりのパラダイムと同じ構造のドライバー。

 

 

対する、C4はフェースもボディもカーボン素材。テーラーメイドのステルスシリーズよりも20年も前に発売されたヤングタイマーなドライバーです。

 

 

 

 

C4は専用のスリーブが必要なので、今となってはリシャフトできません。純正シャフトのままでの試打となりますが、改めて、使ってみて感じたのが

 

 

 

 

インパクト音とボール初速には何の因果関係もないことです。

 

 

 

 

 

昨日のラウンドでもそれが証明され、C4でもちゃんと打てばちゃんと飛びました。と言うよりは総重量が軽いこともあってヘッドスピードは上がりますし、何よりも低スピン弾道が打てるのでアゲンスト風でも飛距離が落ちません。

 

 

 

20年以上前のドライバーですが、今でも十分な飛距離性能を誇っています。あえて違いを上げるならばチタンドライバーとはまったく異質なインパクト音とフェースの弾き感です。チタンに比べると音が静かで(音が鈍い)、チタンに比べると弾き感が乏しい(物足りない)。

 

 

 

C4(カーボンヘッド)はチタンに比べると、音と手応えが劣っていると勝手に認識してしまうゴルファーが圧倒的に多く、それが不人気につながったのでしょう。

 

 

 

 

 

大部分のゴルファーは音や弾き感と飛距離には関連性があると勝手に認識しているのです。別言すると、ごくごく一部のゴルファーを除けば、ロジカルに飛距離性能を判断しているのではなくて、ヒューリスティックに飛距離性能を判断しているのです。ヒューリスティックを乱暴に訳せば、ロジカルな根拠が不確定な先入観や「思い込み」です。

 

 

 

C4はヒューリスティックな面でゴルファーからネガティブなイメージを持たれ、それが不人気につながったと分析するのが正しいのではないかと超私的に思っています。

 

 

 

 

逆に言えば、売れるクラブを作る極意はリアルな飛距離性能の高さはもちろんのこと、それ以上に大事なことはヒューリスティックに「飛ぶ」と感じさせるドライバーを作ることです。

 

 

 

 

誤解恐れずに言えば、大ヒットしたゼクシオは本来の性能の高さはもとより、ヒューリスティックな部分(澄んだインパクト音、弾き感の良さ)でもアドバンテージがあったから、20年もの間、売れ続けているのとも言えます。

 

 

 

 

ゴルファーに限らず、人間はあらゆる場面でヒューリスティックな処理をしがちです。それを考えると、売れるドライバーを作る上で求められるのは、リアルな飛距離性能以上に、ヒューリスティックを意識したモノ作りが必要不可欠ではないかと超私的に思っています。

 

 

 

 

C4を世に送り出したキャロウェイが20年経過してもカーボンフェース(カーボンウッド)のドライバーを作らない(市場投入しない)のは、昔も今もヒューリスティック的に不利だと判断しているのでしょう。

 

 

 

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2023年02月08日超私的なヤングタイマー試打  キャロウェイ ビッグバーサC4ドライバー

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土曜日、日曜日と赤羽ゴルフ倶楽部でプレーし、月曜日は朝イチの新幹線でガーラ湯沢で早朝スノボ。毎年この時期はゴルフとスノボの二刀流の日々を過ごしていますが、日曜日のラウンドではドライバーが二刀流でした。

 

 

 

 

1本は赤羽での絶対エースである短尺スチールを装着したキャロウェイのFTツアー。

 

 

 

 

もう1本はキャロウェイのビッグバーサC4です。

 

 

 

 

 

C4はフェースもボディもカーボン素材。カーボンヘッドの意欲作として2002年に発売。テーラーメイドのステルスよりもはるか昔にカーボンヘッドで登場したドライバーです。

 

 

 

 

マーク金井はこのC4をフロリダで試打。キャロウェイが主催する新製品お披露目イベントに招待され、1ホールだけですがアニカ・ソレンスタムとこのドライバーを一緒に打ちました。撮影を兼ねたのでアニカには3球打ってもらいましたが、すべてフェアウェイど真ん中に着弾したのを今でも鮮明に覚えています。

 

 

 

 

当時はチタンヘッド全盛だったこともあってC4のセールスは芳しくありませんでした。同じ時期に発売されたチタンヘッドのゼクシオは大人気でしたが、カーボンヘッドのC4は不人気。カーボンの斬新さよりも、ボコッという鈍いインパクト音がアマチュアゴルファーには受け入られなかったのです。

 

 

 

 

さて、このC4。

 

 

 

 

チタン全盛の時に登場させたことを考えるとまさにパラダイムシフトしたかのようなドライバーではないかと超私的に思っています。マーク金井も1本所有していますが、20年経った今でも古めかしさはまったくありません。まさにヤングタイマーなドライバーです。

 

 

 

 

では、実際に打ってみてどうなのか?

 

 

 

 

キャロウェイの最新作、パラダイムよりも飛距離が出るということはありません。

 

 

 

 

クルマのヤングタイマーがそうであるよりも、最新モデルに比べるとパフォーマンスは少し劣ります。しかしながら、最高飛距離ではななく安定した飛距離という意味では、今でも充分なパフォーマンスを発揮します。

 

 

 

 

インパクト音が静音なのは好みもありますが、慣れてくると違和感ありません。そして静かな音とは裏腹にボール初速は思った以上に出てます。赤羽でFTツアーと打ち比べると、距離の差はほとんどありませんでした。視覚的にはC4の方がボールが力強く飛び出すことも多々ありました。

 

 

 

 

C4は徒花(あだばな)だったのか、、、それとも時代を先取りしすぎたのか、、、、

 

 

 

 

セールス的には大失敗に終わりましたが、ヤングタイマーとして考えると今でも十分使い勝手が良いドライバーです。

 

 

 

 

超私的にはハイバック系のヘッド形状は構えやすく、そして金属プレートのソールのおかげで低重心。低スピン弾道が打ちやすいのでイメージ通りの低い弾道でランがしっかり出てくれます。1ヤードでも遠くに飛ばせるクラブではありませんが、風に強い弾道が打ちやすく、フェアウェイキープしやすいドライバーであることは間違いないです。

 

 

 

C4はセールス的には失敗作だったかも知れませんが、ゴルフクラブの進化を語る上では欠かせないドライバーであると超私的に思っています。

 

 

 

 

ちなみにマーク金井が所有しているC4はUS物でロフト9度。シャフトは純正のSで振動数は280cpm。これでもかってぐらい硬いシャフトなんですが、意外にもタイミングが取りやすいのでヘッドスピードを落としても打ちづらく感じませんでした。

 

 

 

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2023年02月06日超私的な衝動買い  ワークマンAERO STRETCH ウオームジョガーパンツ

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土曜日は早朝で9ホール、続く日曜日は朝イチのスタートで18ホールを赤羽ゴルフ倶楽部にてプレー。赤羽を18ホールプレーするのは年に1~2回で、今回はゴルフ場からいただいたお誕生日券を使わせていただきました。

 

 

 

 

土曜日はオンライサロンのプライムメンバーとのプレーでしたが、同伴者の一人が履いていた防寒パンツがなんとも暖かそう。聞けばワークマンの防寒アイテムということなので、プレー後にゴルフ場から一番近いワークマンのお店へ。

 

 

 

 

サイズ合わせで試着するやいなや衝動買いしたのがこれです。

 

 

 

 

ワークマンAERO STRETCH ウオームジョガーパンツ
(税込み1900円)

 

 

 

色はネイビーとウールグレー(濃いグレー)の在庫があったので、迷わず後者を選択。細身シルエットのタグがついていたので、まずはLLを履いてみたら、、、これがジャストサイズ。ウエスト86センチと表記されてますが、実際に履いてみたらウエスト82ぐらいがちょうど良い感じ。この防寒パンツのLLはUNIQLOのスキニーパンツのLとほぼ同じぐらいです。

 

 

 

この防寒パンツ

 

 

 

 

値段が安いのもさることながらデザインが秀逸。ジョガーと明記されてますが、一般的なジョガーと違って裾口はリブ編みになってません。つま先側はスキニーパンツと同じ感じでスッキリ。かかと側だけがリブ網になっているという凝った作りです。ちなみにデザインされたのは、ワークマン公式アンバサダーであるファッションアナリストの山田耕史さんだそうです。

 

 

 

 

風合いはウール調ですが材質はポリエステル90%、レーヨン10%。生地は横方向へのストレッチ性が高いので、ゴルフスイングにはかなり適しています。

 

 

 

 

購入後、ネットで調べてみたらブラック(黒)もラインアップしていることが判明しました。オンラインストアは販売終了しているみたいなので、これから店舗で探してみたく思っています。

 

 

 

 

防寒パンツを購入した時、すでに着用しているウールのロングタイツもまとめ買いしました。昨シーズンまではヒートテックを着てましたが、この冬からは靴下をウールにしてから、アンダーウエアもウールに替えました。保温力はヒートテックの方がやや勝るかと思いますが、ウールの方が肌にやさしく、そして汗冷えしないが気に入ったからです。

 

 

 

ウールは毛玉ができやすいのが少々気になりますが、長年冬場に悩まされていた足のかかとのひび割れがものの見事に解消されました。冬場はマーク金井ではなくウール金井でいきます(笑)

 

 

 

 

 

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2023年02月03日超私的な考察  なぜ今どきのドライバーはカーボン素材を多用するのか!?

 

素人のゴルフのある意味極意かもしれません↓


お正月休みが明けたかと思ったら、もうすでに2月に入っています。この時期は寒さがもっとも厳しく、ゴルフをするのには防寒対策が欠かせません。今年は、ウールの靴下、ウールのタイツ、ウールのシャフトを新たなアイテムとして投入してますが、これが大当たり。ウールは油分を含んでいるからでしょう。かかとのひび割れに悩まされることがなくなました。そして汗をかいた時にも乾きやすく、汗冷えしなくなりました。

 

 

 

 

今さらながらウール(メリノウール)繊維のありがたみを感じておりますが、唯一気になるのは毛玉ができやすいこと。ウール繊維は選択を重ねるごとに毛玉が増えてくるのを避けられません。繊維の特性だから致し方ないとはいえ、この点だけは少しモヤモヤしています。

 

 

 

 

防寒用のアンダーウエアでは化学繊維と天然繊維とを選ぶことができます。どちらにもメリット、デメリットがあるから併売されているのだと思いますが、ゴルフのドライバーに関しても2つの素材がしのぎを削っています。

 

 

 

 

今どきのドライバーヘッドに使われる素材は、、、

 

 

 

 

 ・ひとつは金属素材のチタン
 ・もうひとつは炭素繊維のカーボンです

 

 

 

 

 

 近年はチタンとカーボンを組み合わせたドライバーヘッドが多いですが、フルチタンもあります。対してフルカーボンのドライバーはかつてはありましたが、今はありません。

 

 

 

 

テーラーメイドのステルス2にしてもキャロウェイのパラダイムにしてもカーボンとチタンの両方の素材を使っています。ちなみに、ステルス2は前作よりもカーボンの専有面積を増やし、パラダイムは極薄カーボンを筒状にしてヘッドの中央部分に採用しています。

 

 

 

 

 

カーボンは比重が軽く設計の自由度が上がるとメーカー側はアピールしています。たしかに、金属のチタンに比べるとカーボンの方がはるかに比重が軽く、カーボンの専有面積を増やした方が余剰重量を生み出せ、設計の自由度を上げられます。

 

 

 

 

ただし、カーボンとチタンを組み合わせてヘッドを作れば、それだけで慣性モーメントが大きくなるとは限りません。物体(ヘッド)の外周に重量を多く配することで慣性モーメントの数値は大きくなりますが、カーボン素材を採用せずとも数値を大きくすることは可能だからです。

 

 

 

 

実際、かつてのナイキのドライバーはフルチタンのヘッドでルール上限の慣性モーメントを達成しています。

 

 

 

 

では、なぜヘッド素材にカーボンを多用するドライバーが増えているのか?

 

 

 

 

超私的に設計の自由度に加え、新しさをアピールできるからではないかと思っています。別言すれば、フルチタンだと目新しさを出すのが困難になってきたのでしょう。フルチタンドライバーが市場を席巻したのが1993年前後。すでに30年以上経過しているわけですから、、、、、

 

 

 

 

ゴルフクラブに限りませんが、新製品には目新しさが欠かせません。カーボン素材というのは素材そのものにもメリットがありますが、加えて、チタンよりも目新しさをアピールしやすいという点も見逃せないのです。

 

 

 

 

2023年の新作ドライバーは足並みを揃えるかのように、チタンとカーボンを組み合わせたヘッドになっています。もちろん各社とも、それぞれ独自性を出したモノ作りがなされてますが、慣性モーメントの数値や重心特性を計測してみると、見た目ほど大きな差はありません。ヘッドの性能に関しては、30年前よりも現在の方が同質化しつつあるのです。

 

 

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