マーク金井blog

2023年03月20日超私的な考察  コントロールショットの距離感を良くするために必要なこととは!?

 

100ヤード何番で狙っていますか?

 

 


土曜日は雨が降る中、千葉市民ゴルフ場にて9ホールプレーしてきました。土砂降りというほどではありませんが、傘とレインウエアが欠かせないコンディションで、全天候用グローブを3ホール毎に取り替えました。

 

 

 

フェアウェイは所々に水が浮いてましたが、ベントグリーンは完璧な仕上がり。水が浮いた箇所はひとつもなく、転がりは極めてスムーズ。おかげでアプローチとパットの距離感ミスはゼロで、2バーディー、ノーボギーでホールアウトできました。

 

 

 

 

 

千葉市民は距離が短いのでセカンドで大きなクラブを持つホールはひとつもありませんが、セカンドが100ヤード以内のホールがいくつかあります。スコアメイクするにはアイアンとアプローチの距離感が求められます。

 

 

 

 

マーク金井の場合、7本でプレーしているのでフルショットを打つことはほどんどなく、ティショットからパッティングに至るまで、コントロールショットを打っています。

 

 

 

 

さて、、このコントロールショットの距離感。

 

 

 

 

説明するまでもありませんが、距離をコントロールする感覚を養うのにまず必要なのは、ひとつのクラブでいろんな距離を打つこと。

 

 

 

例えば、7番アイアンで100ヤードを打ったり、50ヤードを打ったり。ドライバーで150ヤードを打ったりもしょっちゅうしてます。習うよりも慣れろではありませんが、距離調節の感覚を養うには、それなりの練習量が必要です。パットではいろんな距離を任意に打ち分けますよね。それと同じことをアイアンやウエッジでやることが、コントロールショットの距離感を磨くことにつながります。

 

 

 

 

そして、任意の距離(コントロールショット)を打ち分ける時に心がけているのは、インパクトの強さで距離調節をしないこと。下半身を動力とし、身体の回転速度を調節することで距離を打ち分けるようにしています。

 

 

 

 

飛ばさない時ほど身体の回転速度を遅くし、身体の回転速度に合わせて腕を振り、クラブを振っています。

 

 

 

 

超私的にはドライバーでコントロールショットを打つようになってから、アイアン、ウエッジの距離感が劇的に良くなりました。ドライバーだとほんのわずかな力の出し方で、距離が10~20ヤードも変ってしまうからです。ドライバーで距離調節が上手くできるようになると、アイアン、ウエッジの距離調節は非常に簡単になるのです。

 

 

 

 

ドライバーはフルショットするためのクラブと思っている人が少なからずいますが、そんな決まり事はありません。ドライバーで100ヤードを打ってもいいし、150ヤードを打ってもいいのです。実際、マーク金井は200ヤード以下のパー3でもしょっちゅうドライバーを使っています。

 

 

 

超私的には、スコアメイクに本当に必要なのはフルショットが上手くなることよりもコントールショットが上手くなることではないかと思っています。そしてコントロールショットの技術を磨くには、クラブの本数を減らしてプレーすることではないかと思っています。

 

 

 

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2023年03月17日超私的な提案  ツアープロの飛距離を制限するならボールよりも○○○と○○です!!

50ヤード以内を3打で上がる


改めて説明するまでもありませんが、野球の世界ではプロとアマでは道具のレギュレーションが異なります。アマは金属バットでプレーできますが、プロは金属バットは使えません。昔ながらの木製バットでのプレーが義務付けられています。バットに関してはダブルスタンダードです(アマが木製バットを使うのはOK)。

 

 

対して、ゴルフは今のところプロもアマと区別はなく、クラブに関してもレギュレーションは同じです。野球のようなダブルスタンダードはありません。

 

 

 

ところが、ここにきてダブルスタンダードな事案が生まれる可能性が高まってます。具体的に言うと、

 

 

 

全英オープン(The Open Championship)を主催するロイヤル・アンド・エンシェント・ゴルフ・クラブ(R&A)と、ゴルフ規則を作成している全米ゴルフ協会(USGA)は、「モデルローカルルール(MLR)」の一つとして、飛距離がダウンするように調整されたボールを使う選択肢を各大会の主催者に提供する提案を発表したのです。

 

 

 

 

テストの段階では、飛距離が平均14~15ヤード落ちることが見込まれているそうで、採用された場合、ルールは2026年1月から施行されるとのことです。

 

 

 

 

ツアープロの伸び続ける飛距離に対応するために、ボールで飛距離の制限をかけるという試みですが、実施に踏み切るのはかなりハードルが高いような気がしてます。飛ばないボールを作るのには膨大なコストがかかるのに加えて、複数のメーカーが参入するのが難しいからです。もしも飛ばないボールを作るというのであれば、現行のボールよりも少し大きくすることと、軽くすることを提唱したいです。

 

 

 

ボールのサイズを少し大きく、そして軽くすればそれだけで空気抵抗が増し(スピン量が増えやすく)、飛距離が落ちるからです。

 

 

 

 

超私的には、ボールよりもクラブに制限をかけた方がプロにもアマにもメリットがあるのではないかと思っています。具体的に言うと、、、

 

 

 

ドライバーのロフトは15度(もしくは17度)以上。
 パターを除くクラブの長さは43インチ(もしくは42インチ)以下。ヘッド体積は400CC以下

 

 

 

 

別言すれば、3Wのようなクラブを一番飛ばせるクラブの位置付けにするのです。

 

 

 

 

ツアープロの場合、ドライバーと3Wの飛距離差は20~30ヤードほど。ボールはそのままでも、ロフトと長さに制限をかければ、それだけで現状よりも飛距離を落とせるようになるからです。

 

 

 

 

加えて、3Wのようなドライバーが新たなクラブとして位置付けられれば、各メーカーはこぞって新製品を作ります。プロにとっては飛距離ダウンのためのクラブですが、これはアマチュアにも役立ちます。この手のクラブはセカンドドライバーとして位置付けられ、フェアウェイキープに使い勝手が良いクラブとなります。

 

 

テーラーメイドが少し前に発売したミニドライバーは予想以上にヒットしましたが、ミニドライバーは他のクラブとの親和性が高く、クラブセットの流れも良くなります。飛距離のアドバンテージはありませんが、ティショットでのミスを減らせるので、スコアメイクもしやすくなるのです。

 

 

 

 

3Wのようなロフトと、3Wのような長さのドライバー。これがツアープロのドライバーのデフォルトになった方が、ゴルフ場にとっても、ゴルファーにとってもメリットが大きい超私的に思っています。

 

 

 

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2023年03月15日超私的な総括  ジャパンゴルフフェア2023で衝動買いしたくなったモノとは!?

今回のヤングタイマーは?


 

WBCが盛り上がっている最中、ゴルフ業界の最大イベントである「ジャパンゴルフフェア2023」(JGF)がパシフィコ横浜にて開催されました。今回から有料になりましたが、3日間ともこれまで以上に多くの人が足を運んで下さり、会場内は活気に溢れてました。

 

 

 

マーク金井は土曜日と日曜日、リンクスのブースと、ブッシュネルゴルフのブースにてトークショー&じゃんけん大会を実施。多くの方が参加して下さったおかげで、大いに盛り上げていただきました。改めて、御礼申し上げます。

 

 

 

トークショーの合間には会場内をこれでもかってぐらい歩いて回りましたが、フェアの目玉企画である試打はあえて控えました。どのメーカーのブースとも予約が大盛況で、お邪魔してはいけないと思ったからです。

 

 

 

 

ちなみに、ピンのフィッティングは試打しなくても受けられるので、列に並んで体験しました。ボールは打ちませんが、腕の長さ、手の平の大きさ、指の長さを測っていただき、適正ライ角の目安、そして自分にちょうど良いグリップの太さのアドバイスを受けました。

 

 

推奨されたライ角は標準のよりも2~3度アップライト、推奨されたグリップの太さは標準よりも2サイズ太いモノ。どちらも、いつものスペックとほぼ同じ。簡易フィッティングではありますが、精度はけっこう高かったです。

 

 

 

JGFの会場内で、マーク金井が超私的に手に入れたくなったアイテムは2つです。

 

 

 

ひとつはショッカーのヘッドカバー。

 

 

 

 

マーク金井のヘッドカバーとマーカーを作っていただいたこともあるホクシン交易さんのブースで展示されてて、一目惚れ。中学生の頃、一番最初の仮面ライダーを観てた人間にとっては、なんとも懐かしいデザインが気に入ってしまいました。今までキャラクターデザインのヘッドカバーを使ったことはほとんどありませんが、ヤングタイマーなドライバーに装着したくてウズウズしてます。

 

 

 

 

 もうひとつは、RapsodoGOLFのMLM2 PRO。

 

 

 

 

手の平にも乗せられる小型のモバイルローンチモニターです。「計測は力になる」というキャッチコピーをひっさげて、国内でも4月頃から発売予定の弾道計測器です。

 

 

 

 

サイズが小さいことに魅力を感じたのですが、驚いたのがドップラーレーダーとハイスピードカメラの両方を搭載。これには正直驚きました。何故かと言うと、このサイズで3桁の高額弾道計測器と同等な機能が搭載されているからです。

 

 

 

 

 

お値段は10万円以下。エンドユーザーを強く意識した価格も魅力的です。スマホとの連動性も高い所が気に入りました。

 

 

 

 

もちろん、値段が安いというのはメリットばかりではありません。「安い分だけ性能もそれなり、、、」というのでは「安物買いの銭失い」になりかねないからです。

 

 

 

 

アナライズには高速度カメラで弾道計測する「ディテクト」が2台あります。性能を比べてみたくなったので、JGFの会場内にて予約購入しました。手元に届き次第、どんなことをやってくれるのか、計測精度はどれぐらい高いのかを届き次第、じっくりとテストしてみたいと思います~。

 

 

 

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2023年03月13日超私的な考察  ゴルフは思っていることの真逆が起こる、、、その理由とは!?

今回のヤングタイマーは?


ゴルフ業界の一大イベント「ジャパンゴルフフェア2023」が先週の金曜日、土曜日、そして日曜日に開催されました。マーク金井は3日間とも会場に足を運び、土日はリンクスのブースと、ブッシュネルゴルフのブースとでトークショー&じゃんけん大会を実施しました。

 

 

 

じゃんけん大会ではいくつもグッズを用意しましたが、そのひとつとして持参したのがこの本です。

 

 

 

 

あなたのゴルフを上達に導く45(シンゴ)の言葉
SHINGO IZM(シンゴイズム)
片山晋呉&マーク金井著(マイナビ)

 

 

 

 

この本は片山晋呉プロの言葉をマーク金井が翻訳、解説した体裁になっており、ゴルフに関する核心をついた45の言葉がちりばめられています。今でもことあるごとに読み返し、読む度に新たな発見、新たな視野を得ています。

 

 

 

 

トークショーでもこの本の中にある語録を紹介させていただきました。

 

 

 

 

土曜日に紹介したのが、、、

 

 

 

 

 語録23
 ゴルフは思っていることの真逆が起こる

 

 

アマチュアゴルファーのみならず、片山プロでさえ「ゴルフは真逆のことが起きる」と考えているのです。例えば、右にいかたくないと思うほどに右へのミスが出やすいという風に、、、、

 

 

 

右を嫌がるほどに右へのミスが出るのは、クラブを振り抜く方向が少なからず影響しています。右に行かせたくない時ほど左に振り抜く度合いが強くなり、その結果、アウトサイド・イン軌道のカット打ちになるからです。

 

 

 

左を嫌がるほどに左のミスが出るのも同じです。左に行かせたくなほど左に振り抜けなくなり、その結果、インサイド・アウト軌道で球が捕まり過ぎるためです。

 

 

 

この現象は、ゴルファーが本能的にやってしまう動きなので、アマチュアはもちろんのことプロでも起こりがちなのです。

 

 

 

ゴルファーはボールを打ち出したい方向にクラブを振り出そうとする習性があります。
この習性を止めるのは容易ではありません。なのでマーク金井の場合、右に行かせたくない時ほど右にボールを打ち出すことを意識し、左に行かせたくない時ほど左にボールを打ち出すことを意識しています。

 

 

 

危険な方向にボールを打ち出すのは勇気が必要ですが、怖がらないでやりきれば真逆のミスをかなりの確率で減らせます。

 

 

 

 

ちなみに、ゴルフだけでなくスノボでも真逆のことがしょちゅう起こり、その典型が逆エッジです、、、(汗)

 

 

 

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2023年03月10日超私的な考察  ゴルフでは寒くても右手にグローブをしないのは何故なのか!?

今回のヤングタイマーは?


昨日はガーラ湯沢(新潟県)にて早朝スノボ。関東エリアだけでなく、新潟も気温が一気に上がっており朝8時の時点ですでに気温が10度近くありました。気温の上昇に伴いゲレンデコンディションも春ならでという感じで、半袖で滑りたくなるような陽気でした。

 


 

もちろん転んだ時の事を考えると半袖にはなれませんし、素手にもなりません。どんなに暖かくてもスノボウエアを着込み、そして両手にはグローブを着用します。

 

 

 

 

さて、このグローブ。

 

 

 

 

当たり前ですが、スノボやスキーでは両手にします。対して、ゴルフはどうでしょう。アマチュアの女性ゴルファーには両手着用の人もいますが、男性ゴルファー、そしてプロに関しては男女ともに両手にグローブをする人はまずいません。

 

 

 

 

右打ちの場合、グローブをはめているのは左手だけというのが当たり前になっています(もしくは素手)。

 

 

 

 

では、なぜゴルファーは右手にグローブをしないのか?

 

 

 

 

ゴルフは「左手だけグローブするのがきまりだから」と思っている人もいるみたいですが、そんな決まりはありません。両手にグローブしてもルール違反にはならないですし、もちろん素手でもOKです。

 

 

 

 

にも関わらず、大多数の男性ゴルファー、そしてプロは右手にグローブをしません。どんなに寒くても右手は素手です。ちなみにマーク金井の場合、寒い時は右手に手甲をはめますが、右手の平の部分は素手と同じです。

 

 

 

 

右手にグローブをしない理由、それは右手の指先の感覚、手の平の感覚を大事にしたいのからではないかと思っています。

 

 

 

 

グローブを着用するとグリップと手の間に介在物が入りますが、この介在物が邪魔だから右手に手袋をしない(したくない)のではないかと超私的に思います。

 

 

 

 

ゴルフスイングは手打ちは良くないとか、インパクトで手先が余計な動きをしない方が良いと言われてますが、もしも手先が本当になにもしなくていいのならば、右手にグローブをしてもいいはずです。にも関わらず、どんなに寒くても右手にグローブをしないということは、、、、利き手側の手や指先の微細な感覚をゴルファーが求めているかではないかと思っています。

 

 

 

 

手や腕を動力として使うのは好ましくありませんが、手や指先の感覚をまったく無視してスイングすることもできない。だから、右打ちのゴルファーは右手にグローブをしない(したくない)のでしょう。

 

 

 

 

ちなみにスノボも手や腕の動きが重要ですが、グローブは両手に必ずします。防寒のタメですが、加えて、ゴルフほどは手や指先の微細な感覚が求められないからだと思います。

 

 

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