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2017年12月17日超私的な考察 夏場と冬場では飛距離はどれぐらい変わってくるのか?

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今週はアナライズセミナーウイーク。昨日は「脱アンダー星人セミナー」「飛距離アップセミナー」を実施し、今日は「初心者セミナー」「ゴルフの竪琴セミナー」を実施致します。慌ただしい12月の週末にも関わらず4つのセミナーとも満員御礼。嬉しい限りです。

 

今週は水曜日に茨城GC西コース(茨城県)、金曜日はよみうりCC(兵庫県)でプレーしました。場所は違えどもコース設計はどちらも上田治。バンカーの配置やグリーン回りの造詣には共通点があることを再確認できました。そして、再確認と言えば、茨城GCでは、1打1打のショットの距離と方向を正確にデータ集積できる、「Arccos 360」を体験しました。T島ブログでも紹介されていますが、このデジタルガジェットはセンサーをグリップエンド部分に装着し、ショットを打った地点をGPSで計測。ドライバーからウエッジ、パターに至るまでのスタッツを集積してくれます。

 

茨城では9ホールのプレーでしたが、各番手の飛距離はこんな感じでした。

ドライバー  263y
17度のUT  200y
20度のUT  169y
7番アイアン 123y
8番アイアン 132y
9番アイアン 64y
PW     102y
SW     65y

9ホールのプレーでのスタッツなので(使用頻度が少ない)、「なにこれっ」っていう数値もありますが、使用頻度が多かったドライバーとPWに関しては、自分の体感と実際の距離がほぼ一致してます。夏場と冬場の飛距離を比較すると、

 

冬場の飛距離のナイスショット時の目安は、

ドライバー  250y(平均飛距離は235y)
PW     105y(平均飛距離は105y)

 

半ズボンを履いてる時のナイスショットの時の目安は、

ドライバー  260~270y(平均飛距離は255y)
PW     115y(平均飛距離は115y)

 

ドライバーもPWも夏場に比べると冬場は10~15yぐらい飛びません。他のクラブに関しても、冬場は飛距離は10~15y飛ばないという計算でクラブ選択をしています。ただし、ドライバーに関しては冬場の方が飛ぶことも多々あります。冬場はキャリーが確実に出なくなりますが、地面が固いのでランがものすごく出る時があるからです。茨城でのプレーでドライバーが飛んだのは、下り斜面にキャリーしたホール(西の1番と7番)で落下後のランが40ヤードぐらい出たので距離が280ヤードを超えてました。これで平均飛距離が伸びたのです。

冬のゴルフでは夏と同じ距離を求めるのは得策ではありません。夏場の距離を基準にしてしまうと、力んだり、スイングのバランスを崩してしまうからです。夏場で8番でちょうどいい距離ならば7番を持てばいいだけです。夏場よりも1クラブ大きいクラブを選択した方が、力まないでスイングできる分だけ距離感、方向性も安定します。

 

ドライバーも同じく15y飛ばないぐらいでナイスショットと言うイメージで打ちますが、
状況によっては飛距離をガッツリ稼げます。前述にしたように冬場は落下のランを稼げる時があるからです。日陰で地面が固い所、下り斜面に上手くキャリーさせることができれば、40ヤード以上のランが出てくれ、夏場よりも遠くに飛ばせるのです。

 

冬場はボールが飛ばなくて当たり前です。「SHINGO IZM」の取材で片山晋呉プロをインタビューした時、「夏と冬ではアイアンのキャリーは10ヤード以上変わる」と話して下さいました。プロでさえ冬場は距離が落ちるのです。厚着をしている、気温が低くて身体の動きが鈍くなってヘッドスピードが落ちるのが主たる原因だと思いますが、感覚的には寒くなるほど、ヘッドスピードが同じでもキャリーが出づらくなる感じがします。

冬のゴルフで一番大事なのは、自分の飛距離を目安を季節に応じてアジャストすることです。そして冬場は夏場よりも飛距離が1割ダウンする分だけ、スコアもハーフ2打ぐらい多くて当たり前と思っている人の方がの方が、冬場のスコアが安定してくるでしょう~。

 

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2017年12月14日超私的な提案 チップインが出やすいウエッジとは一体どんなウエッジなのか!?

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昨日は、つくばエクスプレスに乗って茨城ゴルフ俱楽部(西コース)でラウンドしてきました。茨城GCを設計したのは西の名匠、上田治。西の名匠と言われているぐらいですから設計したコースは西日本に多いのですが、茨城GCは東日本の代表作です。開場したのは1962年。上田氏が設計した中では3番目に古いコースで、東京オリンピックの2年前に出来上がっています。

 

茨城は東コースと西コースがあり、昨日プレーしたのは西コース。今年の国内女子ツアー「サロンパスレディス」が開催されています。インからスタートでしたが、出だしでアプローチがチップイン。このチップインを皮切りに、7番、8番でも連続チップイン。距離はいずれも15~20ヤード。9ホールで3度もチップインしたのはゴルフ歴45年で生まれて初めてのことでした。

 

○ー□ーーー○○△  36
012222002  11

 

チップインが3回もあったおかげで9ホールのパット数は11。これまた今年の最小パット数。ダボとボギーをひとつづつ叩きましたが、寒い冬場のゴルフとしては上出来です。

 

さて、このチップイン。

 

 

チップインはあくまで結果ですが、実は、チップインが出やすいウエッジと、チップインが出づらいウエッジがあると超私的に思っています。手前味噌ですが、今回9ホールで3回もチップインが出来たのは、打ち方もさることながら、クラブにも助けてもらったと感じています。

 

 

 では、どんなウエッジを使うとチップインが出やすくなるのか?

 

 ひとことで言うと、ダフりのミスに強くスピンが強くかかり過ぎないウエッジです!!

 

説明するまでもありませんが、自分のイメージよりもスピンが強くかかってしまうウエッジだと落下後にランが出ません。対して、適度にスピンがかかり、落下後に少しランが出てくれるウエッジならば、スーッとカップ方向にボールが転がる分だけチップインが出やすくなるのです。今回の3度のチップインもSWで打ちましたが、いずれも落下後、スーッと前に転がってくれたので「コロン」とカップに吸い込まれました。

ダフりのミスに強いのに関しては、これはバンス角が影響します。バンス角が強いウエッジを使うと、ダフりのミスに強いだけでなく、ダフり気味に打った時もスピンが適度に入ります。上手く打てた時と、スピン量があまり変わらないので距離感が安定し、これまたチップインが出やすくなる確率を上げられます。

 

ウエッジはスピン性能が大事ですが、スピンがかかり過ぎるウエッジはギュギュッと止まる球が打てる魅力がある半面、上手く打ち過ぎてショートしたり、打点位置が少しズレたり、少しダフってしまっただけで、スピン量が変わってしまう場合が少なからずあります。とにかくスピンをかけて止めたいゴルファーには魅力的ですが、ことチップインを狙うということを考えると、スピンがかかり過ぎるというのは必ずしもメリットにはならないと超私的に思っています。

 

ウエッジになにを求めるかはゴルファー次第です。ツアープロのようにバックスピンでボールが逆走するのに魅力を感じるならば、スピン性能に特化したウエッジがいいでしょう。対して、落下後に少しトロトロっと転がって「コロン」とカップにボールが吸い込まれる回数を増やしたいのであれば、スピンが強くかかり過ぎないウエッジの方がイメージ通りの弾道が打てます。

 

ゴルフは確率のゲームです。

今回、3度のチップインに貢献したのはmmウエッジの56度。ピンのG25やG30のSWもスピンが強くかかり過ぎないのでチップインを狙いやすいウエッジです。ロフトは54~56度ぐらいが、落下後に少しランが出るので距離感が出しやすく、チップインを狙いやすいでしょう~。

 

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2017年12月12日超私的な考察 究極のゴルフスイングとは、一体どんなスイングなのか!?

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一昨日は久しぶりにクルマで行ける米国ゴルフ場、多摩ヒルズで薄暮プレーをしてきました。薄暮9ホールのプレー代は乗用カートフィー込みで約6600円(週末料金)。コースはダイナミックで近隣の桜ヶ丘や東京よみうりに引けを取りません。そして、東京のベットタウンにありながらも、米国でプレーしているような錯覚に陥らせてくれます。

ゴルフ場でプレーするのは約1ヶ月ぶり。背中の筋肉を痛めてしまったため、大事を取ってゴルフを控えてました。背中の柔軟性にはそれなりに自信があったのですが、やはり身体は知らず知らずの内に老化しているのでしょう。アンチエイジングという考え方もありますが、これからは老化した身体に負担をかけず、それでいて効率良くボールを遠くに飛ばせる「仙人スイング」を目指していきたいと思います。

 

「仙人スイング」を一言で言えば、パワーや筋力に頼らず「軽く振っているように見えるのにヘッドスピードがちゃんと出て距離が出るスイング」のことです。物理的に言えば、

 

・てこの原理を上手く使う(角速度を上手く使う)
・遠心力を上手く使う
・作用と反作用の力を上手く利用する
・インパクトでパワーを凝縮させる(パワーを小さく集める)
・インパクト後にエネルギーをできるだけ使わない

 

仙人スイングと対局に位置するのが松山英樹選手やタイガー・ウッズ選手のスイングで、仙人スイングに近いのがシニアになってからの青木功選手のスイングです。青木選手のスイングを見ていると、インパクト後は頑張っていません。打って終わりとまではいきませんが、フィニッシュには力感がないです。

 

では、具体的にはどんな風にスイングすれば仙人スイングに近づけるのか?

 

超私的なことを言わせてもらえば、「打ったら終わり」みたいなスイングです。説明するまでもありませんが、ゴルフのインパクトは衝突。ならば衝突した後は何かをする必要がないと考えているからです。もちろん、パワーがあるならばフォロー、フィニッシュまで振り抜けた方がいいと思いますが、振り抜こうとすればそれなりにエネルギーを使うことになるからです。

 

こんな仮説を立てていたら、FBの投稿でまさに「仙人のようなスイング」を目の当たりにすることができました。

この女性は100歳で年間100ラウンドなされているそうです。ラウンド数もさることながら、ドライバーショットを拝見するとまさに「ゴルフは物理」を実践されており、インパクト時のエネルギー効率が非常に高いです。アナライズの初心者セミナーでもレクチャーしてますが、テークバックで求められるは、

・アドレス位置からクラブを右斜め後方に振り上げること

 

振り上げることで位置エネルギーが発生します。言い換えると、小さいテークバックではボールを遠くに飛ばせません。仙人スイングと言えどもクラブを振り上げるためのパワーは必要です。そして、手首をコックすることが求められます。

 

・下半身からダウンスイングを開始
・ダウンスイングでタメをキープ
・ダウンスイング後半で手元を減速
・手元の減速でシャフトが逆しなり発生した状態でインパクト
・インパクトゾーンで頭が右に残っている
・インパクト後に余計な力を使っていない

 

100歳でゴルフが出来るだけでも素晴らしいですが、このスイングはまさに神の領域のスイングです。まだ、動画だけでしかスイングを拝見してませんが、実際のスイングをぜひともこの目で見てみたく思ってます。

 

ゴルフは物理です。

 

筋力やパワーではなく、物理に頼ったスイングこそがシニアゴルファーにとって理想的なスイングではないかと超私的に思っています。facebookに貴重な神スイングをアップして下さったK澤さん、本当にありがとうございます~。

 

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2017年12月10日超私的なインプレッション iPhonexを3日間使ってみて分ったこととは!?

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練習器具ミシュラン 番外編 三枝こころさん出演編 公開開始しました

ゴルフの竪琴の今後の入荷状況ですが、残念ながら不透明です。状況が分かり次第告知します。入荷時期がはっきりしないので予約受け付けておりません。ご容赦いただければとおもいます

(お問い合わせいただいても、申し訳ありませんがこちらも状況がわからないのでお答えできないのでご遠慮いただければ幸いです


12月もあっという間に、今日で約3分1経過してます。国内ツアーは男女とも終わり、来年の出場権をかけたQTも終わりました。ゴルフクラブに関してもほぼ新商品が出そろい、タイトリストの新商品「VG3」も正式発表がなされました。このVG3、発表前にお忍びで拝借することができたので試打をしてますが、かなりポテンシャルが高いです。

最大の特徴はクラウン(ヘッド上部)の構造で、ヒョウ柄(正確にはチータ柄)のように丸い(円と楕円)穴が至る所に空いてます。穴をたくさん空けることで軽量化を測り、その上に薄いカーボンを重ねて貼り合わせることで強度を確保しています。

タイトリストのWEBサイトより転載

クラウンの軽量化自体は多くのメーカーが採用していますが、このような穴あきクラウンはVG3が初めて。重量を軽くするだけならばカーボンクラウンの方が有利なことを考えると、穴を空けてでもチタンを採用したのには、きっと何か理由があるのでしょう。詳しいインプレッションは追ってアップしますが、試打した感じではクラブのバランスの取り方が良くて振り抜きやすく、低重心効果で低スピン弾道で飛ばせます。個人的にはVG3は2代目の出来がすごく良かったですが、それを上回る手応えがありました。

 

そして、手応えつながりで言えば、3日前に購入したiPhoneXも予想を上回る手応えを感じています。iPhoneは初代、4S、6Sに続き、iPhoneXで4台目です。4Sを2年、6Sを2年使ってますので、恐らく今回のiPhoneXも2年は使うつもりです。買い換えた理由は以下の3つ。

 

・経年劣化でバッテリーの持ちが悪い(特に冬場はすぐにバッテリーが減る)
・Androidスマホ(ハーフェイP10プラス)に比べて画面が美しくない
・Androidスマホ(ハーフェイP10プラス)に比べてカメラのパフォーマンスが低い

 

カメラの性能に関してはiPhoneが劣るというよりは、P10プラスが良すぎます。ゴルフクラブに例えるならば、P10プラスのカメラは最新のVG3、iPhone6Sのカメラはパーシモンドライバーぐらい違います。この違いがあるために、スマホを2台持ちするようになりましたし、カメラを持ち歩かなくなりました。カメラに関しては持ち歩かなくなっただけでなく、手持ちのカメラを半分以上断捨離しました(笑)

 

予約後、約3週間後に手にしたiPhoneXはこれっ。

色はシルバー(背面がホワイト)、メモリは256G。カメラのスペックをざっと紹介すると、、

 

12MP広角カメラと12MP望遠カメラ
広角:ƒ/1.8の開口部
望遠:ƒ/2.4の開口部
光学ズーム、最大10倍のデジタルズーム
ポートレートモード
ポートレートライティング(ベータ版)
デュアル光学式手ぶれ補正
6枚構成のレンズ

 

スペック的にはP10プラスとほぼ同じですが、一目惚れしたのがポートレートモード。SoftBankショップで試したのですが、背景のボケ具合が絶妙。簡単な操作でライティングを変えられ、P10プラスには装着されていない望遠レンズが付いているのもgoodです。

 

では、実際に使ってみてどうなのか?

 

すでにFBやInstagramにiPhoneXで撮影した画像をアップしてますが、iPhone6Sに比べると格段に綺麗な写真が簡単に取れます。色目はやや濃く、デジカメの設定で言うところの標準とビビッドの中間ぐらい。テーブルフォトに関してはフルサイズのカメラとまでは言いませんが、APS-Cやマイクロフォーザーズのカメラと比較してもまったく引けを取りません。

 

背景のボケ具合もイメージ通りでgood。もちろん、カメラが良くなっただけでなく、有機ELになった画面もクリアで視認性が上がり、かつ画像の描写も格段に良くなっています。

 

使い勝手に関しては、今のところまだ慣れてません(笑)。ホームボタンが無くなったことで、基本操作がガラッと変わったからです。電源オフ、スクリーンショットの取り方、強制終了、アプリの切り替える方法は「あれっ」ってくらい感じが変わりました。

 

バッテリーの持ちに関しては、新品ということを差し引いてもiPhone6Sよりも良くなった感じがします。サイズはiPhone6sよりも少し大きくなりましたが、グローブサイズが25の人間にとっては、なんとか片手で持って片手打ちができます。

 

iPhoneXのお値段は15万円弱。アップル価格と言ってしまえばそれまですが、Androidスマホ(特にファーウェイ)に比べると、割高感があるのは否めません。しかしながら、デザイン、質感(特に細部の質感)はアップルならでは。高いか安いかと聞かれたら、即座に「高い」と答えますが、「高くても欲しい」とも即座に答えたくなる仕上がりです。

 

3日間しかiPhoneXを使ってませんが、スマホのカメラの進化はとどまることを知りません。余計なお世話ですが、カメラ業界の行く末が心配です~。

 

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2017年12月07日超私的な考察 ロングアイアンの代わりは、FWがいいのか、それともUTがいいのか?

アナライズからのお知らせとお詫び

ゴルフの竪琴ですが、部品メーカーの一部が倒産して入荷が止まってしまいました

今後の入荷状況ですが、残念ながら不透明です。状況が分かり次第告知します。入荷時期がはっきりしないので予約受け付けておりません。ご容赦いただければとおもいます

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飛距離アップセミナーその3配信開始しました

ぜひご覧ください

 

すでにFBなどにもアップしてますが、現在のアイアンを作っています。好評をいただいているmmウエッジの流れを汲んだアイアンで、すでにファーストサンプルが上がって試打も完了しています。この試打で問題なければ量産に移るのですが、今回は金型からやり直しします。フィールドテストの結果はすごく良かったのですが、作り直します。

 

手前味噌ですが、ヘッド形状、ソール形状、バンスの効き具合、ライ角、打感、ミスに対する強さは申し分ありません。ダフりのミスに強く、直進性が高い弾道が打ちやすく、確実にスコアアップが狙えるアイアンに仕上がっています。しかしながら、スイートスポットの位置がフェース中央よりも1.5ミリほどヒール側に偏っていたからです。銅マスター(モックヘッド)の時はフェース中央だったのですが、ファーストサンプルでは何らかの原因で重心位置がほんの少しズレたようです。

 

 

メーカーによっては「捕まりを良く」するために、わざとヒール寄りにスイートスポットを位置させるアイアンもあったりあしますが、マーク金井はスイートスポット位置はフェース中央がベストだと考えています。スイートスポット位置が真ん中にあった方が、ヘッドの挙動をコントロールしやすいですし、何よりも見た目と実際の芯の位置が合致するからです。

 

ちなみに、試作中のmmアイアンは6番からPWまでの5本組。ロフトは、

6番 25度
7番 30度
8番 35度
9番 40度
PW 45度

 

各番手きっちり5度刻みです。5度刻みというのは市販アイアンでは他に例がないと思いますが、5度ピッチにしたのは、番手間の飛距離差を均一にしたかったこと。そして、番手と番手の飛距離差を約15ヤードにしたかったからです。そしてセミストロングロフト設計にしたので、ロングアイアンだけでなく5番アイアンも作りません。このロフトピッチだと5番のロフトは20度になります。ロフト20度だと、アイアンで打つよりもFWやUTで打った方がボールが楽に上がるし、飛距離も安定して出るからです。

 では、ロフト20度以下だとFWとUTならばどちらの方がいいのか?

 

 

今週発売のパーゴルフ(12月19日号)のあなたはどっち? という企画ページで、「ロングアイアンの代わりはユーティリティ? ショートウッド?」というのがあり、ここではクラブコーディネーターの鹿又芳典さんは「ショートウッド派」、PGAのティーチングプロである大本研健太郎さんは「ユーティリティ派」としてコメントされています。それぞれが選んだ理由について語っていますが、それぞれの言い分は的を射ています。ボールを上げること、球を止めたいことを求めばれ、投影面積が大きくて重心が深いショートウッドが適しています。対して、ボールを上げ過ぎたくないこと、ラインの出しやすさを求めれば、ショートウッドよりも重心が浅いユーティリティが適しています。

 

 

では、私が聞かれたならばこう答えます。

 

  • ロフト20度未満はフェアウェイウッド(FW)
  • ロフト20度以上はユーティリティ(UT)

実際、アナライズで販売しているFWはロフトが13度と17度のみ。UTに関しては、18度(限定販売、販売は終了)、21度、24度、27度、30度をラインアップしています。こうラインアップしているのも、20度未満はフェアウェイウッドの方がボールが上がりやすい分だけキャリーが出やすいこと、20度以上はユーティリティのみなのは、UTの方が弾道をコントロールしやすいと考えているからです。

 

 

加えて、FWはロフトが20度以上になってくると、リーディングエッジが前にせり出す度合いが大きく、かつフェース面の丸みが強くなります。このため、アドレスした時にボールがやさしく上がってくれる半面、ゴルファーによっては(特にFWが苦手な人にとっては)、アドレスした時に違和感を感じたり、グリーンを狙いづらく感じたりします。アイアン感覚でやさしさを求めるならば、フェース面がストレートになっているUTの方がイメージを出しやすいし、アイアン感覚でスイングできます。ちなみに、アナライズのマジックマリガンUTはソールにバンス角が付いてます。これにより、アイアンと同じくダフりのミスに強くなっています。

 

 

 ゴルフクラブは見た目も大事です。

 

ロフト20度のクラブをどれにするかは、見た目にもこだわって下さい。FWの方がやさしい、打ちやすいと感じるならばFWUTの方がやさしい、打ちやすいと感じるならばUTを選ぶことをオススメします~。

 

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