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2018年02月18日超私的な考察 アマチュアゴルファーがプロのスイングとかけ離れる理由とは!?

来週月曜日にやります

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日曜日の深夜に羽田を出発し、月曜日と火曜日は平昌オリンピックを観戦。月曜日は女子スロープスタイルの決勝、火曜日は男子ハーフパイプの予選をじっくり現地で観てきました。火曜日の深夜に羽田に戻り、水曜日は神田。木曜日と金曜日は新幹線で函館でスノボとスキーを楽しみ、帰りの新幹線は仙台で途中下車し、サクッと用件を済ませてから神田に戻りました。

 

そして、土曜日はアナライズセミナーデー。11時からは「ゴルフの竪琴セミナー」、1時間の休憩を挟んで「シャフトセミナー ウッド編」を実施。シャフトセミナーと男子フィギュア決勝が重なっていたためテレビ観戦はできませんでしたが、超私的には予選トップの羽生選手が金、予選3位の宇野選手が銀を取ると確信してました。男子のハーフパイプでは顔を62針も縫った大怪我から復活したショーンホワイトが金メダル。滑りももちろん文句なしでしたが、同時に観客をも味方に付けてたからです。羽生選手もしかり。大会会場は日本人の応援団が大挙して観戦。フィギュア会場はあたかも日本で開催しているかのような空気に包まれていたからです。

 

 

スノボのハープパイプにしても、スケートのフィギュアにしても、選手が繰り出す技は難易度が非常に高く、普通の人が真似なんて到底無理です。それに対して、ゴルフスイングというのは、パッと観た感じはスノボの4回転とかフィギュアの4回転ほどは「難易度が高く」は見えません。ゴルフスイングというのは見た目にはシンプルな動きだからです。

 

そして、ゴルフスイングは技術が高い人ほどシンプルな動きに見えるため「見よう見まね」で真似ができそうな感じがします。

 

しかしながら、実際、見よう見まねでプロのスイングを真似られるアマチュアはほとんどいません。大抵のアマチュはプロの真似をしているつもりでも、実際はプロのスイングとは似ても似つかないスイングになっている人が圧倒的に多いです。

 

 では、なぜ見よう見まねでスイングをした時に、アマチュアの大半はプロのスイングとかけ離れてしまうのか?

 

一番の理由、それは、、、、

 

 シンプルに見えるスイングをするには、シンプルに動けばいいと思っていることにあります。このロジックというのはパターの打ち方には当てはまりますが、実は、ドライバーやアイアンショットのフルショットには当てはまりません。

プロのスイングはアマチュアのスイングに比べるとクラブは余計な動きをしません。余計な動きをしないから「シンプルに見える」ということになりますが、実は、余計な動きをしないために、身体はかなり複雑な動きをしているのです。アマチュアの多くはそれが見えていないために、クラブの動かし方を間違い、プロのスイングとは大きくかけ離れてしまうのです。

では、どうすればプロのようにシンプルにクラブと動かせるのか?

 

 クラブをシンプルに動かす(プレーンに沿って動かす)ために本当に必要なことは、身体を複雑に動かすことでクラブをシンプルに動かすことです。そのために、真っ先に意識してほしいことがあります。

 

それは、、、

 

 ゴルフスイングの動きは単純な横と縦だけでないということ。

 

 

ゴルフスイングは身体を横(左右)に回し、腕を上下に動かすという考え方もあるみたいですが、これではクラブはシンプルに動いてくれません。クラブがシンプルに動かないだけでなく、スイングの見た目も複雑になってしまうのです。

 

 

ザ・リアルスイング(奥嶋誠昭著 実業之日本社)でも書かれてますが、スイングの動きは実は複雑で、全身の動きを組み合わせてつくり上げることが求められています。プロはそれをやってのけているから、その結果としてクラブがシンプルに動くのです。

 

ゴルフは物理です。

 

 

クラブをシンプルに動かすためには、まずは「身体を横(左右に回し)、腕を上下に動かす」という考えないこと。そんな風に身体を動かそうとしないことです。言葉にすると簡単に思えるかも知れませんが、実は、身体を横(左右に回し)、腕を上下に動かす癖がついている人は、この癖から脱出するのは容易ではありません。何故かと言うと、この動きでもナイスショットが打てることがあるからです。

 

 

大事なことなので繰り返します。ゴルフスイングは複雑な動きをしない限り、クラブをシンプルに動かすことはできません。ここを正しく理解していないと、たくさんボールを打っても、一生懸命練習しても、プロのスイングに近づくことは限りなく不可能に近いでしょう。

 

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2018年02月15日超私的な平昌オリンピック2018 スノーボード男子ハーフパイプ観戦記

2月9日23時より放送されました。ゴルフコロッセオですが

来週いよいよ決着が! 2月16日23時ですよ

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平昌から電車と飛行機を乗り継ぎ、一昨日、日本に戻ってきました。オリンピックを観戦したのは2月12日の女子スロープスタイル決勝と、女子ハーフパイプの予選。2月13日は男子ハーフパイプの予選を観戦。どちらも会場は平昌郊外のフェニックススノーパーク。ソウルから平昌駅まではKTX(韓国高速鉄道)で約1時間40分。そこから、シャトルバスで約20分で現地に着きます。

 

初日は切符の買い方やシャトルバスの乗り方に不安がありましたが、2日目になるとそんな不安もありません。普通に国内で移動するのと同じ感覚になりましたし、何よりも有り難かったのはボランティアスタッフ。こちらが困っている仕草を見せると向こうから「何かお手伝いしましょうか?」と笑顔で対応してくれます。大会会場はセキュリティチェックも厳しいのですが、その時のスタッフもギスギスした感じは皆無。観客に対するホスピタリティは東京ディズニーランドに引けを取りません。2020年の東京オリンピックも大いにお手本にしてもらいたいです。

 

今回はソウルに宿泊したので、都合4回KTXに乗りました。初日は行きも返りもデッキでの立ち席。2日目は行きがファーストクラス(いわゆるグリーン車)で、帰りがエコノミークラス(いわゆる普通車)。ファーストクラスは1列3席で、進行方向に向かって左側が1席、右側に2席という配列。日本の新幹線はグリーン車でもおしぼりがサービスされるだけですが、KTXではミネラルウオーターとナッツとクッキーが出ました。座席は広々しており、リクラインニングは電動でした。エコノミークラスは1列4席。左右に2席づつ。新幹線の普通車と広さは大体同じぐらいです。ソウルから平昌までの料金は日本円で、

 

ファーストクラスが約4500円

エコノミークラスが約2000円

移動距離を考えると日本よりもかなりリーズナブルです。停車駅のアナウンスは韓国語と英語に加え、日本語でも流れます。高速鉄道だけでなく地下鉄も日本語のアナウンスが流れますし、券売機は日本語にも対応してます。インバウンド(海外からの旅行者)をかなり意識しているのでしょう。

 

 

初日を終え、あまりにも寒かったのでソウルに戻ってダウンコートを衝動買い。日本でもお馴染みのZARAでちょうどいいデザイン、ちょうどいいサイズが見つかりました。値段は日本とほぼ同じぐらいです。ショッピングモールで買ったのですが、ZARAの斜め前はUNIQLO、H&Mもありましたし、無印良品もあります。

 

 

2日目は朝10時のKTXで平昌に移動。駅を下りたら、すぐにシャトルバスがやってきてくれ、予定通りの時間にフェニックススノーパークに到着。さらっと書いてますが、シャトルバスが予定通りに来ることは何よりも観戦者にとっては助かります。

 

 

前置きが長くなりましたが、2日目観戦したのは男子ハープパイプ予選。下馬評では、ショーン・ホワイトと平野歩夢、そしてスコッティ・ジェームスが3強と言われてましたが、それを裏付けるような展開でした。予選は2本滑って良い方の点数を採用されるのですが、予選でもこの3人が頭ひとつリードしてます。予選のスコアは、、、

 

1位 ショーン・ホワイト  98.5
2位 スコッティ・ジェームス  96.75
3位 平野歩夢     95.25

 

いずれの選手も高得点ですが、現地で観戦していて感じたのがトリック(技)もさることながら、着地の重要性と滑走スピード。テレビで観ていると分かりづらいですが、ハーフパイプの斜度はかなり強く急斜面。加えてリップと呼ばれるアールの部分は垂直に近いです。テレビだと横に滑ってクルクル回るという感じですが、実際は滑り落ちながら横に動いてトリックする感じです。

 

 

ハーフパイプはトリックが派手なので目が奪われますが、トリックを決めるのに強い影響を与えるのが着地の場所と滑走スピードです。当たり前ですが、滑走スピードが遅いと高く飛び上がる(パイプからはみ出す)ことはできません。高く飛び上がることが出来ないとトリックしづらくなるのは目に見えてますし、次のトリックにつなげづらくなります。

 

滑走スピードを落とさない為には、、、、

 

 

 できるだけ高い位置(デッキに近い部分)に着地することと、着地姿勢を正しく保つこと。

 

 

これらがちゃんとできていると、滑走スピードが落ちませんし、次のトリックに入りやすくなります。テレビでも最後の最後でターンを失敗している選手が何人もいましたが、これは最後のトリックを失敗したというよりは、それまでのトリックで着地地点が低いこと(ボトムに近いこと)、着地が乱れていることのツケが最終トリック後の着地に影響を及ぼしています。現地で見ていると、「これはラストまで持たない」とか「滑走スピードが足りてない」というのがつぶさに分ります。その結果、トリックの精度が低かったり、着地が乱れるのが予想できました。

 

予選で一番着地の精度が高かったのが平野歩夢。彼の着地は本当にお見事で、雪面に吸い付くように見え、着地姿勢の乱れがまずありません。なので次のトリックへの余裕があり、これがまたトリックの精度を上げてました。対して、ショーン・ホワイトは平野選手よりも難易度の高いトリックを次々に決め、それが高得点につながっています。スコッティ・ジェームスはショーン・ホワイトと平野選手を足して2で割った感じで総合力の高い演技構成でした。

 

日程の関係で決勝大会は神田でテレビ観戦となりましたが、やはり3強が図抜けてました。この3強の誰が、一番力を出し切れたのは金メダルのショーン・ホワイト。その次に力を出し切れたのが平野選手。ショーンは90点という感じで平野選手は85点という感じ。ジェイミーは80点とう感じに見え、その通りの結果になっています。

 

 

平昌に行くまでは、「ハープパイプはトリック命」と思ってましたが、その考え方がいかに浅いかを思い知らされました。滑走スピードと着地地点、着地姿勢というのはトリックに比べると目立ちませんが、この目立たない部分をいかにちゃんと仕上げるかが大事なことをつぶさに見ることができ、スノボがますます好きになりました~。

 

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2018年02月13日超私的な平昌オリンピック2018 スノーボード観戦記

2月9日23時より放送されました。ゴルフコロッセオですが

来週いよいよ決着が! 2月16日23時ですよ

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昨日、そして今日と平昌オリンピックの会場、フェニックスリゾート(フェニックススノー競技場)で日本選手を応援しています。フェニックスリゾートは日本に例えるならば、岩手県の安比高原のような感じです。しっかり整備が行き届いたゲレンデは雄大なのに驚かされましたが、それよりも驚いたのが寒さ。気温は北海道の帯広と同じぐらいなんですが、とにかく風が強くて冷たいのには参りました。

 

 

日中の気温はマイナス10〜12度ぐらいなんですが、強風の影響で体感気温はマイナス15〜20度。今まで経験したことない寒さです。体にはホッカイロを6枚、靴下にもホッカイロを貼ったのですが、それでも寒くてブルブル震えるほど。冷蔵庫の冷凍庫に入り込んだのかと錯覚するくらい寒いです。この寒さを体験しただけでも平昌に来た甲斐がありました(笑)

 

さて、この平昌オリンピック。

 

ネットでは様々な情報が流れてますが、実際に行ってみて感じたことは、、、

 

平昌はかなりの田舎町。町のサイズとしては日本の稚内とか、八戸ぐらい。越後湯沢とかよりも小さい感じです。

 

 

マーク金井は羽田から仁川空港に向かい、そこから電車でソウル。ソウルからはKTXという高速列車で平昌に向かいました。仁川空港からソウルまでは約50分。神田から羽田空港に向かうよりは少し遠く、神田から成田空港に向かうのとほぼ同じ時間。ソウルから平昌駅までは約1時間30分なんですが、困ったのが平昌に止まる列車の本数が非常に少なく、午前中は数本。1本乗り過ごすと次の列車は2時間なんてことになります。オリンピック期間でこれでは、需要と供給が合ってません。案の定、乗りたい午前7時発は満員で、座席を確保できるのは10時発。しかたなく10時発のチケットを購入しましたが、10時発だと女子スロープスタイル決勝のスタート時間には間に合いません。

 

 

ソウル駅でチケットを発券してもらったのが6時55分だったので、ダメもとでホームまで行こうと思ったら、荷物チェックのセキュリティと改札はあったものの切符はノーチェック。電車に乗り込むのもノーチェックだったので、こそっと乗り込みました。乗り込んで30分ほど経過したら車掌さんに「切符を見せて下さい」とのこと。10時発の切符を見せたら、「この列車とは違う切符ですね。では、いったんキャンセルして、新たに立ち席用切符を発券しましょう」と。ソウル駅で「立ち席でいいから7時の切符」とリクエストした時はNGだったのに、車内ではOK。この車掌さんの見事な対応のおかげで予定通りに平昌駅に着きました。

 

 

平昌駅からフェニックスリゾートまではシャトルバスで移動。移動時間は25分ほど。電車到着に合わせるかのようにシャトルバスが駅前に待機してました。タクシーも数台待機してましたが、手持ち無沙汰の様子。それもそのはず、朝、8時30分くらいに到着した列車から降りてきたのは10人も満たなかったからです。電車は満員でしたが、多くの乗客は平昌駅を通過し、メインスタジアムがある最寄駅まで乗車しています。

 

 

シャトルバスを降りると、すぐ前に受付とチケット交換所がありました。交換所ではネットで予約した画面を見せるとすぐにチケットを発券。何かを聞かれることもなく、発券からの入場は実にスムーズでした。

 

 

エントランスからスロープスタイルの会場までは徒歩約10分。マーク金井はスタンド席だったので、指定された席に着席。眺めはすごく良いのですが、スタンドがあるのはゴール後方。選手の滑るを実際に見ることができるのは演技後半の2つのエアーだけです。最初から最後までの演技を見るならば、現地観戦よりもテレビ観戦の方がいいです。でも、現地観戦は現場のコンディションをつぶさに感じ取れます。スロープスタイルは天候不順のため一昨日の予選(2月11日)は中止。予選なしのいきなり決勝戦です。そして決勝は本来は3回チャレンジできるのですが、2回に減っています。おそらく滑る選手が多いから、2回に減らしたのでしょう。

 

 

10時から決勝大会が始まるのですが、10時になっても試合が始まる気配がありません。場内放送を聞いていると天候不良(強風)でスタートが1時間10分遅れとなりました。スタンドには9時半から着席してましたが、とにかく風が強くて強烈に冷たいです。気温はマイナス12度ぐらいなのですが、風が強いために体感的にはマイナス20度以下という感じです。手袋を外してスマホを打つと10秒ぐらいで指先の感覚がなくなるぐらい寒いのです(笑)

 

 

競技は11時10分から予定通り始まりましたが、滑る選手が次々と転倒します。風が強いのに加え、雪温が非常に低いため、雪面抵抗が強く、板が滑ってくれません。このため、滑走速度が遅くなりジャンプをした後、ランディングエリア(下り斜面)に届かないのです。普通に考えたら、試合をできる状況ではないことが、素人目にも分かるぐらい悪条件でした

 

 

そんな中、メダルを期待された日本選手も他の選手と同じく、ジャンプ直後に転倒してしまい点数が伸びません。メダルを期待されていた鬼塚雅選手も2回とも転倒してしまい、19位と不本意な結果に終わりました。優勝して金メダルを獲得したのは、1本目にただ一人完璧な演技をしたジェイミー・アンダーソン選手。2本目に彼女の記録を上回る選手は誰もいなかったので、彼女は2本目を滑る前に勝利を手に入れました。金メダルを獲得したのが決まった後の2本目は、アンダーソン選手もジャンプの着地に失敗しています。

 

 

選手にとっては非常に厳しいコンディションでの大会となりましたが、見ている観客にとっても非常に厳しい大会でした。快晴だったにも関わらず、飲んでいるコーラが途中で凍るような天候での競技についてはいろんな意見があると思いますが、観客席に座っている人間にとっては我慢大会のような感じでした。

 

 

勝負は時の運とよく言われますが、今回はまさにそんな感じでした。そしてゴルフでもそうですが、コンディションが悪くなるほど、強い選手は崩れにくい。今回、金メダルを取ったアンダーソン選手の滑りは圧巻で、彼女の時だけ滑走スピードが別格に早く、それが大きなジャンプ、安定した着地につながったというのをこの目で見届けることができました〜。

 

 

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2018年02月11日超私的な提案 ゴルフの初心者が回り道しないで上達するコツとは!?

平昌オリンピックが開幕しました。マーク金井も今夜の深夜便でソウルに向かい、そこから高速列車で平昌に向かい、そこからシャトルバスかタクシーでフェニックススノー競技場に向かいます。2月12日は女子スロープスタイルの決勝と、スノボハーフパイプを観戦。翌、13日もスノボハーフパイクを観戦。1泊2日の弾丸ツアーで行ってきます。

 

そんな平昌行きの前に、神田のスタジオではアナライズセミナー。昨日は「初心者セミナー」と「アプローチセミナー」を実施。本日は「フレループセミナー」と「飛距離アップセミナー」を実施します。いずれもYouTubeでオンエアしてますので、ご覧になっていだけると嬉しいです。

 

 

アナライズセミナーは、どの講座もゴルフスイングのコツ(タネと仕掛け)についてレクチャーしてますが、その中でも「初心者セミナー」ではスイングを構成する要素について理解してもらってます。ゴルフは難しく、そして上手くなるのに時間がかかると思っている人が多いですが、実は、上手くなるのに時間がかかってしまうのはゴルフを始めた頃に「スイングの構成要素」を知らないままボールを打っているからです。

 では、スイングの構成要素とはどんなモノなのか?

 

ゴルフスイングとは、ゴルフクラブを使ってゴルフボールを打つのが目的です。これを抽象化すれば、ゴルフスイングは打撃。打撃と言えば、、、

 

・金づちでクギを打つ
・餅つき
・つるはしで地面を割る

 

 

これらの動作とゴルフスイングに共通していることがあります。なので、「初心者セミナー」では、巨大なヘッドが付いたアイアンで餅つきと同じ動作をやってもらい、そしてその動作の善し悪しについてマーク金井は点数を付けます。ここで60点以下の受講者は打撃の仕方に非効率な動きをやってます。

 

つづいて、ゴルフスイングの2つめの構成要素として説明しているのが、テコの原理。ゴルフクラブを操作して効率良くボールを打つには、テコの原理は欠かせません。テコの原理と言えば、、、

 

・クギ抜きでクギを抜く
・栓抜きでビールの栓を抜く
・爪切りでつめを切る

 

 

テコの原理が上手く使えるとレバレッジが効き、効率良くヘッドスピードを上げていけます。初心者の多くはこのテコの原理を上手く使えてませんが、上手く使えないのはテコの原理を教わっていないという側面もあります。

 

 

そして、ゴルフスイングの3つめの構成要素として説明しているのが左右の手の役割分担についてです。ここも初心者の内に知っているのと知らないのとでは大違い。初心者のスイングを観察すると、左右の手を同じ方向に使っています。実は、これが上達を阻害している大きな要因になっているのです。

 

 テコの原理と左右の手の役割分担の違い。

 

どちらも簡単な動作ではありませんが、効率の良いゴルフスイングを習得するためには、効率良くヘッドスピードを上げていくためには、必要不可欠な動作です。必要不可欠な動作なわけですから、超私的なことを言わせてもらうと初心者から取り組んだ方が得策です。

 

ゴルフは物理です。

長年やってもスイングが安定しないゴルファー、ヘッドスピードが上がらないで飛距離が出ないゴルファーは、間違いなく、ゴルフスイングに必要不可欠な構成要素が欠けているのはほぼ間違いありません。アナライズの「初心者セミナー」は初心者に戻りたいベテランゴルファーも参加できます。奮ってのご参加お待ちしてます~。

 

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2018年02月08日超私的な考察 クラブとスイングの切っても切れない関係とは!?

2月9日23時から、BS日テレにて放送される

武井壮 ゴルフコロッセオ に、マーク金井と弊社スタッフの柿木が出演します

どんな勝負になるのか?まずは予告編を御覧ください↓


まだかまだかと待ち焦がれていた平昌オリンピックがいよいよ明日(2月9日)に開幕します。夏のオリンピックに比べると冬のオリンピックは盛り上がらないなんて言われてしますが、オリンピックはオリンピック。選手は4年に1度しか出場できませんし、見る方も4年に1度にしかお目にかかることができません。

 

マーク金井は今年で5回目の干支を迎えますが、最初に見たのが、1964年の東京オリンピック。当時は6歳でしたが、マラソンを裸足で走るアベベ、東洋の魔女、重量挙げの三宅選手、柔道のへーシンクは今でも鮮明に覚えています。続く1968年のメキシコ大会ではサッカーの銅メダルとマラソンの君原選手の銀メダル、1972年のミュンヘン大会では、男子バレーの金メダル、平泳ぎの田口信教選手とバタフライの青木まゆみ選手の金メダルのシーンは今でもはっきり覚えています。

 

そして、金メダルの記憶と言えば、同年開催された札幌オリンピックでの男子70m級ジャンプでの金、銀、銅メダル。日の丸飛行隊と呼ばれた、日本チームは笠谷選手が金、今野選手が銀、そして青地選手が銅メダル。1998年の長野大会では、ジャンプ団体で金メダル、スケートの男子500mで清水宏保選手が金メダル、女子500mで岡崎朋美選手が銅メダル、そして清水選手は男子1000mでも銅メダルを獲得したことをWikipediaに頼らなくても覚えています。

 

 

オリンピックを見始めてから50年以上経ってますが、ついにというか、とうとうというか生まれて初めて、来週、現地観戦に行くつもりです。行くつもりと書いたのは、ソウルまでの往復チケットは手配完了したのですが、観戦チケットはまだ手に入ってません。「チケットの売れ行きがそれほどでもない」ということなので、甘い考えかも知れませんが現地調達しようかと思ってます。観戦の競技種目はもちろんスノーボード。女子のスロープスタイル決勝と、男女のハーフパイプの予選を観る予定です。

 

平昌でも日本選手のメダルが大いに期待されますが、冬期オリンピックの金メダルで一番記憶に強く残っているのがスケート男子500m清水選手の金メダル。重心が極端なぐらい低い姿勢で滑る様はまさに「忍者」さながら。そして、なにより凄かったのは、当時、短距離用としては市販されたばかりのスラップスケートを履いてたことです。スラップスケートとは1985年にオランダのバイキング社が開発したスケート靴で、スケートの刃のかかと部分が靴底から離れる(分離する)構造になってます。スラップスケート靴が出る前は、スケート靴は靴本体とブレードが完全に固定されていました。これを考えると、長野オリンピックの時、スラップスケート靴はかなり特殊なシューズであったことは間違いありません。

読売オンラインより転載

 

 

超私的なことを言わせてもらえば、清水選手は他の誰よりも新しい道具(スラップスケート靴)を上手く使いこなしたことで、金メダルを獲得できたのではないかと思っています。言い方を変えれば、自分に合った道具ではなく、新しい道具に自分を合わせるのが上手かったとも言えます。

 

 ゴルフもしかりです。

 

道具(クラブ)が変われば、適した打ち方も変わります。ドライバーは小ぶりな木のヘッドから、大型チタンドライバーに変わりました。そして、今どきの大型チタンドライバーは慣性モーメント(MOI)が非常に大きくなているために、慣性モーメントがそれほど大きくないドライバーとは違った打ち方を、道具(クラブ)が求めてきます。

 

 

現在、MOIの大きなドライバーを一番上手く使いこなしているのは世界ランク1位のダスティン・ジョンソンです。世界ランク2位のジョン・ラームも今どきのMOIが大きいヘッドを上手くつかいこなしています。2人とも40年前に強かった選手に比べるとスイングはかなり違っており、一番の特徴はトップで左手首が手の平側に折れ曲がり、フェースをシャットに使っていることです。

テーラーメイドのWEBサイトより転載

 

 

 そしてインパクトではアイアンだけでなく、ドライバーもハンドファースト。インパクトでも左手首が手の平側に折れ曲がり、ロフトを増やさない状態を作っていることです。

 

かつては、トップで左手首が手の平側に折れ曲がるのは「シャットフェースになって左のミスが出る」と言われ、良くない形だというのが常識でした。それが、MOIが大きなヘッドが当たり前になった今では、この形こそが道具にマッチしたトップになるのです。まさに、「クラブが変われば、スイングも変わる」です。

 

ゴルフは物理です。

 

 

スイングが先でクラブが後という考え方もありますが、スケートにしてもゴルフにしても、少なくとも道具の依存度が高い競技(スポーツ)に関しては、「クラブが先で、スイングが後」というのを常識にした方が競技者はいい結果を得られるでしょう~。

 

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