マーク金井blog

2017年11月16日超私的な考察 クラブが進化しているのに、なぜアマチュアの飛距離は思ったほど伸びないのか!?

今度の週末↓11月18日こちらマーク金井が横浜に登場!

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インターネットでは様々なコンテンツを無料で視聴できますが、その中でも注目を浴びているのがYouTubeとインターネットTV。AbemaTV(アベマTV)では元SMAPのメンバーが出演して72時間オンエアしていますし、YouTubeではありとあらゆるコンテンツを無料で視聴できます。そして、どちらもインターネット回線を使っているので、iPhoneやスマホで手軽に観ることができます。

 

マーク金井も数ヶ月前からYouTubeにゴルフコンテンツをアップしています。最初に始めたのが、アナライズセミナーの実況中継、続いて、クラブ試打と練習器具のインプレッション。先週は、アスリート系ゴルファーの三枝こころさんが神田のスタジオにやってこられたので、ゴルフの竪琴の使い方をコンテンツとしてYouTubeにアップしました。

(注 今回はスーパーシャットくんの動画です。ゴルフの竪琴が再入荷してからゴルフの竪琴編をアップします)

 

三枝さんは自他共に認めるアスリート系ゴルファーだけあって、ゴルフの竪琴の使い方をすぐにマスターし、同時にスイングも劇的に良くなりました。当たり前と言えば当たり前ですが、スイングが良くなれば飛距離が伸び、かつ方向性も安定してきます。言い換えると、クラブがどんなに進化しても、良いスイング(理に叶ったスイング)をしないことにはボールを遠くに飛ばすことはできません。

 

 

身も蓋もないことを言ってしまいますが、今どきのゴルフクラブはパワーもさることながらスキル(技術)がある人の方が飛ばせるように作られています。その証拠と言ってはなんですが、40年前に作られたパーシモンドライバーには重いスチールシャフトが装着されています。総重量は360gを超えてました。この時代はスキルがあってもパワーがなければ、ボールを遠くに飛ばせません。対して、今どきのドライバーは300gを下回っているモデルもたくさんあります。パワーがなくてもスキルがあれば遠くに飛ばすことができるのです。

 

では、今どきのドライバーを使っても飛距離が今ひとつ伸びない人は、スイングにどんな問題を抱えているのか?

 

飛ばない人に共通していることは、

 

・インパクトゾーンで手元が減速していない
・ダウンスイングの前半で手首のコックがほどけている(アーリーリリース)
・インパクトでフェースが開いている

 

振り方については人それぞれ違いますが、飛ばない人のスイングを観察すると、この3つがスイングに含まれています。対して、プロ、アマチュアを問わず、今どきのクラブを上手く使いこなして飛距離を出している人は、

 

・インパクトゾーンで手元がタイミング良く減速している
・ダウンスイングでタメがちゃんとできている
・インパクトでフェースが開いていない(スクエアもしくはややクローズ)

 

ダウンスイングでタメを作る、インパクトゾーンで手元を減速する、そして、インパクトでフェースを開かない。実はこの3つのことは互いに関連しているのです。ダウンスイングでタメがほどけやすい人ほど、インパクトゾーンでは手元が加速しやすくなり、インパクトゾーンで手元が加速する人ほど、インパクトでフェースが開きやすくなるのです。

 

対して、ダウンスイングでタメがちゃんとできる人ほど、インパクトゾーンで手元を減速しやすくなり、そしてインパクトでフェースが閉じづらくなるのです。なぜなら、ダウンスイングでタメが作れると(その結果、ヘッドが遅れて下りてくるため)、インパクトゾーンで手元を減速しないと振り遅れるのが分るからです。そして、インパクトゾーンで手元が減速すれば、シャフトのしなり戻りが発生し、インパクでフェースが開きづらくなるのです。

アナライズでは「飛距離アップセミナー」を実施していますが、このセミナーでは飛ばすために必要な動作をどうして会得するのかをレクチャーしています。そして飛距離アップセミナーについては、誰でも無料で視聴できるように近々YouTubeにアップするつもりです。

 

ゴルフは物理です。物理的に理に叶った動きをするためにはパワーは必要ありません。必要なのはスキル(技術)です~。

 

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2017年11月14日超私的な提案 ゴルフの調子が悪い時にやった方がいい練習とは!?

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昨日は、久しぶりに六本木ミッドタウンに行ってきました。神田から六本木までというのは新宿までとほぼ同じ距離なのですが、体感的には遠く感じます。六本木という場所に不慣れなことに加え、駅から目的地まで迷うことが多いからです。昨日もミッドタウンまでは迷わなかったのですが、そこからリッツ・カールトンホテルに行くのに迷ってしまいました(笑)

リッツ・カールトンは世界を代表するホテルですが、そこで開かれたのが、超高級ブランドPXGの記者発表。創設者のボブ・パーソン氏がプライベートジェットで来日し、これからのPXGのあり方についてコメント。そして質疑応答からのフォトセッションです。日本におけるPXGの販売方針も刷新されるみたいですが、なぜかこの記者発表ではアナウンスがなされてません。

 

そして、夜はYouTube生放送「マーク金井のここだけの話」をオンエア。

 

 

ここでも調子が悪い時の練習法について話をしましたが、調子が悪い時にやって欲しいことは、、、

 

  • ゆっくりスイングする
  • ボールをわざと飛ばさない
  • ボールをわざと曲げる
  • 練習器具を積極的に活用する

 

ゆっくりスイングするのに役立つのが超軟らかシャフトです。シャフトが軟らかい方がゆったりとテークバックできますし、ゆったりスイングしたくなるからです。米ツアーで活躍したリー・トレビノやフレッド・カプルスは「調子が悪くなったら女性用クラブで練習するといい」と言ってますが、女性用クラブはシャフトが軟らかい。軟らかいシャフトで練習した方が、スイング全体のバランスを整えやすくなるのです。

 

わざと飛ばさないのも、スイング全体のバランスを整えやすくなります。手打ちではなく体(特に下半身)をしっかり使ってスイングし、それでボールを飛ばさない。例えば、ドライバーでナイスショットしたら250ヤード飛ばせる人ならば、200ヤード飛ばすつもりでスイングするのです。50ヤード飛距離を落とそうとすれば力もうと思っても力めません。力まないでゆったりスイングしたくなるからです。

 

ゆっくりスイングするとスイング全体のバランスを整えることができるのに加え、もうひとつチェックできることがあります。

 

それは、スイング中のフェースの向きをチェックしやすいことと、インパクトゾーンでのフェース向き(フェースtoパス)をチェックしやすくなることです。

ショットを安定させるには、ヘッド軌道もさることながら、ヘッド軌道に対するフェース向き(フェースtoパス)をコントロールすることが大事。ヘッド軌道に対してフェースの向きがスクエアになっていれば、スピン軸が左右に傾きません。スピン軸の傾かなくなれば、ボールは左右に曲がらなくなりますし、弾道も非常にコントロールしやすくなるからです。

ボールを曲げるという練習もヘッド軌道に対するフェース向き(フェースtoパス)をコントロールする感覚を養えます。ヘッド軌道に対してフェースが開いていればスピン軸は右に傾き、ボールにはスライス回転がかかります。逆に、ヘッド軌道に対してフェースが閉じていればスピン軸は左に傾き、ボールにはフック回転がかかります。わざとスライスやフックをかける練習をし、イメージ通りにボールを曲げられるようになれば、ヘッド軌道に対するフェース向き(フェースtoパス)をコントロールできたことになります。

ゴルフは感覚やフィーリングが大事ですが、調子が悪い時ほど感覚やフィーリングは鈍ってきます。感覚やフィーリングが鈍っている時は、良かった時の感覚やフィーリングを求めるのではなく、ドリルや練習器具を積極的に活用し、新たな感覚を構築した方が不調から脱出しやすくなるのです~。

 

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2017年11月12日超私的な提案 ゴルフの調子が悪い時、やった方がいい練習、やってはいけない練習とは!?

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OUTUBEアナライズチャンネル 名物の生配信

マーク金井ここだけの話

11月13日21日からの配信決定

録画ありません。生でしかご覧いただけませんので是非!

今回は、あの・・プロの不調の原因をマーク金井が超私的に分析する予定です


 

今週は三井住友VISA太平洋マスターズが開催されます。現在賞金ランクトップのC・キム選手は途中棄権。3日目を終えて賞金ランク3位の宮里優作選手、4位の小平智選手がともに3位につけています。宮里選手、小平選手とも優勝すればキム選手を抜いて賞金ランク1位に立ちます。

 

 

賞金王争いが大いに気になりますが、それと同じぐらい気になっているのが石川遼選手の低迷です。三井住友VISA太平洋マスターズでは2日間ともスコアがまとまらず下位で予選落ち。これで男子ツアー5週連続の予選落ちとなりました。どんな一流選手でも好不調の波はありますが、これまでの戦績を考えると誰もが予想しなかった事態に陥ってます。

 

 

そこで、今回は不調時における練習の仕方について超私的に書いてみたい思います。アマチュアゴルファーの中には好調時よりも不調時の方が長いという人も少なくありませんが、そうなってしまう理由についても超私的に書きます。

 

前述したようにゴルフには好不調の波がつきものですが、不調時に多くのアマチュアゴルファーがやってしまいがちなのが、、、

 

  • 調子を取り戻すためにボールをたくさん打つ
  • 調子を取り戻すために一生懸命練習練習する
  • 調子を取り戻すためナイスショットを増やす練習をする
  • 力強い球、ボールを遠くに飛ばす練習をする

 

こういうパターンに陥りがちですが、実は、これらは不調から抜け出すのにはあまり役に立ちません。誤解を恐れずに超私的に言えば、こういうことを続けるほど、ゴルフの場合、不調から抜け出しづらくなります

 

なぜなら、ゴルフというのは、、、、

 

たくさんボールを打てば、間違ったスイングをしていてもナイスショットが打ててしまうからです。

 

 

また、ボールをたくさん打てば打つほど、ナイスショットの数も増えてくるからです。ナイスショットが増えれば調子が良くなるとも言えますが、練習と違ってゴルフのプレーはいつも「1球勝負」。打ち直しはできません。たくさん打つ癖がついてしまうと、「たくさん打てばナイスショットが何発か打てる」ということにはなれても、「唯一無二の1球でナイスショットを打つ」という領域にたどりつく保証がないのです。

 

そして、調子が悪い時にボールをたくさん打ってしまうと、ナイスショットが出ることの引き換えに

 

間違ったスイングでナイスショットを打つということがプログラミングされる恐れがあるのです!!!!!

 

 

では、どんな練習をすれば不調から脱出できるのか?

 

これまた超私的なことを言わせてもらえば、

 

  •  ボールをたくさん打たない
  •  一生懸命練習しない(遊び心を持って練習する)
  •  わざとミスショットを打つ
  •  わざとボールを遠くに飛ばさない
  •  わざとボールを曲げる
  •  わざとゆっくり振る

 

スキーやスノーボードは調子が悪くなると、急斜面ではなくて緩斜面、いわゆる初心者ゲレンデで練習をします。緩斜面の方がスピードが出ません。スピードが出ない方が、動きを正しく、かつ客観的にチェック(フィードバック)できるからです。緩斜面はゴルフに当てはめれば、ゆっくり振る(ボールを飛ばさない)というのに相通じるのです。

 

 

ボールをたくさん打たない方がいいのは、型や形を修整する時は、ボールを打つよりも素振り(シャドースイング)や練習器具を使ったりドリルをした方が効果的だし、間違った打ち方でナイスショットが出るのを防げるからです。

ゴルフは勘違い、錯覚が生じやすいスポーツです。そして、調子が悪くなるほど、勘違いや錯覚の度合いが大きくなることはあっても、小さくならないのです~。

 

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2017年11月09日超私的な試打インプレ ヤマハ RMX118ドライバー

YOUTUBEアナライズチャンネル 名物の生配信

マーク金井ここだけの話

11月13日21日からの配信決定

録画ありません。生でしかご覧いただけませんので是非!



国内男子ツアーも残すところ4戦。今週は三井住友VISA太平洋マスターズが開催されます。現在賞金ランクトップはアメリカのC・キム選手。2位が池田勇太選手、3位が宮里優作選手、4位に小平智選手が続いています。この4選手はすでに獲得賞金額が1億円を突破していますが、これからは高額賞金の試合が続きます。恐らく賞金王争いは、最終戦のゴルフ日本シリーズJTカップまで持ち越されるでしょう。

 

 

VISA太平洋マスターズは何度も現地観戦していますが、大会会場となる太平洋御殿場コースは練習場エリアが充実しています。ドライビングレンジの後ろには観客席も完備され、出場選手のスイング、練習法をじっくりと観ることができます。

 

 

例えば、ドロー系の球を打つ選手とフェード系の球を打つ選手とではアドレスが違いますし、スイングの軌道も異なります。ドローとフェードの違いがちゃんと見えてくれば、それだけで自分のゴルフのスキルアップにつながるのです。現在予選落ちが続いている石川遼選手も出場しています。石川選手の練習風景をじっくりと観れば、何に問題を抱えているのか、何を修整しようとしているのかも窺い知ることができるかも知れません。

 

 

さて、昨日は約1ヶ月ぶりに赤羽薄暮プレーに行ってきました。10月は2度の台風直撃の影響で冠水してクローズの時期もありましたが、今はすっかり水も引いて通常プレーができます。赤羽は幸運にもグリーンまでは水没しなかったので、高麗芝のコンディションはすこぶる良好でした。

 

今回、筆下ろしで持っていたクラブはこれっ。

 

 ヤマハRMX118ドライバー!!!!!

 

 

装着シャフトはグラファイトデザインのツアーAD IZ-5のSです。RMX118はすでに何度か試打してますが、このIZ-5との組み合わせはまだ1発も打ってません。赤羽でデビューです。

ヘッドのスペックをざっと上げると、

ヘッド体積 445cm3
ヘッド重量 約197g(スリーブ込み)
表示ロフト角 9.5度
リアルロフト角 9.5度
フェース向き -1.5度
フェース厚 60mm
重心高 35mm
有効打点距離 25mm
低重心率 58.3%
重心深度 39mm
(数値はアナライズ計測)

 

118はアスリート向けだけあってヘッドはやや小ぶりですが、前作に比べるとやや面長フェースです。それでいて重心距離は35mmと長くなりません。スイートスポット位置はフェース中央よりもほんの少しヒール側にオフセットされています。数値的には捕まりを求めるスライサーよりも、左のミスを避けたいフッカー好みのドライバーだと言えるでしょう。

クラブのスペックをざっと上げると、

長さ 45.5インチ
重量 302.7g
バランス D1.5
振動数 256cpm
センターフレックス値 4.12

 

IZ-5は粘り感がある中調子。かつてのW50に近いフィーリングがあり、いい意味で遊びを感じるシャフト。しなり戻りのスピードはそれほど鋭くないので、タイミングが取りやすく、かつ左へのミスが出づらいタイプです。

 

では実際に打ってみてどうだったのか? いつものごとく、筆下ろしのクラブは練習で1発も打ちません。赤羽の10番ホールのティショットが最初の1発です。10番はフェアウェイが広いですが、右サイドはティからグリーンまでずっとOBラインが続き、左サイドはワンペナです。

 

 最近の持ち球はストレートから軽いフェードなので、ティアップして狙ったのはフェアウェイ左。軽く素振りをして振り抜いたら、狙い通りの軽いフェード弾道。フェアウェイ左サイドに着弾しました。弾道も狙い通り抑えが効いた中弾道でGOODです。

 

 

続いて13番もフェードを狙って打ったら狙い通りの軽いフェード、14番では捕まったストレート弾道、15番では強めのフックを打とうとしたら、ヒールに当たって引っかけました。左の池かと思ったら、左のラフに着弾。RMX118はフェースのバルジが非常に少ないため、ヒールに当たってもボールが左に飛び出しづらくなっています。引っかけのミスやヒールチーピンが出やすい人にとっては、この形状は非常にありがたいです。

 

16番では軽いドローをイメージして打ったら、これまたイメージ通りの軽いドロー。最終18番はカットスライスを狙って打ったらカットに入れすぎて強めのスライスになりました。

 

 

ドライバーを使ったのは6ホールでしたが、すべてのショットとも一番危険な逆球は出ません。コントロール性が非常に高く、かつルール適合ですがフェースの弾きが良くボール初速もしっかり出てます。そして何より、前作116に比べると捕まりが良く、インパクトでフェースにボールが乗っている感触が手に伝わります。コースに出た時、特にプレッシャーがかかるホールで打つ時には、フェースにボールが乗る感触があるドライバーの方がミスが出づらいし、狙った方向に打出しやすくなるのです。超私的なことを言わせてもらえば、RMX118はヤマハ史上一番完成度が高いドライバーと評したいです。

 

 

練習場と違い、コースで打つ1発目というは気合いが入りますし、ミスしたくないというプレッシャーがかかります。それだけに自分のスイングとの相性を如実に知ることもできるのです~。

 

 

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アナライズのセミナー の初心者セミナーこちらで完結です

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トランプ大統領が日本にやってきました。首都高速道路は警備のために至る所にパトカーが止まってますし、料金所出口には検問がなされてます。地下鉄の駅にはおまわりさんが巡回してますし、ゴミ箱はきれいさっぱりに撤去されてます。次なる訪問地である韓国に飛び立たれるまでは、都心エリアは厳重な警備体制がひかれています。

今回の訪日でまずトランプ大統領が向かったのは首相官邸ではなくて、霞ヶ関カントリークラブ(埼玉県)。エアフォースワンで横田基地に到着するや、ヘリコプターで霞ヶ関CCに移動し、9ホールプレー。お相手は安倍総理大臣と松山英樹プロ。国内で日米首脳が一緒にラウンドするのは史上初ですし、プロゴルファーが日米首脳と一緒にプレーするのも史上初の出来事です。

わざわざ霞ヶ関までいって9ホールのみというのはもったいないような気もしますが、9ホールのプレー時間は2時間あまり。ゴルフはショットを打つ時間よりも、ショットを打たない時間の方がはるかに長いことを考えると、かなりの時間、会談できたかと思います。そして何より、警護、警備される方々のことを考えると、野外で2時間あまりと言うのは決して短い時間ではありません。ゴルフの経験がない方ならば、9ホールプレーでも「ゴルフは時間がかかる」と思うのが当たり前な感覚だと思います。

 

さて、前置きが長くなりましたが、今回のエントリーはコスパのいいゴルフ上達法についてです。ゴルフは時間とお金がかかるスポーツというイメージがもたれますが、視点を変えることができれば、お金をあんまりかけないでもプレーを楽しめますし、ゴルフの腕間を上げることも可能です。

 

 では、どんな風に練習&プレーすれば少ない予算で上達できるのか?

 

 1日のホール数を減らしてコースに出る回数を増やすこと!!!!

 

コースに出るとお金がかかると思っているゴルファーが少なくありませんが、プレーの仕方を変えればゴルフに費やす費用を軽減できます。具体的に言うと、今回のトランプ大統領のように、

 

18ホールプレーするのではなくて、
9ホールプレーやショートコースに出る回数を増やすのです。

 

9ホールプレーにすれば1回当たりのプレー代は約半額になります。
加えて、早朝プレーや薄暮プレーにすれば、さらにプレー代を軽減できます。

 

 

ゴルフは18ホールが当たり前と思っているかも知れませんが、月に1回18ホールをプレーするよりも、月に2回9ホールプレーした方が、ゴルフに慣れてくる分だけ上達できます。「習うよりも慣れろ」です。加えてお勧めしたいのが、アプローチ&バンカー練習ができるコースを選んで9ホールプレーすること。

 

 

芝から打てるアプローチ練習場やバンカー練習場が完備しているゴルフ場の場合、そのコースでプレーしている時は、基本、練習代は「無料」。9ホールプレーのスタート前、そしてホールアウト後に時間が許す限り練習するのは、練習場でお金を払って練習するよりもはるかに腕を磨くことができます。例えば、関東エリアだと千葉市民ゴルフ場、河川敷の赤羽ゴルフ俱楽部にはアプローチ&バンカー練習場があり、プレーの前後に利用できます。

アプローチ&バンカー練習場がない所の場合は、スタート前だけでなく、ホールアウト後にパター練習するのもいいでしょう。ホールアウト後の練習グリーンがガラガラです。ホールアウト後に30分でもパットを練習すれば、それだけでもパットの腕を磨けます。

 

写真 Masaki Kogi

 

次に練習場に行く場合は、ラウンド前ではなくとラウンド直後に行くことを強くお勧めします。同じ練習するにしても、ラウンド後の方がコースで打ったミスショットを強く覚えている分だけ、練習テーマが明確になるからです。ちなみに、ラウンド前日に練習を行くのはあまり得策ではありません。調子が悪ければ不安を抱えたままラウンドに臨むことになりますし、調子が良かったりすれば「自分でハードルを上げた状態」でラウンドに臨むことになるからです。

 

 

ラウンド前に練習しないと不安ならば、自宅で素振りをしたり、ゴルフの竪琴のようにスイングが良くなる練習器具を使って練習することをお勧めします。スポンジボールを使ってアプローチ練習したり、パター練習をするものGOODです。

 

 

超私的なことを言わせてもらうならば、アマチュアの9割近くの人は「ゴルフに対するお金の使い方を間違えています。特に、練習しても上手くならない人の多くは、お金を使い方を間違っていると言っても過言ではありません。テニスや卓球、ボウリングに比べるとゴルフはあきらかにお金がかかるスポーツですが、それでもやり方次第ではお金をあんまり使わないでも楽しめます。ちなみにマーク金井は週1~2回ペースでラウンドしてますが、そのほとんどが赤羽ゴルフ倶楽部の薄暮9ホール。神田から電車でサクッと行けることもあって、ゴルフ代はプレー回数が多いわりには月に2回コースに出ているアマチュアよりも少額です~。

 

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