マーク金井blog

2020年04月27日超私的な考察 なぜアマチュアゴルファーは練習場でボールをたくさん打ちたがるのか!?

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新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐための緊急事態宣言源が出てから3週間目を迎えようとしています。屋外のゴルフ練習場、ゴルフ場は自治体からの自粛要請から外れている地域が多いこともあって、営業をしている所と、自主的に休業している所があります。

 

 

マーク金井が早朝薄暮プレーでお世話になっている赤羽ゴルフ倶楽部は早々とレストラン、風呂場をクローズし、18ホールの場合はスループレーのみの営業。手引きカートは1台1台入念に消毒がなされています。もちろん早朝、薄暮もプレーのみなので3密になりません。ちなみにマーク金井はお一人様が多いので、スタートからホールアウトまで誰とも喋らずに黙々とプレーしています。

 

 

赤羽で9ホールプレーする時はインコースでプレーしていますが、13番ホールの左サイドには戸田橋ゴルフ練習場があります。朝6時から営業を開始ということもあり、早朝プレーで13番にやってきた時にはすでに多くのゴルファーがボールを打っています。昨日(日曜日)はなんと朝7時過ぎにはほぼ満員でした。

 

 

練習場でボールを打っているゴルファーを観察すると、共通するのはボールを打つことに一生懸命です。そしてコースでプレーしている時に比べると、打つテンポが速く、なおかつ次々とボールを打っています。1球打つのに時間をかける人は少数で、多くのアマチュアゴルファーは次々とボールを打ち、限られた時間で数多くのボールを打っている人が多いように見受けられます。

 

 

さて、この練習場でのボール打ち。

 

 

時間制打ち放題の所もあるので、たくさん打った方が「お得感」があります。たくさん打てば運動量が増えますし、汗もかきます。練習場でのボール打ちをランニングに例えるならば、「数多くボールを打つ=長い距離を走る」という感じになって、満足感、達成感を得られるのでしょう。

 

 

そして、50球よりも100球、100球よりも200球、200球よりも300球打った方が練習したという手応えがあり、上達につながると思っている人も多い気がします。

 

 

では、たくさん打てば本当に上達できるのかと言えば、残念ながら上達できるとは限りません。短時間にたくさん打てばヘッドをボールに当てる感覚は養えますが、理にかなってないフォームを固めてしまうリスクがあります。加えて、ボールをたくさん打つ癖がついてしまうと、コースに出た時に練習場で打ったナイスショットを打つことが困難になります。

 

 

 練習場は同じ場所で同じクラブで何発も続けて打てます。

 

 しかしコースに出たら毎回違う場所で違うクラブで、打てるのは1発だけです。

 

 

何発も続けて打つことでナイスショットを打っている人の場合、ナイスショットを打つ前にリハーサル(練習の練習)があります。対して、コースに出たらリハーサルはできません。すべてが1球目勝負で、打ち直しはできません。コースに出たら、最初から最後まで打ち直せないのです。

 

 

続けてボールを打つというのはスイングを固めるのには役立ちますが、スイングを固めるのが目的ならばボールを打つよりも素振りの方が効果的です。素振りならば、結果が気にならないので動きに集中できるからです。

 

 

マーク金井神田のスタジオでほぼ毎日20分ほど練習していますが、そのほとんどはフレループでの素振り。そしてテニスボールサイズのスポンジを8~10球ほど打つだけです。本物のゴルフボールはまず打ちません。練習ではフォーム作りに専念したいのでゴルフボールを打たないようにしています。

 

 

学生時代は毎日のように200~300球ぐらい打ってましたから、今は、その時に比べるとボールを打つ量は20分の1ぐらいぐらい。学生時代の5%しかボールを打ってませんが、スコアは今の方がはるかに安定しています。練習では素振りでフォームを固めることに専念した方が、コースでいい結果が出ることが分ったからです。

 

 

ゴルフは物理です。

 

ボールをたくさん打つよりも素振りを入念にした方が、結果が気にならなスポンジボールを打った方が、物理的に理にかなったスイングを身につやすくなるのです。学生時代にこのことを知らなかったおかげで、今は、素振りの重要性をこれでもかってぐらい思い知ることができてます。

 

 

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2020年04月24日超私的な考察 ゴルフクラブを設計する上で一番こだわるべきポイントとは!?

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毎月21日は月刊ゴルフ雑誌の発売日です。今月も月刊ゴルフダイジェスト月刊ワッグル、そして月刊ゴルフクラシックが手元に届きました。月刊誌の締め切りはだいたい1ヶ月前なので今回発売された各誌は、非常事態宣言が出される前に撮影、取材がなされています。マーク金井も月刊ゴルフダイジェスト6月号を少しお手伝いしましたが、撮影は3月下旬でした。

 

 

毎月21日には3誌の月刊ゴルフ雑誌が届いていますが、実は、5月から3誌が2誌になります。月刊ゴルフクラシックが6月号をもって休刊となるからです。雑誌の場合、休刊すると、、、そのほとんどは事実上の廃刊です。

 

 

月刊ゴルフクラシックの最終号となった6月号には、これでもかってぐらい立派な付録、完全保存版重心ハンドブックがついてます。なんと、1995年から2020年に至るまでの主たるなるドライバー、アイアン、FW&UTの重心スペック計測データが掲載されているのです。

 

 

 計測されているヘッドのモデル数は、なんと5309モデル!!!!!

25年間に及ぶ計測、そして5309モデルを計測。今回の付録はまさにゴルフクラブの歴史を紐解ける資料になっています。加えて、ゴルフクラブがどんな風に進化しているのかも知ることができるのです。

 

 

付録ではそれぞれのヘッドの計測データが数値として掲載されていますが、ゴルフクラシック6月号では最新27モデルのドライバーのヘッドの写真と重心位置(スイートスポット)位置が掲載されています。これもまた、ゴルフクラブの本当の性能、本当の設計意図を知る上で貴重な資料となります。

 

 

クラブヘッドのどの位置に重心があるかが分れば、見た目と、実際の性能がどれぐらい一致しているのかを知ることができるからです。

 

 

具体的に言うと、クラブの性能というのは

 

 ・ボールが上がりやすいのか(上がりづらいのか)
 ・捕まりがいいのか(捕まりづらいのか)
 ・スピンがかかりやすいのか(スピンが少ないのか)
 ・スイートエリアが広いのか(スイートエリアが広くないのか)
 ・操作性が高いのか(操作性が高くないのか)

 

 

この5つの要素でクラブの性能は決まり、この5つの要素でクラブの設計意図を窺い知ることができます。そして、クラブを見る目ができてくるとクラブの形状をパッと見ただけで、これらの5つの要素の性能をほぼ見極めることができます。

 

 

ちなみに、見た目と実際の性能が一致していないクラブというのは扱いづらいです。例えば、ボールが上がりやすそうにみえて上がりづらいドライバーとか、慣性モーメントが大きいのにやけに操作性が高いドライバーというのは、コースに出た時に使うことがためらわれます。見た目と性能にギャップがあると弾道がイメージしづらく、かつイメージ通りの弾道が打ちづらいからです。

 

 

そして、クラブの性能でもっとも超私的に困るのは芯(スイートスポット)がフェースセンターに位置していないクラブです。ゴルフクラブはフェースバランスのパターを除いて、シャフト延長線上には芯(スイートスポット)はありません。しかしながら、フェース面の中央というのは目で見れば確認でき、そしてゴルファーはフェース中央に芯(スイートスポット)があると無意識に認識し、フェース中央で打ちたくなります。

 

 

 超私的にはフェース中央に芯が位置しているクラブは打ちやすく感じ、フェース中央に芯が位置していないクラブは打ちづらく感じるのです。

 

 

クラブがどんな風に設計されているのかは設計家に委ねられていますが、芯(スイートスポット)位置がフェース中央にあるクラブというのは、その設計家はゴルファー心理をちゃんと知った上で設計しているのではないかと超私的に思っています。

 

 

ゴルフは物理ですが、ゴルフクラブは物理的な側面だけでなく、ゴルファーの感性との融合も大事ではないかと超私的に思っています~。

 

 

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2020年04月22日超私的な提案 不要不急の外出を控えたいこの時期に、お勧めなプレー方法とは!?

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屋外のゴルフ練習場は自粛要請から外されていることもあり、緊急事態宣言が出されてからも営業を続けているところが多いようです。マーク金井は先週日曜日、サクッと赤羽GCでプレーしてきましたが、13番ホールに隣接している戸田橋ゴルフ練習場も多くのゴルファーが黙々と打球練習してました。

 

こんな非常時にゴルフなんかしなくてもいいんじゃないかという意見もありますが、屋外でのゴルフは3密を避けられるスポーツ(運動)であり、マスク着用、そしてソーシャルディスタンスをちゃんと取ることもできます。乗用カートに乗って同伴者とおしゃべりするのはNGですが、手引きカートやキャディバッグを自分で担いでプレーするならば、「飛沫感染」「接触感染」をかなりの確率で防止できます。

 

 

 

ただし、より安全にゴルフを楽しむのであれば普段とは違うスタイルでプレーすることが求められます。そこで今回は、新型コロナ拡散防止のための超私的なプレー方法について書きます。

 

 

まずゴルフ場に提案したいのが、、、、

 

 

OKゾーンの設置

ホールカップを中心にして半径80センチぐらいのサークルを白線で描いて下さい。その中に入ったら自動的にOK。OKの距離を視覚できるようにすることで完全ホールアウトにこだわらないプレーができますし、かつゴルファーホールカップを触ることがに減り、「接触感染」を防げます。

 

 

ピンを抜かないことを徹底

ルール改定で多くのゴルファーがピンを抜かないでプレーしていますが、ピンを抜くゴルファーもいます。「接触感染」を防ぐ意味でもピンを抜かないことをゴルファーにアナウンスしていただきたいです。もしくは、ピンが抜けないようにしてしまうのも大いにアリだと思います。もちろんその時は、「当ゴルフ場はピンが抜けません」とアナウンスが必要です。

 

 お一人様、もしくはツーサムのみのプレー

昨日Twitterで見つけたのですが、昨年姫路オープンでお世話になった姫路シーサイド
ゴルフコースは、4月20日から他人の接触がない「9ホール、一人プレー」に限ってプレーを再開したそうです。これはすごくいいアイデアで、超私的にはお一人様、もしくはツーサムまでに限定することを推奨したいです。もちろんツーサムの場合もソーシャルディスタンスを保つために、手引きカート、もしくは担ぎセルフのみにしていただきたいです。

 

 クラブの本数制限(7~9本)

クラブを減らすこと自体は「飛沫感染」「接触感染」の防止とはなんら関係ありませんが、クラブの本数を減らすことで手引きカート、担ぎセルフをした場合、ゴルファーへの負担を軽減できます。加えて、クラブの本数が少ないほどにプレー時間を短縮できます。

 

 

ゴルフは4人でプレーするものと思われがちですが、そんなことは全然ありません。マーク金井は薄暮9ホールの時はお一人様をしょっちゅうやってますが、お一人様ならば9ホールを1時間ほどでホールアウトできます。そして何より、プレーヤーの数が少ないほどに会話時間が減り、それは「飛沫感染」を確実に減らせます。

 

 

今回の姫路シーサイドゴルフコースの試みを、他のゴルフ場でもぜひ取り入れてもらえると嬉しいです。お一人様、ツーサムのみだとプレーできるゴルファーの数は減ってしまいますが、9ホール限定、早朝、薄暮を取り入れたりすればお一人様、ツーサムのみでも1日100名ぐらいはプレーできるでしょう。

 

 

超私的には姫路シーサイドのようなお一人様でプレーできるゴルフ場、ツーサムまでのプレーに限定したゴルフ場が増えてくることを切に願っています。

 

 

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2020年04月20日超私的な考察 自撮りスイング動画をチェックする時、一体どこを見ればいいのか!?

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不要不急の外出を控える日々が続いています。マーク金井も必要以外の外出を控えるようなり、そのおかげで仕事部屋の整理がはかどり、それでもまだ時間がたっぷりあるのでYouTubeの視聴と本を読みまくっています。

 

 

 

3密を避けるために雑誌の撮影が滞っているみたいですが、昨日、今月21日発売の月刊ゴルフダイジェスト6月号が手元に届きました。数あるゴルフ雑誌の中でも月刊GDは企画記事が多いことで定評がありますが、今回、目次を読んでまず目に止まったのがこの企画ページです。

 

 

動画を撮ると上達のスピードがグングン上がる
「ミスヒット」でもう迷わない!
”スマホティーチャー”
月刊ゴルフダイジェスト6月号)

 

 

最初のページでJ・ローズがスマホで自分のスイングを自撮りしているシーンを紹介しています。この企画ではカメラの設定位置、そして動画の見方(ガイドラインの入れ方)について具体的にレクチャーしてくれてます。解説を務める阿河コーチもコメントしてますが、カメラの位置が正しくないとスイングを正しく客観視しづらくなります。

 

 

さて、このスマホでのスイング自撮りですが、超私的にお勧めしたいのはできるだけ同じ練習場、そして同じ打席で行うことです。マーク金井神田のスタジオでスイングを自撮りしているので、いつも同じ位置にカメラを設置してます。このおかげでスイングを時系列で見直した時に、新旧のスイングを正確に比較できるのです。対して、撮影場所が異なると、カメラの設置位置が同じになりにくく、なおかつ背景が異なるのでスイングを客観的に比較しづらくなるのです。

 

 

次に、自撮りしたスイング動画の分析についてですが、超私的にこだわっているのはスイングが変化について。プロのスイングと自分のスイングを比較するのもアリだと思いますが、それ以上に大事なのは練習によってスイングが変わったのか変わっていないのかの見極めです。

 

 

例えば、テークバックでヘッドの軌道が好ましくない人の場合、練習によってヘッドの軌道が矯正(修正)できているのかどうかをチェックをすべきです。なぜかというと、ゴルフスイングというのは「自分ではガラッと変えているつもり」でも実際はまったく変わっていないということが多々あるからです。

 

 

 もうひとつは素振りの自撮りと実際のスイングの比較。

 

 

これをやると自分のイメージと実際のスイングのギャップを客観視できます。また、自分の癖というものも客観視できます。例えば、素振りならばシャフトクロスにならないのに、実際に打つとシャフトクロスになる人の場合、素振りと実際のスイングをじっくりと見比べることで、シャフトクロスになる理由がどこにあるのかを窺い知ることができたりします。

 

 

 ちなみに、今、マーク金井がスイング自撮りでチェックしているのがインパクトゾーンでの頭のポジション。

 

 

クラブの軌道だけでなく頭のポジションがどうなっているのかを、1発打っては動画で確認、1発打っては動画で確認しています。頭の位置というのは、実はある要素によって変わって変わってくることが分り、頭の位置でスイングの善し悪しを判断できるようになってきたからです。

 

 

 頭というのは勝手に動くパーツではなく、スイング中にある動作をやってしまうと動かされてしまうパーツなんです。

 

 

ゴルフは物理です。

 

インパクトゾーンで頭の位置をチェックする意味については、今夜(4月20日)のオンラインサロンのライブ配信でじっくりと説明します。渋野日向子プロがコーチに頭を抑えられたことで劇的にスイングが変わったことについても超私的に解説しますので、ぜひご視聴いただけると幸いです。

 

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2020年04月17日超私的な考察 ドライバーの飛距離は風の影響で一体どれぐらい変化するのか!?

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4月に入ってからは不要不急の外出を控えており、その影響で歩く距離が劇的に減ってしまいました。マーク金井は超がつくほどのクルマニアですが、都内の移動では滅多にクルマに乗りません。歩ける距離なら電車も使わず歩き、例えば、神田から銀座、神田から神保町、神田から御徒町あたりぐらいまでは平気で歩いてます。

 

 

もちろんゴルフでも早朝、薄暮9ホールプレーの時はキャディバッグを担いで歩きます。ゴルフの魅力はいくつもあると思いますが、超私的には芝生の上を正々堂々と歩けることがいいです。そして、ゴルフは一発打てば打ち直しはできません。何度もリハーサルをしてから本番に臨むことはできません。一回性です。そして、ゴルフの面白さに拍車をかけてくれるのが「風」。癒やし系のコースであっても、風が強く吹けば途端に難易度が上がるからです。

 

 

さて、この風の中でのプレー。マーク金井は風が吹くのが当たり前の河川敷コース、赤羽GCをホームコースにしているので、風があまり苦になりませんし、風の計算を間違えることもそう多くありません。「習うよりも慣れろ」ではありませんが、しょっちゅう風が吹いている中でプレーしていると、

 

 

ああこのアゲンスト風なら「普段よりも○○ヤード距離が落ちる」とかこのフォロー風なら「普段よりも○○ヤード距離が出る」というのがなんとなく分ってきます。もちろん風を読み間違えることもありますが、ほぼ8割以上の確率で予測と、実際の結果が一致します。

 

 

 では、どんな風の計算をしているのか?

 

 

まず無意識下でやっているのが風力と風向のチェックです。先日、赤羽薄暮をプレーした時、同伴のプレーヤーが風力計を持ってきてました。毎回風力をチェックしてたので、自分が感じた風の強さを言うと、風力の読み違えはほぼゼロ。例えば、「この強さの風なら風速10m」と言ったら、風力計が計測した数値も10mという風な感じです。

 

 

超私的には、雲や池の流れ、体に感じる風の強さ、肌に当たる風の強さ、そして風音から風速を導き出しています。目安としては、、

 

 

ちょっと風が吹いているなぁという時で風速は3mぐらい。
風の影響でボールが飛ぶ距離が変わりそうだなと感じる時で風速は5~6m。
ビュービュー風が吹いてて、こりゃ飛距離が相当変わるなと感じる時は10m前後。

 

 

 ざっとはこんな感じです。超私的には今日は風が強いなと感じるのは風速10mぐらいからで、それ以下だと(5~8mだと)、そここそ風が吹いているなってぐらいの感じです。

 

 

では、風が吹くとどれぐらいドライバーの飛距離が変わるのか?

 

 

 風速5mぐらいだとアゲンストで-5~10ヤード、フォローで+5~10ヤード
 風速8mぐらいだとアゲンストで-15~20ヤード、フォローで+15~20ヤード
 風速10mぐらいだとアゲンストで-20ヤード以上、フォローで+20ヤード以上

 

 

ゴルファーが風が強いなと感じるのは風速8mぐらいからです。例えば、赤羽の10番は荒川に向かって打つホールで、ホールに対して真正面に風が吹くことがおおいホール。
フォローが強い時(風速8~10m)だと、230ヤード打つぐらいの感じで打つと250ヤード飛び、残りは90ヤード前後。対して、アゲンストが強い時(風速8~10m)だと230ヤード打つぐらいで打つと210ヤードぐらいしか飛びません。グリーン中央までの残り距離は130~140ヤードとなります。

 

 

超私的にはそこそこ強い風の時(風速8~10m)は、ドライバーの飛距離はフォローとアゲンストで40~50ヤードぐらい変わります。そして、スピン量が多い弾道の場合は、アゲンストだとさらに飛距離が落ちます。

 

 

ちなみに、アイアンに関しては打ち方によって風の影響の受け方がガラッと変わってきます。例えば、アゲンスト風の場合、スピン量が多い弾道を打つと、30ヤードぐらい飛距離は平気で落ちます。反面、フォロー風の場合、スピン量が少ない弾道だとボールがドロップした感じになって、思ったほど飛距離増がありません。

 

 

扇風機やエアコンの風と違って、ゴルフ場が吹く風は刻一刻と変わり、なおかつボールが飛んでいる最中に突風が吹くこともあります。まさに風のゴルフは不条理との戦いになりますが、ゴルフの本質は不条理ではないかと超私的に思っています。

 

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