X – マーク金井blog

2018年05月10日超私的な考察 ドライバーが飛ぶ人と飛ばない人は一体、どこが違うのか?

YOUTUBEのアナライズチャンネル人気コンテンツ

マーク金井の打たずにいられない マグレガーターニークラッシックM85

配信しています


火曜日、水曜日と日本プロ選手権の大会会場、房総カントリークラブに行ってきました。
火曜日はプロアマ、水曜日は指定練習日、どちらもドライビングレンジで選手のスイングを観察してきました。

 

 

選手のスイングはひとりひとり違いますが、共通点も多々あります。違いをざっと上げると、、、、

スタンスの向き
ボールの位置
テークバックの方向
トップの高さ
ダウンスイングの軌道
フォローの大きさ
フィニッシュの形

 

共通点を上げると、、、、

 

 下半身主導でダウンスイングを開始
 インパクトで頭が残っている(ビハインド・ザ・ボール)
 ダウンでタメが作れている
 ハンドファーストの状態でインパクト

 

ドローが持ち球の選手も、フェードが持ち球の選手も例外はありません。この4つの動作がちゃんとできてます。クラブが進化したことでプロのスイングも変ってきましたが、この4つの動作が欠けたスイングをしているプロゴルファーはひとりもいません。言い換えると、ボールを効率良く飛ばす、方向性が安定したショットを打つためには、この4つの動作は必要不可欠な動作とも言えます。

 

対して、アマチュアゴルファーのスイングを観察すると、この4つの動作がちゃんとできてません。その代わりに、、、、

 

 上半身や手先でダウンスイングを開始
 インパクトで頭が残っていない(頭が突っ込んでいる)
 ダウンでタメがほどけている(アーリーリリース)
 インパクトがハンドファーストになっていない(左手首が甲側に折れている)

 

飛距離不足に陥っているアマチュアほど、この4つの動作が顕著に出ています。言い換えると、この4つの動作をやっている限り、体をしっかり使ってスイングしたとしてもボールを効率良く飛ばすことは出来ませんし、方向性が不安定になるのも避けられません。

 

ゴルフは物理です。

 

 

そしてゴルフスイングは金づちでクギを叩くのと同じで、道具を上手く使うことが求められます。そして、道具を上手く使うためには欠かせない動作があるのです。

 

 では、どうすれば下半身主導でダウンスイングできるのか?
 では、どうすればインパクトで頭を残せるのか?
 では、どうすればダウンでタメをキープできるのか?
 では、どうすればハンドファーストの状態でインパクトできるのか?

 

プロによるレッスンもさることながら、正しい動作を会得するために必要なのはセンサーではないかと超私的に思っています。下半身主導でダウンスイングできているのかどうかのセンサー、頭の位置をチェックできるセンサー、タメの有無をチェックできるセンサー、そしてインパクト時の左手首の角度をチェックできるセンサー。

 

ほとんどのゴルファーは自分の動きに自覚がありません。自覚がないから動きを変えることができないでいます。ならばセンサーがあれば、動きの善し悪しを客観的にチェックできますし、改善ポイントも具体的に見えてきます。

エプソンのMトレーサーをはじめ、ゴルフスイングを客観的にチェックする機器が増えてますが、超私的には左前腕とクラブの角度の両方を計測できるセンサー、左腕上腕、前腕の角度を計測できるセンサー、そして左手首の角度を計測センサーを作りたくてウズウズしています。これらのセンサーがスマホと連動するようになれば、アマチュアゴルファーのスイングが良くなるチャンスが一気に増えると思います~。

 

(▼▼)b




アナライズで今話題の逸品と言えばこれ!

よろしくおねがいします。↓クリック

RENGAパター!(アナライズRS1.5パター)

片山晋呉プロ使用しております↑(みてみて)アルミ削り出しと言うコストの掛かる構造なのにお値段控えめですよ!!!!!


2018年05月08日超私的な考察 手打ちとボディターンは、どちらの方が飛距離が出るのか!?

GWが終わりました。しっかり休みが取れた人、あまり休みが取れなかった人、いつもに増して仕事した人もいたかと思いますが、マーク金井はGWもいつもどおりほぼ毎日、神田におりました。ゴルフには一度も行ってませんが、スタジオで弾道計測器をガッツリテストしたり、新しいクラブ、中古クラブをガッツリ試打しました。GWが明けた今週からは、薄暮ゴルフ三昧するつもりです。

 

さて、GWでは新たなセミナー「ひざ立ち打ちセミナー」を開催。タイトルが示すとおり、ひざ立ち打ちについてのセミナーです。ゴルフスイングはひざ立ちでやるモノではありませんが、ひざ立ちすると、通常のスイングでは分らりづらいゴルフスイングのメカニズムを体感できます。加えて、ひざ立ちで打った方がヘッドの軌道がどうなっているのかもチェックできるメリットがあります。

 

では、通常のスイングとひざ立ち打ちはどこがどう違うのか?

 

・ひざ立ち打ちは下半身(フットワーク)が使えない
・ひざ立ち打ちはスイングプレーンがフラット(横振り)になる
・ひざ立ち打ちは手打ちっぽくなく
・ひざ立ち打ちはダフりのミスが出やすくなる

 

水平振りほどではありませんが、ひざ立ち打ちは通常のスイングよりも横振りになります。そしてフットワークは使えません。ほとんどの人は手打ちしているような感覚になります。

 

では、ひざ立ちは飛ばないかどうかと言うと、、、

 

 

そんなことはありません。ドライバーでひざ立ち打ちをしてもらうと、男性アマチュアの方でも180ヤード以上飛ばす人がたくさんいます。マーク金井も200ヤード以上飛ばせますし、ヘッドスピードが速い人だと250ヤード近く飛距離が出ます。

 

 

対して、ひざ立ち打ちとは逆に、手と腕を完全に固定して(スイング中、ひじを体にくっつけた状態)、下半身をフリーな状態で打つと、ボールはそこまで飛びません。手、手首、腕をまったく使わず、ボディターンだけで打とうとしたら、ドライバーでも100ヤードも飛ばない人がほとんどです。誤解を恐れずに言うと、ドライバーの飛距離の75パーセント以上は、手や腕、そして手首をタイミング良く使うことによって生み出されているのです。これはプロもアマチュアも関係ありません。一生懸命体をしっかり使っているのに飛距離が出ない人ほど、手や腕、そして手首が正しく使えていないのです。

 

下半身はパワーが出せる部位であることは間違いありませんが、下半身のパワーだけではボールを遠くに飛ばすことはできません。ひざ立ち打ちをすると、手打ちがドライバーの飛距離を生み出していることが如実に体感(確認)できるのです。

 

ゴルフでは「手打ちは良くない」「手打ちは飛ばない」とかと言われてます。確かに、飛ばない人を見ていると、体を上手く使えてなさそうに見えますが、実は、体よりも手や腕、手首を上手く使えてないことが「飛ばない」要因になっているのです。実際、ひざ立ち打ちセミナーでも、手や腕、手首を上手く使えていない受講者ほど、ひざ立ち打ちした時も飛距離が出てませんでした。

 

 

 

ゴルフは道具の依存度が高く、そして道具を上手く使うことによって飛距離が出る競技です。野球のホームランよりもドライバーショットの方が飛距離が出るのは、道具の依存度が高いからに他なりません。そして、道具を上手く使いこなすには、手や腕、そして手首を正しく使ってやることが必要不可欠なんです。

 

 

 

ひざ立ち打ちは、通常のゴルフスイングで分かりづらいことを色々と教えてくれます。マーク金井は今から45年ぐらい前にひざ立ち打ちを教わりましたが、その時は、ひざ立ち打ちをする理由が分っておらず、そしてひざ立ち打ちがこれでもかってぐらい上手く打つことができませんでした。

 

45年経った現在は、ひざ立ち打ちも違和感なくできるようになりましたが、それはゴルフスイングのタネと仕掛けが理解できるようになったからです。

 

ゴルフは練習しないと上手くなれませんが、練習の仕方が間違っていると、その努力は報われません。まずはひざ立ち打ちを試してみて下さい。まずは7番アイアンでひざ立ち打ちしてみて下さい。これで、ボールの手前を大きくダフる人↑、打ったボールがものすごく左に飛んでしまう人は、スイングの仕方にかなり大きな問題があります~。

 

(▼▼)b


フレループよろしくお願いします。

フレループ 遂にアナライズでも販売開始しました!!! 是非宜しくお願いします↑クリック


2018年05月06日超私的な考察 なぜゴルフが下手な人ほど、リスクが高いショットを選択するのか!?

GWも残すところ1日になりました。昨日と今日は神田でセミナーを実施しており、5日は「アプローチセミナー」「バンカーショットセミナー」。6日は「ひざ立ち打ちセミナー」「フレループセミナー」。おかげさまで、いずれのセミナーも満員御礼をいただきました。

 

過ぎてしまえばあっという間のGWですが、今週は本を3冊読みました。

 

「原因と結果」の経済学(中室牧子、津川友介著、ダイヤモンド社)

幸福の「資本」論(橘玲著、ダイヤモンド社)

 

最速でおしゃれに見せる方法(ファッションバイヤー MB著、扶桑社)

 

 

いずれもゴルフ関連の書籍ではありません。ゴルフことには一切触れてませんが、いずれの本も読み進めるほどにゴルフとの共通点がいくつも見つかりました。中でも、これってゴルフとまったく同じだと感じたのが、、、、、

 

 

ひとの心理には、損失が生じるとハイリスクを選ぶ(挽回しようとする)のに対し、収益を得ている局面ではローリスクを好む(保守的になる)傾向があるからです。
(幸福の「資本」論 橘玲著、ダイヤモンド社より引用)

 

この文章をゴルフの世界に置き換えると

 

 ゴルファーの心理には、ミスショットが生じるとリスクが高いショットを選択する(ミスを挽回しようとする)のに対し、ナイスショットを続けている局面では消極的なショット(安全策になる)傾向がある。

 

例えば、ティショットをチョロしたり、ティショットを林に打ち込んだりしたとしましょう。こういう場合、そのミスを取り換えそうとするゴルファーが少なくありませんが、それが大叩きにつながるケースが少なくありません。後から振り返ったら、安全なショットを選択していればボギーで上がれたということが多々あると思います。

 

ミスした後にミスを取り換えそうとする。

 

これはハイリスク、ハイリターン戦略になりますが、ゴルフでこのパターンを繰り返すのは、ひとの心理が深く影響しているのです。著者の橘玲さんもおっしゃってますが、損失が生じるとハイリスク(すぐにミスを挽回したくなる)を選びたくなるのが、人の心理だからです。

 

人の心理だから致し方ないと言ってしまえばそれまでですが、本気でスコアメイクを考えるならば、このパターンから抜け出す必要があります。

 

ゴルフではリスク高いショットとリスクが低いショットを選択する場面が多々あります。すべてリスクが低いショットを選択すればいいわけではありませんが、少なくともミスショットしてトラブルに巻込まれた時に、リスクが高いショットを選択するのは得策ではありません。

 

 では、どうすればミスした後にリスクの低いショットを選択できるようになるのか?

 

 

ポイントは2つあります。ひとつはミスショットした事実を受け入れ、ナイスショットをした時よりもピンチに追い込まれているという自覚を持つこと。ピンチに陥ったという自覚を持ち、「こんな時、自分は間違った選択をしやすい」ということを肝に銘じて下さい。自分のおかれている状況を冷静に見つめることが大事です。

 

もうひとつは、リスクの高いショットとリスクの低いショットを2つ想定し、必ずリスクの低いショットを選択することです。2でも構いませんし、3つでも構いません。とにかく、次に打つショットにどんな選択肢があるかを考え、その中でもっともリスクが低いショットを選択するのです。

 

 

トラブルに巻込まれて大叩きすると、多くのゴルファーは「あの場面では、あのショットしかなかった」と口にしますが、そんなことは絶対にありません。どんな局面であっても、リスクが高いショットとリスクが低いショットは必ずあるのです。「あそこではあれしかなかった」というのは、ミスを挽回しようとして思考停止しているのに過ぎません。

 

 

 ゴルフはミスのゲームであり、そして選択のゲームです。

 

同じ腕前であっても、どんなショットを選択するのかでスコアは大きく変ります。同じ腕前であっても、選択の仕方によってハーフ5打以上は簡単に変るのです~。

 

(▼▼)b



アナライズで今話題の逸品と言えばこれ!

よろしくおねがいします。↓クリック

RENGAパター!(アナライズRS1.5パター)

片山晋呉プロ使用しております↑(みてみて)アルミ削り出しと言うコストの掛かる構造なのにお値段控えめですよ!!!!!

 

 

 


2018年05月03日超私的な考察 石川遼プロも実践している水平素振りのメリットとは!? 続編

アナライズのゴールデンウィークの営業について・・・

5月3、4、5、6日は商品の発送、メールの返信、電話でのお問い合わせはお休みです。(もちろんセミナーは開催しております(GW中のセミナーは全て満席となっております)


GWも後半戦に突入しました。アナライズの神田スタジオはお休みをいただいてますが、セミナーは5月5日と6日に開催致します。5日は「アプローチセミナー」と「バンカーショットセミナー」。6日は「ひざ立ち打ちセミナー」「フレループセミナー」。おかげさまで、いずれのセミナーも満員御礼をいただいてます。

 

GWは郊外に向かう高速道路は混み合い、ゴルフ場もかき入れ時なので混み合います。プレー中もティグラウンドで待つ時間が長くなると思いますが、そんな時にお勧めしたいのが、フレループを使った水平素振り。石川遼プロもやってますが、フレループを使った水平素振りには、スイング作りに役立つエッセンスが盛り込まれているからです。

 

 

 では、水平素振りにはどんなメリットがあるのか?

 

水平素振りはクラブを胸の高さに持ち上げ、腕は前に習えした状態からテークバックを開始し、ダウンスイングし、インパクトを迎えて、フォローを取ります。この時、そして水平素振りの目的は、「クラブを地面とできる水平な状態をキープし、水平に振り」ます。

 

通常のクラブでもそうですが、フレループを使って水平素振りすると、

 

  • テークバックではシャフトを時計回りに回転させること
  • ダウンスイングでは、シャフトを反時計回りに回転させること
  • フォロースルーでは、シャフトを半島計回りに回転させること

 

水平素振りではシャフト回転させないと、クラブを水平に動かせないことが体感できます。そして、シャフトを回転させるには左腕を回旋(ねじる)させる動きが必要不可欠なのが体感できます。そして、フレループを使って水平素振りすると、シャフトの回転がより分かりやすくなり、左腕をタイミング良く回旋(ねじる)動きを入れることが重要なのことを直感的(無意識の内に)分かり、左腕をタイミング良く回旋(ねじる)できるようになってくるのです。

 

 

対して、通常のスイングではシャフトを回転させなくても(左腕を回旋させなくても)、何となくスイングできてしまいます。ただし、シャフトの回転(左腕の回旋)が不足していると、クラブは正しい軌道に上がりませんし、振り遅れのミスも出やすくなります。アマチュアの多くがスライスや、フォローで左ひじの引け(チキンウイング)に悩んでいますが、この悩みをかかえる人の98%以上はシャフトの回転(左腕の回旋)がちゃんとできてません。

 

フレループはシャフトが反っただけでのシンプルな練習器具ですが、これで水平素振りすると、

 

  •  アドレスではシャフトが立っている
  •  トップではシャフトが寝ている
  •  ダウンスイングでは寝たシャフトを徐々に立てる
  •  インパクトではシャフトが立っている(アドレスの再現)
  •  フォローではシャフトが寝ている

 

シャフトが反り曲がっていることで、ゴルフスイングとは

 

「シャフトを寝かせ、寝かせたシャフトを立てて、再び寝かせる」

といのが直感的(感覚的)に体感できるのです。

 

通常のゴルフスイングはアドレスした状態から、クラブを斜め上に振り上げ、斜め下に振り下ろし、そして再び斜め上に振り上げていきます。実はこの斜めというのがくせ者で、斜めだとシャフト(左腕)の回転(回旋)が正しくできているかどうかをチェックしづらいのです。また、通常のゴルフでは、シャフト(左腕)の回転(回旋)という動きができているかどうかも分かりづらいのです。

 

水平素振り、特にフレループを使って水平素振りをすると、ゴルフセオリーのひとつである「リストターン」「インパクトゾーンで右手が左手を追い越す」という動きを入れないとスイングできない(スイングしづらい)というのが分かり、そして、通常のスイングよりも「リストターン」「インパクトゾーンで右手が左手を追い越す」という動きをスムーズにできるようになるのです。

 

 

水平素振りが上手くできるようになったからと言って、通常のスイングがすぐに良くなる保証はありません。しかしながら、水平素振りをしない人よりも水平素振りをたくさんした人の方が、スイングが良くなる確率はグンと上がりますし、スライスを短時間で矯正できるようになり、飛距離も伸びてくるようになるのです~。

 

(▼▼)b

フレループよろしくお願いします。

フレループ 遂にアナライズでも販売開始しました!!! 是非宜しくお願いします↑クリック


2018年05月01日超私的な考察 石川遼プロも実践している水平素振りのメリットとは!?

アナライズのゴールデンウィークの営業について・・・

4月28、29、30日、5月3、4、5、6日は商品の発送、メールの返信、電話でのお問い合わせはお休みです。(もちろんセミナーは開催しております(GW中のセミナーは全て満席となっております)


先週の国内男子ツアー「中日クラウンズ」は首位と2打差で出たY.E.ヤン選手(韓国)が5バーディ、2ボギーの「67」で回り、通算12アンダーで逆転優勝しました。ヤン選手は2009年にアジア勢として初のメジャーに優勝(全米プロ)しており、今年から国内ツアー本格復帰。46歳のベテラン選手ですが衰えはまったく感じられません。賞金王争いに絡んでくるのは間違いないでしょう。

 

さて、今週はGWの真っ只中。男子のレギュラーツアーもお休みですが、マーク金井はとセミナー三昧。4月28日、29日、5月5日と6日はセミナー講師を務め、ゴルフスイングのタネと仕掛けについてレクチャーしています。

 

 

セミナーでは座学だけでなく、様々なドリルを受講者にやってもらいます。ドリルの種類は10種類以上ありますが、中でも、頻度が高いのが、、、

 

 

水平素振りとひざ立ち打ち!!!!!

 

まったくもって偶然だと思いますが、石川遼選手もツアー会場のドライビングレンジで水平素振りとひざ立ち打ちをやってます。

さて、この水平素振りとひざ立ち打ち。

実際にコースでプレーする時、水平素振りのようなスイングでボールを打つことはありませんし、ひざ立ち打ちでボールを打つこともありません。この2つのドリルは、あくまでドリルに過ぎませんが、実は、オンプレーンに振る感覚を養うのには、非常に役立つドリルなんです。

 

では、水平素振りとひざ立ち打ちにはどんなメリットがあるのか?

 

今回は水平素振りのメリットについて超私的に説明したいと思いますが、ヒントはクラブの軌道にあります。

 

普通にスイングする場合、背の高さとかアドレスの仕方、クラブによっても多少異なりますが、スイング中のヘッド軌道は水平でも垂直でもなくて、斜めです。テークバックでは斜め上に振り上げ、ダウンスイングでは斜め下に振り下ろし、インパクト以降は、再び斜め上に振り上げていきます。クラブの軌道を物理的に説明すると、2次元ではなく3次元に動がしています。

 

 

対して、水平素振りはどうでしょう。

水平素振りはクラブを胸の高さに持ち上げ、腕は前に習えした状態からテークバックを開始し、ダウンスイングし、インパクトを迎えて、フォローを取ります。この時、そして水平素振りの目的は、「クラブを地面とできる水平な状態をキープし、水平に振り」ます。
クラブを水平に動かすということは、即ち、、、

 

 水平素振りは3次元ではなく2次元でスイングすることになるのです。

 

通常のゴルフスイングは3次元な動きに対して、水平素振りは2次元の動き。例えるならば、通常のゴルフスイングは飛行機の操縦と同じで、水平素振りは車の運転と同じようになるのです。説明するまでもありませんが、ほとんどの人は例外なく、飛行機の操縦よりも車の運転の方が簡単に感じるし、実際、簡単です。

 

ゴルフスイングもしかり。

 

水平素振りはクラブを2次元で動かせるので、通常のスイングよりもシンプルに動きを捕らえることができます。また、クラブが水平に動いているかどうかも目視しやすいし、スマホで自撮りした時も「正しい軌道なのか、間違った軌道なのか」を簡単にチェックできます。初心者セミナーでは、最初に水平素振りを徹底的にやってもらっていますが、ほとんどの受講者は短時間で正しい水平素振りをやれるようになります。クラブを水平に動かそうするのは、3次元ではなく2次元だからです。

 

そして、そして水平素振りにはもうひとつ大きなメリットがあるのです。石川遼選手は自覚しているかどうか定かではありませんが、水平素振りをするとクラブをオンプレーンに乗せるために必要な動きというのは、直感的に体感できるのです。水平素振りのメリットについては次回じっくりと説明致します~。

 

(▼▼)b


フレループよろしくお願いします。

フレループ 遂にアナライズでも販売開始しました!!! 是非宜しくお願いします↑クリック