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2021年04月23日超私的な考察  ゴルフクラブを野球の打順に例えると、ドライバーは何番バッターになるのか!?

 

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プロ野球が開幕して早1ヶ月。ペナントレースの道のりはまだまだ長いですが、セリーグでは阪神が首位を快走しています。50年以上阪神ファンを続けていますが、これほどまでに強いタイガースは記憶にありません。今日のブログは阪神の話が続くきますので、アンチ阪神ファンの方はスルーしていただけると助かります。

プロ野球データFreak
セリーグ順位表
パリーグ順位表

 

首位をキープしている阪神は勝利数が多く、負け数が少ないですが、

 

 

・打率1位
・防御率1位
・得点1位
・失点1位(失点がもっとも少ない)
・盗塁数1位
・本塁打数1位
・そして全チームに勝ち越し

 

 

勝率だけでなくすべての数値がセリーグでナンバーワン。ちなみに個人成績は部門別でトップの選手はひとりもいません(4月20日時点)。ある選手だけが突出して調子良いというのではなく、スターティングメンバー全員の調子良いことがうかがい知れます。そして得点力が高いということは、出塁すべき選手が出塁し、打点を上げるべき選手が打点を上げているのです。

 

 

 

今年の阪神は打順の組み替えもセリーグで一番少ないですが、それはスターティングメンバーがそれぞれの役割を果たしているからだと思います。1番の近本選手はまだ本調子ではありませんが、2番の糸原選手は出塁率が非常に高いです。クリーンアップのマルテ選手、大山選手、サンズ選手は得点圏打率が高く、かつホームランも打ってます。ここ何年も打力がウイークポイントでしたが、今シーズンの打線はチャンスを逃さず、着実に得点を重ねています。

 

 

 

野球の話ばかりで恐縮ですが、実は、野球の打順とゴルフクラブの役割には相通じるものがあると超私的に思っています。ドライバーからFW、UT、アイアン、ウエッジ、パターにはそれぞれの役割があり、その役割をちゃんと果せるクラブをキャディバッグに入れておけば、スコアアップにつながると思います。

 

 

 

例えば、ドライバー。

 

 

ドライバーはクラブの中で最も飛距離が出る(出せる)クラブです。飛距離という意味では3番、4番バッターでホームランを狙える(狙いたくなる)クラブとも言えますが、野球に例えるならば打順は1番。トップバッターなわけです。

 

 

 

トップバッターに求められるのは先頭打者ホームランよりも、ファーボールでも内野安打でもいいから出塁することです。ホームランか三振ではトップバッターとしては好ましくありません。

 

 

 

ドライバーは野球の打順ならばトップバッター。トップバッターの役割はホームランを打つことよりも三振しないで出塁率を上げることだと考えると、ドライバーで本当に求められるのは飛距離よりもチョロやOB(池ポチャ)と言ったアンフォースドエラーをせず、確実にフェアウェイをキープすることです。

 

 

 

ドライバーがトップバッターとして考えるのか、ホームランバッター(3番、4番)と考えるのかでクラブ選びは当然のことながら変ってきます。マーク金井は軽量スチールを装着した43~43.5インチのドライバーを使うことがほとんどですが、これにいきつたのはこのスペックが最も出塁率(フェアウェイキープ率)が高く三振(アンフォースドエラー)が最も少ないからです。

 

 

 

 野球もゴルフも確率のゲームです。

 

 

 

野球もゴルフもトップバッターの出塁率が高いほどゲーム運びを有利に進めることができるのです。手前味噌ではありますが、軽量スチールを装着したドライバーを使うようになってからはドライバーのアンフォースドエラーが劇的に減り、それは確実にスコアアップにつながっています。

 

 

 

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2021年04月21日超私的な考察  毎日休まず「約2万歩」歩き続けて分ったこととは!?

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飛距離、方向性がアップするドリル紹介しています

 


昨日、TVで野球中継を見ていた時、あるコマーシャルで女性の1日平均歩数は6000歩弱だそうです。本当かどうか確かめるためにネットで検索してみたら、、、

 

 

 

 労働省厚生労働省の「国民健康・栄養調査(平成30年)」の結果では、日本人の1日あたりの平均歩数は成人男性が「6794歩」、成人女性が「5942歩」とのことでした。

 

 

 

ちなみに、マーク金井の2020年6月までの1日あたりの平均歩数は15249歩。ゴルフで歩くというのも含まれていることもあって、成人男性の2.5倍ほど歩いていました。

 

 

 

ちなみに現在(2020年7月以降)の1日の平均歩数は約2万歩(約15.5km)にまで増えています。自らの不摂生によって昨年6月に血糖値が300を超え、糖尿病が発病。医師から入院を示唆され、それを回避するために以下のことを遵守することにしたのです。

 

 

・コーラ、スポーツドリンクを飲まない
・アイスや甘いものを控える(原則食べない)
・炭水化物を控える(ご飯を小盛りにする)

 

 

 

血糖値を下げるのには食後に歩くのがいいとアドバイスを受け、食後は3000~5000歩歩き、1日2万歩を歩くように心がけました。糖質を減らし、運動を増やした結果、3ヶ月後には血糖値は130まで下がり、A1-Cの数値もほぼ正常値にまで戻りました。

 

 

 

2万歩歩くには4時間近くかかりますが、そのボーナスとして手に入れたのは健康体に加え、お腹が凹みました。体重は1年前に比べると7キロ減。63歳にして、大学生と同じ体重になったのです。加えて、キャディバッグを担いで18ホール歩いてもバテなくなりました。ゴルフで18ホール歩くと約16000歩。日常生活で歩いている歩数以下ですから、当たり前と言えば当たり前です(笑)

 

 

 

巷にはダイエットに関する本、ダイエットに効果があるサプリなどが出回っています。いずれもそれなりに効果があるのは間違いないと思いますが、ひたすら毎日歩くようになって分ったことは、

 

 

現在は過去の答え合わせ

・現在の蓄積が未来を形成する

 

 

 

と言うことです。もちろんゴルフにも通じることで、アマチュアゴルファーのスイングにおいてもしかりです。

 

 

 

アウトサイド・イン軌道でスライスを打っている人は、アウトサイド・インに振る練習をひたすらしたことが現在のスイングとなって形成されています。インサイド・アウト軌道でフックやチーピンを振っている人もしかり。インサイド・アウトに振る練習をひらすらした結果が、現在のスイングとなって形成されているのです。

 

超私的な考察  アマチュアゴルファーが練習してもスイングが良くならない本当の理由とは!?

 

前回のブログでも書きましたが、スイングの原理原則を理解してないアマチュアゴルファーがボールをたくさん打つということは、メリットよりもデメリットの方が大きい場合があるのではないかと超私的に思っています。例えば、スライスに悩む人の場合、ボールを捕まえようとして(捕まえたくて)、ヘッド軌道がアウトサイド・インになってしまう場合が多いです。フックや引っかけに悩む人の場合、左へのミスを嫌がって、ヘッド軌道がインサイド・アウトになってしまいやすいからです。

 

 

 

体質は地味に毎日歩くことで改善できます。ゴルフの場合、スイングを改善するのに一番役立つのは、ボールを打つことよりも毎日、地味に素振りすることではないかと思います。素振りならば結果が気にならないのでフォーム(動作)作りに専念できるからです。

 

 

 

ボールを打つのに比べると素振りは楽しいとは言えません。しかしながら、現在の蓄積が未来を作ることを考えると、、、、超私的にはボールを打つことよりも素振りをお勧めしたいです。

 

 

もちろん、素振りもただやればいいわけではありません。正しい素振りをしなくては下手を固めることになります。

 

 

 

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2021年04月19日超私的な考察  アマチュアゴルファーが練習してもスイングが良くならない本当の理由とは!?

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ヘッドを振るな クラブ全体を振る

是非御覧ください


 

コロナ禍がいまだ収束する気配がありませんが、ゴルフは三密にならないということもあって活況です。マスターズ松山英樹選手が優勝したことも拍車をかけ、週末ともなればゴルフ練習場は多くのゴルファーで賑わっています。

 

 

 

練習場でボールを打っているアマチュアゴルファーを観察すると、どの人も例外なく真面目に練習しています。わざとミスショットを打つ人はまず見たことがなく、ナイスショットを打つことを目的に練習されています。別言すれば、良いスイングをして、ナイスショットを打つことが練習の目的(ゴール)になっている人ばかりです。

 

 

しかしながら現実はどうでしょう。ナイスショットを打ってはいるけれど「ナイスショット=良いスイング」になっているとは限りません。「良いスイングでナイスショット」を打つ人よりも「悪いスイングでナイスショット」を打っている人の方が多いような気がします。逆に言うと「良いスイングでミスショット」を打っている人は非常に少ないです。

 

 

 

その結果、多くのアマチュアゴルファーは

 

 

 

 ナイスショット=良いスイング
 ミスショット=悪いスイング

 

 

 

 

という風になり、ボールをたくさん打ってナイスショットを増やせば、スイングも良くなっていると脳は認識します。そして、ミスショットをした時は悪いスイングをしたとも認識します。

 

 

 

察しのいい人はもうお分かりだと思います。ナイスショットを打とうとすることが目的になれば、スイングの善し悪しよりもナイスショットを打つことが目的になり、その結果、

 

 

 

癖が身体に染み込みます。例えば、アウトサイドインで球を捕まえることを覚えれば、アウトサイドインに振ることが心地よくなり、アーリーリリースでナイスショットを打ててしまうと、アーリーリリースの癖が身体に染み込みます。

 

 

 

 ナイスショットを打つと気分が良くなりますが、好ましくないフォームでナイスショットを打つと、好ましくないフォームを固める事につながるのです。

 

 

 

良いスイングをしたからスコアが良くなるほどゴルフは単純ではありませんが、悪いスイングをしてナイスショットを打つをしてしまうと、良いスイングから遠ざかることはあっても近づくことはできません。また、身体に染みついた癖を抜くこはかなりの時間を要することになります。

 

 

 

松山選手の真似をして練習時間を増やすアマチュアゴルファーが増えてくるかと思いますが、ゴルフスイングを正しく理解していないアマチュアゴルファーたくさんボールを打つことは、かなりの危険を伴います。誤解を恐れずに言えば、スイングの善し悪しをジャッジしないでボールを打つことは、下手を固めることになりかねないのです。

 

 

 

ゴルフ上達には練習は必要不可欠ですが、ボールをたくさん打つことは練習になるとは限りません。自分がどんなスイングしているのか客観的にチェックしないでボールを打つことは、下手を固める、好ましくない癖をつけるための練習になっている可能性が非常に大きいのです。

 

 

 

ゴルフスイングは自分のイメージと実際の動きにギャップが大きく生じと言われてますが、本当にその通りです。その証拠と言っては何ですが、練習場で一生懸命、真面目にボールを沢山打っているアマチュアゴルファーのスイングを観察してみて下さい。プロのような理に叶ったフォームで打っている人はそれほど多くいません。

 

 

 

多くのアマチュアゴルファーは、自分のイメージとは似ても似つかぬ「個性的なフォーム」をしているはずです。

 

 

 

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2021年04月16日超私的な提案  ゴルフを教える指導者にぜひともやってもらいのは、「左打ち」です!!

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アイアンはスチールシャフト?カーボンシャフトどっちがいいの?

是非御覧ください


松山英樹選手が成し遂げたマスターズ制覇。日本人が誰もなし得なかった男子メジャー制覇によってゴルフ業界が大いに活気づいてます。恐らく、これから発売されるゴルフ雑誌は松山選手をフィーチャーするだけでなく、チーム松山についても取り上げる機会が増えてくるでしょう。

マスターズ優勝を果たした松山英樹の新コーチ、目澤秀憲。
彼が松山を教えるうえで大事にしていることを過去の取材で話してくれていました!
読み返してみてはいかがでしょうか!

松山英樹を教えるうえで大事にしているのは「過去を否定しないこと」

月刊ゴルフダイジェストさんの投稿 2021年4月11日日曜日

 

チーム松山にはいろんなスタッフがいますが、その中でも注目集めるのが技術的なアドバイスを担当する目澤秀憲コーチ松山選手がコーチと契約したのは初めてなことを考えると、多くのメディアが取材してくることが予想されます。

 

 

 

そして松山選手が優勝したことで、ゴルフにおける技術コーチやインストラクターはゴルファーの技術向上に欠かせないことの認識が深まり、ゴルフスイングを教える人、そして教わる人が増えてくることも予想されます。

 

 

 

現在、国内を代表するゴルフの技術指導を行う団体は

 

 

・日本プロゴルフ協会(PGA)
・日本女子プロゴルフ協会(LPGA)

 

 

どちらの団体もインストラクター資格を得るために様々な講習を受け、そして実技試験もあります。ゴルフが上手い、いいスコアを出せるというだけでは資格認定を受けることはできません。

 

 

 

講習、実技についての詳しい内容は分りませんが、例えば、講習では筆記試験があり、実技試験では決められた打数以内でプレーすることが求められます。

 

 

 

PGALPGAのインストラクターになるにはいくつものハードルをクリアする必要がありますが、超私的にはこれに加えてほしいことがあります。

 

 

 

 それは、右打ちの人の場合ならば、左打ち(逆打ち)です!!!!

 

 

通常のプレーで左打ちをする場面というのはめったにありませんが、インストラクターが左打ちでいいスイングができるようになれば、、、、、、、

 

 

 

・レフティ(左打ち)ゴルファーにデモンストレーションできる
・右打ちでは味わえないゴルフスイングの難しさを体感できる
・頭で分ることと、実際に出来ることの違いを味わえる

 

 

インストラクターを志そうとする人はすでにゴルフの上級者です。初心者の段階でインストラクターを目指す人はまずいません。別言すれば、すでにゴルフが上手い人なわけですが、ゴルフを教わる人はゴルフが上手くない人の方が圧倒的に多いです。

 

 

 

ゴルフに限りませんが、教える方にとって当たり前なことは、教わる方にとっては当たり前ではありません。超私的には、このギャップを埋めるのに役立つのが左打ち(逆打ち)ではないかと思っているのです。

 

 

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2021年04月14日超私的な考察  マスターズを制した松山英樹のスイングはどう進化したのか!?

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アイアンはスチールシャフト?カーボンシャフトどっちがいいの?

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松山英樹が日本人として初のグリーンジャケットを手に入れました。最終日は2位に4打差をつけて、通算11アンダーからスタートし、4バーディー、5ボギーの73。通算10アンダーで2位に1打差をつけ、初めての4大メジャーのひとつを制しました。

 

 

最終日はスタートホールからテレビ観戦してましたが、ティオフ直後に最初のピンチが訪れました。3Wで放ったティショットは右の林に。林の中からのセカンドはあわや木に当たりそうなショット、、、、。狙っていた空間よりもボールが右に飛び出した時には目覆ってしまいましたが、ボールは木の縁をすり抜けてフェアウェイに。オーガスタの魔女の後押しはこれに止まらず、13番のティショットは木に当たったボールがカーンと跳ねてラフまで戻り、グリーンを狙って引っかけたショットはグリーン方向にキックしました。

 

 

 

もちろん魔女の微笑みだけで勝てるなんてことはありません。松山選手のショット、特にティショットはどの選手よりも安定してましたし、アプローチ、パッティングにおいても誰よりデリケートなタッチで硬くて速いグリーンに対応してました。2位との差はわずか1ストロークでしたが、ゴルフの内容はそれ以上の開きがあったと思います。

 

 

松山選手グリーンジャケットを手に入れたことで、ゴルフ界も大いに活気づいてます。新聞各紙は一面でマスターズを取り上げてますし、テレビ、ラジオ、そしてインターネット、SNSでも松山選手のマスターズ優勝がこれでもかって取り上げられてます。これほどまでにゴルフの記事がアップされたのはもちろん初めてのことです。

 

 

松山選手に関する記事はこれからも続々と出てくると思いますが、今回は松山選手のスイングの進化について超私的に書いてみたいと思います。

 

 

 

 テレビを観ていてまず感じたのがトップの位置。

 

 

テレビ解説を務めた宮里優作選手もおっしゃってましたが、昨年までに比べるとトップの位置が低くなり、かつレイドオフ気味になっています。昨年末から松山選手のコーチを務めている目澤秀憲コーチとの二人三脚でスイングを変えたのだと思いますが、以前に比べるとトップからダウンの切り返しで止まる感じが無くなり、スムーズにクラブを振り抜いているように見えます。

金井 マークさんの投稿 2021年4月13日火曜日

 そして、もうひとつ明らかに「変った」と感じるのが始動までの時間です。

 

 

 

かつての松山選手はショットの時もパッティングの時も、構えてから打つまでの時間が長かったです。アドレスが決まった後、ヘッドをトントンと何度も動かし、気合いをヘッドに注入してからテークバックを開始してました。いわゆる仕切りの時間が長かったのです。それがマスターズでは、仕切りの時間が一気に短くなり、アドレスが決まったた躊躇せずにテークバックを開始しています。

 

 

構えたらすぐに打つというほど早くはありませんが、見ている方が「じれったさ」を感じるような間延び間がなくなっているのです。

 

 

言葉にすれば簡単なことになりますが、構えてから打つまでの時間を短縮するのは容易ではありません。自分のタイミングをガラッと変えるわけですから、慣れるまでにはかなり違和感があったはずに違いありません。

 

 

 

優勝争いの真っ只中、15番のセカンドをグリーンオーバーしてボギーを打った直後の16番のティショット、そして、本人が一番緊張したという18番のティショットでも、構えてから打つまでの時間が今までよりも短くなってました。プロでも大事な場面になると構えてから打つまでの時間が長くなりやすいのですが、それがまったく無かったのです。これもまたスムーズなスイングにつながっているのではないかと思っています。

 

 

これから多くのインタビューアーが松山選手をインタビューするかと思いますが、もしもこのブログを読んで下さっているのなら、ぜひとも「構えてから打つまでの時間を短くした」理由を本人に聞いていただきたいです。

 

 

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