スノボ三昧な日々を過ごすようになって、寒さにすっかり強くなりました。今シーズンもすでに5回スノボに行きましたが、今はマレーシアにいます。米ツアーはハワイでソニーオープンが開催されていますが、ここマレーシアでも世界のトッププロが参戦する「ユーラシアカップ」が開催されています。
さて、このユーラシアカップ。欧州連合、アジア連合ともに12名の選手、そして1名のノンプレイングキャプテンが選手され、3日間の戦いが繰り広げられます。チーム戦と言えば、ライダーカップ、プレジデントカップが知られていますが、その次に規模が大きいのがユーラシアカップです。
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欧州連合
- ダレン・クラーク（ノンプレイングキャプテン／北アイルランド）
- クリストファー・ブロバーグ（スウェーデン）
- ビクトル・デュビッソン（フランス）
- ロス・フィッシャー（イングランド）
- マシュー・フィッツパトリック（イングランド）
- イアン・ポールター（イングランド）
- アンディ・サリバン（イングランド）
- リー・ウェストウッド（イングランド）
- ダニー・ウィレット（イングランド）
- クリス・ウッド（イングランド）
- ソレン・ケルドセン（デンマーク）
- シェーン・ローリー（アイルランド）
- アンディ・サリバン（南アフリカ）
- ベルント・ウィスベルガー（オーストリア）
アジア連合
- ジーブ・ミルカ・シン（ノンプレイングキャプテン／インド）
- アン・ビョンフン（韓国）
- キム・キョンテ（韓国）
- ワン・ジョンフン（韓国）
- キラデク・アフィバーンラト（タイ）
- トンチャイ・ジェイディ（タイ）
- プラヤド・マークセン（タイ）
- 呉阿順（中国）
- アニルバン・ラヒリ（インド）
- シブ・シャンカラ・プラサド・チョウラシア（インド）
- ダニー・チア（マレーシア）
- ニコラス・ファン（マレーシア）
- 片山晋呉（日本）
欧州連合はイングランドの選手が7名と多く出場しています。日本でも人気のイアン・ポールター、リー・ウエストウッドが出てます。対して、アジア連合は韓国とタイが3名づつ、自国開催のマレーシアとインドから2名、そして中国と日本から1名が出場。アジアでもっとも規模が大きい日本ツアーからは、昨年賞金王の金キョンテ選手、プラヤド・マークセン選手、そして片山晋呉選手が選ばれて出場しています。前回大会では谷原秀人選手と小田孔明選手が出場していたこと、そして日本ツアーの規模の大きさを考えると、今回も日本人選手がもう一人出てほしいような気がします。
ユーラシアカップの舞台はグレンマリゴルフCC。首都クアラルンプールの西に位置し、市内から車で約30分。そばに海や山はなく、いわゆる郊外地で地形はフラット。打ち上げ打ち下ろしの緩やかな起伏はありますが、コースはおおむねフラットです。コースには木々がありますが、林間コースのようにホールが完全にセパレートされてません。軽井沢72と感じが似ています。ただし、気候は軽井沢と正反対。気温は25度ぐらいですが、とにかく蒸し暑く湿気が半端ないです。クラブハウスからコースに出ると、湿気でレンズの表面が曇ってしまいます。日本の梅雨よりも湿度が高いかもです。
距離は7003ｙでパー72。オフィシャルガイドブックにはメートル表記もあって、6404ｍでパー72。どうやらマレーシアは、オーストラリアと同じく、メートル表記がメインなようです。ちなみに、車は右ハンドルで、道路は左側通行。マレーシアは英国領だったので日本と同じ道路事情です。
金曜日の初日は4ボール。それぞれの選手が自分の打った球を打ち、チームのいい方の選手のスコアを採用します。パッティングではOKもあります。マッチは全部で６つあり、マッチ５で片山選手が出場。3番ホールで1アップを取るものの、そこから欧州チームが5ホール取って4アップ。15番、16番でアジアチームが2ホール取り戻して2アップまで戻しましたが、17番で両者パー。惜しくも2ダウンで敗れました。
初日を終えて、欧州連合が4.5ポイント、アジア連合が1.5ポイント。かなり劣勢ですが、実は、前回大会はもっと劣勢でした。初日を終えた時点では欧州連合が5ポイント、アジア連合が0ポイント。前回大会は圧倒的に不利な状況から盛り返し、最終的には同点引き分けに持ち込んでます。なので、まだまだ勝負の行方は分かりません。
コースはラフは特に深くありません。我々アマチュアが普通にプレーしている時と同じコンディションです。ロングヒッター有利なレイアウトですが、ピンポジションが厳しい位置のホールが目立ちました。セカンドショットの精度がスコアを左右するセッティングです。グリーンは暑さに強いバミューダ系なので、転がりはスムーズですが、もの凄く速くはなかったです。
2日目はフォーサム。片山選手は、タイのマーク選手とタッグを組みます。フォーサムはライダーカップでも採用されている競技方法で、１つのボールを交互に打って戦います。プロでも普段めったにやらないプレーなので、単にプレーヤーの力量だけではスコアは出ません。どんな戦いになるのか、今から大いに楽しみです〜。
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Posted by マーク金井のアナライズ on 2016年1月16日
