マーク金井blog

2023年07月10日超私的な考察  ドライバーの適正な長さは45インチで本当に良いのか!?

 

 

「マークさん、毎日ゴルフに行ってますよね?」

 

 

 

 

SNSに早朝、薄暮でプレーしている様子をアップしていることもあって、この手のコメントをよくいただきます。確かに6月にスコットランドの一人旅から戻ってからは、赤羽ゴルフ倶楽部に行く機会が増えました。さすがに毎日ラウンドはしてませんが、週に4~5回のペースでプレーしています。

 

 

 

 

ゴルフに行く機会を増やした理由はいくつかありますが、ひとつはコンクリートの道を歩くよりも芝生の上を歩いた方がヒザへの負担を減らせるから。毎日2万歩を歩く人間にとってはゴルフ場は格好の場所なんです。

 

 

 

加えて、ゴルフ場に行ってプレーすれば自分のゴルフはもとより、いろんなゴルフファーを観察できます。どんなクラブを使っているのか、どんな風にプレーしているのか、そしてどんな風なスイングをしているのかをつぶさに観ることができます。

 

 

 

先日も、私の前でプレーしているゴルファーをじっくりと観ることができたのですが、
とにかくティショットが不安定。ヘッドスピードは45m/sぐらいあるのですが、まずフェアウェイに飛びません。左右に大きく曲がるだけでなく、チョロも連発。セカンドショット以降に比べると、ティショットの精度が極端に悪いのです。

 

 

 

使っているクラブを見ると、、、もちろん最新のドライバー。メーカー名は控えさせていただきますが、誰もが知っている人気モデルで、そのモデルの特徴は寛容性も高く、左右の曲がりも少ないのが特徴です。

 

 

 

 

もちろん私が見た日はたまたま調子が悪かったのもかも知れませんが、スイングを見る限りクラブの長さを持て余しているような気がしました。このゴルファーだけでなく、ドライバーを苦手にしている人のスイングを観察すると、クラブの長さがミスを招いているように感じるのです。

 

 

 

今どきのドライバーは45~45.5インチが標準的な長さです。対して、3Wは43インチ前後、7番アイアンは37インチ前後。FWやアイアンに比べると、ドライバーだけが突出して長くなっているのです。

 

 

 

 

長い方が物理的にヘッドスピードを上げやすいからドライバーは3Wよりも2インチ以上長くなっていますが、打ちやすさ(振りやすさ)というのを考えると、45インチにこだわる必要はないと超私的に思っています。

 

 

 

 

 もちろん2インチ短くして43~43.5インチにしたら、すぐにドライバーが打てるようになるほどゴルフは簡単ではありません。

 

 

 

 

安定したドライバーを打つためには、安定したスイングが求められます。

 

 

 

しかしながら、45~45.5インチを振り回すよりも43~43.5インチのドライバーの方が打ちやすく(振りやすく)なるのも事実です。

 

 

 

 

テーラーメイドもその事が分かっているので、長さ43.5インチのバーナーミニドライバーを出してきたのだと思います。

 

 

ちなみにマーク金井がエースドライバーにしているキャロウェイのFTツアーも長さはバーナーミニドライバーと同じく43.5(ヒールエンドだと43.25)インチ。ドライバーは元々得意なクラブでしたが、短尺スチールシャフトで43.5インチにしたことでフェアウェイキープ率が格段に上がりました。

 

 

 

ゴルフは確率のゲームです。

 

 

 

ティショットを苦手にしているならば、ヘッドにこだわるだけでなく長さにもこだわってクラブを選んだ方が良いのではないかと超私的に思っています。

 

 

 

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2023年07月06日超私的な考察  ドライバーで飛距離を求める人の共通点とは!?

 

YouTubeを本格的に始めてからというもの、週2本のペースで動画をアップしています。ジャンル分けしていくつかのシリーズがりますが、ここにきて更頻度が多くなっているのが「素人のゴルフ」です。

 

 

 

プロ=玄人(くろうと)と考えると、アマチュア=素人(しろうと)。

 

 

 

プロとアマチュアとでは同じゴルフであってもゴールが異なります。プロは厳しいセッティングでアンダーパーのスコアが求められるのに対して、アマチュアは白ティからのプレーで100切り、90切り、そして70台のスコアを出すのがゴール。それを考えると、おのずとプロとは違ったゴルフをした方が合理的であるし、スコアメイクもしやすいと超私的に考えています。

 

 

 

では、素人がスコアメイクする上で一番大事なことは何なのか?

 

 

 

ゴルフはティショットから始まることを考えると、ティショットで失敗しないことです。いくらドライバーの飛距離が出ても左右に曲がってOBや池ポチャ、林に打ち込んでしまったら、その時点でスコアの浪費が避けられないからです。

 

 

 

スコアの浪費を避けるという意味ではティショット(ドライバー)は飛距離よりも方向安定性に尽きます。ドライバーを飛ばすのがゴルフの醍醐味であるのは間違いありませんが、ことスコアメイクを考えると飛ばすことよりも、飛ばなくてもいいからフェアウェイキープです。

 

 

 

そして、ティショット(ドライバー)というのは、サッカーに例えるならばシュートではなくて、ゴールキックなんです。一般的にはドライバーを飛ばすことでアドバンテージが得られると言われてますが、ティショット(ドライバー)、攻撃ではなくて守備です。

 

 

ドライバーを攻撃的なクラブと捕らえるか、それとも守備的なクラブとして捕らえるのかで、クラブ選び、シャフトの選び方というのはガラッと変わります。

 

 

 

ドライバーを飛ばしたい人を観察すると、ドライバーは攻撃的なクラブ。サッカーに例えるならばシュートを打つためのクラブという風に考えているように扱っています。換言すれば、攻撃的なクラブを手にしているのだから最大のパフォーマンスを出そうとしている感じがしてなりません。

 

 

 

対して、マーク金井は数年前から短尺スチールシャフトを装着したドライバーを使っていますが、そこに至った一番の理由は、、、、

 

スコットランドのリンクスでも短尺スチールが大活躍

 

 

ドライバーは攻撃的なクラブではなくて守備的なクラブだと思うようになったからです。

 

 

 

 

野球はいい守備がいい攻撃につながると言われてますし、守備でミスをしでかすとゲームの流れが悪くなるとも言われてます。ゴルフもしかりです。ティショットを守備として考え、守備でミスをしない(確実にフェアウェイキープ)することができれば、確実にスコアアップできます。

 

 

長らく欠品してました短尺スチールシャフト。近々、販売再開致します。入荷次第、このブログ、FB、Twitterにて告知致します。

 

 

 

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2023年07月05日ゴルフの上達に欠かせない「道具」の話  第13回「パターと同じである利点」

 

最近、プロにパッティング上達についてアドバイスをいただき、毎日、寸暇を惜しんで真面目に取り組んでいる。それをSNSで報告したら、誰かが“マークさんみたいですね”とコメントをくれたが、確かにマーク金井は毎夜、神田のスタジオでスポンジボールを打ったり、フレループを振ったりしている……。継続にかけては右に出る者なしだ。

 

 

 

「継続して課題に取り組むことには、目指す動きを覚えるという大切な意味があります。そして、定点カメラで動きを動画に収め客観的に見ることで、間違った動きにも気づくことができるのです」(マーク金井)

 

 

 

今更ながら、その言葉の意味を実感している、ここ数週間だ。そして何より継続の「結果」が目に見えてくると、ますます練習が楽しくなってくる。今日もまたやろう!と思えることにも気がついた。

 

 

 

前置きが長くなったが、今回はパッティング上達に一生懸命に取り組んでいるからこそ、気がつけたことについて書いてみたい。ラウンド中に最も多く使うクラブがパターであるのはご承知の通りだ。ドライバーを使わないホールはあっても、パッティングをしないホールは一つもない(奇跡のチップインがあった時は除き)。しかも、常に1パットで凌げる訳ではない。

 

 

それなのに何でパッティングの上達に対して関心を持ってこなかったのかな?というのが、恥ずかしながら最初の“気づき”である(笑)

 

 

 

そして、2点目。パッティング練習でこれまでにない、良い感覚が掴めてくると「R25ランニングウェッジ」(赤羽ウェッジ)でアプローチしてみたくなる、それも気づきである。なぜならば「R25」はパターのように構えて、使えることをコンセプトにしているからだ。

 

 

今、パッティング練習で取り組んでいることと同じことをすればいい。ここが一般的なウェッジやアイアンのようなカタチの“チッパー”とはまったく違うところ。パターと同じように打てばいい、グリーン周りでそう思えることが非常に大切で、他のクラブにはない大きな安心材料なのだ。パッティングに自信がついてくれば、「R25」でのアプローチも格段に良くなってくる。

 

 

 

これが今回、最もお伝えしたかった筆者の“気づき”である(笑)

 

 

 

少し言いにくい“気づき”も一つ。それはパッティングのコツが掴めていない状態「R25」を手にしても、いきなり寄せが決まるようになるわけがないということだ。パッティングはスコアの要だ。常に一生懸命に、継続して上達するように練習することで打数も減らせるし、「R25」のメリットももっと引き出せるようになる。

 

 

 

道具をとっかえひっかえしても夢のような効果は得られないだろう。たとえ、リッキー・ファウラーと同じモデルを手にしたとしても……。

 

 

 

パットに形なしと言われるから自己流でやってきたが、やはり一回くらいはちゃんと教わ
るべき。ゴルフを始めて30年以上経ち、ようやくそのことに気がついた。

 

 

(書き手/高梨祥明)


2023年07月03日超私的な考察  セルフプレーで欠かせないモノと言えば、、、、

 

 

 

スコットランドから戻って早一週間が経ちました。あちらが涼しかったということもありますが、戻ってくるや半ズボン、半袖シャツが欠かせません。もちろん、ゴルフプレーでも半ズボンが必需品となり、プレーも薄暮ではなく早朝に切り替えました。

 

 

今日も朝4時に起きて赤羽ゴルフ倶楽部にて9ホールプレーしてきましたが、マーク金井はスコットランドでも赤羽でも担ぎセルフが基本。ちなみに、スコットランドでは1日36ホールプレーすることが数回あり、その時は18ホールは担ぎではなくて手押しカートを使いました。

 

 

 

日本ではセルフプレーと言えば乗用カートに乗るのが当たり前ですが、スコットランドでは乗用カートはほとんどありません。ほとんどのゴルファーは手押しカートを使って歩いてプレーしています。

 

 

この手押しカート。

 

 

 

前輪が1輪、後輪が2輪です。ショッピングカートを押すような感じの構造で、実際に使ってみると日本で主流の手引きカートよりも腕や肩に負担がかかりません。ちなみに、手引きカートには前輪がなくて2輪構造です。

 

 

 

3輪構造の手押しカートは日本ではほとんど普及してませんが、超私的には国内でプレーする時も手引きよりも手押しカートの方が快適ですし、何よりも歩いてプレーしやすいのです。

 

 

 

9ホールだと担いでプレーしたくなりますが、18ホール以上のプレーならば手押しカートは大いにアリです。超私的には本場リンクスで使われているシンプルな構造の手押しカートを赤羽ゴルフ倶楽部で使いたくてウズウズしています。

 

 

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PS.長らく欠品しておりました短尺スチールシャフト。近々販売を再開します。販売が決まりしだい、SNS、そしてこのブログにて告知致します。


2023年06月30日超私的な考察  スコットランドのリンクスコースで役立つゴルフクラブとは!?

 

6月18日から26日にかけてスコットランドに出かけ、8つのゴルフ場でプレーしてきました。8つの内、6つはリンクスコース。ひとつは街中のコース、そしてもうひとつは競馬場の中にあるコースです。

 

 

 

 

リンクスでプレーするのは4年ぶりですが、4年前も今回もドライバーのシャフトは短尺スチール。43インチの短尺スチールは飛距離が出るわけではありませんが、低めの弾道でコントロール性が高いのでリンクスにももってこい。8つのコースをプレーしてティショットでポットバンカーに打ち込んだのは1回だけでした。

 

 

 

グリーン周りのポットバンカーに入れたのも1回だけ。SWでアプローチを打ったのも数回だけで、その代わりにグリーン周りのアプローチで使用頻度が高かったのは、ピッチウエッジとパター、、、、、

 

 

 

 そしてロフト25度のランニングウエッジ(R25)です。

 

 

 

 

R25はパター形状ですが、ロフト角は25度。まさに転がし専用のウエッジですが、本場リンクスで一番確実なアプローチは転がしです。ボールを上げるよりも、手前から転がし上げた方が、フェアウェイのうねり、グリーンのうねりに対応しやすく、なおかつ打ち損じのミスも出づらいからです。

 

 

 

 

河川敷の赤羽ゴルフ倶楽部で転がすアプローチをしょっちゅうやっていることもあって、本場リンクスでも違和感がまったくりりません。むしろ、赤羽よりもリンクスの方がアプローチでの使用頻度が高く、R25(チッパー)を使えば確実にグリーンに乗ります。加えて、R25を使う感覚でPWを手にすると、PWでのピッチエンドランドも気持良く打てるようになってくるのです。

 

 

 

 ゴルフはゴロフ(転がし)

 

 

 

 

SWでスピンが利いたショットを打つのもゴルフの醍醐味かとは思いますが、アマチュアのスコアメイクの観点から言えば、上げたりスピンを利かせたりという難易度の高いショットよりも、、、、手前からゴロゴロと転がした方が間違いがありません。そして、なによりリンクスは転がすルートがちゃんと確保されているので、それを利用した方が、コースをクレバーに攻略しやすいのです。

 

 

 

 

手前味噌ではありますが、自分が作ったランニングウエッジ(R25)が本場リンクスでも大いに役立つクラブであることを自ら経験できたことは嬉しい限りです。加えて、ゴルフの原点であるリンクスでのプレーは、プレーに本当に必要なクラブは飛ばせるクラブよりも、確実に狙った所に運べるクラブであることを再確認できました。

 

 

 

まだまだプレーせずにはいられないリンクスがあります。年内にもう一度、サクッとスコットランド、もしくはアイルランドの本場リンクスに行くつもりです。

 

 

 

転がしが劇的にやさしくなるR25はこちらから購入できます。

 

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