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2018年09月16日超私的な提案 グリーン周りのアプローチで一番ミスが出づらいクラブとは!?

昨日は神田のスタジオ「フットワークセミナー」を実施しました。セミナーの内容は近々YouTubeでオンエア致しますが、セミナーのヒントになったのがゴルフファミリータイランドで紹介される女子選手のスイング。正しいフットワークの概念、下半身を使って正しくスイングするためのドリル、これらをゴルフファミリータイランドの女子選手のスイングをお手本にさせていただきました。

フットワークについて、大事なポイントをかいつまんで紹介すると

 

・ 始動、そして切り返しは下半身(股関節)が最初に動く
・ フットワークでスイングリズムを作る
・ インパクトでは両方のお尻(両脚)が見える

 

 

下半身を使うことがフットワークですが、下半身を使うタイミング、お尻が動く方向というのが間違うとゴルフスイングは乱れたものになります。下半身を使うタイミング、お尻が動く方向が正しくなっているとゴルフスイングは安定し、飛んで曲がらないショットを打てるようになります。フットワークセミナーYouTubeは近々アップされますので、楽しみにしていただけると幸いです。

 

フットワークセミナーでは導入部分で1ヤードのアプローチを打ってもらいます。フットワークと言うと、飛距離を出す時に使うものと思われがちですが、実は、ボールを飛ばさないショットでもフットワークは重要な要素。ボールを飛ばさないショットの時でも、フットワークを上手く使えるようになると手や腕が余計な動きをするのを制御できますし、なによりもスイングリズムが整ってくるメリットがあるからです。もちろん、ボールを飛ばないショットにおいては、下半身を大きく使いません。下半身主導で動くということと、下半身でリズムを取るという意味です。

 

 

さて、前置きが長くなりましたが、今回のテーマはグリーン周りのアプローチでのクラブ選びについてです。グリーン周りというと、多くのアマチュアゴルファーはお決まりのようにアプローチウエッジやサンドウエッジを使っているかと思いますが、アプローチはアプローチウエッジ(AW)やサンドウエッジ(SW)で打たなくてはならいという決まりはありません。それこそドライバーでもいいですし、パターでもいいです。少し前のブログでも書きましたが、パターでアプローチをすることをテキサスウエッジといい、これは、もっとも打ち損じが出づらいクラブ選択。

パターで打てば、ダフりトップはしづらくなりますし、なによりもシャンクのミスは絶対に出ません。ただし、パターは最初から転がるのでボールを上げることが出来ません。芝が少し長かったりすると、距離感を出しづらくなります。

 

 

では、パターの次に打つのがやさしくて、かつパターよりも距離感が出しやすいクラブは何かと聞かれたら、、、迷わず、、、

 

 

 チッパー!!!!!

 

と答えます。週刊ゴルフダイジェストの連載漫画「オーイ! とんぼ」でも、主人公とんぼに立ちはだかる女子選手「キキ」は、超トップアマにもかかわらずチッパーを多用しています。普通ならば、ありえないような設定になってますが、この設定は「ゴルフを深く理解している」からなせる技。原作者のかわさき健さんは、プロゴルファーを目指し研修生の経験もあるゴルファーだからこそ、「キキ」の得意技をチッパーにしているのです。チッパーを他のクラブに例えるならば、長尺パターと同じ。どれほどの熟練者であっても、自分に有利な道具(クラブ)を使った方が、ミスが出ないだけでなく、ストロークを減らすことを嫌と言うほど知っているからこそ、あえて超トップアマにチッパーを使わせる設定にしているのだと思います。

 

みんなのゴルフダイジェストというサイトでもチッパー特集していますが、チッパーのメリットは、クラブの長さとライ角がパターとほぼ同じ。ヘッド形状はアイアンであったり、ユーティリティであったりしますが、長さとライ角がパターと同じなので、パターと同じ感覚で打てるメリットがあります。これこそがチッパーの最大の優位性で、パターを打つのと同じぐらいミスが出づらいのです。

 

 そしてチッパーの場合は、ロフトが適度にあるので(35度前後)、打出し直後に少しキャリーが出ます。キャリーが出ることで芝の抵抗を受けづらくなる分だけ距離感を出しやすいメリットがあるのです。

 

 

チッパーと言うと初心者向けのお助けクラブというイメージをもたれがちですが、それは大いなる勘違いです。「オーイ! とんぼ」では、チッパーは初心者専用クラブでないことを見事に証明してます。チッパーは使える場面が限定されますが、使える場面ではウエッジで打つよりもスピンコントロールがしやすいので、距離感出しやすいメリットがあり、上級者ならば寄せワン、そしてチップインする確率を高められるでしょう。

 

 

アナライズではユーティリティ形状のチッパー、UT35をラインアップしています。アイアン形状ではなく、ユーティリティ形状にしているのは、この方が重心が深い分だけスイートエリアが広くなり、かつシャンクも出ない形状だからです。アプローチは苦手ではないけれど、アプローチで寄せワンを増やしたい、アプローチでチップインを増やしたいと思っているならば、チッパーを使ってみるのも大いにアリです~。

 

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2018年09月13日超私的な提案 ショートパットが上手くなるのに役立つ意外な練習法とは!?

YouTubeのアナライズチャンネル、新しい動画、配信開始

マーク金井の打たずにいられない

ブリヂストンの新しいドライバーを試打します


第2木曜日と第4木曜日は各週発売のゴルフ誌、アルバトロスビューの発売日。9月27日号が本日発売されますが、ちょびっとお手伝いしてます。告知が遅くなりますが、前号から新連載「試さずにはいられない あなたの練習器具 星靴いくつ?」が始まっており、このページのナビゲーターを務めています。この連載はインターネット放送のゴルフネットTV CH1でも放映してますので、ご覧になっていただけると嬉しいです。

 

アルバでは毎回3つの練習器具を紹介してますが、マーク金井はゴルフクラブと同じかそれ以上に練習器具に目がありません。神田のスタジオにも練習器具はこれでもかってぐらいあります。FBでもアップしてますが、ボールを打つ前にはフレループゴルフの竪琴を欠かさず使ってますし、ボールを打っている時は超軟らかシャフトが装着されたEF009を使っています。

マーク金井がプロデュースする上達を目指すゴルファーのための情報サイト

フレループゴルフの竪琴はオンプレーンに振る感覚を道具(練習器具)を教えてくれ、EF009はシャフトのしなり(しなり戻り)をタイミング良く使う感覚、インパクトに向けて体の各部を減速させる感じがつかめてきます。手前味噌ですがボールを漠然と打つよりも、練習器具を積極的に使った方がスイング作りに役立ちます。

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そして、最近パッティングの練習で頻繁にやっているのが、、、、

 

 

 SW(サンドウエッジ)でのパッティング

 

SWの刃の部分(リーディングエッジ)をボールの赤道部分にぶつけ、パターのようにボールを転がす。わざとトップを打つことで、パターで打った時と同じようにコロコロとボールを転がします。

 

このSWの歯打ち。

 

 

試していただくと分りますが、実はパターで打つよりも難易度が高いです。パターはフェース面で打てますが、SWの歯打ではリーディングエッジが正確に赤道(もしくは赤道よりも少し上)で打たないとスムーズに転がりません。ヘッドを入れる角度を一定にすることが求められます。特にインパクトで手首を使い過ぎる人の場合だと、この歯打ちはとてつもなく難しく感じはずです。

 

 SWの歯打ちを上手くこなすコツは、インパクトゾーンで手首の余計な動きをできるだけ抑え、手元とヘッドを同じスピードで動かすこと。実は、これはパターを打つ時にも大事なポイントです。

 

 

加えて、インパクトでフェースが開くとリーディングエッジも右を向き、ボールは右に打ち出されます。パターで打つよりもSWの歯打ちをした方が、ヘッドの上下のブレ、フェースの向きをシビアにチェックできるメリットがあるのです。

 

 

パターマットで練習する時、SWの歯打ちをやってボールをカップインさせてみて下さい。これがスムーズにできるようになれば、パッティングのストロークも劇的に良くなってきますし、ショートパットの精度も上がってきます。

 

 

それだけではありません。SWの歯打ちをすると、インパクトゾーンでのヘッドの軌道が安定します。SWの歯打ちをした直後、今度は同じイメージでSWのヘッドを地面すれすれ動かして(軽く地面にソールを滑らせる)ボールを打ってみて下さい。フェースにボールが乗り、フワッと浮いた球も打てるようになります。SWの歯打ちをやると、10ヤード以内のアプローチもスキルアップできるのです~。

 

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来週の月曜日 祭日ですが

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2018年09月11日超私的な提案 軽く振って見えるのに飛距離が出る人の共通点とは!?

日曜日はアナライズセミナーデー。前半はアプローチセミナー、1時間の休憩を挟んで後半は飛距離アップセミナーを開催しました。アプローチセミナーでは、まずやってもらうのはテキサスウエッジと、SWのリーディングエッジ打ち。どちらもパターと同じようにボールを転がしてもらいます。意外と思うかもしれませんが、ボールをちゃんと転がせるようになると(わざとトップを打てるようになると)、SWのフェースにボールを乗せて打つことが簡単にできるようになります。

 

飛距離アップセミナーでは、まずはなぜ飛距離がでないのかを受講生に自己分析してもらっています。飛ばない原因を挙げてもらうと、、、

 

 ・ヘッドスピードが遅いから
 ・手打ちになっているから(身体をしっかり使えていないから)
 ・捻転がちゃんとできてないから
 ・ミート率が悪いから
 ・芯で捕らえていないから

 

 

こんな感じの答えが返ってきます。いずれの回答も飛ばない原因であるのは間違いありませんが、飛ばない人に共通している要素は、ずばりこの3つ。

 

  •  フェースtoパス(軌道に対するフェース向き)がオープンになっている
  •  
  •  芯を外している

  •  インパクトゾーンで力の伝達が非効率

 

 

飛ぶか飛ばないかは、この3つの要素に集約されます。一生懸命スイングしているのに飛距離が出ない。頑張ってスイングしているのにヘッドスピードが上がらない人は、例外なく、この3つの要素があります。逆に言うと、この3つの要素が、、、、

 

 

  •  フェースtoパスがスクエア、もしくは軽いクローズになっている
     
  •  芯で捕らえる
     
  •  インパクトゾーンで力の伝達が効率的

 

こうなっていると、軽くスイングしているように見えるのにヘッドスピードが出ており、飛距離もちゃんと出ます。誤解を恐れずに言えば、手打ちっぽいスイングであっても、この3つがクリアされていれば、ミート率というのは理想的な数値である1.5に近づけることが十分可能です。

 

 

さて、この3つの飛ばしの要素。

 

 

察しのいい人はもうお分かりでしょう。表題の軽くスイングしているのに飛ばせる人は、この3つの飛ばしの要素をクリアしています。特に、3つめの「インパクトゾーンでの力の伝達が効率的」です。

 

 

 では、「インパクトゾーンの力の伝達が効率的」とはどのような動作なのか?

 

ひとことで言うと、、、

 

 

 インパクトに向けて、体の各部がタイミング良く減速している!!!!!!

 

ダウンスイングが始まったら、フィニッシュまで振り切る。というセオリーがありますが、実は、モーションキャプチャーでスイングを解析していくと、ダウンスイングからインパクトに向けて加速したままインパクトを迎えるツアープロは皆無。ダウンスイングからインパクトにかけては、体の各部はタイミング良く減速し、減速することでパワー(エネルギー)をクラブヘッド方向に伝達していることが証明されています。

 

 

 腰、胴体、肩、腕、そして手元。まず下半身が減速し、それから上半身が減速、そして腕の振りが減速し、手元が減速する。この減速によって大きなエネルギーがヘッドに伝達するのです。

 

ゴルフは物理です。

 

ゴルフスイングは加速だけでは大きなエネルギーがクラブヘッドに伝わらないのです~。

 

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2018年09月09日超私的な提案 ゴルフクラブを選びやすくするためにメーカーがなすべきこととは!?

金曜日、そして土曜日と2日連続で赤羽ゴルフ倶楽部、早朝9ホールプレーに行ってきました。どちらも担ぎセルフで7本プレー。5時30分にぐらいにスタートし、7時30分にはホールアウト。9ホールで2時間弱。これに慣れてくると1日かけてゴルフするよりも、早朝で9ホールプレーする回数を増やしたくなります。「ゴルフは時間がかかり過ぎる」と思われがちですが、早朝ゴルフにはその常識は当てはまりません。加えて、ゴルフにかけるお金もかなり節約できるメリットもあります。

 

早朝プレーには、老若男女、さまざまなゴルファーがプレーしています。そして、使っているゴルフクラブも様々。マーク金井は職業柄、スタートホールで待機しているゴルファーのクラブ、同伴者のクラブ、そしてプレーを終えたゴルファーのクラブをつぶさにチェックしています。

 

どのメーカーのクラブが人気があるのか、どのモデルが人気あるのか? マクロな世界での売れ行き調査も大事ですが、ミクロの世界でクラブを調査することで、リアルな人気を窺い知れると思っているからです。ちなみに、金曜日のラウンドは3サムでしたが、ドライバーは全員、テーラーメイドのM3でした。

 

 

このとろこ、頻繁に早朝プレーに行ってますが、クラブの試打も頻繁に行なっています。先日は、ゴルフ5の西葛西店で新作ドライバーを試打してきました。タイトリストテーラーメイドヤマハ、そしてゴルフ5のオリジナルブランド、トブンダを打ってきましたが、改めて感じたことがあります。

 

 

 それは、クラブによって効率良く飛ばせる飛距離があるということ。

 

 

超私的に例えるならば、クルマのタイヤサイズを選ぶのと、ドライバーを選ぶのとには共通点があります。クルマの場合、クルマの大きさ(特にエンジンの大きさ)によって、タイヤサイズは変ります。軽自動車のように小さくてエンジンも小さいクルマには、タイヤサイズは小さめで、タイヤ幅も狭めが相性いいです。軽自動車にポルシェに装着するような大径で幅広タイヤを装着してしまうと完全なオーバースペック。アンバランスなだけでなく、乗り心地も悪くなりますし、走行性能や燃費が劇的に悪くなります。

 

逆もしかりで、ポルシェに軽自動車用のタイヤを装着したら完全なアンダースペック。タイヤはクルマの重さ、エンジンのパワーを受け止められませんし、クルマの性能を引き出せなくなってしまいます。クルマのタイヤは、クルマに応じて適正さ大きさ、そして幅があるのです。

 

ゴルフクラブも同じです。

 

 

ドライバーの場合、「200ヤードを飛ばすのにちょうどいい」のもあれば「250ヤード飛ばすのにちょうどいい」のもあれば、「300ヤード飛ばすのにちょうどいいのも」あるのです。手前味噌ですが、新しいドライバーを試打する時は、「このモデルはどれぐらいの距離で打つと効率良く飛ばせるのか?」を探っています。そして、「どんなゴルファーが使うとちょうどいいのか?」を自分の物差しでジャッジしています。

 

では、効率良く飛ばせる距離は何によって決まるのか?

 

ざっと、上げると、、、、

 

 ・クラブ重量
 ・ヘッド重量
 ・リアルロフト
 ・重心の高さ
 ・重心の深さ
 ・フェースの肉厚
 ・フェースの高さ
 ・シャフトの硬さ
 ・シャフトの重さ
 ・クラブの長さ

 

 

これらがどのように組み合わさっているかで、「200ヤード前後を効率良く飛ばせるドライバー」になったり、「250ヤード前後を効率良く飛ばせるドライバー」になったり、「300ヤードを効率良く飛ばせるドライバー」なったりします。マーク金井は何本ものドライバーを所有していますが、いずれのモデルとも250~260ヤードを効率良く飛ばせるものばかり。ヘッド重量とリアルロフト、そしてシャフトを交換することで、メーカーやモデルが異なっても、250~260ヤードを効率良く飛ばせるように仕立て上げています。

 

 

最近は試打やフィッティングをしてからドライバーを購入する人が増えてます。試打すること自体はいい事ですが、実は、もっと大事なのは「クラブの適正能力(効率良く飛ばせる飛距離)」を知っておいた上で試打することです。ちなみに、同じモデルであってもリアルロフトやヘッドの重さを変えたり、シャフトを変えたりすると、「効率良く飛ばせる飛距離」というのはガラッと変ってきます。

 

 クラブメーカーも、単に飛びをアピールするのではなく、「このモデルは○○○ヤードを効率良く飛ばせます」とか「ドライバーの飛距離が○○○ヤードの人が打つと劇的に飛びます」とアピールした方が、ユーザーフレンドリーになりますし、ユーザーも自分に見合ったモデルを選びやすくなってきます。

 

 

ドライバーを買い求める時は、「どれが一番飛ぶ」かにこだわるゴルファーが多いと思いますが、それよりも大事なのは、自分の飛距離(自分のパワー)に見合ったドライバーを選ぶこと。ここをちゃんと理解してクラブを選ばないと、巷で「飛ぶ」と評判のクラブを購入しても、期待外れに終わってしまう可能性が高くなってしまうでしょう~。

 

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2018年09月06日超私的な考察 ドライバーと100ヤードの距離からミスが多い人の共通点とは!?

今週も日本列島に台風が直撃し、関西ではトラックの横転、屋根が吹っ飛び、浸水、停電、そして空港が孤立。風の恐ろしさ、豪雨の恐ろしさを思い知らされました。神田エリアも昨日はいきなりの豪雨、風も強かったですが、関西に比べるとたいしたことはありません。電車も止りませんでしたし、高速道路も封鎖されてません。ただ、高速道路の運転はビビりました。昨夜、80キロぐらいの速度で首都高を走ってたのですが、突然の突風でクルマが隣の車線近くまで持って行かれました、、、。

今週は台風が来るのが分っていたので早朝プレーは控えていますが、恐らく、金曜日ぐらいには早朝か薄暮に行くつもりです。プレーが目的ですが、ホームコースである赤羽ゴルフ倶楽部がどんな状況になっているのかも見ておきたいからです。前回の強風では13番の左サイドの金網ネットが被害を受けてました。今回も大きな木が折れていないか、打球事故防止のネットが壊れていないかどうかが心配なんです。

 

 

週に1回はキャディバッグを担いで9ホールプレーするのが生活の一部になってますが、早朝、薄暮でプレーする時のクラブセッティングは7本で、それぞれのクラブの飛距離は、、、

 

 

ドライバーの飛距離 210~260ヤード
UTの飛距離 160~200ヤード
7番の飛距離 100~160ヤード
9番の飛距離 90~130ヤード
PWの飛距離 80~115ヤード
SWの飛距離 80ヤード以下

 

最大飛距離を打つことは9ホールで1回あるかないか。フルショットする時よりもコントロールショットを打つことの方が多いです。赤羽ゴルフ倶楽部では距離が短いこともありますが、例えば、ドライバーだと220~240ヤードを打つことがほとんど。7番アイアンだと140~155ヤード。PWは100ヤード前後の距離を打っています。最大飛距離をめったに打たない理由、それは、、、、、

 

 

最大飛距離を打とうとするほど、スイングに余計な力みが発生しやすくなる!!!!

 

 

からです。逆に言うと、どのクラブも最大飛距離ではなく、最大飛距離よりも10~20ヤード飛ばさないように心がけると、力みが発生しづらくなります。理由は単純、飛距離を落として打とうとすれば、力む必要がないからです。

 

 

コースに出るとドライバーが大きく曲がる人、普段通りのスイングができない人、そういう人のスイングを見ていると「1ヤードでも遠くに飛ばしたい」という感じで力んでいます。飛ばすことがゴルフという感じといってもいいでしょう。力むから普段通りのスイングができないのですが、この悪循環を解消するのは至極簡単です。

 

 

ドライバーを手にした時、「○○ヤード以上飛ばさない」ということを強く意識すればいい。例えば、ドライバーでナイスショットしたら250ヤード飛ぶ人ならば、230ヤード以上飛ばさない。230ヤード先には池が待ち構えていると思えばいい。そうすれば、コースに出た時でも力まないでスイングできます。ドライバーを飛ばすクラブだと考えると、力みを抜くのは容易ではありません。他方、ドライバーを距離を調節するクラブだと考えれば、勝手に力みを抜くことができるのです。

 

 

ウエッジもしかり。100ヤードというとAWを持つ人が少なからずいますが、100ヤードでグリーンに乗る確率が低い人ほど、AWを手にした時、ドライバーで300ヤード飛ばすかのような大振りになっています。そんなゴルファーでも、100ヤードをPWや9番アイアンで打つとどうでしょう。振り回したらグリーンオーバーするのが無意識の内に分るから、無意識の内に大振りしなくなってきます。大振りしなくなれば、スイングが安定してきて100ヤードでグリーンに乗る確率を上げていけます。

 

 

スコアメイクの基本はフルショットをできるだけ減らすこと!!!!

 

 

ドライバーであれ100ヤードを打つ時であれ、自分の最大飛距離が出るようなスイングをしていると、力みを抜こうと思っても力みを抜くことはできません。乱暴なスイングになってしまいます。対して、最大飛距離よりも、10~20ヤード飛ばさないように強く心がけてショットに臨めば、力もうとおもっても力めなくなるのです~。

 

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