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2018年10月21日超私的な考察 女子ゴルファーの18ホールの適正距離は一体何ヤードなのか!?

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昨日はブリック&ウッドクラブ(千葉県)にて、アナライズセミナーを実施してきました。セミナーは朝7時10分から8時40分までんも90分間。その後、9時過ぎにスタートし、18ホールをスループレーしてきました。

セミナーではゴルフの物理がテーマで、出球(打出し方向)をコントロールする方法、そしてカップインの確率が高くなるパッティングについて話をし、それからブリック&ウッドクラブでスコアをまとめるのに不可欠なのはティショットの精度。D・ミュアヘッドが設計したコースはいずれも難易度が高いですが、ここブリックに関しては、とにかくティショットの善し悪しがスコアに直結します。超私的なことを言わせてもらうと、スコアの75%はティショットで決まる感じがするコースです。

 

 

セミナーではティショットの重要性を説いたわけですから、実際のラウンドでもティショットでOBを打つわけにはいきません。パー3を除く14ホール、すべてティショットはドライバーで打ち、なんとかティショットはノーミス。3度目の正直というわけではありませんが、3度目にしてOB、池ポチャはゼロ。難関の2番と4番では狙い通りのフェードでフェアウェイキープできましたし、他のホールでもフェアウェイもしくはフェアウェイからわずかに外れたラフに運べました。

 

 

ちなみに昨日プレーしたティはブルー。距離は6419ヤード(パー72)。ドライバーの飛距離が255ヤード前後の人間にはちょうどいいぐらいの距離です。前にも少し書きましたが、ゴルファーの適正距離の目安は、

 

ドライバーの飛距離×25

 

ドライバーの距離が255ヤードならば×25=6375ヤード

 

25という係数は実に絶妙です。

 

ちなみにセミナーでは女性も参加されており、女性はグリーンティー。距離は5968ヤード(パー72)。ブルーよりはティが前にありますが、その差は451ヤード。正直、この距離差というのは非常にアンフェアに感じました。何故かと言うと、パー4やパー5でナイスショットを打っても、パーオンできないホールがいくつもあったからです。

 

ここからは超私的なヤーデージ論ですが、女性アマチュアのドライバーの平均飛距離は男性アマチュアよりもかなり下回ります。そこそこ飛ぶ人で180ヤードぐらいだと思います。180~200ヤードと想定した場合、ちょうどいい18ホールの距離というのは、、、

 

  •  180ヤード×25=4500ヤード
  •  190ヤード×25=4750ヤード
  •  200ヤード×25=5000ヤード

 

 

これぐらいのヤーデージでプレーすれば、ティショットがちゃんと打てれば、すべてのホールで距離的にパーオンを狙えます。ちなみに5968ヤードが女子ゴルファーにちょうどいい距離になるために、ドライバーで必要な距離というのは、、、、

 

 

5968ヤード÷25=238.72ヤード!!!!!!!!!!!!

 

 

5968ヤードのティからちゃんとパーオンするために必要なドライバーの距離は少なく見積もっても230ヤードは必要なのです。230ヤードと言えば女子プロの飛距離で、普通の女性アマチュアが到底出せる距離ではありません。

 

 

 逆に言うと、女性アマチュアが5968ヤードでプレーするというのは、男性アマチュアが7238ヤードぐらいの距離のコースをプレーするのと同じ感じになるのです。

 

 

別な角度からでも、女子アマチュアの適正距離を計算することができます。例えば、男性アマチュアのドライバーの飛距離が230ヤードとし、女性アマチュアのドライバーの飛距離が180ヤードとしましょう。この場合、ドライバーの飛距離差は50ヤード。

 

パー3を除く14ホール×50=700ヤード

 

加えて、男性アマチュアの7番アイアンの飛距離は140ヤードに対して女性アマチュアの7番の飛距離は110ヤード。アイアンの飛距離差は30ヤードあります。この差を考慮するならば、男性ティよりも700ヤードだけ短くしても同一条件になりません。すべてのホールで、、、、

 

30×18ホール=540ヤード

 

すなわち、男性アマチュアと女性アマチュアが同一条件下でプレーするためには、700+540=1240ヤード、男性ティよりも女性ティは1240ヤード短くなっていてこそ同じ条件でプレーできることになるのです。

例えば、ブリック&ウッドクラブならば、

 

 男性アマチュアが6419ヤードでプレーする時ならば、女性アマチュアは5179ヤードぐらいで同じ条件になるのです。

 

 

ブリックの場合、白ティは5805ヤードで、赤ティは5081ヤードです。もしも、マーク金井がコース委員や競技委員になっているならば、女性アマチュア向けのティは白ティと赤ティを混在させて5200ヤード前後のティにします。これでちょうど、男女が同じ条件でプレーできますし、これこそが男女の垣根を越え、ゴルフの腕前を公平に競うことができると超私的に思っています。

 

 

距離の長いティでプレーすることを望むアマチュアゴルファーが少なからずいますが、
トム・ワトソンは「ゴルフは狙った距離に対して、正確にボールを運ぶゲーム」と言ってます。まったくもってその通りで、ナイスショットを打ってもパーオンできないホールがたくさんある中でプレーするというののでは、技術を競うことが難しくなりますし、パープレーを目指すことが著しく難しくなるのです。

 

 

コース設計家の巨匠、ロバート・トレントジョーンズJRは「ゴルフとは屋外で楽しむチェス」と言ってはばかりません。男女に関係なく、自分のドライバーの飛距離に応じたティ、パーオンがちゃんと狙える距離でプレーできる環境を作ることが、今、ゴルフ場に求められているのではないでしょうか~。

 

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2018年10月18日超私的な考察 パットを1.5mオーバー目に打つためのとっておきの方法とは!?

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おしりセミナー その②です

ぜひご覧ください


野球と比べるとサッカーは点数があまり取れない競技ですが、一昨日の日本対ウルグアイの試合は、点が要所要所で入り、終わってみれば4対3で日本が勝ちました。世界ランキングはウルグアイが5位なのに対して、日本は54位。まさにジャイアントキリングな戦いでした。

 

結構本気モードに近い堅守ウルグアイ相手に4点奪ったのには驚きましたが、テレビを見ていて感じたのが積極的な攻撃的。これまでの日本代表はどちらというとパス主体な感じがしましたが、一昨日の試合では積極的なドリブルでゴールに迫るシーンが何度もありました。攻撃の起点になった、若手の中島、堂安、南野の3選手は自分で勝負するタイプで、個人技に迫力があり、魅力的でした。

 

 

超私的なことを言わせてもらうならば、中島選手はメッシさながら。相手選手をもてあそぶかのようなドリブルは、今までの日本選手にはない魅力を大いに感じました。日本代表は決定力がないと言われ続けてましたが、一昨日の試合では、「決めるところでちゃんと決めてくれる」チームであることを、我々に強く印象づけくれたと思います。

 

さて、この積極的な攻撃。

 

 

前回のブログでも書きましたが、ゴルフにおいてもっとも積極性が求められるショットと言えば、それはボールを遠くに飛ばすドライバーショットではなく、ボールをカップに沈める、、、、

 

パッティングです!!!!!

 

 

日本オープンでツアー初優勝した稲森選手は「チャンスが来たら絶対にショートしない」と強気のパットを心がけたそうですが、まさに強気のパットこそが積極的な攻撃になります。物理的に言うと、どんな距離でもカップを

 

165~225cmぐらいオーバーしてもボールはカップに沈みます!!!!!

 

 

2m25cm以上強く打てば、その強さでボールはカップからはみ出る(飛び出す)そうですが、オーバーの範囲が2m25cm以内に収まっているならば、物理的にはボールはカップインするのです。

 

ツアープロのパッティングを見てもその通りで、例えば、1mのパットでも1m以上オーバーする感じで打つ選手は多いです。カップインインする時は必ずカップの向こう側の土手でボールが当たっています。

 

 

では、どうすれば我々アマチュアも強気のパットを打てるようになるのか?

 

 

1mオーバーするつもりで打つだけで、1mオーバーできる人ならば、イメージだけで強気のパットが打てると思います。しかし、多くのゴルファーは「強く打ったら、返しのパットが辛くなる」とか「打ち過ぎると3パットするのでは」というネガティブなマインドも出てきます。結果、強く打つつもりでもインパクトが緩んでしまい、強く打てないというジレンマに陥ります。このジレンマを打破するのに役立つのは、、、、

 

 

 ピンがカップに立てたままでパッティングを打ち、ピンにガツンと当てることがパッティングの目的にすればいいのです。

 

現在のルールではグリーン上でパットを打つ時、ピンを抜かないままプレーしてボールがピンに当たるとペナルティが課せられます。しかしながら、2019年のルール改正で、ピンを立てたままプレーし、ピンに当てても罰打は付加されなくなるのです。プレー時間短縮の目的でルールが変ったのですが、ピンを立てたままで、ピンに当てようとすれば、より明確に強気のパットが打てるようになります。

 

 

ルール改正まではあと2ヶ月あまり。競技ではなく、プライベートのラウンドではピンを立てたまま(ピンを抜かないまま)プレーをする。ロングパットだけでなく、ショートパットでもピンを立てたままの状態で、カップインではなくピンに当てることがパッティングの目的にするのです。試していただくと分りますが、ピンに当てようとすれば、無意識の内に強気のパットが打てるようになってきます。

 

 

ロングパットでもショートパットでもこれぐらいオーバーする距離感が当たり前になってくれば、パットの数を確実に減らせます。パットは心の格闘技。この心の格闘技で勝つことができれば、スコアも確実に良くなってくるのです~。

 

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2018年10月16日超私的な考察 1パット数を増やすには「どれぐらいカップをオーバー」すればいいのか!?

こちらの動画 昨日から配信しております

おしりセミナーの1回めです

よろしければご視聴ください


2018年の日本オープン横浜カントリークラブ)は、3日目を終えて単独トップに立った稲森佑貴が選手が最終日もスコアを3つ伸ばし、通算14アンダーでツアー初優勝をメジャー大会で飾りました。初優勝が「日本オープン」というのは、2009年の小田龍一選手以来で、9年ぶり8人目(1973年のツアー制施行後)です。ちなみに、4日間のスコア「270」は大会最少ストロークタイ記録だそうです。

稲森選手と言えば、「ドライバーが曲がらない」選手として定評があり、実際、フェアウェイキープ率は2015年から3年連続トップで、今季も1位に立っています。日本オープンでもそれは証明されており、最終日はフェアウェイキープ率がなんと、、、、、

 

100%!!!!!!!!!

 

 

フェアウェイキープ率が高い選手というのは、昔から「飛ばないけど曲がらない」というイメージがもたれがちですが、日本オープン見る限りでは飛ぶ方ではないけれど、決して飛ばない選手ではない感じがしました。その証拠と言ってはなんですが、距離が長くて難易度が高い13番でバーディーを奪っていますし、続く14番のパー5でも2オンしてバーディを奪っています。スイングを見ても、決して合わせるような打ち方ではなく、体を大きく使ってしっかり振り切っています。

 

 

今回、稲森選手が日本オープンのタイトルを手に入れた勝因はいくつか上げられると思いますが、本人がコメントしていたのが「強気のパッティング」。5月の日本プロ選手権では優勝争いに絡みながらパットの失敗が響き、3位。「パットをショートしてしまった。攻めきれなかった」と悔やんでいたそうで、今回の日本オープンでは、「チャンスが来たら絶対にショートしない」と強気のパットを心がけたそうです。安定のショットと強気のパットがかみ合い、ただ1人、4日間60台を出し続けて優勝を手に入れたのです。

 

 

さて、この強気のパッティング。

 

 

強く打つと傾斜の影響を受けないメリットがありますし、何よりも、弱気なパット(カップに届かない距離感)では、1パットの数を増やすことは絶対にできません。弱気なパットはオーバーし過ぎる心配がなく、強気に打った時よりも3パットしづらいことですが、それと引き換えに1パットになる確率が永遠に上がらないことです。

 

 では、どれぐらいオーバー目の距離感で打つと1パットの数を増やせるのか?

 

これには諸説色々あります。カップにぎりぎり届けばいいというのもあれば、50センチオーバーするというのがいいというのもあれば、ファーストパットの距離の1割オーバーすればいいというのもあります。そして、先日、パッティングのセミナーを受けた時、
ヨネックスのアドバイザーであり、医学博士の清永明教授によると、、、

 

カップインのためのカップオーバーボールの到達ゾーンというのは、、、

 

165~225cm!!!!!

 

どんな距離のパットであっても2m前後オーバーするぐらい打ってもボールはカップ内に転がっていれば、カップインするそうです。2m25cm以上強く打てば、その強さでボールはカップからはみ出る(飛び出す)そうですが、オーバーの範囲が2m25cm以内に収まっているならば、物理的にボールはカップインするとのことです。

 

これには正直驚かされましたが、確かに、プロのパッティングを見ていると、パットが上手い選手ほど、ロングパットもショートパットもかなり強気の距離感で打っています。例えば、1mのパットでも1m以上オーバーする感じで打つ選手は多いです、カップインインする時は必ずカップの向こう側の土手でボールが当たっています。

 

そして、ロングにパットに関して言うと、ツアープロの場合、パットの得意な選手ほどショートのミスが少なく、パットを苦手にしている選手ほどショートのミスが多いそうです。実際にツアープロがロングパットを外した時のデータを取ると、明らかにパットが苦手な選手ほど、ショートする確率と頻度が高いそうです。

 

 

ロングパットになればなるほど、1パットで入れたい気持ちと、同時に打ち過ぎてオーバーしたくないという気持ちが生じます。そして、パットが苦手な選手ほど、心のどこかで打ち過ぎてオーバーしたくない気持ちの方が強くなり、それがショートする確率の高さにつながっているのでしょう。

 

稲森選手は強気のパットで日本オープンを制しましたが、強気の距離感というのはプロだけでなくアマチュアにも必要不可欠です。2mというのはちょっとオーバーな感じがしますが、どんな距離でも1.5mオーバーするくらいの強気の距離感。ロングパットでもショートパットでもこれぐらいオーバーする距離感が当たり前になってくれば、パットの数を確実に減らせるのです。

 

もちろん、強気の距離感で打つのは「言うは易く行うは難し」。まさにパットというのは心の格闘技なのです~。

 

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2018年10月14日超私的にお勧めしたいゴルフ関連書籍 3冊~(▼▼)b

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このブログを書いている時点で・・

日本オープンは2日目を終えて、通算8アンダーで単独トップに立ったのは桂川有人選手。桂川選手は今年の日本学生選手権の覇者で、日本大学ゴルフ部の2年生。アマチュアが予選ラウンドを終えて単独トップに立っています。桂川選手は単独トップですから、もちろん3日目は最終組でのスタート。11時58分に1番ホールをティオフします。

初日、そして2日目と現地で観戦してきましたが、今年の日本オープンは今までと少し異なります。フェアウェイは適度に広く、そしてラフも深くありません。天候の影響もあってグリーンもそれほど硬く締まってません。こう搔くと「今年の日本オープンはセッティングがやさしいの?」と思う人も少なくないと思いますが、そんなことはありません。昨年の覇者、池田勇太選手は通算11オーバーで予選落ちしてますし、初日に好スコアをマークしたアダム・スコット選手も2日目はスコアを落としました。風が吹き、そしてピン位置が厳しくなると、ツアープロでもダボやトリプルが出やすいセッティングになってくるのです。

 

2日目を終えた時点で優勝者を占うのは難しいですが、優勝争いをするのに必要な条件は見えてきました。ホールに関しては11番と12番が難関。この2ホールを上手くパーで切り抜けることが優勝するための条件になるでしょう。

 

 

そして、優勝するのに必要なのはグリーンを狙うショットの精度とロングパットの距離感です。2日目同様、決勝ラウンドもピン位置はグリーンの端になるのは間違いないですし、ロングパットの距離感が良くないとパーセーブが難しいからです。

 

 

日本オープンには今日(3日目)、そして最終日も現地観戦するつもりです。コースを歩くよりも練習場にいる時間の方が長いと思いますが、もしも見かけたら気軽にお声がけ下さい。曇っていると、サングラスをしていないことが多いので分かりづらいかも知れませんが、、、、(笑)。

さて、10月に入って立て続けにゴルフ関連書籍を購入していますが、その中でも読み応えがあったのが、、、、

 

 ・ザ・リアルスイング 最適スイング習得編(奥嶋誠昭著 実業之日本社)
 ・ゴルフスイング物理学(小澤康祐著 実業之日本社)
 ・眠れなくなるほど面白い 図解 物理でわかるスポーツの話(望月修著 日本文芸社)
 ・PRGRサイエンスフィット教本 スイングの壁を知る5ステップメソッド
 (総監修 宮川まもる 株式会社プロギア)

 

4つの中の2冊はなんと物理本ですが、ゴルフスイング物理学の方は物理学というよりは運動生理学的、運動力学的な色合いが強いです。対して、物理でわかるスポーツの話は
ゴリゴリの物理本。ゴルフに関する記述は少ないですが、他の球技でボールが空中に飛ぶ原理、スピンについての記述はゴルフにも大いに参考になりました。

 

PRGRサイエンスフィットに関しては、ゴルフ教本という色合いが強いですが、ゴルフスイングで本当に必要な動作(必要十分条件)は何かを、シンプルかつ的確に書かれています。3万人のスイング分析から導かれた動作とは、、、、

 

骨盤が開いたインパクト
シャットフェース
左腕の外旋

 

詳しくは本を読んでいただきたいのですが、マーク金井もこの3つの動作はゴルフスイングを成立させるのに必要不可欠な動作だと思っています。しいて補則を入れるならば、

 

 

 左右の手、腕の運動方向の違い
 インパクトゾーンにおけるグリップスピードの減速
 腰と肩の運動の時間差

 

 

PRGRが提唱する3つの原則、そしてマーク金井が超私的に提唱する3つの動作は、どれかひとつでも不十分でも、現代のクラブを使いこなすことが難しくなりますし、今どきのツアープロのスイングに近づくのも難しくなります。

 

 

ゴルフは物理であり、ゴルフスイングには原理原則があります。スイングの原理原則について興味があるのでしたら、ぜひともPRGRサイエンスフィット教本を読んでみることをお勧め致します~。

 

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たぶん 日本オープンのネタ満載になると思います。10月15日21時からです よろしくおねがいします


2018年10月11日超私的なゴルフの物理 なぜ低気圧の日は、普段よりもボールが遠くに飛ぶのか!?

3連休が明けた火曜日、成田ゴルフ俱楽部(千葉県)で18ホールプレーしてきました。
成田ゴルフ俱楽部と言えば、昨年(2017年)、米PGAツアー チャンピオンズの公式トーナメントが開催されていますが、来年(2019年)チャンピオンズの公式戦「マスターカード ジャパン チャンピオンシップ」の開催が決まっています。この大会の視察ラウンドに運良く参加することができたので、プレーできたのです。

そして、プレーできたこと以上のサプライズが、トム・ワトソン選手と出会え、間近でスイングを見ることができ、数分ですが直接話をすることができました。ワトソン選手は米ツアー39勝、そして全英オープン5勝。持ち球は高いので全英向きではないにも関わらず、5勝もしているのです。

数あるメジャーの中で、なぜ全英に5回も勝てたのですがと聞いたら、、、、

 

まったくもって予想外の答えが返ってきました。

 

「なぜ5回も全英に勝てたかって? それはアプローチとパットが他の選手よりも一枚上手だったからだよ」

 

 

正確に言うと、、「チッピングとパッティグが良かったからだよ」と答えていただいたのですが、「ほんまかいな~」と関西弁で突っ込みを入れたくなりました。でも、昔の記憶を辿ってみると、確かにタイガーと違ってワトソン選手はスティンガー(超低弾道)なショットを打つシーンはほとんどありませんでした。米国で戦っている時と同じスイングをしてて、ことさら低い球を打とうとしていたシーンは少なかったです。そして、ワトソン選手は私が怪訝(けげん)な顔をしていると、察して、、、

 

 

セベ(セベ・バレステロス)も全英に強かっただろ。彼だってアプローチとパットで全英を制したんだよ」と。

 

 

 

限られた時間だったので、これ以上話を伺うことは出来ませんでしたが、ワトソン選手がわざわざ私に嘘を言う必要はありません。全英オープンに勝つための必要条件はショットよりもアプローチとパットであることは間違いないと思います。全英オープンに勝つには風に負けない低い球が必要不可欠だと思ってただけに、このワトソン選手のコメントは自分にとって新鮮であり、自分勝手な思い込みは危険だと思い知らされました。

 

 

そして、昨日も自分にとって新鮮なことを教えてもらえることがありました。午前中にスチールシャフトの老舗メーカーの島田ゴルフさんとミーティング。そして、午後からは東洋大学川越キャンパスにて、望月修教授とミーティングをさせていただいたのですが、

 

気圧がボールの飛び方に影響するということ。

 

 

高地(標高が高い)に行くとボールが普段よりも遠くに飛ぶことは知ってますし、何度も経験しています。例えば、軽井沢のように標高1000メートル近くにある場所でプレーすると、普段よりも10ヤードぐらいは飛距離が伸びます。標高が高いと飛距離が出るのは空気が薄く、空気が薄い方が空気抵抗が減るからです。

 

 

 そして空気抵抗軽減という意味では、
 高気圧の日よりも低気圧の日の方がボールが遠くに飛びます!!!!!!!!

 

 

これまた「ほんまかいな~」と思わず突っ込みを入れたくなったのですが、望月教授の説明で腑に落ちました。

 

 

「低気圧というのは、読んで字のごとく気圧が低いということ。気圧が低いと言うことは、空気が薄い。空気が薄いということは空気抵抗が少ないから、ボールが遠くに飛ぶんです」(望月教授

 

 

 

高地は空気が薄いから普段よりもボールが遠くに飛ぶ。
低気圧も空気が薄いから普段よりもボールが飛ぶ。

 

 

まさにゴルフは物理です~。

 

 

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