マーク金井blog

2019年05月30日超私的な考察  欧米のツアープロはなぜドライバーでもハンドファーストなインパクトになるのか!?

来週の月曜

6月3日21時からYoutube生配信 マーク金井ここだけの話

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昨日は2年ぶりに巨人阪神戦を甲子園球場で観戦。試合開始3時間前に球場に入り、阪神のバッティング練習をじっくりと見させていただき、試合前にも関わらず矢野監督にご挨拶。プレーボールから延長12回、満塁サヨナラホームランを見届けるまで球場で声を振り絞って阪神を応援してきました。

サヨナラ満塁ホームランで勝利できたことはなんとも嬉しかったですが、冷静に試合展開を振り返ると阪神は流れを悪くする攻撃が何度かありました。同点になった直後、進塁打を上手く打てなかったことで試合が長引いてしまい、巨人に負けてもおかしくない展開。阪神が勝てたのは高山の満塁ホームランもさることながら、9回から登板したドリス、ジョンソン、能見、そして藤川。

 

 

ブルペンのピッチャー陣が踏ん張ってくれたおかげで、失いかけた流れを再び取り戻し、12回裏の満塁サヨナラホームランにつながったのだと思います。

 

 

甲子園球場には新幹線と在来線、そして阪神電車で向かいましたが、新幹線のお供といえばゴルフ雑誌。昨日は週刊ゴルフダイジェストを読ませていただきましたが、真っ先に目を引いたのが巻頭カラーページ。今季、メジャーのワールドレディスサロンパスカップで史上最年少優勝した渋野日向子プロの連続写真を見たら、ドライバーのインパクトがD・ジョンソンそっくり。ドライバーショットでもアイアンを打つかのうようなハンドファーストの状態でボールを捕らえているのです。

 

 

 さて、このハンドファーストなインパクト。

 

 

ゴルフ雑誌でもハンドファーストの作り方についてレッスンがなされていますが、超私的なことを言わせて貰うならば、「ハンドファーストを意識してもハンドファーストを作るのは難しい」と思っています。何故かと言うと、渋野プロにしてもDJにしても、ハンドファーストを作ろうとなってこれっぽっちも思ってスイングしていないからです。さらに超私的なことを言わせてもらうと、物理的に理に叶ったスイング、慣性による加速を上手く使ったスイングをした結果、インパクトがハンドファーストの状態になってしまっているのです。

 

 

では、どうすれば物理的に理に叶ったスイング、慣性による加速を上手く使ったスイングになるのか?

 

 

 ゴルフスイング物理学の著者である小澤康祐さんによると、ポイントとなるのは下半身の先行動作と、左手(グリップ)を動かすベクトルにあるそうです。

 

 

下半身の先行動作を他の動きに例えるならば「でんでん太鼓」。でんでん太鼓のように中心(下半身)が先行して動き続ければ、手や腕は余計な動きをしません。結果、インパクトゾーンでも手元よりもヘッドが遅れた状態になっているからハンドファーストの状態がキープできるのです。

左手(グリップ)を動かすベクトルについては、ヘッドが動く方向と逆方向に左手(グリップ)を動かすこと。ヘッドに遠心力が働いている分だけ、それに拮抗する力、すはなち左手(グリップ)は内側に引き込む力を使うこと。そして、左手(グリップ)の動きを止めないこと。左手(グリップ)が動き続けていれば、ヘッドは手元よりも遅れて動くので、結果的に、ハンドファーストの状態でインパクトを迎えることができるのです。

 

 

ゴルフは物理です

 

 

そしてゴルフスイングも物理です。物理的に理に叶ったスイングをすれば、プロ、アマチュアを問わず、ドライバーを手にした時も、ハンドファーストの状態でインパクトを迎えることができるのです〜。

 

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2019年05月28日超私的な考察 じりじり暑い日にゴルフをする時、少しでも暑さを和らげるコツとは!?

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先週後半から日本全国の気温はグイグイ上昇。神田では朝10時にはすでに30度を超えています。この暑さに対応すべく、昨日から半ズボンを履いています。日本ではクールビズでノーネクタイが当たり前になりつつありますが、ここまで日中の気温が高いならば、老若男女を問わず半ズボンでの仕事を認めた方が良いと超私的に思っています。

 

 

東京都が東京オリンピックに向けて、暑さ対策で頭に傘を差すアイテム(かぶる傘)を試作したとのことですが、この手のアイテムは釣りの世界では当たり前なアイテムらしいです。かぶる傘はサイズをコンパクトにすればトーナメントの観戦用としては重宝しそうな感じがしますが、ゴルフのプレーで使うとなるとどうでしょう。ゴルフの場合は下を向いている時間が長いので、後頭部、そして首の後ろ側を日除け出来る工夫があれば試してみたく思っています。

 

 

さて、最高気温が30度を超えてくるとゴルフにはかなり厳しいコンディションとなります。林間コースならば日陰を歩けば日焼けを軽減でき、かつ暑さもしのげます。しかしながら、河川敷コースのように日陰がほとんどないコースだと、暑さをしのぐためにはプレーヤーが色々と画策する必要があります。

 

 

 では、何を用意して、何をすれば日焼け、そして暑さを少しでもしのげるのか?

 

 一番、効果がある対策、、、、それは日中(午前10時~午後3時)の間はプレーしないことです。

 

ゴルフは日中するのが当たり前と思っている人にとっては、「それじゃ答えになっていない」と思うかもしれませんが、これがもっとも効果的な対策です。今の時期は朝4時過ぎから明るく、そして夕方も午後7時近くまでは明るいです。日照時間が長いことを考えれば、ゴルフは朝4時30分から10時まで、もしくは午後3時以降から7時までという風に2部制にすることを超私的に推進したいです。ゴルフ場のスタッフはオペレーションが大変だと思いますが、ここは頭を切り換えていただきお客様視点での対応をしていただけると嬉しいです。

 

プレー時間を変えるだけで日焼け対策、暑さ対策はかなり解消できます。実際、マーク金井はよほどのことがない限り、この時期(6月~9月)は日中にプレーしません。早朝、もしくは薄暮をサクッと9ホールプレーしています。担ぎセルフ、歩きでの9ホールプレーに慣れてくると、9ホールで物足りなさを感じることはありません。実際、運動量も乗用カートに乗って18ホールプレーするよりも多いです。

 

 

プレー中で心がけたいことは、できるだけ肌を露出しないこと。日焼け止めを塗るのもありですが、それよりも肌を露出しない方が日焼けしませんし、暑さ対策にもなります。例えば、半袖、半ズボンでプレーするならば、アームカバー、レギンスを装着することを強くお勧めします。手前味噌ですが、この2つを着用するようになってから日焼けしづらくなっただけでなく、疲労も軽減しました。

 

 

そして、意外と知られていないのが目からの日焼け。目が日焼けするのは肌が日焼けするのと同じだというエビデンスもあるので、サングラスの着用を強くお勧めしたいです。サングラスは慣れていないとダフりのミスショットが出やすくなるので、できれば練習場とかで事前にサングラスでボールを打っておいた方がいいでしょう。

 

 

後は、水分補給と冷やし。

 

 

最近はゴルフショップでも売られてますが、氷のうは重宝します。氷のうを首筋にあてがうだけでかなり涼しくなります。飲み物については、水、もしくはスポーツドリンク。喉が乾いてからではなく、喉が渇く前に飲んだ方が脱水症状になるのを防げます。

 

 

果物もお勧めです。バナナとかスイカとか夏の果物は身体を冷やす効果があるとも言われています。糖分も適度に取れるので、お昼にがっつり食事するよりも、プレーの合間にバナナをほおばった方が暑さをしのぎやすくなります。。

 

 

そして、そして一番大事なことは頑張って無理してプレーしないこと。暑くて身体がダルいと思ったならば、あと3ホール、あと1ホール残していたとしても、その場でプレーを終えて下さい。実は、これができなくて熱中症になってしまうアマチュアが非常に多いのです。

 

ゴルフをして熱中症になってしまっては元も子もありません。超私的なことを言わせてもらえるならば、最高気温が30度を超えたらプレーは9ホール以内というルールを定めたいです~。

 

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2019年05月26日超私的な考察 手打ちの人が手打ちから抜け出せない物理的な理由とは!?

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昨日はアナライズセミナーデー。前半はセミナー参加者から「手打ちを矯正するセミナー」を実施して欲しいと言うリクエストから生まれた「体幹セミナー」、1時間の休憩後は、距離の短いアプローチを打つ基本をレクチャーする「アプローチセミナー」を実施しました。

 

「体幹セミナー」につきましては初めての開催ということもあり、撮影スタッフも立ち会っています。これまでのセミナー同様、マーク金井はどんなセミナーも完全アドリブで、なおかつ進め方については受講生の反応によってレクチャーすべき内容を吟味しています。

 

 

他のセミナーについてもそうですが、開始直後は受講者に質問を投げかけます。まず投げたのは、「ゴルフスイングにおける手打ちとはどんな動作」なのかについて。返ってきた答えというのは、、、

 

 

・手先でクラブをコントロールしようとしている
・手先や腕の力に頼ったスイングをしている
・身体の運動量に対して手や腕の運動量が多い
・手や腕に余計な力が入ってスイングしている

 

 

ざっとこんな感じの答えをいただきました。それぞれの答えはすべて手打ちに該当しますが、ひとつ抜け落ちていることがあります。それは、、、

 

 

 インパクトで骨盤(腰)の開きが非常に少ない!!!!

 

 

実は、手打ちになっているかどうかを見極めるポイントで欠かせない要素というのは、骨盤(腰)の開き具合なんです。言い換えると、アマチュアゴルファーの場合、インパクトで骨盤(腰)の開きが少ない人というのは、90%以上の確率で手打ちになっている可能性大なんです。

 

 

逆に言うと、体幹を使ったスイングというのは、、、

 

・手先や腕でクラブをコントロールしようとしていない
・手先や腕の力に頼ってスイングしない
・身体の運動量に対して手や腕の運動量が少ない
・手や腕に余計な力が入らないでスイングしている。

 

そしてもうひとつの要素は、、、、

 

・インパクトで骨盤(腰)の開きが大きい!!!!!

 

 

ではどこをどう意識すれば手打ちか脱却し、プロのように体幹をしっかり使ったスイングができるのか?

 

 

体幹をしっかり使う意識を持つこと、手や腕を使わない意識を持つこと、手や腕から余計な力を抜くこと、インパクトで骨盤(腰)を開く意識を持つこと、、、、

 

 

これらを意識したら手打ちを解消できると思っている人が少なからずいますが、超私的なことを言わせてもらうと、答えは限りなくノーです。何故かと言うと、これらのことを意識したからと言って体幹をしっかり使えるスイングになるとは限らないからです。

 

 

では、どうすれば手打ちを解消できるのか?

 

まず意識すべきことを物理的に身体が動くメカニズムを理解することです。手打ちになっている人には共通した動きがあり、それは、体幹(身体の中心)が先に動くのではなく、末端(手や腕)が先に動いてしまっています。そして末端(手や腕)が先に動くから、体幹(身体の中心)が止まり、そしてインパクトで骨盤(腰)を開けない状態に陥っているのです。

 

 

では、末端(手や腕)が先に動くと、なぜ体幹(身体の中心)が動かなくなるのか。なぜ、インパクトで骨盤(腰)を開けないのか!?

 

 

これを証明するのに役立つのが、ツイスターとかツイストボードと呼ばれる健康器具を使ってのシャドースイング。ツイスター(ツイストボード)というのは円盤状の健康器具で、レコードプレーヤーのようにクルクル回ります。これに乗ると足場はガッチリと固めたくても固められません。

 

このツイスターに乗ってトップの形を作り、そこから腕をダウンスイング方向に振ってみて下さい。そうすると、末端(手や腕)を振り下ろすと、その反動で腰は開く方向ではなく閉じる方向に回転させられてしまいます。そうです、末端(手や腕)を動かすほどに、反作用として体幹(身体の中心)は動かそうと思っても動かすことが非常に難しくなるのです。この動きのメカニズムは地面の上に普通にアドレスしてゴルフスイングをしても同じ動きになりやすいのです。

 

ゴルフは物理です。

 

 

手打ちを解消するには物理的に発生する作用と反作用の動きについて正しく理解すること。大事なことなので繰り返します。手打ちになっている人は、末端(手や腕)が先に動きいているから手打ちから抜け出そうと思っても抜け出せないのです。手打ちを解消するためにまず取り組むべきことは、末端(手や腕)からではなく、体幹(身体の中心)が先に動き始めること。体幹(身体の中心)を先に動かす感覚を養う方法については、近々YouTubeで公開される、「体幹セミナー」にてじっくりと説明しています~。

 

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マーク金井がオンプレーンにスイングするための要点とヒントを皆さんにレクチャーする オンプレーンセミナーが内容を一新。

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2019年05月23日超私的な試打インプレッション PING G410 LSTドライバー

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関東エリアでも記録的な豪雨となった火曜日、ピンゴルフジャパンの本社にて新製品記者発表がありました。少し前からフェースブックやInstagramでも画像がアップされていましたが、ドライバーはG410 LST、アイアンではピンとしては初めての軟鉄鍛造で作られたブループリント、そして数量限定発売されるPLDブルーザーパターです。

 

 

それぞれのプロダクトはいずれもピンならではのアイデアが盛り込まれています。パターはネオマレット形状ですが、トウ&ヒール方向には高比重のカッパー(銅)の素材が採用され、左右方向のヘッド慣性モーメント6530gcm2。これは460ccドライバーと比較すると慣性モーメントの大きさは約1.5倍。創業者カーステン・ソルハイムの「重量周辺配分」の考えをこれでもかってぐらい踏襲されて設計されています。実際に打ってみましたが、ヘッド後方が非常に重くなっているので、オートマチック感が強く、フォローがでしやすいパター。加えて、慣性モーメントの数値が示す通り、ミスヒットに対する許容範囲の広さが手に伝わります。

 

 

数量限定なので衝動買いしたくてウズウズしてますが、お値段は本体価格が6万円+税。
PING本社で1本づつ削り出しで作られているので高価格なってしまうのは重々承知してますが、それでもG410LSTに迫る価格に少しビビってしまいました(笑)。カメラならばサクッと買ってしまう金額なのに、パターとなると3万円を超えてくるとなぜか財布の紐が緩みづらくなります。

 

 

ブループリントアイアンについては、画像だと「普通のマッスルバック」という感じですが、実物をみて「なんだこりゃ~」ぐらい驚きました。ヘッド形状、バックフェースはオーソドックスなんですが、これってミニチュアモデルっていうぐらいヘッドが小さい。今までいろんなマッスルバックを見て来ましたが、その中でも最も小さい部類。iBladeよりも一回り以上小さく、ソール幅も非常に狭く、トップブレードはバターナイフのように薄いんです。トウ側にタングステンのネジが埋め込まれてますが、ヘッドは中空とかではなく、丸棒から鍛造で作られた無垢(むく)です。

 

実際に打ってましたが、アドレスしたらフェースの幅とボールの幅がほぼ同じと勘違いするくらいヘッドはコンパクト。ピッチング、7番、5番アイアンと打ちましたが、普段大きいヘッドのアイアンを使っているので、とてもちゃんと打てる気がしません。実際、打ってみてもいい感じで捕らえた時とそうでない時とでは、キャリーで10~15ヤードぐらい変わりました。芯を喰った手応えはマッスルバックならではですが、ミスの許容範囲がここまで狭いクラブはシビア過ぎて、手に負えないというのが正直な感想です。

 

 

 そして続いて試打したのがG410 LST

 

 

G400の時は3兄弟がそろって登場しましたが、G410では先にプラスとSFTが発売。少し遅れて、今回LSTが発売されることになっています。

 

LSTでラインアップされるロフトは9度と10.5度ですが、今回試打したのは10.5度。シャフトは標準装着されるALTA JCB REDのS。長さは45.75インチ、シャフト重量はSで55g。ヘッド単体の重量は、

 

207.1g!!!!!

 

 

総重量は305g前後ですが、ヘッド重量が207gというのはかなりのヘビー級。市販ドライバーヘッドとしては最も重い部類でしょう。

 

 

では、実際に打ってみてどうだったのか?

 

 

G400LSTと比べると、右へスッポ抜ける感じがなくなり、ストレート弾道がかなり打ちやすくなってます。1球目ストレート、2球目ストレート、そして3球目もほとんどサイドスピンが入らないストレート弾道でした。プラス同様、ヘッド後方に移動できるウエートが配されていますが、スタンダードポジションでも捕まりが悪いとは感じません。自分が使うならば、スタンダードポジション、もしくはドローポジションで使いたくなる感じに仕上がっています。

 

スピン量に関しては、メーカーの意図通りに兄弟モデルよりも少し少ない感じです。ただし、前作(G400LST)と比較すると、ほんの少しですがG410LSTの方がスピン量が増えているという感じでした。

 

前作同様、G410もソール形状の影響でヘッドをポンと地面に置くと、フェースが開いた感じになります。この点は好みが分かれるかと思いますが、超私的にはヘッドをポンと地面に置いた時にフェースが開く方向に回転しない方が有り難いし、使い勝手も良くなると思っています。

 

 

ヘッド重量はかなりヘビー級ですが、実際にスイングしてみると思ったほどは手強い感じはありません。普段200g以上の重いヘッドに慣れている人ならば違和感なく使えると思いますが、普段195g以下の軽いヘッドを使っている人は重くて振りづらさを感じてしまうかもです。

 

そして、そして改めて感じたのが純正シャフト(ALTA JCB RED)の挙動。しなり感がニュートラルでタイミングが取りやすく、そして切り返しでほどよくシャフトがしなってくれます。ヘッドとの相性が良さも感じます。契約の鈴木愛プロも使っているそうですが、自分が使うとしても、このつるしのシャフトのまま使ってみたいです。

 

 

G410シリーズの真打ちとして登場したG410LST

 

 

ヘッド体積は他の兄弟モデルよりも5CC小さくなっていますが(450CC)、小さい感じは微塵もありません。低スピンが打てるタイプなのでロフトは10.5度でも吹き上がる感じがないので、まずは10.5度の純正S(ALTA JCB RED)を衝動買いしそうです~。。

 

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マーク金井がオンプレーンにスイングするための要点とヒントを皆さんにレクチャーする オンプレーンセミナーが内容を一新。

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2019年05月21日超私的な提案 風に負けない球を打つのに本当に適したクラブとは!?

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今年からメジャー第2戦となった「全米プロゴルフ選手権」は、初日からトップを維持していたB・ケプカが最終日にスコアを4つ落としながらも、2位に2打差を付けて2連覇を果たしました。2打差の2位に入ったのは、最終日にスコアをひとつ伸したD・ジョンソンジョンソンはこれでマスターズに続いて2連続で2位です。

 

国内勢では3日目に6位につけていた松山英樹選手が通算3オーバーの16位で終戦。最終日は風が強い厳しいコンディションと折り合いが付かず、6ボギー、2ダブルボギー、3バーディーと77を叩いてホールアウト。厳しいコンディションとはいえ、サンデーバックナインでスコアを大きく落としたのはなんとももったいないですが、一番悔しい思いをしているのは松山選手本人でしょう。

 

 

最終日は朝5時過ぎからテレビ観戦していましたが、一時はDJケプカに1打差まで詰め寄るシーンがありました。勝負の分かれ目となったのが16番ホール。DJはフェアウェイから打ったセカンドショットがグリーン左奥にオーバー。深いラフからのアプローチを寄せきれずボギーとしてしまい、続く、17番パー3もティショットが乗らずボギー。大詰めとなる上がり3ホールでボギーを2つ叩いたことで潮目が変わり、勝利の女神はケプカに微笑みました。

 

 

ちなみに同じ16番でケプカはフェアウェイからの第2打をピンではなく、一番安全なピンの左手前にオン。バーディーを狙うのではなく、絶対にボギーを叩かない戦略を貫いたのはさすがです。解説の丸山茂樹プロもおっしゃってましたが、メジャーの勝ち方を分っているプレーぶりはお見事でした。

 

今年の全米プロは風が吹かなくても難易度が高いベスページのブラックコース。3日目までとうって変わり、最終日は全英オープンのような強い風が吹きました。「風が吹かなければゴルフじゃない」という格言もありますが、風は空のハザード。世界の一流どこであってもボールコントロールが非常に難しくなります。

 

 

さて、この強風下でのゴルフ。

 

アマチュアの場合も風が吹くと途端にスコアメイクが難しくなります。風の強さによっても変わりますが、強い風が吹けばハーフ3打ぐらいは簡単に悪くなるのが普通。逆に言えば、風が強い時に大叩きしないコツは、「今日はいつもより3打悪くて普通」と素早く切り替えること。飛距離もアゲンストが強い時は「普段よりも2割飛ばない」と思ってプレーすることです。反対に、風が強い時にいつも通りのスコア、いつも通りの飛距離を出そうとすると、、

 

  •  風でボールが変な所にいくと腹が立つ
  •  変な所から難易度の高いショットを選択してしまう
  •  スコアが悪くなると、取り戻そうとして余計なことをしてしまう
  •  風に負けまいとしてスイングに力みが発生する
  •  風に負けまいとして普段やらないことをやってしまう(例えば、ボールを右に寄せる。例えば、低い球を打とうとしたくなる)

 

アマチュアの場合、余計なことをやって上手くいくことはまずありません。風が強い日は風でスコアが悪くなる以上に、風に対応としようとして余計なことをしでかしてスコアを浪費しているのです。

では、風の強い時は何もしなくてもいいのか?

 

風の計算以外ややらない方が賢明でしょう。。そしてもう一つは風に強い球が打てるクラブをできるだけ多用した方が、風の読み違えを減らせ、それはスコアメイクにもつながります。

 

では、どんなクラブが風に強いクラブなのか?

 

 

 

感覚やイメージではなく、物理で考えると簡単に答えが出ます。ゴルフはボールが空中に上がって飛びますが、その時、ボールにはバックスピンがかかっています。と言うことは、ボールが低く飛ぶクラブ、バックスピンができるだけかかりづらいクラブが風に強いクラブです。

 

 

もうお分かりですよね、、、、

 

 

ゴルフクラブの中でもっとも低く飛んで、バックスピンが掛からないクラブとは、

 

 

 パターです!!!!

 

パターでは風では最強のクラブです。もちろんパターは飛距離が出ません。飛ばすという意味ではパターは一番不利なクラブですが、風にはもっとも有利なクラブです。マーク金井はパターでアプローチを打つことが非常に多いですが、パターならば風が強くても、風の計算は他のクラブよりも少なくて済みます。なので、パターで打てるような場所にショットを打つことができれば、風が強くても風に翻弄される度合いは減ります。

 

 

パターの次に風の景況を受けづらいのは、できるだけロフトが少なく、重心が浅いクラブです。

 

例えば、100ヤードの距離を打つならば、PWよりも9番、9番よりも7番アイアンで打った方が風の影響を受けません。ロフト20前後のUTで打てばさらに風の影響を減らすことができます。普段から100ヤードの距離を7番で打ったり、UTで打つことに慣れていれば、風が吹いても風の影響を減らすことができるのです。

 

 

 ゴルフは物理です。

 

 

風の影響を減らすのに一番確実な方法は、風の影響を受けにくいクラブを使ってプレーすることです。そのためには、日頃から100ヤードをいろんなクラブで打つ、150ヤードの距離をいろんなクラブで打つことに慣れ、距離感を掴んでおくことだと超私的に思っています~。

 

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