マーク金井blog

2019年06月04日超私的なゴルフ場調査 鳴尾ゴルフ倶楽部 前編

Youtube動画【おしえてマークさん】今回から、マーク金井が皆さんの質問にお答えします。

マークさんの質問箱#1


あっという間に6月に入りました。気温がグングンと上がり、湿度もグングンと増してきました。今週末ぐらいから関東エリアは梅雨入りしそうな感じですが、皆様いかがお過ごしでしょか。プロ野球は今週から交流戦に突入、阪神タイガースの初戦は千葉ロッテマリーンズとです。マーク金井は阪神が延長12回劇的な満塁サヨナラホームランを甲子園球場で観戦した翌日、45年ぶりに鳴尾ゴルフ倶楽部で18ホールプレーしてきました。

 

阪神戦を観戦した後、江坂(吹田市)のビジネスホテルに宿泊。翌朝、江坂駅から北大阪急行で千里中央まで向い、クルマでコースに移動。新名神ができたことで、なんと千里中央から鳴尾までの所要時間は15分ほど。新幹線が止まる新大阪駅からでも30分弱でクラブハウスに到着できます。

 

 

 

今回、プレーした鳴尾ゴルフ倶楽部は日本で6番目に古いゴルフ場。ホール数は18ホールで、開場は1920年。来年は100周年を迎える社団法人のゴルフ場です。クラブハウスは建て替えられていますが、中は当時からの雰囲気が上手く踏襲されており、いったん入るやいなや50年以上前にタイムスリップしたような感覚を味わえます。

 

 

スタート時間よりも1時間以上早くついたので、まずはレストランで朝食。和定食と洋定食を選べたので、迷わず和定食。海苔、焼き魚、目玉焼きに加えて、なんと納豆も付いてました。関西人は納豆を食べないとか言われてますが、ここ鳴尾に関してはその常識は当てはまらないのでしょう。

 

 

 

天気は快晴。気温は朝8時の時点ですでに25度。真夏のような日差しが降り注ぎ、風は微風。リーンは高麗の1グリーンです(一部2グリーン)。スタート前に練習グリーンでボールを転がしてみると、エアレーションをしたばかりでしたが、転がりは比較的スムーズ。砂が多く入ってますがスティンプメーターで9フィート前後ぐらい。そして、グリーンはかなり硬いことが、パット練習をしただけでも伝わってきます。

 

 

 

今回はクラブ本数が9本。ドライバーは島田の軽量スチール装着が装着されたエピックフォージド。アイアンはmmアイアンでシャフトはコンポジットテクノと共同開発中のディセンディング仕様のカーボン(約85g)というセッティング。普段よりも2本多いですが、増やしたのは24度のUT58度のロブウエッジです。

 

 

 

8時37分にインコースからスタートです。いつものごとくスタート前にボールは打ちません。パッティンググリーンでボールを転がしてからティグラウンドに向かいました。ティは迷わずレギュラー(白ティ)をチョイスしました。

 

 

10番 422ヤード パー4

 

距離のある打ち下ろしのパー4。ほんのわずかに右ドッグレッグしており、フェアウェイは途中で大きな段差があって、「飛ばすか刻むか」を問われます。白ティから段差の手前のフェアウェイまでは約240ヤード。軽いフェードでフェアウェイ左サイドを狙ったら、イメージ通りの弾道でフェアウェイ中央に着弾。ピンまでの残りは約180ヤード。グリーンの左サイドは縦にバンカーが3つ並んでいるので、セカンドはUTでグリーンのやや右サイドを狙い。イメージよりもスライス回転が強くかかり、ボールはグリーン右サイドのラフに。

 

 

グリーンは縦長で強い受けグリーン。アプローチの距離はピンまで約15ヤード。いい感じかなと思ったのですが、予想よりもグリーンがかたくファーストバウンドが大きく跳ねて、ピン奥5mに3オン。ファーストパットは下りなので距離を合わせて打ち、カップ左フチに。タップインしてボギーでホールアウト。

 

 

11番 312ヤード パー4

左にドッグレッグしており、セカンドからは打ち上げのパー4。右サイドにバンカーが待ち構えており、左サイドはフェアウェイまで松の枝が張りだしている。ティショットは距離よりも方向性が求められるのは重々承知しているにも関わらず、ティショットはフェアウェイに張り出した松の枝に触れてしまう。ティグラウンドではボールが落下したのを確認出来なかったのでロフトボールを覚悟してセカンド地点へ。案の定、ボールは見つからず、鳴尾のルールでティショット落下付近にボールをドロップ。

 

セカンドはピンまで約90ヤード。かなりの打ち上げでグリーン面はまったく見えず、その代わりに左右のバンカーがこれでもかってぐらい視野に入る。自分では距離がピッタリだと思ったショットは、わずかにグリーンをはみ出し、奥のエッジ。下りの13メートルほどのパットは距離がぴったりと合い、カップのフチに。ロストをしつつも、なんとかダブルボギーでホールアウト。

 

 

12番 148ヤード パー3

鳴尾を代表するかのように、グリーンの周囲はすべてバンカーに囲まれ、浮島グリーンを狙って打つパー3。グリーンの手前と左のバンカーは非常に深く、かつアゴが高いアリソンバンカー。8番アイアンでティショットを打ち、ピン左手前8メートルにワンオン。バーディパットはカップ10センチ手前に止まり、タップインしてパー。

3ホールプレーした時点でバンカーには1発も入れてませんが、鳴尾は本当にバンカーが多いホールがまだまだ続きます~。

 

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2019年06月02日超私的な提案 野球のスコアブックのようにゴルフのスコアを付けてみませんか!?

Youtube動画【おしえてマークさん】今回から、マーク金井が皆さんの質問にお答えします。

マークさんの質問箱#1


甲子園球場で劇的な満塁サヨナラホームランで阪神タイガースが勝利した翌日、国内で6番目に開場した鳴尾ゴルフ倶楽部で18ホールプレーしてきました。鳴尾は1920年に開場ですから、今年で開場99年目。2020年東京オリンピックの時に100周年を迎える官界きっての老舗名門コースです。

鳴尾と言えば、阪神タイガーズの2軍練習場がある鳴尾浜をイメージしてしまいますが、実は、1914年に鳴尾浜に9ホールのコースが作られ、1920年には新しいクラブハウスが建てられたそうです。これが現在の鳴尾ゴルフ倶楽部は始まりで、現在の場所(兵庫県川西市)に移転したのは1930年とのことです。

 

 

昭和初期には川西市に作られた18ホールの「山のコース」と鳴尾に残された9ホールの「浜のコース」、メンバーは両方のコースでプレーできたそうです。ちなみに、「浜のコース」は現在はありません。マーク金井は大阪生まれの大阪育ち。関西では河川敷ではないコースのこと「山」と言いますが、この「山」の由来は、ひょっとしたら鳴尾のメンバーの言葉かなと超私的に思っています。

 

マーク金井は今から45年ほど前(1974年)、高校1年性の頃に一度だけ鳴尾をプレーしました。コースについては記憶がありませんが、ただ「バンカーがめったやらたに多かった」こと、「バンカーのアゴが高かったこと、グリーンが砲台で小さかったこと」は今でも覚えています。

 

45年前のスコアはまったく覚えてませんが、良いスコアではなかったと思います。ゴルフを始めて2年ぐらいしか経っていないので良くても90前後だったような気がします。今回は70台でプレーすることと、バンカーに入れないこと、ボールを無くさないこと、そして3パットをしないことを目標にプレーしました。

 

 

で、結果はというと、

 

 ロストボール1回(2番)
 バンカーショット2回(10番、11番)
 3パット2回(5番、9番)
 スコア 81ストローク(イン40、アウト41)

 

 

スコアカードにはスコアとパット数の他に、自分で打ったすべてのショットに対して評価点を付けています。具体的に言うと、

 

・ナイスショットは○
・アンフォースドエラー(致命的なミス)は×
・ナイスショットでもなく、アンフォースドエラーでもない場合は△

 

 

スコアはインとアウトとでは1ストロークしか違いませんが、内容は全然違います。前半のインは11番でロスボールしてますが、ショット自体はアンフォースドエラーではありません。狙いよりも5ヤード左にボールが打ち出され、フェアウェイ左に張り出した松の枝にボールが触れてのロストボール。これ以外は、致命的なミスはゼロ。バンカーにも一度も入れてません。入れ頃外し頃のパットを3回ほど外したのでいいスコアにはなりませんでしたが、プレー自体は安定していました。その証拠にボギーオン率は100%、パーオン率は55.5%でしたが、グリーンを外したショットは9番を除き、すべてエッジから5ヤード以内でした。

 

対して、アウトはアンフォースドエラー数が多く、かなり危なっかしいプレーです。ロストボールこそありませんでしたが、10番のセカンドは残り125ヤードからコスリ球で右のバンカー、11番のティショットはハーフシャンクで右のバンカーに打ち込みました。
アウトはアンフォースドエラーが7発で6オーバー。野球に例えるならば、エラーで失点を重ねるプレーをしてました(汗)

 

 

スタッツとしては

 

イン
△□ーーーー△ー△  40ストローク
222222222  18パット

アウト
△△△△△ーーー△  41ストローク
222132213  18パット

 

ゴルフはナイスショットを打ったからといっていいスコアが出る保証はありませんが、アンフォースドエラー(致命的なミス)を打ってしまうと、スコアが悪くなります。そしてナイスショットとアンフォースドエラーというのは紙一重な所があるのです。超私的なことを言わせていただくと、アマチュアがいいスコアを出すコツはナイスショットの数を増やすことよりも、アンフォースドエラーの数を減らすことです。

 

 

ゴルフは物理であり、確率です。

 

100を切れない、90を切れない、80を切れない。どのレベルであってもアンフォースドエラーを減らすことができれば、それだけで確実にスコアは良くなります。上達するにはスコア分析も大事ですが、もっと大事なことは1打1打のショット分析です。

 

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明日6月3日21時から

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2019年05月30日超私的な考察  欧米のツアープロはなぜドライバーでもハンドファーストなインパクトになるのか!?

来週の月曜

6月3日21時からYoutube生配信 マーク金井ここだけの話

ぜひご視聴よろしくおねがいします。 チャンネル登録いただけるとコメント書けます。番組に参加いただけますし、マーク金井への質問もできますよ


昨日は2年ぶりに巨人阪神戦を甲子園球場で観戦。試合開始3時間前に球場に入り、阪神のバッティング練習をじっくりと見させていただき、試合前にも関わらず矢野監督にご挨拶。プレーボールから延長12回、満塁サヨナラホームランを見届けるまで球場で声を振り絞って阪神を応援してきました。

サヨナラ満塁ホームランで勝利できたことはなんとも嬉しかったですが、冷静に試合展開を振り返ると阪神は流れを悪くする攻撃が何度かありました。同点になった直後、進塁打を上手く打てなかったことで試合が長引いてしまい、巨人に負けてもおかしくない展開。阪神が勝てたのは高山の満塁ホームランもさることながら、9回から登板したドリス、ジョンソン、能見、そして藤川。

 

 

ブルペンのピッチャー陣が踏ん張ってくれたおかげで、失いかけた流れを再び取り戻し、12回裏の満塁サヨナラホームランにつながったのだと思います。

 

 

甲子園球場には新幹線と在来線、そして阪神電車で向かいましたが、新幹線のお供といえばゴルフ雑誌。昨日は週刊ゴルフダイジェストを読ませていただきましたが、真っ先に目を引いたのが巻頭カラーページ。今季、メジャーのワールドレディスサロンパスカップで史上最年少優勝した渋野日向子プロの連続写真を見たら、ドライバーのインパクトがD・ジョンソンそっくり。ドライバーショットでもアイアンを打つかのうようなハンドファーストの状態でボールを捕らえているのです。

 

 

 さて、このハンドファーストなインパクト。

 

 

ゴルフ雑誌でもハンドファーストの作り方についてレッスンがなされていますが、超私的なことを言わせて貰うならば、「ハンドファーストを意識してもハンドファーストを作るのは難しい」と思っています。何故かと言うと、渋野プロにしてもDJにしても、ハンドファーストを作ろうとなってこれっぽっちも思ってスイングしていないからです。さらに超私的なことを言わせてもらうと、物理的に理に叶ったスイング、慣性による加速を上手く使ったスイングをした結果、インパクトがハンドファーストの状態になってしまっているのです。

 

 

では、どうすれば物理的に理に叶ったスイング、慣性による加速を上手く使ったスイングになるのか?

 

 

 ゴルフスイング物理学の著者である小澤康祐さんによると、ポイントとなるのは下半身の先行動作と、左手(グリップ)を動かすベクトルにあるそうです。

 

 

下半身の先行動作を他の動きに例えるならば「でんでん太鼓」。でんでん太鼓のように中心(下半身)が先行して動き続ければ、手や腕は余計な動きをしません。結果、インパクトゾーンでも手元よりもヘッドが遅れた状態になっているからハンドファーストの状態がキープできるのです。

左手(グリップ)を動かすベクトルについては、ヘッドが動く方向と逆方向に左手(グリップ)を動かすこと。ヘッドに遠心力が働いている分だけ、それに拮抗する力、すはなち左手(グリップ)は内側に引き込む力を使うこと。そして、左手(グリップ)の動きを止めないこと。左手(グリップ)が動き続けていれば、ヘッドは手元よりも遅れて動くので、結果的に、ハンドファーストの状態でインパクトを迎えることができるのです。

 

 

ゴルフは物理です

 

 

そしてゴルフスイングも物理です。物理的に理に叶ったスイングをすれば、プロ、アマチュアを問わず、ドライバーを手にした時も、ハンドファーストの状態でインパクトを迎えることができるのです〜。

 

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2019年05月28日超私的な考察 じりじり暑い日にゴルフをする時、少しでも暑さを和らげるコツとは!?

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先週後半から日本全国の気温はグイグイ上昇。神田では朝10時にはすでに30度を超えています。この暑さに対応すべく、昨日から半ズボンを履いています。日本ではクールビズでノーネクタイが当たり前になりつつありますが、ここまで日中の気温が高いならば、老若男女を問わず半ズボンでの仕事を認めた方が良いと超私的に思っています。

 

 

東京都が東京オリンピックに向けて、暑さ対策で頭に傘を差すアイテム(かぶる傘)を試作したとのことですが、この手のアイテムは釣りの世界では当たり前なアイテムらしいです。かぶる傘はサイズをコンパクトにすればトーナメントの観戦用としては重宝しそうな感じがしますが、ゴルフのプレーで使うとなるとどうでしょう。ゴルフの場合は下を向いている時間が長いので、後頭部、そして首の後ろ側を日除け出来る工夫があれば試してみたく思っています。

 

 

さて、最高気温が30度を超えてくるとゴルフにはかなり厳しいコンディションとなります。林間コースならば日陰を歩けば日焼けを軽減でき、かつ暑さもしのげます。しかしながら、河川敷コースのように日陰がほとんどないコースだと、暑さをしのぐためにはプレーヤーが色々と画策する必要があります。

 

 

 では、何を用意して、何をすれば日焼け、そして暑さを少しでもしのげるのか?

 

 一番、効果がある対策、、、、それは日中(午前10時~午後3時)の間はプレーしないことです。

 

ゴルフは日中するのが当たり前と思っている人にとっては、「それじゃ答えになっていない」と思うかもしれませんが、これがもっとも効果的な対策です。今の時期は朝4時過ぎから明るく、そして夕方も午後7時近くまでは明るいです。日照時間が長いことを考えれば、ゴルフは朝4時30分から10時まで、もしくは午後3時以降から7時までという風に2部制にすることを超私的に推進したいです。ゴルフ場のスタッフはオペレーションが大変だと思いますが、ここは頭を切り換えていただきお客様視点での対応をしていただけると嬉しいです。

 

プレー時間を変えるだけで日焼け対策、暑さ対策はかなり解消できます。実際、マーク金井はよほどのことがない限り、この時期(6月~9月)は日中にプレーしません。早朝、もしくは薄暮をサクッと9ホールプレーしています。担ぎセルフ、歩きでの9ホールプレーに慣れてくると、9ホールで物足りなさを感じることはありません。実際、運動量も乗用カートに乗って18ホールプレーするよりも多いです。

 

 

プレー中で心がけたいことは、できるだけ肌を露出しないこと。日焼け止めを塗るのもありですが、それよりも肌を露出しない方が日焼けしませんし、暑さ対策にもなります。例えば、半袖、半ズボンでプレーするならば、アームカバー、レギンスを装着することを強くお勧めします。手前味噌ですが、この2つを着用するようになってから日焼けしづらくなっただけでなく、疲労も軽減しました。

 

 

そして、意外と知られていないのが目からの日焼け。目が日焼けするのは肌が日焼けするのと同じだというエビデンスもあるので、サングラスの着用を強くお勧めしたいです。サングラスは慣れていないとダフりのミスショットが出やすくなるので、できれば練習場とかで事前にサングラスでボールを打っておいた方がいいでしょう。

 

 

後は、水分補給と冷やし。

 

 

最近はゴルフショップでも売られてますが、氷のうは重宝します。氷のうを首筋にあてがうだけでかなり涼しくなります。飲み物については、水、もしくはスポーツドリンク。喉が乾いてからではなく、喉が渇く前に飲んだ方が脱水症状になるのを防げます。

 

 

果物もお勧めです。バナナとかスイカとか夏の果物は身体を冷やす効果があるとも言われています。糖分も適度に取れるので、お昼にがっつり食事するよりも、プレーの合間にバナナをほおばった方が暑さをしのぎやすくなります。。

 

 

そして、そして一番大事なことは頑張って無理してプレーしないこと。暑くて身体がダルいと思ったならば、あと3ホール、あと1ホール残していたとしても、その場でプレーを終えて下さい。実は、これができなくて熱中症になってしまうアマチュアが非常に多いのです。

 

ゴルフをして熱中症になってしまっては元も子もありません。超私的なことを言わせてもらえるならば、最高気温が30度を超えたらプレーは9ホール以内というルールを定めたいです~。

 

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2019年05月26日超私的な考察 手打ちの人が手打ちから抜け出せない物理的な理由とは!?

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昨日はアナライズセミナーデー。前半はセミナー参加者から「手打ちを矯正するセミナー」を実施して欲しいと言うリクエストから生まれた「体幹セミナー」、1時間の休憩後は、距離の短いアプローチを打つ基本をレクチャーする「アプローチセミナー」を実施しました。

 

「体幹セミナー」につきましては初めての開催ということもあり、撮影スタッフも立ち会っています。これまでのセミナー同様、マーク金井はどんなセミナーも完全アドリブで、なおかつ進め方については受講生の反応によってレクチャーすべき内容を吟味しています。

 

 

他のセミナーについてもそうですが、開始直後は受講者に質問を投げかけます。まず投げたのは、「ゴルフスイングにおける手打ちとはどんな動作」なのかについて。返ってきた答えというのは、、、

 

 

・手先でクラブをコントロールしようとしている
・手先や腕の力に頼ったスイングをしている
・身体の運動量に対して手や腕の運動量が多い
・手や腕に余計な力が入ってスイングしている

 

 

ざっとこんな感じの答えをいただきました。それぞれの答えはすべて手打ちに該当しますが、ひとつ抜け落ちていることがあります。それは、、、

 

 

 インパクトで骨盤(腰)の開きが非常に少ない!!!!

 

 

実は、手打ちになっているかどうかを見極めるポイントで欠かせない要素というのは、骨盤(腰)の開き具合なんです。言い換えると、アマチュアゴルファーの場合、インパクトで骨盤(腰)の開きが少ない人というのは、90%以上の確率で手打ちになっている可能性大なんです。

 

 

逆に言うと、体幹を使ったスイングというのは、、、

 

・手先や腕でクラブをコントロールしようとしていない
・手先や腕の力に頼ってスイングしない
・身体の運動量に対して手や腕の運動量が少ない
・手や腕に余計な力が入らないでスイングしている。

 

そしてもうひとつの要素は、、、、

 

・インパクトで骨盤(腰)の開きが大きい!!!!!

 

 

ではどこをどう意識すれば手打ちか脱却し、プロのように体幹をしっかり使ったスイングができるのか?

 

 

体幹をしっかり使う意識を持つこと、手や腕を使わない意識を持つこと、手や腕から余計な力を抜くこと、インパクトで骨盤(腰)を開く意識を持つこと、、、、

 

 

これらを意識したら手打ちを解消できると思っている人が少なからずいますが、超私的なことを言わせてもらうと、答えは限りなくノーです。何故かと言うと、これらのことを意識したからと言って体幹をしっかり使えるスイングになるとは限らないからです。

 

 

では、どうすれば手打ちを解消できるのか?

 

まず意識すべきことを物理的に身体が動くメカニズムを理解することです。手打ちになっている人には共通した動きがあり、それは、体幹(身体の中心)が先に動くのではなく、末端(手や腕)が先に動いてしまっています。そして末端(手や腕)が先に動くから、体幹(身体の中心)が止まり、そしてインパクトで骨盤(腰)を開けない状態に陥っているのです。

 

 

では、末端(手や腕)が先に動くと、なぜ体幹(身体の中心)が動かなくなるのか。なぜ、インパクトで骨盤(腰)を開けないのか!?

 

 

これを証明するのに役立つのが、ツイスターとかツイストボードと呼ばれる健康器具を使ってのシャドースイング。ツイスター(ツイストボード)というのは円盤状の健康器具で、レコードプレーヤーのようにクルクル回ります。これに乗ると足場はガッチリと固めたくても固められません。

 

このツイスターに乗ってトップの形を作り、そこから腕をダウンスイング方向に振ってみて下さい。そうすると、末端(手や腕)を振り下ろすと、その反動で腰は開く方向ではなく閉じる方向に回転させられてしまいます。そうです、末端(手や腕)を動かすほどに、反作用として体幹(身体の中心)は動かそうと思っても動かすことが非常に難しくなるのです。この動きのメカニズムは地面の上に普通にアドレスしてゴルフスイングをしても同じ動きになりやすいのです。

 

ゴルフは物理です。

 

 

手打ちを解消するには物理的に発生する作用と反作用の動きについて正しく理解すること。大事なことなので繰り返します。手打ちになっている人は、末端(手や腕)が先に動きいているから手打ちから抜け出そうと思っても抜け出せないのです。手打ちを解消するためにまず取り組むべきことは、末端(手や腕)からではなく、体幹(身体の中心)が先に動き始めること。体幹(身体の中心)を先に動かす感覚を養う方法については、近々YouTubeで公開される、「体幹セミナー」にてじっくりと説明しています~。

 

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マーク金井がオンプレーンにスイングするための要点とヒントを皆さんにレクチャーする オンプレーンセミナーが内容を一新。

NEOオンプレーンセミナーとして配信します 全3回のその1回目です。Youtubeにて配信開始しました

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