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2019年07月30日超私的な考察 テニスラケットとゴルフクラブの意外な共通点とは!?

マーク金井のソロゴルフ V LOG【北アイルランド編7】

マーク金井の全英オープン観戦のため北アイルランドへ行きました その珍道中を動画にしました。その7回目です
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7月もあと2日で終わります。関東エリアもようやく梅雨が明け、一気に暑さが増してきました。神田エリアも外に出て数分も歩けば、全身汗だくになります。

 

ここまで日中が暑いとゴルフも日中よりも早朝や薄暮、そしてナイターでプレーしたくなりますが、ナイターと言えばテニスです。先日も川崎でナイターテニスをしてきましたが、ナイターならば暑さが軽減され、なによりも日焼けの心配がないのがありがたいです。

 

スノボは50歳から本格的に始めましたが、テニスは今年(60歳)から再デビュー。学生時代はなんちゃってテニスしかしてなかったので超我流。なので、今年からはちゃんとレッスンを受けてテニスを始めます。もちろんちゃんとテニスを始めるわけですから、ラケットも昨日、メルカリで手に入れました。

 

もちろん初心者ですから、何を基準にしてラケットを選べばいいのか分りません。男性用と女性用があるのかも分ってませんし、何を基準にして選べばいいのかも分りません。そこでテニスショップを徘徊し、それからネットで検索してみると、以下の項目が浮かび上がってきました。

 

  • フレーム重量は275~325gぐらいと幅がある
  • フェースサイズ(体積)は95~105インチと幅がある
  • フレーム厚さにも幅がある
  • グリップの太さは0~4まで幅がある(数字が大きいほど太い)
  • ストリングスパターンにも幅がある
  • バランス(バランスポイント)にも幅がある
  • 男性用と女性用の区別はないが、男性向けと女性向けとがある

 

 

今どきのラケットはこんなにもバリエーションがあるのに驚きましたが、ゴルフと似ているなと感じたのが総重量です。察しのいい人はお分かりだと思いますがフレーム(ラケット)の重量と、市販ドライバーの重量はほぼ同じなんです。まったくもって偶然とは思いますが、偶然だとしても重さのバリエーションがここまで同じなのには何か相関関係がありそうな気がしてなりません。

 

そして、ゴルフ同様、テニスの場合でも、

 

 

・軽い=初中級者向け
・重い=中上級者向け

 

 

という風にガイダンスされているのです。

 

 

軽い方が扱いやすいという理由からだと思いますが、昨日、初心者のマーク金井がメルカリで衝動買いしたラケットの総重量は、、、、

 

306g!!!!!!

 

 

軽量タイプではなく、平均よりも少し重めをチョイスしました。先月、ナイターでテニスにした時、重さが異なるラケットを試したところ、軽いと手先で操作しがち、少し重い方が手先ではなく身体を使ってストロークしやすかったからです。重すぎると手が疲れるというのも経験できたので、とりあえずは300~310gのラケットを購入することにしたのです。もちろん、最初からいい選択ができたかどうかの確証はないので、引き続き、軽めのラケットと、重めのラケット、計3本は購入するつもりです。

 

ゴルフのクラブのドライバーとテニスラケット(フレーム)の重さが同じぐらいなのには驚きましたが、重さは振り方に少なからず影響を与えます。ゴルフもしかりで、超私的なことを言わせてもらうと、初心者には軽いクラブよりも、少し重めの方をお勧めしたいです。テニスがそうであるように、ゴルフにおいても軽すぎると手打ちになりやすく、身体をしっかり使いづらくなるからです。ドライバーに関して言えば、長さが45インチ前後で295~305g。長さが43インチ台ならばもう少し重くても良いです。

 

 

 テニスもゴルフも振り方は道具によって左右されます。軽いというのは魅力的なワードですが、軽さはメリットばかりではありません。デメリットもあるのです。

 

 

ちなみに、ゴルフではグリップの太さにバリエーションはほとんどありませんが、テニスではグリップの太さにバリエーションがかなりあります。ゴルフはグローブのサイズにバリエーションがあるだけです。手の大きさが人によってかなり異なることを考えると、テニスラケットの方がゴルフクラブよりもプレーヤーに対しての配慮がちゃんとなされています。今のところ、グリップの太さをちゃんと選べるクラブはピンだけです。

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2019年07月28日超私的な提案 強風下でも大叩きせずスコアメイクするコツとは!?

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長かった梅雨もいよいよ開けるのかと思ったら、台風6号が日本列島に上陸。上陸後は熱帯低気圧に変わりましたが、それでも金曜日と土曜日は各地で強い雨と風にみまわれました。そんな最中、金曜日は薄暮、土曜日は早朝に赤羽ゴルフ倶楽部で9ホールプレー。どちらも運良くプレー中は雨が降らず、強い風の中でのプレーと相成りました。

 

金曜日と土曜日のスタッツはこんな感じです。

 

金曜日
ー△ーーーー○ーー  35(パー35)
222222122  17

土曜日
ーー△ーー△ーーー  37(パー35)
222222222  18

 

 

赤羽ゴルフ倶楽部は癒やし系コースですが、それでも18ホールでボギー3つというのはかなり上出来です。北アイルランドで4ラウンドプレーしてきた経験がかなりプレーの手助けになっていると思います。

 

どの風向きでも風が強いとショットメイクが難しくなりますが、特に注意が必要なのはアゲンスト風でしょう。アゲンスト風が強くなるほど左右の曲がりが普段よりも大きくなりますし、風に負けまいと力んだスイングになりやすいからです。対して、フォロー風は球が曲がりが減ります。フォロー風ではグリーンを狙うショットがオーバーしやすいのでその対策をきちんとやっていれば、アゲンスト風ほどは苦労しません。

 

では、どんな風にプレーすればアゲンスト風で安定したスコアでプレーできるのか?

 

 

 超私的なことを言わせてもらうと、つまらないゴルフをすることです!!!!

 

  • 目を見張るようなナイスショットは望まない
  • 飛ばそうとしない
  • クラブ選択をより柔軟にする
  • 徹底的に確実な場所に運ぶ
  • 初歩的なミス(アンフォースドエラー)を打たない

 

 

 そして、北アイルランドに行く少し前に会得したがドライバーのコントロールショットが打てると風が吹いてもティショットの安定感が劇的に増してきます!!!!!

 

 

例えば、アゲンスト風で距離が落ちるならば力んで距離を稼ごうとしないで、わざと飛ばさないスイングを心がけるのです。例えば、マーク金井の場合、ドライバーの飛距離は最大で260ヤードぐらいですが、アゲンスト風では200ヤードぐらいの距離を打つことを心がけます。力んで打つと50ヤードぐらい距離が落ちる強い風でも、210ヤードぐらいの距離を打つ感じでスイングすると200ヤード近く飛びます。

 

グリーンを狙うショットもしかり。アゲンスト風が吹いている時は自分で思った番手よりもさらに番手を上げて下さい。例えば、7番アイアンで普段150ヤード飛ぶならば、アゲンスト風が強い時は7番で110ヤードぐらいの計算でクラブを選ぶ。7番で110ヤードでいいと思えば、風がかなり強くても力みは出づらくなります。なぜなら、力まなくてもグリーンに届くことが直感的に分るからです。

 

 

もうひとつ付け加えるならば、風が強い時ほど真面目にプレーするのではなくて、遊び心を持ってプレーすることをお勧めしたいです。昨日の早朝プレーでは131ヤードのパー3。ここは強いアゲンスト風が吹いていたのでドライバーでティショットを打ちました。アゲンスト風でも7番、もしくはUTで打てば届く距離をドライバーで打つ分けですから、全体に力みません。距離感がピッタリ合ったおかげで7mにワンオンからの2パットでホールアウトできました。

 

 

ドライバーで100ヤードを打ったり、150ヤードを打ったり、180ヤードを打つ。難しいと思われるかも知れませんが、そんなことはありません。どのゴルファーもアプローチでは1本のクラブで30ヤードを打ったり、50ヤードを打ったり、70ヤードを打っているはず。それと同じことをやればいいだけのことです。もちろん最初は上手く行かないと思いますが、アプローチと同じで練習すれば距離感は身についてきます。

 

 

風が強く吹くと、どうしても普段よりもナーバス(神経質)になります。特に真面目にきっちりプレーしようとするほど風が気になりだします。対して、遊び心を持ってショットに望んだ方がリラックスになりますし、ナーバスになりづらくなるのです。

 

 

風の日はいいスコアが出なくて当たり前です。

 

 

いいスコアが出なくて当たり前ならば、風と遊んでプレーしてみてはいかがでしょうか? マーク金井もまだまだ遊び心が足りてないので、次回の赤羽ゴルフ倶楽部ではドライバーとパターだけのプレーを考えてます。もちろん、ドライバーで2打目以降も打つので、グリーン周りに到達するまではすべてティアップして打ちます。これでボギーペースで回れるようになれば、今よりもさらに頭が柔軟になってくれそうな気がしてます~。

 

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マーク金井のソロゴルフ V LOG【北アイルランド編6】

マーク金井の全英オープン観戦のため北アイルランドへ行きました その珍道中を動画にしました。その6回目です
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2019年07月25日超私的な考察 北アイルランドのリンクスと国内ゴルフ場の決定的な違いとは!?

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【おしえてマークさん】マーク金井の質問箱

マーク金井が皆さんの質問にお答えします。その4回目です

マークさんの質問箱#4
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長かった梅雨もいよいよ開けそうです。先週の今頃は北アイルランドで全英オープン観戦、本番のリンクスをサクッとプレーしてましたが、今週は神田におります。飛行機という大変便利な乗り物のおかげで、わずか12時間ほどで北アイルランドから日本に戻ってくることができました。

 

12時間は長いとおっしゃる方もいらっしゃいますが、飛行機を利用できない時代ならば渡英するのに1ヶ月以上はかかったでしょう。それを考えると、12時間なんてあっという間。ちなみに、帰りの飛行機ではぐっすりと眠れました。ベルファストからヒースローまで向い、ヒースーローから羽田直行便。ヒースローを離陸して食事した後、ぐっすりと寝て起きたら羽田到着まであと20分。飛行機は大の苦手だったのが、今回の旅でかなり苦手意識が抜けてきました(笑)

 

 

北アイルランドでは胸にGo Proを着けて行動してました。現地での模様についてはYouTube、「マーク金井のソロゴルフ」で順次アップしてます。ご視聴、そしてチャンネル登録いただけると嬉しいです。全英オープンはもちろんのこと、北アイルランドでの癒やし系リンクス、トーナメントが開催できる難易度が高いリンクスでのプレー、そして北アイルランドでの日常もアップしてます。

 

 

さて、北アイルランドでは4ヶ所のゴルフ場をプレーしましたが、癒やし系リンクスは国内のゴルフ場とずいぶん異なることがいくつかありました。そこで今回は、北アイルランドのゴルフ場について超私的に書いてみたいと思います。

 

 

全英オープンが開催されたロイヤルポートラッシュは北アイルランドを代表するメンバーシップコースです。対して、癒やし系リンクスをひとことで言うと、、、

 

 

 コースが日常生活に完全に溶け込んでいることです!!!!!!!!!!!!!

 

癒やし系リンクスもゴルフ場ですからティグランドもあればフェアウェイやラフもあります。もちろんグリーンにはカップが切られてピンが立っています。ここまでは国内のゴルフ場とまったく同じですが、決定的に違う事は、

 

コースには生活道路があって、そこを普通に人が歩いてたり、犬と散歩してます。国内のコースにも生活道路が横切っている所がありますが、北アイルランドの場合、その道路がティグランドのすぐわきだったり、ボールがあ飛んでいきそうな所に普通にあるんです。国内だったらここまで普通の人がコース内に立ち入れるゴルフ場はありません。勝手にゴルフ場に立ち入ったら、不法侵入になります。

加えて、ゴルフ場の中と外を隔てるフェンスやネットのたぐいもひとつもありません。その気になれば、ゴルフ場の人に無断でコースに入ることもできますし、無断でプレーすることも可能です。例えるならば、癒やし系リンクスというのは、だれでも遊べる公園のような感じ。これまた国内のゴルフ場ならばありえないことでしょう。

 

そして、そしてもっと驚かされたのが、

 

ホールに隣接する一般道、一般家屋に対しても何も遮るものがないのです。

 

 

今回の滞在で最初にプレーしたポートスチュアートのOLDコースの場合、200ヤードを超えるパー3のフェアウェイのすぐ左側は一般道。チーピンや引っかけがを打てば、通行している人や車にぶつかってもおかしくないのです。

 

 

テニスボールならばともかく、飛んでるゴルフボールが当たったら痛いではすみません。人に当たれば怪我をしますし、クルマに当たれば窓ガラスが破損したり、ボディに大きな凹みが発生する可能性大。にも関わらず、ゴルフ場にはネットが張られてないのです。

 

 

国内のゴルフ場では安全面で絶対に許されないと思いますが、実は、ゴルフ発祥の地とも言われる、スコットランドのセント・アンドリュースのコースにもネットは張られてません。名物17番ホールはホテル越えで、キャリーが足りないとボールはホテルにぶち当たります。18番ホールも右にプッシュアウトすると道路や建物にまでボールは到達します。

 

 

ホールの外側に一般道路があるのはゴルファーにとって相当なプレッシャーがかかると思います。このプレッシャーは万国共通ですが、リンクスではネットを張らない状態での営業が何十年、いや100年以上続いています。

 

 

24時間、ゴルフ場が誰でも出入りできる場所であり、犬と散歩できる場所でもある。それが本場リンクスなのです~。

 

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2019年07月23日超私的な考察 全英オープンで日本選手が優勝争いするために絶対必要なこととは!?

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今年のメジャー最終戦、全英オープンは3日目にトップに立ったアイルランドのシェーン・ロウリーが最終日も安定したプレーで初のクラレットジャグを手に入れました。アイルランド勢の全英オープンの優勝は2007、08年に大会連覇したパドレイグ・ハリントンに以来の2人目です。

マーク金井は大会が始まる前週の土曜日からロイヤルポートラッシュに滞在。練習ラウンドのチケットが販売される日曜日から水曜日の4日間、現地で観戦してきました。そして、観戦の合間をぬってリンクスを4コースプレー。プレーしたのはポートスチュアートのOLDコースとSTRANDコース、ロイヤルカウンティダウンと、9ホール仕立てのブッシュフットです。

 

 

ポートスチュアートのOLDとブッシュフットはいわゆる癒やし系で、ポートスチュアートのSTRANDとロイヤルカウンティダウンはチャンピオンシップコース。この2つは欧州ツアーも開催された世界を代表するリンクスでした。

 

 

全英オープンの観戦は4度目となりましたが、過去に観戦したのは1992、1993、そして1994年。今から25年以上前のことですが、その当時も現在も変わらないのはコースセッティング。今回は68年ぶりに北アイルランド開催となりましたが、スコットランドのリンクスと共通しているのが荒涼とした地形を活かしたレイアウトと、雨、風。15分ごとに四季があるかのごとく天気がめまぐるしく変わり、いったん天気が崩れると、雨、風が容赦なくゴルファーに襲いかかります。

 

 

フェアウェイはこれでもかってぐらい起伏に富んで凸凹で、ボールの落下地点が2ヤード変わっただけでもボールがキックする方向がガラッと変わり、落下のランもこれでもかってぐらい変わります。加えて、今回のポートラッシュはリンクスの中ではティグラウンドとグリーンの間の高低差があり、グリーンの多くは砲台。プレーヤーはありとあらゆるテクニックが求められるレイアウトです。

 

 

そんなタフなコンディション、タフなコースにも関わらず優勝したロウリーの優勝スコアは72ホールで15アンダー。対して、日本人選手は8名出場して予選通過が2名。予選通過した浅地洋佑選手は通算+6で67位、稲森佑貴選手は通算+9で72位でした。スコアだけを単純比較すれば、ロウリーとの差は4日間で20打以上。18ホールあたりで5打差以上ありました。

 では、18ホールで5打以上も劣るほど日本選手のレベルは低いのか?

 

 

そんなことはありません。もしも日本で開催する試合ならば、浅地選手稲森選手ももっと上位に食い込んでくるでしょう。例えば、昨年開催した日本オープンのセッティングで試合をすれば、ここまで差は開きません。なぜなら、日本でやる試合、日本のコースセッティングならば日本選手の方がコースに慣れている分だけ有利だからです。

 

全英オープンのコース(コースセッティング)は日本のトーナメントコースとはまったく違います。テニスに例えるならば芝のコートのウインブルドンと、赤土のコートの全仏オープンよりもはるかに異なるフィールドになるのです。

 

 

日本選手が全英で活躍するために真っ先になすべきこと、それはリンクスでプレーする回数をもっともっと増やし、リンクスに対して慣れることです。超私的なことを言わせてもらえば、最低でも10ラウンドはしないとリンクスに対して慣れてこないと思います。

 

 

幸いなことに全英オープンの前には、例年、欧州ツアーのスコティッシュオープン、その前にはアイリッシュオープンが開催されています。今年のアイリッシュオープンに関しては、世界を代表するリンクス、ラフィンチで開催されてました。全英オープンの切符を手にしているのであれば、主催者推薦とかでスコティッシュとアイリッシュオープンに出場し、リンクスでのプレーに慣れてから、全英オープンに乗り込む。日本選手が全英で活躍するためには、最低でもこれぐらいの下準備が必要だと超私的に思います~。

 

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2019年07月21日超私的な考察 全英オープンでのスタートホールでの大叩き。その見えざる理由とは!?

来週の月曜日7月22日 生配信やります

北アイルランドに行ってきた マーク金井帰ってきております。全英オープンもガッツリ取材していると思います。皆さんお楽しみに


今年のメジャー最終戦、全英オープンも残すところあと1日。ロイヤルポートラッシュでの戦も18ホールを残すのみとなりました。マーク金井は日曜日から水曜日まで現地観戦し、予選ラウンド2日目からは国内でテレビ観戦。68年ぶりの北アイルランドでの開催ということもあって、本戦のチケットが手に入らなかったのです。

 

 

4日間コースを隅々まで歩きましたが、ロイヤルポートラッシュはマスターズが開催されるオーガスタナショナルと同じぐらい起伏があります。スタートホールと6番はテレビで観るより打ち上げが強いですし、名物16番も打ち上げです。加えてフェアウェイはこれでもかってぐらい至る所に起伏があり、平らな場所はほとんどありません。これまで全英を開催されたコースの中でも屈指の難コースです。

 

 

今年の全英の予選ラウンドの通過スコアは+1でした。

 

 

マキロイタイガー松山英樹をはじめ世界ランク上位の選手が何人も予選落ちしていますが、その理由のひとつに1番ホールでの大叩きがあります。マキロイは初日のスタートホールでダブルパー発進。松山選手は2日目のスタートホールでトリプルボギー。両選手ともティショットでOBを打っています。そして打ち直した後も、マキロイは4打目をひっかけて左ブッシュに打ち込でアンプレヤブル。松山選手は4オンからの3パットでトリプルボギーとなりました。

 

 

 では1番ホールはとんでもなく狭くてOBが出やすいホールなのか?

 

 

ロープの外から見る限りでは、ポートラッシュの中でとびきり狭いホールには感じません。リンクスに多いブラインドホールではなく、ティグラウンドからグリーンまで見わたせますし、打ち上げなのでバンカーの位置も確認できます。ティショットの着弾点が見えますし、フェアウェイの幅も30ヤードぐらいはあります。フェアウェイの両サイドには左右のバンカーが配されているので、多くの選手は3Wやロングアイアンでティショットを打ちます。

 

 

ただし、リンクスなので風の影響が強いので、サイドスピンが少しでも入った球を打つと想定外に曲がります。無風ならば20ヤードぐらいの曲がりでも、風に持って行かれるとその倍以上曲がってしまいます。

 

 そしてもうひとつ厄介なのが1番ホールのティグラウンドです。

 

 

他のホールと違って、スタートホールにはティグラウンドを取り囲むように大きなスタンドが配置されているのです。火曜日の練習ラウンドでは堀川未来夢選手の臨時マネージャーということでティグランド内に入りましたが、そこはさながら小さなスタジアム。このため、
グリーン方向以外はスタンドで風が遮断されてしまうのです。結果、他のホールのティショットに比べて、体で風の向き、風の方向を肌で直接感じ取りづらくなるのです。

 

 

もちろん選手はそんなことは重々承知しています。上空の風を計算してからティショットに臨みますが、それでもスタンドがあることで体に感じる風と実際の風にはギャップが生じます。加えてスタートホールのティショットは、どれぐらいボールが風に持って行かれるかのデータがありません。練習場でボールを打って風をチェックしているとはいえ、ラウンドでの風のチェックが一度も出来ていない状態なんです。

 

 

 風の状態を肌で感じ取れない状態でティショットを打つ。

 

 

マキロイは初日の練習ラウンドで右にOBを打ったそうで、それが影響して初日のティショットは右を嫌がり過ぎて左に引っかけてOBを打ちました。松山選手は右にOBです。

 

 

どちらの選手のOBも明らかなミスショットによるものですが、そのミスを誘発しているのは強い風と、その風を肌で感じ取りづらいティグランドではないかと超私的に分析しています。

 

 

リンクスに吹く風は一定ではなく、強く吹いたり吹かなかったりします。風向きもクルクル変わりますので、数秒違うだけで風の影響が変わります。ボールがどれぐらい風に流されるかが予想しづらいのに加えて、風が遮断される場所からティショットを打つというのは百戦錬磨のプロでもかなり厄介です。

 

 

ゴルフは確率のゲームです。

 

 

運という言葉はあまり使いたくないのですが、こと全英に関しては確率だけでコース攻略するのは非常に難しく、ショットの善し悪しは風に大きく左右します。全英で優勝争いするためには、確率の高いショット(サイドスピンが少ないショット)が求められますが、それに加えて風を味方に付ける運も求められると思います~。

 

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こちら 全英オープンでフレループを振る 堀川未来夢プロです

特に応援しちゃいます。

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