国内男子ツアー最終戦、「2019年ゴルフ日本シリーズJTカップ」の最終日、トップの組がティオフする2時間ほど前、千葉市民で9ホールプレーしてきました。クラブハウスに到着した時は気温0度。真冬のような寒さでしたが、スタートするや気温が少しづつ上がってくれ、途中からはニットキャップを脱ぎ、ウインドブレーカーを脱ぎ、そしてレッグウオーマーも脱いでプレー。ホールアウトしたのは10時前でしたが、その頃はうっすら汗もかいてました。
グリーンは朝露が残ってましたが、この露がくせ者。見た目は露で転がりが遅く感じるのに、実際はスーッとなめらか。見た目と実際の転がりの違いにとまどい、出だしのファーストパットは10mから2.5mオーバ-。これをポロッと外してボギー発進、続く2番はセカンドをグリーン左エッジに外し、これもアプローチを3mオーバーからボギー。3番はティショットを1.5mに付けるもののバーディーパットをカップに嫌われてパー。その後もパットがことごとく嫌われ、上がってみれば4ボギー、ノーバーディー。40ストロークでホールアウトしました。
△△ー△ーーーー△ 40
322222223 20
ショートパットをことごとく外しすと「スコアがまとまらない」というのを絵に描いたような内容。ただし昨日のラウンドではショートパットが入らなかったものの、一番嫌なミスである「引っかけ」や「左を嫌がっての押し出し」と言った、打ち損じのミスは出てません。対して、同伴者のショートパットを見ているとことごとく左に引っかけ、かつての自分を見ているかのようなミスを連発してました。
さて、このショートパットの引っかけ。
パット、特にショートパットはインパクト時のフェース向きにボールが飛び出します。
インパクトでフェースが被る(左を向く)と引っかけのミスが出ますが、実は、もうひとつ大きな要因があります。
それは、、、打点位置です!!!!!
土曜日の打点コントロールセミナーでもレクチャーしましたが、打点位置が芯から外れるほどにインパクトの衝撃でフェース向きが変わります。たった1mほどのショートパットであっても、打点位置が芯よりもヒール側に偏ってしまうと、インパクトの衝撃でフェースが被って(左を向き)、ボールは狙いよりも左に打ち出されて引っかけてしまうミスが出ます。
ゴルフは物理です。
ショートパットはインパクトでの衝撃が小さいですが、その小さな衝撃であっても芯を外してしまうと(打点位置が狂うと)、インパクトの衝撃でフェースはブレ(回転)てしまうのです。
国内男子ツアー最終戦「2019年ゴルフ日本シリーズJTカップ」のテレビ放映では、ショートパットのアップ映像が何度も映し出されてましたが、優勝争いしている選手は例外なく打点位置がブレてません。劇的なプレーオフを制した石川遼選手のパッティングもしかりで、芯で正確に捕らえているのでインパクトでヘッドがブレず、狙ったラインにボールが打ち出され、ボールがカップに吸い込まれています。
当たり前と言ってしまえばそれまですが、パットは芯で捕らえることが正確な距離感、そして正確な方向性につながるのです~。
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