マーク金井blog

2006年05月08日プレーンについて真面目に考える‥‥その1

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ダウンでヘッドがシャフトプレーンの下に位置する‥‥
前回も説明しましたが、いわゆるシャフトが寝てしまう人は‥‥ひざ立ち打ちをやると30センチ以上手前をダフったり、手前をダフって「嘘でしょ~!!」というぐらい見事に空振りします。70台で回ったことがある人でも、目を覆いたくなるような結果が出ることも珍しくありません。

本人は自転車に乗れているつもりで、実は全然乗れてません。シャフトプレーンよりもヘッドが下に位置するスイングをしていると、ダウンでシャフトに強い負荷かがかります。加えて、インパクトゾーンでフェースが急激に被りやすくなるんですわ~(フェースが被る理由については追々説明します)。

では、どうすればシャフトを寝かせないでダウンスイングできるのか?

「シャフトが寝るんだったら、立てればいいじゃないか」

と考えたくなりますが、まずチェックしてほしいのがテークバック。ダウンでシャフトが寝る人のスイングを分析すると‥‥

ほとんど人がテークバックでもシャフトが寝ている。ひざ立ち打ちだと‥‥

こんな感じになるんですわ~。

img20060508_1

他方、自転車に乗れている人(ひざ立ち打ちでダフらない人)の場合は、こんな感じで

img20060508

シャフトが立っています。そして、この2つのテークバックを比較するとシャフト以外にももうひとつ大きな違いが‥‥

左手のポジションを見比べて下さい。シャフトが寝ている人の場合は、左手がシャフトプレーンよりも浮いてしまうためにシャフトが寝ているのです。他方、シャフトが寝ていない人の場合は、左手がプレーンから外れてません。左手がプレーン上をなぞりながら上がり、ヘッドはプレーン上、もしくはプレーンよりも少し上がっている。これがシャフトが立った状態なんです。

ですので、例えばヘッドがプレーンをなぞるように上がっていても‥‥

img20060508_2
img20060508_3

こんな感じで左手がプレーンよりも浮くとシャフトは寝ます。一見、何ら問題なさそうなテークバックですが、実際は、ダウンでシャフトが寝やすく、ひざ立ち打ちだと手前を大ダフりしちゃいます。自転車に乗れないスイングなんですわ~

続く‥‥


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