マーク金井blog

2022年03月16日超私的な試打インプレッション  フジクラ ベンタスTR

↑マーク金井の新しい動画です。骨盤を開いてるつもりでもうまく行ってない人必見


月曜日は初夏を思わせる暑さの中、赤羽ゴルフ倶楽部にて薄暮プレー。火曜日は朝イチの新幹線でガーラ湯沢に行ってきましたが、ゲレンデはすっぽりと靄がかかって、視界はほとんどありません。霧雨が止むのを1時間ほど待ちましたが、止む気配がないのでサクッと新幹線にのって東京に戻りました。

 

 

 

ゲレンデまで行って滑らないというのは久しぶりですが、悪天候では致し方ありません。YouTubeにて「諦めのゴルフ」というのを配信してますが、ゴルフも人生も諦めが肝心です。雨に打たれて滑って風邪を引いたら、それこそ本末転倒です。

 

 

 

さて、月曜日の赤羽薄暮ではフジクラから新しく登場するウッド用シャフトである、ベンタスTRを試打してきました。

 

 

 

ベンタスTRは50g台がRとS、60g台と70g台はSとX、全部で6つのスペックがラインアップされてますが、マーク金井がチョイスしたのは50g台のRです。ベンタスは米ツアー向けのシャフトなのでリシャフト用シャフトの中でも硬めの仕上がり。ベンタスブルーも50g台のRがちょうど良い硬さだったので、TRも迷わずRにしました。

 

 

 

45インチで組上げたシャフトの振動数(硬さ)を比較すると、、、

 

 

 

 ・ベンタスブルー5R   240cpm
 ・ベンタスTR 5R   246cpm

 

 

 

数値的にはTRの方がブルーよりもハードです。実際、ワッグルしてみてもブルーよりもTRの方が0.5フレックスぐらい手元側がしっかりしています。

 

 

 

 

では、実際に打ってみてどうだったのかというと、、、

 

 

 

 

TRの方が手元側がしっかりしているのですが、実際に打つとTRの方がしなりを感じやすく、なおかつ硬さも感じません。振動数ではTRの方が硬めに出てますが、打つとブルーよりもTRの方が少し軟らかく感じるぐらいでした。

 

 

 

 

もちろんそれには物理的な理由もあります。TRのシャフトの詳しい特徴については、金曜日(3月18日)公開のYouTube「マーク金井のオルタナゴルフ」にてアップ致します~。

 

 

 

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2022年03月14日超私的な考察  ジャパンゴルフフェア2022の○と×について、、、、

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3月11~13日の3日間、横浜パシフィコにてジャパンゴルフフェア2022が開催されました。マーク金井ガーラ湯沢の早朝スノボを終えて、初日の午後に会場入り。2日目、3日目はリンクスのブースにてトークショー、ブッシュネルゴルフにてゲリラじゃんけん大会をやられていただきました。

 

 

 

今回のゴルフフェアは今までと異なり、一般来場者は有料です(ビジネス関係者は従来通り無料)。有料化によって来場者数が減るのではないかと懸念されてましたが、肌感覚としては昨年と同じか、若干増えているような感じがしました。手前味噌ですが、トークショーでは通路にはみ出るぐらいの肩が聞き入ってくださりましたし、じゃんけん大会も大人数で盛り上がりました。

 

 

 

 

 超私的にはこれだけの規模ならば有料化は大賛成です。

 

 

 

 

さて、このゴルフフェア

 

 

 

 

これまで同様、大小様々なゴルフ関係の会社が出展しており、アジアでもっとも大きなゴルフショーであるのは間違いないと思います。出展を控えるメーカーもいくつかありましたが、会場をグルッと見渡せば日本のゴルフ事情を知ることができます。目立つのはクラブメーカーやシャフトメーカーでしたが、それ以外にもアパレル関連、健康機器関連、計測機器関連、そして小物関連のブースも出ています。

 

 

 

 

そのいずれのブースも注力しているのが既存のゴルファーです。すでにゴルフに慣れ親しんでいる人に対してプロダクト(商品、サービス)を提供しているわけです。

 

 

 

 

既存のゴルファーにとっては非常に有り難いことではありますし、ゴルフビジネスを成り立たせるためには至極真っ当です。ただし、超私的に気になったのは、ゴルフ業界は新規参入者を取り込みたいと声高に言っている割には、新規ゴルファーを取り組むための具体的な提案やアクションがほとんど見られないのです。

 

 

 

 

 

超私的にゴルフフェア会場内を見回った感じでは、ゴルフ初心者やゴルフ未経験者を対象にしたプロダクト(商品、サービス)を提案しているところは見当たらなかったです。ほとんどのブースはすでにゴルフにどっぷりハマッている人向けのプロダクト(商品、サービス)がほとんどなのです。

 

 

 

 

ゴルフに限りませんが、初心者、新規参入者というのは、当然のことながらお金をあまり使ってくれません。なので、そこに対してプロダクト(商品、サービス)を提供したところで、収益が上がる可能性は低いです。だからだと思うのですが、大手メーカーを始め、初心者向けのクラブやプレー関連商品というのが展示されていなかったのです。

 

 

 

 

 

 マーク金井は今年でゴルフ歴50年目を迎えますが、少なくとも、50年前は初心者向け、中級者向け、上級者向けと、レベルに応じたクラブを大手メーカーはそれぞれ提供していました。それが今は50年前よりも新規参入者や初心者向けのラインアップが乏しくなっているのです。

 

 

 

50年前は今よりもゴルフ人口が圧倒的に少なく、これからゴルフを始める人が多いと見込んでいたのでしょう。対して、現在はこれからゴルフを始める人よりも、すでにゴルフをやっている人の方が多いです。

 

 

 

ただし、この状態はずっと続くわけではありません。アマチュアゴルファーの多くを占める団塊世代はあと5年もすればどどっとゴルフから卒業していきます。それを考えると、今の内から世代交代の手を打つ必要が大いにあるのです。

 

 

 

 

どの業界も5年先を予測するのは難しいのは重々承知してますが、あと2~3年で団塊世代は後期高齢者になります。あと数年でアマチュアゴルファーのメインターゲットがあと数年でゴルフから卒業することを考えると、今、次の手を打っておかないとゴルフ人口は急激に減少する可能性は非常に高いのではないかと思っています。

 

 

 

 

はてさて、来年のゴルフフェアはどうなることでしょう。新規ゴルファー、初心者向けのクラブやプロダクトが大々的に展示されることを切に願っています、、、、

 

 

 

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2022年03月11日超私的な考察  自転車に乗るようにどうしてゴルフはスイングできないのか!?

今回もなかなか諦めきれないですよね


一昨日は2年ぶりの白馬八方尾根スキー場でサクッとスキーをしてきました。スノボは毎週のように滑ってますが、スキーは丸々2年間ご無沙汰です。スキーブーツを履くのに手間取り、スキーを担いで歩くのに手間取りながらもゴンドラに乗り、1本目からさほど違和感なくリフト1本、転ばずに滑り下りることができました。

 

 

 

もちろん滑りは100点満点ではありません。2本目からはマンツーマンのレッスンを受け、レッスン終了後には曲がりなりにも連続ターンが決まるようになり、八方尾根の急斜面も一度も転ばすに滑り下りてこれたのです。

 

 

 

そして、久しぶりにスキーを滑って感じたのは、スキーは自転車と同じような感じだということ。自転車は乗れるまでは大変ですが、いざ乗れてしまえば何年も乗らなくてもサドルに腰掛けてハンドルを握れば、それなりにサクッと乗れます。スキーもこれ似ていて、ブーツを履くまでは大変ですが、スキー板にブーツをはめ込んで板の裏で雪面を感じ取ると、脳が滑る感覚を思い出してくれるみたいです。

 

 

 

では、ゴルフとなるとどうでしょう。

 

 

 

 

丸々2年クラブを握らなかったら、ボールをちゃんと打てるかと聞かれたらかなり怪しい人が多いのではないしょうか。加えて、毎週のようにボールを打っていても、ナイスショットをした直後にとんでもないミスショットが出たりする人も少なからずいると思います。ゴルフと自転車に乗る(乗れる)のは別物ちう人が圧倒的に多いような気がします。

 

 

 

では、なぜゴルフスイングは自転車に乗る(乗れる)ようにならないのか?

 

 

 

 

かなり昔のブログでもこのテーマについて書いたことがありますが、最も考えられることは、、、、

 

 

 

 

 ひとつは自転車に乗れている(ちゃんとしたスイングができている)つもりでも、実際は自転車に乗れていない(ちゃんとしたスイングができていない)ことです。

 

 

 

 

身も蓋もないことを申し上げると、ゴルフスイングは理に叶ったスイングをしていなくてもナイスショットが打ててしまいます。別言すれば、自転車に乗れていないようなスイングでも100点のショットが打てるので、自転車に乗れているか乗れていないかの自己判断が非常に難しいのです。

 

 

 

 

超私的には、ナイスショットを打てたかどうかというのが判断基準になっていると、自分のスイングの習熟度を客観視するのは非常に難しいと思っています。誤解を恐れず言えば、ナイスショットとミスショットの落差が大きい人、ナイスショットの直後にとんでもないミスショットが出やすい人というのは、たとえナイスショットが打てていたとしても、自転車に乗れているようなスイングにはなっていない可能性が大きいです。

 

 

 

 

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2022年03月09日超私的な提案  自分にとって本当に必要なドライバーを選ぶための奇想天外な方法とは!?

180ヤードや200ヤードのパー3なら、乗らなくてもいいや!と思いますよね?でもマーク金井は100ヤードのパー3でもワンオンを諦めろ!と言っています??それはどうしてでしょうか?是非御覧ください。

 


昨日、夕方の新幹線で長野に移動し、長野からバスにて白馬に向かいました。このブログがアップされる頃は、ちょうど白馬エリアでスキーのプライベートレッスンを受けています。

 

 

スノボもスキーもサクッと半日滑るぐらいがちょうどいいですが、ゴルフに関してもちょうどいいのが9ホールプレー。9ホールだとプレー時間は2時間弱なので一日を有効に使えます。加えて、キャディバッグを担いでプレーすると約8000歩稼げるので、ちょうどいい運動にもなるからです。

 

 

 

この10年ほど、ゴルフもスキー(スノボ)も半日というのが当たり前になっているマーク金井ですが、ことドライバー選びでて当たり前になっているのが、イメージ通りの低い弾道が打てるかどうかと、イメージ通りにボールが打ち出せるかどうかです。

 

 

 

テーラーメイドのステルスHDステルスプラス(どちらもロフト9度)を購入したのも、この2つの条件を満たしてくれそうだと思ったからです。ちなみに、飛距離性能に関しては、特には気にしてません。なぜなら、10年ぐらい前からすでに当たり前のようにフェースの反発はルール限界にまで達しているからです。

 

 

 

今回、ステルスを2モデル衝動買いしましたが、赤羽のようなコース、平坦で風が強く吹くコースではステルスプラスをバッグに入れます。対して、風が強く吹かない時やある程度起伏のあるコースでプレーする時は、ステルスHDをバッグに入れようかと思っています。

 

 

さて、このドライバー選び。

 

 

 

ステルスを使っていると、「やっぱり飛ぶんですか?」と聞かれることがありますが、この手の質問の返答に困っています。何故かと言うと、コースに出た時にはほとんどフルスイングしてませんし、狙った飛距離以上にボールが飛んでは困ると思って使っているからです。

 

 

 

これまで以上に飛距離が伸びることを期待してステルスを使っていないので、今までよりも「飛ばないドライバーではない」と言い切れますが、「今まで以上に飛ぶ」とはハッキリと言いづらいのです。

 

 

 

 

さて、このドライバー選び。

 

 

 

 

超私的なドライバー選びの基準は、、、、、

 

 

 

 

 ボール1個だけでプレーできるかどうかです!!!!!

 

 

 

 

別言すれば、全ホールフェアウェイキープできるドライバー、もしくはティショットでボールをひとつもなくさないでプレーできるドライバーが、自分にとって最適なドライバーと位置付けてます。理由は単純、ティショットでフェアウェイキープ、ボールをなくさなければ、スコアメイクがしやすいからです。

 

 

 

 

別言すれば、どれだけここ1発の飛びがあったとしても、ティショットでボールがなくなりそうなドライバーはまず選びません。ボールを無くせばもったいないし、何よりもスコアメイクしづらいからです。

 

 

 

ドライバーを選ぶ基準は人それぞれだと思いますが、本気でスコアメイクを考えているのであれば、ボール1個でプレーできるドライバーこそが、そのゴルファーにとってもっとも適したドライバーになると思います。別言すれば、飛距離よりも方向性が安定しているドライバーの方が、多くのアマチュアゴルファーにとってスコアメイクしやすいドライバーなのです。

 

 

 

 

今は、ゴルフボールは高くても1個、数百円で手に入ります。対してプレー料金はバブル時代よりも安くなったとはいえ、ボール1個よりもお高いです。これがもしも、プレー代金よりもボール代金の方が高くなったとしたら、どうでしょう。飛ぶドライバーよりも、狙った所に打てるドライバー(ボールをなくさないドライバー)を使う人が増えてくるのではないでしょうか。

 

 

 

極めて超私的なことを言わせていただくと、ボールの1個の値段が5000円ぐらいになってくれば、多くのゴルファーはドライバーを選ぶ基準が変わり、それは確実にプレーファーストにつながり、スコアアップにもつながると思っています。

 

 

 

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2022年03月07日超私的な考察  テーラーメイドのステルスプラスはボールが上がりづらいって本当なのか!?

180ヤードや200ヤードのパー3なら、乗らなくてもいいや!と思いますよね?でもマーク金井は100ヤードのパー3でもワンオンを諦めろ!と言っています??それはどうしてでしょうか?是非御覧ください。

 


土曜日は朝5時前に起きて、赤羽ゴルフ倶楽部にて早朝9ホールプレー。日の出の時間が早くなってきたおかげで6時20分くらいにスタートし、8時10分くらいにホールアウトできました。クラブの本数はいつも通り7本ですが、ドライバーは数日前に入手したテーラーメイドのステルスプラス(ロフト9度)に43インチの軽量スチールシャフトを装着したものです。

 

いつものことですが、スタート前に練習はしません。素振りを数回してからティショットに臨んだところ、10番ホールはフェアウェイのど真ん中。イメージ通りの弾道でフェアウェイに着弾し、コロコロと勢いよく転がってくれました。続く11番のパー3でも狙い通りグリーン右サイドの花道に運べ、そこからR25で寄せワン成功。

 

 

 

12番パー5、13番パー4、14番パー4、15番パー4とも狙い通りにフェアウェイキープ。17番パー3は、方向はどんぴしゃでしたがグリーンオーバー。最終18番もフェアウェイのど真ん中に運べました。ちなみに、ステルスプラスを手にしてもティショットはバントしまくりで、距離は170~200ヤード。最終ホールだけ少し振り回して230ヤードほどでした。

 

 

 

 

さて、このステルスプラス。

 

 

 

 

巷の評判ではボールが上がりづらく、特に9度はまったく上がらないと言われてます。

 

 

 

 

確かにその通りで最初に購入したステルスHDと比べると、明らかに弾道が異なります。どちらもロフト9度を購入しましたが、弾道的にはステルスプラスの9度は相当弾道が低く、そして球が捕まりません。重心が低くて浅いからだと思いますが、とにかくスピンがかかりません。

 

 

 

 

HDはストレート弾道をイメージしたらストレートから軽いフェードが出ますが、プラスの方はストレート弾道をイメージすると強めのフェードになります。そして、無理に球を捕まえにいこうと余計な細工をすると、引っかけが出そうな怖さがありますね。

 

 

 

 

球を上げたい人ならば、ステルスプラスは9度よりも10.5度の方がいいでしょう。打ち方によっても変わってきますが、体感的にはステルスプラスの10.5度はステルスHDの9度と同じ高さか、もしくはやや低めの弾道になると思います。別言すれば、ステルスプラスの9度で飛びに最適な弾道を打つにはヘッドスピードが最低でも48m/s以上は必要な感じがします。

 

 

 

 

ちなみにマーク金井のラウンド中のドライバーのヘッドスピードは38~43m/sぐらいです。なので、ステルスプラスの9度では飛びの最適弾道は打てません。しかしながら、なんら細工しなくても自分のイメージ通りの風の下を通すような低い弾道、そしてランがこれでもかって出る弾道が打てます。なので、あえて9度をチョイスしたわけです。

 

 

 

 

ドライバーを選ぶ基準も人それぞれだと思いますが、河川敷というレイアウト、そして無風下でも強い風の中でプレーすることをイメージしている人間にとっては、ドライバーはとにかく低い球が打てる方がティショットを打ちやすく、そしてフェアウェイキープしやすいのです。

 

 

 

 

弾道計測で飛距離が出るクラブというのは無風下ではパフォーマンスが高いと思いますが、風が吹くとそうは問屋が卸してくれません。超私的には、ドライバー選びでもっともこだわりたいのは、低く打とうとしなくても低い球が打ててしまうドライバーです。そういう意味では、ステルスプラスは現在使っている初代M1 430よりも低い球が楽に打てるので、今年のエースドライバーになるかもです。

 

 

 

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