マーク金井blog

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2024年07月12日超私的な考察  YouTubeを観て上手くなれる人となれない人の違いとは!?

 

月曜日、火曜日に続き、今日、金曜日も朝4時前に起きて、サクッと赤羽ゴルフ倶楽部にて早朝9ホールに行ってきました。今すぐにでも雨が降ってきそうな天気でしたが、運良く雨粒が本格的に落ちる前にホールアウト。神田には8時前に戻ることができ、今、このブログを書いています。

 

 

 

ブログを書き始めて20年近く経過し、YouTubeを本格的に初めて6年目となりましたが、ゴルフ場で声をかけてくださる人のほとんどが「YouTubeを観てます」と。ここ数年で、すっかりYouTubeがゴルフ関連のメディアとなっていることを実感しています。

 

 

 

さて、このYouTube。

 

 

マーク金井も「オルタナゴルフ」をというチャンネルで情報発信していますが、ゴルフ関連のYouTubeで人気が高いのがレッスン動画です。飛距離アップ、スライス克服、アプローチやパッティング、、、、ゴルフ上達に関するありとあらゆることが網羅されています。

 

 

 

検索すれば、即座に自分が求める情報にアクセスできるのがYouTubeの魅力ですが、注意すべき点がひとつあります。情報があまりにも多いために、どの情報が自分に役に立つのか取捨選択が求められるからです。

 

 

 

そして、もうひとつやっかいなの自分のゴルフに役立つ情報にアクセスできても、それを自分のゴルフに取り込むにはそれなりの時間が必要。YouTube動画を見て理解するのには時間はそれほど掛かりませんが、それをできるようになるには相当な時間が必要です。

 

 

 ゴルフに限りませんが、分かるとできるには大きな隔たりがあります。

 

 

 

分かるからできるようになるまでには、数時間では到底無理でしょう。個人差があるとは思いますが、一つのスイングの癖を修正するには、毎日練習したとしても数週間から数ヶ月はかかるのではないかと超私的に思っています。

 

 

 

YouTubeには有益な情報も多数あると思いますが、それを本当に生かすには相当量の練習時間が必要です。別言すれば、YouTubeを観て頭で分かったらすぐにそれができると思ってしまう人は、YouTubeをいくらみてもゴルフの上達は難しいでしょう。

 

 

 

ギターを弾くのも、スノボを滑るのも、そしてゴルフスイングにおいても「分かる」から「できる」ようになるまでにはかなりの練習量が求められます。ここをちゃんと理解し、実践している人はYouTubeからの情報がゴルフ上達に役立つのではないかと超私的に思っています。

 

 

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2024年07月08日超私的な提案  パターにもロフト角が本当に必要なのか!?

 

先週の木曜日から土曜日にかけて北海道に出張してました。木曜日はフジクラシャフトの撮影、金曜日はニドムクラシックにて18ホールプレー、プレー後に空路で根室に移動。土曜日は日本最東端に位置している根室GCにて18ホール(9ホール×2回)してきました。

 

そして今日、月曜日は赤羽ゴルフ倶楽部にて早朝9ホール。暑くなる前にと思って5時前にスタートしましたが、この時間でも北海道とは比べものにならないぐらい暑かったです。6時過ぎにホールアウトしましたが、終わった時には汗だく。いつもに増して、この時期はサクッと9ホールプレーで切り上げた方が良いです。

 

 

 

北海道でもプレースタイルは普段と変わらずクラブの本数は少なめです。風対策で6番アイアンを入れ、洋芝対策で58度のロブウエッジを入れましたが、それでも9本。ちなみに、パターはロフト角7度のハイロフトパターを持って行きました。

 

 

 

マーク金井のクラブセッティングの特徴はクラブの本数が少ないことですが、もうひとつ大きな特徴はロフト角が多いパターを入れていることです。通常のパターのロフト角は3度前後なのに対して、ハイロフトパターのロフト角は5度、7度、9度をラインアップ。この内、出番が多いのは7度と9度です。

 

 

 

さて、このパターのロフト角。

 

 

 

ロフト角が少ない方が転がりが良いというのが常識です。パッティングはボールを転がすわけですから、ドライバーやアイアンのようにロフト角が必要ではないという考え方なのですが、果たしてそうでしょうか、、、、

 

 

 

パターマットやカーペットの上と違って、実際のグリーンは凸凹してます。加えて、グリーン上のボールはその重さで、少し芝に沈んでいます。なので、ロフト角があった方が(少しキャリーが出た方が)、ボールの転がりが良いのではないかと超私的に思っています。

 

 

 

加えて、ドライバーやアイアンがそうであるように、パターにおいてもロフト角というのは捕まりに影響が出ます。例えば、ロフト角3度とロフト角9度のパターを打ち比べれば、後者の方が球の捕まりが良くなり、右に滑るミスを減らせるのです。

 

 

 

パター選びというとヘッド形状やフェース面の材質に目を奪われがちですが、実は、パターにおいてもロフト角というのは転がり(距離感)、そして捕まり(方向性)に少なからず影響が出るのです。

 

 

 

パターメーカーの多くはロフト角のバリエーションを作っていませんが、超私的にはパターこそロフト角を色々と試した方が、3パットを減らして1パットを増やせるパターに出会えるのではないかと思っています。

 

 

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2024年07月03日超私的な考察  クラブ7本だけでプレーすることの本当のメリットとは!?

 

月曜日、火曜日、そして今日(水曜日)と赤羽ゴルフ倶楽部にて早朝9ホールプレーしてきました。木曜日から北海道に出張ということもあって、3連チャンで通いました。

 

 

 

赤羽では担ぎセルフで回ってますが、クラブの本数は7本。早朝プレーは常連さんが多いのですが、常連さんもクラブの本数は14本ではなくて10本以下の人の方が多が多そうです。

 

 

 

さて、このクラブの本数。ルールで14本まで使えますが、マーク金井は14本入れることは滅多にありません。赤羽や千葉市民でプレーする時は、一番多い時でも9本ぐらいです。本数を増やしたくないのは、増やしてもスコアに影響が出ないからです。加えて、担ぎセルフでプレーする場合、本数が少ない方が身体への負担が減り、サクサク歩けるからです。

 

 

 

クラブの本数は多い方がスコアメイクに有利という教えもあり、本数が多い方がフルショットでグリーンを狙える距離が増え、そして飛距離の階段を作りやすいという考え方です。

 

 

 

確かにその通りなんですが、視点を変えてみるとこの考え方にも盲点があります。例えば、パター。パターは1本で30センチも打てば、20ヤード以上も打ちます。加えて、パターでフルショットを打つことはまずありません。パターを手にした時は、それこそ無段階で任意の距離を正確に打つことが求められます。

 

 

 

ウエッジもしかりで、サンドウエッジやアプローチウエッジはフルショットよりもコントロールショットを打つことの方が多いはずです。100ヤード以下の距離になると、多くのゴルファーは1~2本のクラブで、任意の距離を打ち分けているはずです。

 

 

 

この2つのことを考えると、ゴルフはフルショットの精度よりもコントロールショットの精度が高い人の方がスコアメイクがしやすいとも言えます。ちなみにマーク金井の場合、すべてのクラブでコントロールショットを打っているので、クラブは7本もあれば十分になるのです。
距離をざっと紹介すると、、、

 

 

ドライバーは180~230ヤード
5Wは160~200ヤード
7番アイアンは100~150ヤード
9番アイアンは70~120ヤード
PWは100ヤード以下
SWは75ヤード以下

 

 

 

1本のクラブで50ヤードぐらいの距離を打ち分けていますが、パターでセンチ刻みの距離を打ち分けるのに比べたら、それほど難しくはないと思っています。

 

 

 

パターやウエッジ以外のクラブで任意の距離を打ち分けるのは難しい(簡単ではない)と思っているゴルファーが少なからずいますが、難しいと感じるのは慣れていないからではないかと超私的に思います。別言すれば、フルショットの練習ばかりしているから、ウエッジ以外のクラブでの距離調節が難しいのではないでしょうか。

 

 

 

ゴルフはボールを遠く飛ばすことよりも、距離を任意に打ち分けられるスキル(技術)を磨いた方がスコアメイクに役立つと超私的に思ってます。

 

 

 

超私的にはパターを手にした時も、パター以外のクラブを手にした時もパターと同じような感覚(フルショットしない感覚)でプレーを心がけています。これを心がけるようになってから、100ヤード以内のアプローチの距離感、そしてパッティングの距離感が劇的に良くなりました。恐らく、フルショットの回数よりもコントロールショットの回数が増えてきたからではないかと思っています。

 

 

 

もちろん、フルショットよりもコントロールショットの方が易しいわけではありません。慣れてないとコントロールショットの方が難しいかもですが、パター同様、パター以外のクラブも1本のクラブで距離を任意に打ち分けられた方が、ゴルフがシンプルになるのではないと思っています。

 

 

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2024年07月01日超私的な考察  ドライバーの長さって45.5インチで本当に良いのか!?

 

6月が終わり、今日から7月です。天気予報が小雨ということもあり、今日も朝4時前に起きてサクッと赤羽ゴルフ倶楽部へ。雨が降る平日ということもあって来場者が少なく、ほぼ貸し切り状態でサクッと9ホールプレー。

 

 

 

荒天が当たり前のスコットランドのリンクスでのプレーで雨に慣れたということもあって、そして高機能のレインウエア「水神」(ブリヂストンゴルフ)のおかげで雨でも1時間10分ほどでホールアウトできました。

 

 

 

今日もドライバーはヤングタイマー、テーラーメイドのR300Tiツアー(2002年)。22年前に発売されたモデルです。

 

 

 

体積は365CCなので、今どきのミニドライバーとほぼ同じぐらいの大きさです。

 

 

 

シャフトは今、一番出番が多いフジクラの24ベンタスブルー(5R)。

 

 

 

長さは、一度試してみたかった44インチ。

 

 

 

市販のドライバーに比べると1インチ短いですが、普段使っている短尺スチールを装着したドライバーに比べると、0.75インチ長いです。

 

 

 

手持ちのカーボンシャフトが装着されたドライバーの長さは45インチ前後なので、それを考えると44インチは明らかに短さを感じます。1インチはアイアンならば2番手分長さが異なるわけですから、当たり前と言えば当たり前です。

 

 

 

1番、2番、4番、6番、7番、8番と44インチのドライバーで打ちましたが、試してみて感じたのは短くしたからと言って飛距離がガクンと落ちることはありませんでした。そして、改めて感じたのは、短くすると弾道が少し低くなり、風に強い球が打ちやすくなったことです。

 

 

 

アイアンがそうであるように、ドライバー(FW)もクラブが長いほど球が高くなりやすく、クラブが短いほど球が低くなってきます。

 

 

 

44インチは市販ドライバーに比べると短いですが、マーク金井がゴルフを始めた50年前のドライバーに比べると、1インチほど長いです。現在だと短尺ですが、50年前なら長尺という扱いになるでしょう。

 

 

 

ドライバー選びというとヘッドやシャフトの性能に目が奪われがちですが、長さにも目を向ける必要があると超私的に思います。1ヤードでも遠くに飛ばすのが目的ならば振り切れる範囲で長い方が有利ですが、確実にフェアウェイキープすること、クラブをしっかり振り切れることを求めるならば45インチ以上よりも44インチぐらいの方が扱いやすいかも知れません。

 

 

 

43.25インチの短尺スチールドライバーはオルタナティブなセッティングですが、このセッティングのおかげで、ドライバーの長さについてじっくり検証するようになっている今日この頃です。

 

 

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2024年06月28日ゴルフの上達に欠かせない「道具」の話50 「2つの試す」

今日はゴルフクラブを「試す」ことについて考えてみたいと思います。昭和の時代にゴルフを始めた人にとっては、今のゴルフ市場は非常に恵まれていると感じるのではないでしょうか? なぜなら、新しいゴルフクラブをショップに行って存分に「試す」ことができるからです。ローンチモニターでインドアでも飛距離や方向性、初速やスピン量もわかってしまう。30年前には想像もしなかった試打天国です。

 

 

 

その抜群の環境を活かして、しっかり「試して」買ったのに、いつまで経ってもコレだ!という一本に巡り会えていない。実際はそんな人も多いでしょう。うまくいったのは最初の数ラウンドだけ。あるいはお店では良かったのにラウンドでは全然ダメだった。そんな失敗経験もあるかもしれません。どうしてそんな残念なことが起こるのでしょうか。

 

 

 

問題点の一つは「試しているようで試していない」ことが挙げられます。簡単にいえば“いつものスペック”から逸脱したものを打ってみることをしていない。そういう人がほとんどなのです。

 

 

 

例えば、いつもロフト10.5度でシャフトは50g台のSフレックス、長さは45・5インチのドライバーを使っているから、今回もそれと近いスペックで。某社の新製品も、話題のニュードライバーもとりあえずスペックは似たようなものを選んで比較する。その結果、得られる違いは……、正直言って“微差”なのです。そしてわずか数球の試打では結局、たまたまうまく当たったモノが「良いモノ」となってしまう。似たようなモノを試し、たまたまの結果に一喜一憂する。その繰り返しになってしまうことが多いのです。

 

 

 

しかしもう一つ、抜群の環境を活かした「試し方」があります。

 

 

 

それがモデル比較ではなく、同モデルでスペックを変えて打ってみること。同じスペックで数社のドライバーを打つのではなく、このドライバーが気になると思ったら、まずそのモデルの「シャフト長さ」を変えて比較してみるのです。いろいろなシャフトの銘柄を試すのではなく、同じ銘柄で「長さ」を変えて試すのです。

 

 

残念ながら、抜群の試打環境であってもシャフトの「長さ違い」をストックしているショップは少ないのが現状。数千本の中から一本を選べるようなお店でも、クラブメーカーのフィッティングでも「長さ違いは打てません」ということが多いのです。

 

 

 

結果をはっきりと変える「スペック」は、似たモノ同士の打ち比べでは見えて来ないもの。長さ違いの試打シャフトがなくても、「短く握って打ってみる」。その時に弾道がどう変わるのか? そういう「お試し」をしているうちに、自分に合ったスペック(長さ・重さ・ロフト)のドライバーが見つかってくるのだと思います。

 

 

長さが変われば、シャフトの重さもロフトも変わってきます。自然といつもと違うスペックになるのです。

 

 

 

マーク金井流に言えば、オルタナティブ(別)と思うくらい離れたモノの中に、ゴルフコースでの結果を変える一本が隠れているかもしれません。とにかく、握る長さを変えながらいろいろと試してみてください。
(書き手/高梨祥明)

 

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