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年別アーカイブ: 2013年
2013年06月11日超私的なゴルフ場調査~米原GC前編
毎日欠かさずブログをアップしていると、ギア(道具)やスイング以外のことについても書きたくてウズウズしています。今回から不定期ですが、超私的なゴルフ場レポートを始めます。ゴルフ場ミシュランってタイトル着けたかったのですが、本家ミシュランからクレームが付くのが恐くてやめました~(笑)
第1回目は米原ゴルフ倶楽部(千葉県)。6月9日プレー。天候は晴れ。
概要
1989年11月開場
設計 小林光昭
6827Y P72 133万㎡ (40万坪)
コースレート 72.4 JGA KGA加盟
ベントワングリーン
乗用カートでのプレー。
キャディ付かセルフを選択
アクセス
1.圏央道 市原鶴舞I.C.より6.5㎞ 約8分
2.館山自動車道 市原I.C.より約25㎞ 約35分
圏央道の開通前はかなり不便なゴルフ場という印象で、不便さゆえにプレーしたことはありませんでした。ところが圏央道のおかげでアクセスが非常に良くなりました。鶴舞CCほどではありませんが、市原鶴舞インターを下りて10分以内でクラブハウスに着けます。アナライズ神田スタジオからだとアクアライン利用で1時間弱(渋滞無しの場合)
クラブハウス
7,545㎡ (2,282坪) 地下1階、地上3階。
18ホールのコースとは思えないほど巨大なクラブハウス。動線は上下。どこに行くのにも階段を上がり下がりするのはちょっと面倒臭いと思っていたら、ちゃんとエレベーターがありました。3階のレストランには噴水みたいなモニュメントもあったりします。
1階が受付、2階がロッカールームと風呂場、3階がレストランとコンペルーム。バブル時代に設計されたこともあって広々してますが、トイレの洗面台に歯ブラシがあるのは非常にウレシイです。
レストラン
朝の洋定食は1050円。目玉焼をレアでオーダーしたら中はトロトロ。絶妙な焼加減~。太平洋クラブ御殿場ほど高くはありませんが、ファミレスに比べると高めの値段設定。ベーコンは2枚、卵は1個に減らしてくれてもいいから750円ぐらいだと「やるなぁ」って感じになり、ゴルフ場で朝ご飯を食べたくなります。
お昼は冷やし中華をオーダー。タレは醤油味とゴマダレを選択できます。濃い味でも薄味でもなく、ほどよい味付け。麺の量は多過ぎず、少な過ぎず。大勝軒の小盛りぐらいって感じです。
コース
バブル時代に作られたので接待コースかと思いきや、レイアウトはかなり本格的です。距離はそれほど長くありませんが、池とバンカーがふんだんにあってR・トレントジョーンズ的なテイストに溢れています。隣ホールが1ペナっていうローカルルールがありますが、その点を除けば挑戦意欲をかき立てられるホールが多いです。グリーンはスティンプメーターで9フィート(6月9日時点)。何だこりゃってほどの高速グリーンではありませんが、何だこりゃってほど遅くもありません。速さは普通ですが、グリーンが硬めです。アプローチでスピンがかかりづらい人は、いい感じで打つと大体オーバーします。
フェアウェイ 短く刈り込まれているのでフライヤーが出づらい。
ディボット跡、やや多め。
ラフ 脱出に苦労するほど深くはない。
フライヤーで飛距離が出るので距離感が出しづらくなるが、
アイアンが飛ぶのでアマチュアには喜ばれそう。
グリーン スピードは普通だが、グリーンはやや硬め。
ディスタンス系ボールだとアプローチで止めるは難しい。
バンカー 数が多く形状もユニーク。ダブルバンカーが多い。
手入れが行き届き砂もちゃんと入っている。
印象に残ったホール
4番 435yパー5
200ヤード先から豪快な打ち下ろし。グリーン手前には大きな池。グリーン右サイドにセーフティゾーンがあるが木があるので刻むのも神経を使います。
グリーンは横長。グリーン周りはバンカーだらけ。マーク金井は2オン狙いでオーバーして奥のバンカーに打ち込んで3オン2パットのパー。受けグリーンなので、奥のバンカーからはピンを狙いにくい。
おーっと、原稿締切りの催促が入りました。印象に残ったホールについては、明日じっくりレポートしましょう~(▼▼)b
2013年06月10日本当にスピンが強くかかるウエッジとは!?
昨日のブログでアイアンにおけるバンス角の重要性について書きました。大事なことなので繰り返しますが、練習場でボールを打つことが主たる目的ならばバンスが少ない方が使い勝手がいいですし、ゴルファーは振り抜きやすさを感じ取ることができます。しかし、天然芝で打つ場合においてはバンス角が多いほどやさしく感じますし、ゴルファーは振り抜きやすさを実感できます。

7月発売予定のナチュラルハンドファーストパターと、顔にもこだわった今開発中のウエッジ
練習場とコースでまったく逆になるのは、地面の固さが逆だから。コンクリートの上に人工芝が乗っている場合はバンスは邪魔な存在ですが、ザックリしやすい天然芝の場合はバンスが強い方がミスを防ぎ、バンスが強い方がソールが滑ってくれて、振り抜きやすくなるのです。
そして、バンス角にはもうひとつ大きな特徴があります。それはスピン量、バンスが少ないアイアンとバンスが多いアイアンを比較した場合、多くのゴルファーはバンスが大きいアイアンの方がスピンが強くかかります。理由を簡単に説明すると、バンスが多くなるほどインパクトではロフトが立つ方向にヘッド回転しやすくなります。バンスが多いほどソールが跳ね、その反動でロフトが立つ方向に回転するからです。そして、ロフトが立つ方向に回転するほど、インパクではボールがフェースに乗った感じになり(インパクト時の球離れが遅くなり)、その結果、ボールに強い摩擦がかかります。摩擦がかかれば当然、スピンも増えてくるのです。
これはウエッジにおいても同じです。マーク金井は現在、クラブの顔にこだわるゴルアー向けに軟鉄鍛造のウエッジを設計してますが、これもMSウエッジ、SSウエッジと同じコンセプトでハイバンス設計。加えて、MS&SSウエッジよりもソール幅が狭くなる分だけ、ソールをできるだけフラットにしています。丸みを帯びたソールよりもフラット(平ら)なソールな方が、インパクトでソールが地面と接地する面積が増え、ボールがフェースに乗りやすくなるからです。
昨日、ファーストサンプルを米原ゴルフクラブで試打してみたら‥‥予想通り、ハイバンス効果でスピンがギュギュッと強くかかります。溝はあえて彫刻溝にしていません。普通のプレスです。マーク金井が彫刻溝を採用しないのは、経年変化で性能劣化するのが嫌だから。彫刻溝だと買った当初はスピンがかかりますが、使っていく打ちに溝が丸くなってスピン性能が落ちてきます。他方、プレスならばそんな心配がありません。経年変化しづらいので安定したスピン量が得られます。そしてなにより、ハイバンス効果があるのでプレス溝でも、市販トップクラスのスピン性能を獲得しているのです。
フラットバンスはバンカーでも効果絶大。バンカーショットは「音」が大事だと言われますが、フラットバンスの方が「パーン」という乾いた音が出やすく、そしてエクスプロージョンショットしやすくなるのです。もちろん、バンカーでもハイバンス効果で強いスピン性能が期待できます。
今日はフェアウェイ、ラフ、バンカー。すべてのシチュエーションで使いましたが、ほぼ満足行く仕上がりでした。セカンドサンプルを作る必要がないのが確認できたので、早ければ8月ぐらいから市販を開始できそうです~。
(▼▼)b
PS.
ボールをたくさん打ってもスイングは変わりません。ボールの行方や自分のフィーリングが邪魔をするからです。悪い癖を直したい、本気で正しいスイングを会得したいと思うならば‥‥身体の動きをチェックしやすい方法で練習しましょう。マーク金井はゴルフの竪琴を使っているのは、これが一番身体の動き、そして今どきのクラブに対応できるスイングが身に付けられるからです~。

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2013年06月09日なぜ国内メーカーはバンスが少ないアイアンを作りたがるのか?
昨日のブログで国内メーカーのアイアンの多くは、米国メーカーのアイアンに比べるとバンス角が総じて少ないと書きました。7番アイアンの具体的な数値を比べてみると
ダンロップ ゼクシオ7 バンス角 2度
PING G25 バンス角 7度
どちらもアマチュア向けに作られたアイアンですが、バンス角がかなり違います。そして不思議なことですが、国内メーカーのアイアンはカタログにバンス角の表記がありません。このブログを書くために色々調べてみたら、ブリヂストンのファイズ、ヤマハのインプレスX Dフォージド、PRGRのナブラX等々‥‥ロフト角の表記はあってもバンス角については表記が省かれています。米国メーカーの場合、タイトリストとピンはバンス角の表記がちゃんとあり、キャロウェイとテーラーメイドにはバンス角の表記がありませんでした(日本語サイト)。
さて、このアイアンのバンス角。
バンスが少ないとどんなメリットがあるのか?
まず、アドレスした時のヘッドの座りが良くなります。バンス角が少ないアイアンはヘッドをポンと地面に置いた時、フェースが被る方向に回転しません。構えた時にフェースがスクエアに向くか、もしくはやや開き気味になります。結果、ゴルフショップでクラブを構えた時に「引っかかりづらい」イメージが出ます。グースが少ないアイアンが好まれるのと同様、ヘッドを置いた時、フェースが被らない顔つきになります。
もうひとつは人工マットで打った時のソールの抜けの良さ。練習場お多くはコンクリートの地面の上に人工芝マットを置いてあります。このため、バンスが少ないアイアンの方がソールが滑ります。抜けが良くて気持ち良さが手に伝わります。また、ダフり気味にヘッドが入った時、ソールが跳ねすぎないので打ちやすく感じます。加えて、バンスが少なくすると、ストロングロフトになっているアイアンでもボールが上がりやすい。バンスが少ないとインパクトでロフトが減りづらくなるからです。
その一方で、バンスが少ないアイアンにはデメリットもあります。ゴルフ場の天然芝で打った場合、ソールが滑りづらくなります。ボールだけをクリーンに打てるならば問題ありませんが、少しでもダフるとヘッドは地面に刺さります。ミスの許容範囲が狭くなってきます。ナイスショット時とミスショット時の飛距離差が大きくなります。また、ダフりのミスに対して許容範囲が小さいために‥‥
こんな感じで、ゴルファーがダフるのを怖がってすくい打つ感じにもなりやすいのです。加えて、バンスが少ないアイアンは、ソールの構造上、ハンドファーストの状態でインパクトを迎えるのも難しくなります。
誤解を恐れずに言うと、バンスが少ないアイアンはゴルフショップでの見栄えが良く、練習場では扱いやすいですが、反面、コースに出た時には扱いづらいアイアンになるのです。
対して、バンスが多いアイアンというのはショップでの見栄えは良くありません。ヘッドをポンと置くと‥‥
こんな感じでフェースが被った感じになります。練習場でもダフり気味にヘッドが入ると、ソールが跳ねすぎて手に嫌な感触が残ります。バンスが多いアイアンはゴルフショップでの見栄えが悪く、練習場では扱いづらいアイアンです。
反面、コースに出た時はダフり気味にヘッドが入ってもソールが滑ってくれてミスがミスになりません。また、バンス効果でハンドファーストに打ちやすい(ハンドファーストに打ちたくなる)アイアンです。
たかがバンス、されどバンス。
どちらを使うかはゴルファーの自由です。国内メーカーはショップでの印象、練習場での使い勝手を意識した結果、バンスが少ないアイアンを作るようになっただと思います。対して、マーク金井はバンス至上主義。普段使っているアイアンはタイトのVG3、ピンのG25、そして自らが設計したリンクスSSアイアン。いずれもバンスが多い!!! ハイバンスを好むのは、コースでの使い勝手の良さ、アイアンは「バンスでボールを捕える」という感触を求めているからです。加えて、アイアンはハンドファーストで打つのが基本であり鉄則。それを実践するには、バンスが多いアイアンの方が絶対有利だからです。
アマチュアの80%以上はインパクトでハンドファーストの形をちゃんと作れていません。逆ハンドファーストになっている人が圧倒的に多いです。もしもアイアンが苦手ならば、見た目よりも、バンス角にこだわってクラブを選んだ方が確実にスイングが良くなりますし、確実にスコアも良くなるでしょう。
PS.
ボールをたくさん打ってもスイングは変わりません。ボールの行方や自分のフィーリングが邪魔をするからです。悪い癖を直したい、本気で正しいスイングを会得したいと思うならば‥‥身体の動きをチェックしやすい方法で練習しましょう。マーク金井はゴルフの竪琴を使っているのは、これが一番身体の動き、そして今どきのクラブに対応できるスイングが身に付けられるからです~。
2013年06月08日ダウンスイングにおける左手の正しいハンドアクションとは!?
ダウンブローとは何か?
主にアイアンでスイングした時に、ヘッドが最下点を迎える手前でボールをヒットする打ち方のことです。ゴルフ場で打った時にはボールの先からターフが取れるヘッド軌道のことですが、アマチュアの多くはこれができません。ターフを取ろうとすると、大抵はヘッドがボール手前の地面に接地し、ダフり気味のショットになります。
では、どうすればダウンブローが体得できるのか?
マーク金井は左手のハンドアクションが重要だと思っています。アマチュアの多くはダウンの開始とともにフェースが開く方向に左前腕がねじれています。ダウンスイングで左前腕が時計回りにねじれてしまうために‥‥
こんなフェースが開いてしまい、その結果、インパクトでもフェースが開きっぱなしならばスライスやプッシュアウト、インパクトで強引に右手でフェースを返すと今度は引っかけ。たまたまタイミング良くフェースが戻った時だけ、ボールが気持ち良く真っ直ぐ飛んでくれます。
では、この悪循環から抜け出すにはどうすれば良いのか?
いくつか練習法がありますが、マーク金井が勧めているのは巨大アイアンを使っての打球練習。ティアップしたテニスボール大のスポンジボールを、この巨大アイアン(正式名称、XLアイアン)で打ってもらいます。
これでボールを打つと、テークバックではフェースをシャットに使わないとボールは真っ直ぐ飛んでくれません。フェースを開いてしまうと元に戻り切らないからです。そして、ダウンスイングからは左前腕を反時計回りにねじっていきながらインパクトを迎える。これでフェースはスクエアに戻り、巨大アイアンでも安定してボールを真っ直ぐ飛ばせるようになります。
もうひとつお勧めなのがゴルフの竪琴を使ってのシャドースイング。右手が上に、左手が下になるようにクラブを握ったら、これでゆっくりスイング。
ダウンからインパクトにかけては竪琴の柄の部分が左手首の内側にくっつけることを意識するのがポイントです。左手首を手の平側に折り曲げると、柄の部分は左手首の内側にくっつきますし、フェースを開かないで下ろしていけます。
そして、柄の部分を左手首の内側にくっつけたままインパクトを迎えると
こんな感じでハンドファーストなインパクトの形が作れます。ハンドファーストになっていますが、フェースは開きません。ロフトが少し減った状態で、フェースがスクエアになっている。この形でインパクト迎えることができると、インパクト後に手首がリリースされます。これでヘッドの軌道はダウンブローになり、ボールの先のターフを取れるようになってくるのです。
アドレスはインパクトの再現というセオリーがありますが、ことクラブのポジションにおいてこの常識はまったく当てはまりません。ツアープロのインパクト画像を観察すると、すべての選手はアドレスよりもインパクトの方がハンドファーストになっていますし、アドレスよりもインパクトの方がクラブのロフトが減っています。
対してアマチュアの90%近くは、アドレスよりもインパクトの方が逆ハンドファーストになり、アドレスよりもインパクトの方がロフトが増えています。
要するに、プロとアマチュアのインパクトの形というのはまったく正反対なのです。加えて、アマチュアがハンドファーストのインパクトの形を作れないのは、クラブにも少なからずあります。日本製アイアンの多くは、アドレスのしやすさ、練習場の人工マットで打った時のヘッドの抜けの良さを意識しているのでしょう。ダンロップのゼクシオを筆頭に、多くのアイアンはソールにバンス角がほとんどありません。7番アイアンでもバンス角が0度だったり、あってもバンス角が1~2度と少ない。バンス角が非常に少ないアイアンは(バンス角が強いアイアンに比べると)、インパクトでハンドファーストに打ちづらい特性があるのです。
ウエッジ同様、アイアンも上手くハンドファーストでボールを捕えるのには、フェースで捕える感覚よりも、ソールで捕える感覚が求められます。バンス角を上手く利用してソールでボールを捕える。この感覚がつかめてくるとアイアンショットは飛躍的に良くなり、プロのようにダウンブロー軌道でボールを捕えることが意図もやさしくなってくるでしょう。
(▼▼)b
PS.
ボールをたくさん打ってもスイングは変わりません。ボールの行方や自分のフィーリングが邪魔をするからです。悪い癖を直したい、本気で正しいスイングを会得したいと思うならば‥‥身体の動きをチェックしやすい方法で練習しましょう。マーク金井はゴルフの竪琴を使っているのは、これが一番身体の動き、そして今どきのクラブに対応できるスイングが身に付けられるからです~。
2013年06月07日ダウンブローに不可欠なハンドアクションとは!?
今週発売の週刊ゴルフダイジェスト(6月18日号)の特集で「ダウンブローの基本と応用」という記事がありました。ダウンブローの神様、陳清波プロと森守洋プロの対談企画です。
ダウンブローとは何か?
主にアイアンでスイングした時に、ヘッドが最下点を迎える手前でボールをヒットする打ち方のことです。ゴルフ場で打った時にはボールの先からターフが取れるヘッド軌道のことです。アマチュアの多くはボールの手前にヘッドが入りやすかったり、ターフが取れないことから‥‥ダウンブローはアマチュアの憧れ的な打ち方でもあります。
詳しい内容については週刊GDを読んでいただきたいのですが、弟子の森プロのコメントにマーク金井も痺れました。
ポイントはフェースターン。
手の使い方を覚えていけば芯にあたるんです。
(週刊GD6月18日号より引用)
手の使い方とはハンドアクションのことです。このブログでも再三再四ハンドアクションの重要性について書きましたが、アマチュアの大半はハンドアクションがちゃんと理解してませんし、ちゃんとできてません。にも関わらず「ハンドアクション=手打ち」のイメージを持っている人が非常に多い。結果、ハンドアクションが正しくできないままスイングを構築しようとするので、ボールを正しく捕えることができません。
何年やってもスライスが治らない
何年やってもシャフトクロスが治らない
何年やってもアーリーリリースが治らない
こんな状態から抜け出せない。練習場で何百球打ってもコースに出たらミスショットを連発してしまう人の大半は、ハンドアクションが正しくできてません。ボールをたくさん打てば上手くなれると思っているアマチュアが少なくありませんが、残念ながら見当違いです。練習場で一生懸命ボールを打てばスイングを固めることはできますが、正しいスイングが身に付く確率は非常に低くなります。その証拠に、真面目に練習場に通っているゴルファーのスイングを観察してみて下さい。練習頻度とフォームの良さには、ほとんど因果関係がないことが確認できるはずです。
では、どうすれば正しいハンドアクションが身に付くのか?
森プロは右手の重要性を説いてますが、マーク金井的には左手が重要だと思っています。アマチュアの多くはダウンの開始とともにフェースが開く方向に左前腕がねじれています。ダウンスイングで左前腕が時計回りにねじれてしまうためにフェースが開いてしまい、その結果、インパクトでもフェースが開きっぱなしならばスライスやプッシュアウト、インパクトで強引に右手でフェースを返すと今度は引っかけ。たまたまタイミング良くフェースが戻った時だけ、ボールが真っ直ぐ飛んでくれます。アナライズでは2000人近いアマチュアのスイングをビデオ分析しましたが、ダウンで左腕が時計回りにねじてしまう人(フェースが開く人)が全体の90%以上。プロのようにダウンで左手をちゃんと使える人(ダウン後半でフェースをスクエアに戻せる人)は10%いるかいないかです。
では、なぜアマチュアの多くはダウンで左前腕が時計回りにねじてしまうのか?フェースが開く方向に左前腕がねじれるのか?
これはクラブの影響も非常に大きいとマーク金井は分析しています。ゴルフクラブは構造上、シャフト延長線上に重心がありません。ゴルフクラブの重心はシャフトから外れています。重心距離があって重心深度もあるため、ダウンスイングではフェースが開く方向にクラブは動きたがる。ダウンではフェースが開く方向に動きたがるために、左前腕はそれに引っ張られて時計回りにねじれてしまいやすいのです。
アナライズにはこんな巨大な練習用クラブ(XLアイアン)がありますが、これでスイングするとほとんどのアマチュアはダウンでフェースが開く方向に動きます。重心距離、重心深度に負けてしまい、左前腕が時計回りにねじれてしまうからです。言い換えると、アマチュアが絶対に覚えなくてはならないのは、フェースが開かない方向にクラブをコントロールするハンドアクションなんです。その鍵を握っているのが左手の使い方。ダウンからインパクトにかけては左前腕を反時計回りにねじる。これを行うことでクラブは正しいプレーンに乗り、そしてフェースが開き過ぎるミスも防止できるのです。
巷にはいろんな練習器具が出回っていますが、マーク金井はゴルフの竪琴を使ってこの左手のハンドアクションを欠かさずチェックしています。
おーっと、原稿締切りの催促が入りました。
左手の正しいハンドアクションについては明日じっくり説明しましょう~。
PS.
ボールをたくさん打ってもスイングは変わりません。ボールの行方や自分のフィーリングが邪魔をするからです。悪い癖を直したい、本気で正しいスイングを会得したいと思うならば‥‥身体の動きをチェックしやすい方法で練習しましょう。マーク金井はゴルフの竪琴を使っているのは、これが一番身体の動き、そして今どきのクラブに対応できるスイングが身に付けられるからです~。

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