12月1日から販売開始してます↓クリック
限定数30本です
この機会に是非!!
12月20日9時をもちまして
(実は50個まで用意したのですが)
一回に10000円以上お買い求めの方に
片山晋呉&マーク金井共著 シンゴイズム プレゼントします(限定数なくなり次第終了します)
この機会に是非!!! どーんとつけちゃいますよ
昨日と今日は「東京ゴルフフェスティバル」が開催。ゴルフ専門誌『EVEN』プロデュースのゴルフイベントで、トークライブ、ファッションショー、そしてアパレルの特設アウトレットショップもあります。マーク金井も少しお手伝いさせていただき、1時間ほど今どきのツアープロのドライバー事情について喋らせていただきました。なぜ松山英樹プロは契約外のキャロウェイのドライバーを使うのか、なぜ石川遼プロは5年前のキャロウェイのドライバーを使うのかについて始まり、ツアープロのドライバーの選び方について超私的に喋ってきました。
そして夜は片山晋呉プロ「ツアー30勝記念パーティー」に出席。12月22日発売の片山プロの書籍「SHINGO IZM」(マイナビ出版)の印刷がなんとか間に合い、パーティーに花を添えることができました。この本は片山プロの45の名言がちりばめられてますが、ひとつひとつがゴルフ上達のエッセンスになっています。特に、読んでいただきたいのがクラブ選びと練習法について。片山プロの強さの秘密が書かれてます。
クラブを選ぶ基準は人によって違いますが、片山プロは実に合理的にクラブを選んでいます。
「どれが一番スコアが良くなり、どれが一番自分に足りないもの埋めてくれるか」
(SHINGO IZM後書きより引用)
クラブを選ぶ基準は大まかに分けて2つあります。
どちらを選んでも間違いではありませんが、スコアを1打でも良くしたいのであれば、
ミスの許容範囲が大きいクラブ、ミスが出づらいクラブを選んだ方が圧倒的に有利です。
プロ、アマチュアを問わず、クラブがミスをカバーしてくれた方が、スコアが崩れにくくなります。
そこで今回は、冬のゴルフでミスに強いアイアンの選び方について超私的に書いてみたいと思います。
今週のMMT9の予選もそうでしたが、冬場は芝が枯れててペタッと寝てます。フェアウェイにボールがあっても油断できません。手前から入ればザックリやダフりが出やすくなります。
では、どんなクラブを使えばザックリ、ダフりを減らせるのか?
誤解を恐れずに言うと、練習場で打つとソールが跳ね過ぎてトップしやすいクラブ、練習場の人工マットの上でアドレスすると、リーディングエッジが浮いてトップしやすく感じるクラブです。具体的に言うと、、、
そして、インパクトでソール全体が地面に設置する適正ライ角のアイアンです。
ウエッジと同じく、アイアンもバンス角が大きい(アドレスした時にリーディングエッジが少し浮く)ほど、枯れ芝でもリーディングエッジが地面に刺さりづらく、ソールが滑ってくれます。ソールが滑ってくれるアイアンの方が、手前から入ってもソールが滑ってくれる分だけザックリやダフりのミスが出づらくなるのです。今、ゴルフダイジェストオンラインでピンのアイアンの魅力を語っていますが、ピンの現行モデルやは上記の条件を満たしています。
加えてライ角のバリエーションが豊富なので、適正ライ角のアイアンを選ぶことができます。適正ライ角のアイアンはインパクト時にソールの設置面積が一番広くなり、ソールの設置面積が広いほどソールが滑りやすくなってくれるからです。
マーク金井はピンのG25とG30、そしてPXGのアイアンを使っていますが、いずれとも上記条件を満たしています。バンス角が多いアイアンはヘッドの入り方が悪いと、ソールが跳ねすぎてトップしやすくなりますが、反面、ザックリやダフりのミスに対しては非常に強いのです。ちなみに、マーク金井が設計したリンクスのマジックマリガンSSアイアンもザックリ、ダフりが出づらくなるように設計しています。
もう一度、誤解を恐れずに言いますが、練習場で打ちやすく感じるクラブと、コースでミスが出づらいクラブは同じとは限りません。試打してアイアンの性能を知るためには、練習場の人工マットで打つのではなく、実際にコースの芝の上で打ってみることを強くお勧めします~。
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12月のアナライズのセミナースケジュール確定しました
お名前も電話番号も書いてなくて、予約したいとメールが来ます・・あのすいませーん・・誰ですか?という話なので、ちゃんと書いて下さいね
プレーン君ついに販売開始!↑クリック
今回、色は赤のみ(写真と違いますが・・)ぜひ購入してスイングプレーンをチェックしてください
【数量限定・クリスマスverシャフト】イージーフレックス EF009 + 解説DVD
国内男子ツアー最終戦「JTカップ 日本シリーズ」が開幕しました。初日を終わって、5アンダーでトップに立ったのは、武藤俊憲プロと谷原秀人プロ。谷原プロは現在賞金ランク2位で、トップに返り咲くには日本シリーズ優勝が必須条件です。もちろん、優勝しても現在賞金ランクトップの池田勇太プロが上位に絡めば、逆転することはできません。
谷原選手にとってはかなり厳しい状況ですが、ゴルフは何が起こるかわかりません。奇跡の逆転劇が起こる可能性を残して、今日からの3日間、東京よみうりで賞金王争いの戦いが繰り広げられます。
そして何が起こるか分らないという意味で、ゴルファーの注目を浴びているのが石川遼選手が使ったドライバー。石川プロは現在キャロウェイと契約していますが、今回使ったのが「RAZR HAWK(レイザー・ホーク) ツアー プロト」。レイザーホークはキャロウェイのドライバーですが、現行品ではありません。5年前に発売された旧製品で、すでにメーカー廃盤品。ちなみにスエーデンのヘンリック・ステンソンが使っている3W、ディアブロオクテインツアーも、5年前のクラブです。
キャロウェイにとっては他社製品のドライバーを使われるのも好ましくありませんが、自社製品でも5年前のドライバーを使われるのは好ましくないでしょう。「石川プロと同じドライバー」が欲しいと問い合わせがあっても、それに応えることができないからです。
では、このレイザーホーク ツアーはどんなドライバーなのか?
プロトタイプなので市販品とは少し違うと思いますが、市販品に関して言うと、こんな感じです。
こちらクリック↓
どんなゴルファーに向いているのか
・スピンを減らして飛距離を稼ぎたい人
・低めの弾道でランも欲しいゴルファー
・左のミスを軽減したいフッカー
石川遼プロはレイザーホーク ツアー プロトを使う前、XR-16サブゼロというドライバーを長く使ってましたが、このドライバーも
どんなゴルファーに向いているのか
・スピンを減らして飛距離を稼ぎたい人
・低めの弾道でランも欲しいゴルファー
・左のミスを軽減したいフッカー
クラブの性能で比較すると、
XR-16サブゼロとレイザーホーク ツアー プロトは非常に似通っているのです!!!
松山英樹プロもキャロウェイのドライバーを使っていますが、松山プロの場合は、以前に使っていたスリクソンZR-30とグレートビックバーサとでは、クラブの性能が正反対でした。週刊新潮でもコメントしましたが、クルマに例えるならば、F1カーとファミリカーほどの差があります。
対して、石川遼プロの場合、どちらもF1カーのままです。どちらも素人には扱いやすいドライバーではなく、プロ、上級者向け。左のミスが出づらい設計され、かつヘッドスピードが速い人の方が飛ばせるように設計されています。
では、なぜ石川遼プロはわざわざ5年前のドライバーに替えたのか?
ここからは超私的な推測ですが(両方とも実際に試打してますし、両方とも所有したことがあります)、XR-16サブゼロがF1カーのマニュアルミッションだとすれば、レイザーホーク ツアーはF1のオートマチックミッションという感じです。どちらもF1ですが、レイザーホーク ツアーの方が神経を使わないで打てるクラブ。そして、もうひとつ大きな違いがクラブの構造。XR-16サブゼロはシャフト脱着式のカチャカチャ式に対し、レイザーホークツアーはシャフトとヘッドはカチャカチャ式ではありません。シャフトとヘッドは完全固定されています。これにより、ネック周りの設計はレイザーホークツアーの方が自由度がありますし、重量配分の自由度も増しています。
XR-16に限りませんが、カチャカチャ式というはシャフトを簡単に取り換えられますし、フェースの向きを替えやすいメリットがあります。反面、接続部分に重量が取られますし、ネック周りの設計の自由度がかなり制限されてしまいます。石川プロはそこを気にしたのかどうか分りませんが、カチャカチャ式じゃない方が打ちやすい、インパクトのフィーリングが良いと感じたのかも知れません。
これから先、石川遼がどんなドライバーを使うのかはまったく分りませんが、とりあえずは今日、彼がどんなドライバーを使っているのか現地(東京よみうり)でじっくり観てみたいと思います~。
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アナライズからお知らせ
12月4日(日)4スタンスセミナー(レッシュプロジェクト公認トレーナーによる)
10時開始〜時間は2時間半です / 料金:8,000円レッシュプロジェクト公認トレーナーの山下プロが4スタンスの基礎知識から、ご自分のタイプ診断、スイングのアドバイスなど3時間みっちりやります。料金は8,000円です yoyaku@analyze2005.comに お名前とお電話番号を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!
12月10日(土)中越豪 パッティングセミナー
10時からの部満席につき追加開催決定!
13時から 追加開催します!!!
時間は2時間半です/料金:8000円ツアーサービス、プロキャディの経験もある。中越豪があなたをパッティングの世界の入り口にご案内します。パターが楽しくなる!得意になる!お申し込みは yoyaku@analyze2005.com お名前とお電話番号を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!
アナライズの大ヒット商品
インパクトでグリップが浮いて、ヘッドが垂れる人、チーピン、フックに悩む人、ミート率が悪い人に効果があります!! 是非お試しください
ゴルフの竪琴、限定数 発売します(無くなり次第終了)
(WEB販売限定です。アナライズのスタジオに来ていただいても販売しできません、よろしくお願いします)
12月に入りましたら、大量に入荷する予定ですので、暫くお待ち下さい。
国内男子トーナメントは今週の「ゴルフ日本シリーズ JTカップ」が最終戦。昨日はにわかカメラマンとして東京よみうりに向い、またもや新しいカメラとレンズで撮影に臨みました。ゴルフの時もそうですが、撮影の時も、新しい道具を使うというのはワクワクドキドキします。今回はCanonのAPS-Cのミラー機、EOS7D(MarkⅡ)。1秒10コマ撮影できるのに一目惚れして購入しちゃいました。
トーナメント取材で最初に東京よみうりに訪れたのは、今から29年前。アルバの当時は女子ツアーが開催されており、岡本綾子プロを取材しました。当時はアルバの編集部員で、わけもわからずトーナメント会場をうろちょろ。29年後の現在は、にわかカメラマンとしてトーナメント会場をうろちょろしてしてます。29年前は記事を書き、29年後の現在はカメラマンとしてデビュー。そして、この12月には単行本の写真でプロカメラマンとしてデビューします。本のタイトルは、、
SHIGO IZM(シンゴイズム)
片山晋呉プロのゴルフに対する取り組み方について、45(シンゴ)のゴルフ上達法について書きました。レッスン書でははりません。片山晋呉プロのゴルフの合理的思考法をじっくり分析した本です。ゴルフ本ですが、ビジネス書的な要素も盛り込んでます。
さて、マーク金井もゴルフ業界に入って30年経とうとしています。今から振り返ると、あっという間の30年。気がついたら30年経っていたという感じですが、今回は男子ツアープロの30年を振り返ってみたいと思います。
まずはクラブとボール。30年前のドライバーですが、もちろんチタンなんてありませんし、460CCの大型ヘッドを使う選手もいません。多くの選手は木製ヘッド(パーシモン)を使い、一部の選手がテーラーメイドのメタルドライバー(ツアープリファード)を使ってました。ちないに、ヘッドのサイズはどちらも同じぐらい。体積は200CCあるかないかですから、今どきの3Wよりもわずかに大きい感じでしたね。
ちなみに当時、ドライバーのヘッドは木製、ステンレス製(メタル)の他にカーボンヘッドも市場に出回ってました。30年経った現在、再び、カーボン素材を使ったドライバーが増えてきていますが、これはまさに弁証法的「らせんの法則」に則った進化でしょう。
シャフトについては、ドライバーもスチールが全盛。カーボンシャフトも出てましたが、当時はブラックシャフトと呼ばれ、男子ツアープロの間ではまだまだ少数派でした。マーク金井も当時はメタルヘッドにスチールシャフトを装着してプレー。今でも覚えてますが、長さは43インチ、総重量は370g近くありました。今じゃとても重くて振れませんし、まったく飛ばないでしょう(笑)
ボールも30年前は糸巻きボール全盛。とにかくダンロップのマックスフライの人気が高かったのを覚えています。ブリヂストンの契約プロは確か、レクスター。タイトリストもありましたが、当時は男子ツアーで使っている選手はそれほど多くなかったと記憶してます。ツーピースボールもありって、ピナクルとスポルディングの人気がありました。カラーボールもすでに登場してましたが、当時、プロでは出口栄太郎選手がオレンジボールを使っていたのを記憶しています。
そして、30年前と現在でガラッと変わったのがグリップ。30年前はスウィングライトというグリップを使う男子プロが圧倒的に多かったです。後、コード入ったグリップを使う選手も多かった。それがいつのまにやらスウィングライトを使う選手が減り、天然ゴムのグリップではツアーベルベットを使う選手が増えています。
パターも30年前はL字型が人気で、他ではピンアンサー(スコッチデール)を使う選手が多かったです。マレット型ではゼブラパターとレイクック、そして、ニック・プライスが使っていたファット・レディも人気がありました。これは今どきのネオマレットに近く、大型ヘッドでフェースバランスです。
そして、そして、なんと言っても30年前の注目クラブと言えば、PRGRのインテスト。スタートレックのMR.スポックのようなモデルさんが「タラコ」と呼ばれるユーティリティクラブを手に持って宣伝してました。アイアンでもなく、ウッドでもない近未来クラブです。当時のキャッチコピーは「ノンリニア」。アイアンをセットとして考えるのではなく、ロングアイアン、ミドルアイアン、ショートアイアンを別々に設計し、それぞれをラインアップ。その中で、飛びとやさしで人気が出たのがロングアイアンのLX。ヘッドが赤いことから「タラコ」と呼ばれ、それがアマチュアの間で大ヒット。ツアープロにも使う選手が少しいました。
タラコが出た当時はユーティリティクラブなんて洒落た言葉はありませんでしたが、タラコはまさに現在のユーティリティの元祖です。これまた弁証法「らせんの法則」です。
進化は変化。変化は進化ですが、歴史は繰り返します。近い将来登場するクラブを予測する一番確実な方法は、過去のクラブを検証することだと密かに思ってます~。
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12月4日(日)4スタンスセミナー(レッシュプロジェクト公認トレーナーによる)
10時開始〜時間は2時間半です / 料金:8,000円レッシュプロジェクト公認トレーナーの山下プロが4スタンスの基礎知識から、ご自分のタイプ診断、スイングのアドバイスなど3時間みっちりやります。料金は8,000円です yoyaku@analyze2005.comに お名前とお電話番号を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!
12月10日(土)中越豪 パッティングセミナー
10時からの部満席につき追加開催決定!
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11/10からメールにて先行発売しております。プレーン君ですが、限定数を遥かに超えた注文をいただいております。今週よりも発送を開始する予定です。
少々お時間をいただければと思います
男子ツアー、「三井住友VISA太平洋マスターズ」は初日からトップに立った松山英樹選手が、ワイヤートゥワイヤーで優勝しました。アウトの6番でダボ、7番でボギーを叩いた時は一瞬ヒヤッとしましたが、続く8番ミドルでバーディー。それ以降は安定したプレーで勝利を手にしています。これで今季国内ツアーは2勝目。三井住友VISA太平洋マスターズも2011年に続いての2勝目となりました。
最終日は神田でテレビ観戦しましたが、トーナメント会場に足を運び、実際にコースを歩き回った後にテレビを観ると臨場感が全然違います。テレビは選手のショットやパットをアップに見せてくれますが、コース全体の景色、芝の状態、風向き、そして空気感までは中々伝わってきません。例えば、なぜ選手はあの方向にミスをするのかとか、なぜティショットでドライバーを封印しているのかは、テレビ画面からでは中々分かりづらいです。
例えば、出だしの1番ホールは459yと距離が長いパー4ですが、ほとんどの選手はドライバーを手にしません。3Wで打つ選手が圧倒的に多いです。強い打ち下ろしというのもありますが、ドライバーだと落とし所が極端に狭くなってしまうからです。他でも、3Wやユーティリティでティショットを打つホールがいくつかありますが、それらのホールも現地で観戦しているとドライバーを打たない理由が分ります。
現地観戦すると選手が使うクラブ、シャフトもじっくり観ることができます。優勝した松山選手はテーラーメイドの古い3W(ロケットボールズ ステージ2)を使ってますが、他の選手もわりと古いFWを使っています。今回ウオッチングした中では、初代ロケットボールズの3Wを使っている選手もいました。FWはクラブの使用契約に含まれていないことが多いので、選手はメーカーにこだわらないだけでなく、最新モデルにもこだわらないでクラブを選んでいるのでしょう。
ツアープロにとってゴルフクラブは商売道具です。予算に限りがあるから、安くてお手頃な古いクラブを使うなんてことはありません。プロともなれば、お金の心配なんかすることなく、クラブは選び放題です。にもかかわらず、中古ショップに行けば1万円前後で手に入る3Wを使うのは何故でしょうか?
いくつか理由が考えられますが、1番の理由は「先入観がない」ことでしょう。値段とか新しさに囚われず、「自分が打ちたい弾道が打てるかどうか」が選択基準になっているのだと思います。試して打ってみて、自分の納得できる弾道が打てるクラブならば、それが中古ショップで数千円で売られていても関係ありません。自分のイメージできる弾道が打て、そしてスコアを1打でも縮めることができるクラブならば、値段や年式は関係ないのだと思います。ちなみに、ツアープロの場合、ティショットで打つ3Wに求めている性能は、、、
飛距離とコントロール性の両立でしょう。
今どきのドライバーは飛びには有利ですが、やさしく飛ばせる反面、慣性モーメントが大きいために球を曲げづらくなってしまっています。対して、3Wはヘッドが小ぶりなこともあって、アイアンに近い感覚で球を曲げていけます。プロにとっては、3Wの方がドローやフェードを狙い通りに打ちやすいクラブなのです。
ちなみに、テーラーメイドのロケットボールズ(初代、ステージ2とも)は、重心が浅めの低重心設計。低スピン弾道が打ちやすいのでティショット用に適しています。ソールにスリットが入っているので、薄めに当たった時(フェース下部で打った時)、ボールが上がりやすい点も好まれているのでしょう。
もちろん、ツアープロの場合、少し古い3Wをつるしのままでは使っていません。リシャフトして使っています。ヘッドよりもシャフトの方が値段が高くなっています。少し古めの3Wを使う場合も最新の3Wを使う場合も、シャフトは自分のお気に入りを装着しています。シャフトを変えることで自分仕様しているのです。
少し古い3Wをリシャフトして使う。これは、我々アマチュアにも大いに参考になるクラブセッティングです。アマチュアゴルファーを観ているとドライバーはリシャフトしている人が増えてきましたが、3Wや5Wをリシャフトしている人はそれほど多くありません。シャフトにこだわるならば、ドライバーだけでなくFWやUTもシャフトにこだわらないともったいないです。シャフトはタイミングの取りやすさ、そしてクラブ重量の流れにも大きな影響を与えているからです。ちなみに、マーク金井はドライバーと3Wは同じシャフトを装着し、5Wにはドライバー用よりも10g重めのシャフトを装着しています。
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11月のセミナースケジュール確定しました
アナライズのセミナーは一度しか受けれませんが、疑問がある場合このセミナーを受けてマーク金井に相談して下さい。
お申し込みはyoyaku@analyze2005.com お名前とお電話番号を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!
毎週火曜日はGDO試打インプレッション更新日です。今週はブリヂストンの新製品、『TOUR B X-CB アイアン』を検証しました。試打インプレッションは毎回、神田のスタジオで試打し、同じボールで、同じ計測器を使ってテストしています。試打の条件を揃えた方が、他のクラブとの比較検証がしやすいからです。神田にスタジオを作って11年経ちますが、GDO試打インプレッションはスタジオ設立時からずっと続いています。
さて、今日のエントリーは前々回の続きです。10月31日のエントリーで、ユーリティティクラブの選び方について書きました。ユーティリティはアイアンよりもボールが楽に上がり、スピンも入りやすいのでグリーンの止まる球が打ちやすい。アイアンに比べると重心が深いので、球を左右に曲げやすくなっています。
ユーティリティを選ぶ場合のポイントしては、
この7つのポイントを押さえることが大事です。ロフトとヘッド形状、そして、フェースプログレッションについては10月31日のエントリーを読んでいただけると助かります。
続いて4番目のポイント、「シャフト重量」ですが、実は、これがユーティリティ選びの肝(きも)です。
大事なことなので繰り返しますが、ユーティリティは「ロングアイアン、ミドルアイアンの代替えクラブ」です。そして長さはアイアンよりも少しだけ長くなっています。
以上ことから考えますと、シャフト重量の基本は、、、
FWよりも重く、アイアンよりは少し軽め(もしくは同じ重量)
というのが適正重量です。例えば、、FWのシャフト重量が50~60g台であるならば、ユーティリティのシャフト重量は70g台が目安です。アイアンのシャフト重量が90g台であるならば、ユーティリティのシャフト重量は70~90g台を目安にするといいでしょう。アナライズのマジックマリガンユーリティのカーボンシャフトは70g台に設定してます。市販のユーティリティに装着されているシャフトよりも重めの設定ですが、これはアイアンとの流れを考慮しているのです。
ちなみに、ユーティリティが上手く打てない人の場合、シャフトの重さが合っていない人が少なからずいます。アイアンが軽量スチールのNS950(シャフト重量90g台)なのに、ユーティリティのシャフト重量が50g台だったりしています。これでは、アイアンの延長線にユーティリティが位置しなくなり、ユーリティだけが軽くて打ちづらくなります。シャフトが軽過ぎるとヘッドスピードを上げやすい反面、テークバックが手打ちになったり、切り返しのタイミングが取りづらくなるからです。
シャフトに関しては、素材も大事な要素です。アイアンがスチールで「アイアン感覚でユーティリティを使いたい」ならば迷わずスチールをお勧めします。アイアンがNS950ならば、ユーティリティもNS950か、それよりも5~10g軽いスチールシャフトがいいでしょう。片山プロもアイアンがスチールなので、ユーティリティもスチールシャフトを装着してます。
ユーティリティでボールを楽に上げたいならば、アイアンがスチールでも、ユーティリティはカーボンシャフトをお勧めします。カーボンの方がインパクトゾーンでのしなり戻りが大きいので、シャフトで球の高さを出せるからです。例えば、アイアンが軽量スチールのNS950ならば、70~80g台のカーボンシャフトを装着すると、重さの流れが良くなって打ち心地が良くなりますし、重さの流れも揃ってきます。
ちなみに、アイアンにカーボンシャフトが装着されている場合、ユーティリティのシャフトはカーボンで揃えて下さい。アイアンがカーボンシャフトなのにユーティリティがスチールだとタイミングが取りづらくなるからです。
グリップの硬さ(素材)、太さについては、ユーティリティの使用目的を考えると、アイアンと揃えた方がいいでしょう。アイアンとユーティリティは硬さと太さを揃えておいた方が違和感なく使えるかと思います。
マーク金井の場合、ウッドはバックライン入りのグリップを装着していますが、アイアンにはバックライン無しのグリップを装着しています。なので、ユーティリティもバックライン無しを装着。アイアン、ユーティリティではフェースを開いたり閉じて構えたりすることが多いので、バックラインが入ってない方が使い勝手がよろしいからです。
(ミズノさんのWEBサイトにはクラブ豆知識というコンテンツがあり、豆知識が多岐にわたり書いてあります。のでオススメです)↑クリック
個人差がありますが、200~170yの距離はアイアンで打つよりもユーティリティで打った方が確実にグリーン近くに運べます。加えて、球を曲げやすく、ボールも止まりやすいので狙い打ちもしやすいです。片山プロを引き合いに出すまでもありませんが、アイアンは近い将来、「7番から」というのが当たり前の時代がやってくると思います~。
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アナライズからのお知らせ
イージーフレックスEF009↓こちらです。シャフトが上手く使えるようになる練習器具です