カテゴリー: 超私的なゴルフ場調査
2014年06月16日超私的なゴルフ場調査~ヌーベルGC(後編)
マーク金井の独断と偏見に満ちあふれた超私的なゴルフ場調査、今回は都心から至便でグリーンに定評があるヌーベルゴルフ倶楽部金谷郷コース。アウトとインで雰囲気が異なります。後半はじっくりホール紹介していきましょう〜。
マーク金井はレギュラーティーでプレーしました。
4番、381y パー4
真っ直ぐなミドルでセカンドから軽い打ち上げ。林間風でティショットは左サイドの方が広く見えるが、引っかけるとクリークが待ち受けている。セカンドショットはグリーン手前がボトルネックの方にタイトになっていて、左右のラフに打ち込むとパーオンが難しい。
マーク金井はティショットを引っかけてあわやクリーク。セカンドはフェアウェイに出すだけ。残り90yの3打目をピン横5メートルにオン。軽いフックラインを上手く読み切り、最後のひと転がりでカップインしてパーでホールアウト。
5番、550y パー5
ヌーベルで最長のロング。ほぼストレートでセカンドから打ち上げ。ハンデキャップ1にふさわしく、距離と方向性の両方が求められる。グリーンは縦長で斜めな形状。奥行きは40ヤードぐらいあって、ピンが奥だと距離感がつかみづらい。ティショットを左の林に打ち込み、セカンドはフェアウェイに出すだけ。3打目をユーティリティで打ち4打目は残り80y。SWで打った4打目はピン手前2メートルにオン。真っ直ぐなラインをしっかり打って、パーセーブ。
6番、318y パー4
5番とはうって変わり距離が短いミドル。左サイドに大きなフェアウェイバンカーがあるが、それを越えるとグリーンまでは60yを切ってアプローチショットでピンを狙っていける。ティショットを上手くフェアウェイキープできればサービスホール。マーク金井はミニドライバーでフェアウェイをキープ。残り55yをSWで打って2.5mに2オン。軽いスライスラインを上手く読んでバーディーでホールアウト。
8番、315y パー4
ここも300yちょっとと短いミドル。フェアウェイは左右に2段になっていて、セカンドからは打ち上げ。右サイドのフェアウェイをキープした方がグリーンを見渡しやすくなる分だけ距離感をつかみやすい。ティショットを上手く右サイドに運べ、残り65yをSWで打って手前3mに2オン。ストレートラインをしっかり打ってバーディーでホールアウト。
9番、360y パー4
ここから風が強くなり、強いアゲンスト。ホールは真っ直ぐだがティショット落下地点が凹んでいるためボールの落ち所がまったく見えない。凹んだ場所まで飛ぶと、セカンドが打ち上げになってグリーン面が見えず、距離感がつかみづらい。マーク金井は右のラフから残り120y。9Iでセカンドを打ってピンの左6mに2オン。バーディを狙って強めに打って1.5mオーバー。返しもしっかり打って向こう側の土手に当ててカップイン。前半はノーボギーで2アンダー、34でホールアウト。4番から8番まで1パット。
10番、350y パー4
軽い打ち下ろしで強い右ドッグレッグのミドル。ティグラウンドからはグリーンはまったく見えない。強いフォロー風が吹いているのでマーク金井は21度のUTでティショット。フェアウェイ左から残り130y。9Iでセカンドを打ってピン奥12mに2オン。ティショットは右サイドにショートカットしたくなるが、右サイドのラフに外すと木がスタイミーになってグリーンを狙いづらい。ファーストパットを50センチに寄せて、パーでホールアウト。
11番、496y パー5
右ドッグレッグのロング。ティからグリーンまで左サイドが狭く、フッカーには攻めづらいホール。フェードやスライスボールが打てるとやさしい反面、ドローやフック系の球を打つと、ティショットだけでなく、セカンドも狙い所が狭い。グリーンは横長。マーク金井は3打目をオーバー。奥のバンカーから2mに寄せ、何とか1パットで沈めてパーをセーブ。
12番、343y パー4
ホールの右サイドには巨大な池があるミドル。左サイドを狙いたくなるが、左サイドにはOBゾーンが待ち構えている。距離が短いがティショット、セカンドとも正確な方向と距離感が求められる。マーク金井は左ラフからセカンド。残りは150y。フライヤーを考慮して9I打つものの右にプッシュアウトして右手前のバンカーに打ち込む。バンカーショットはピン手前3m。パーパットはわずかにカップ右側を通過してボギーでホールアウト。
14番、297y パー4
12番と折り返しのミドル。左ドッグレッグで右サイドに巨大な池。セカンドからは打ち上げ。左サイドのバンカーを越えると、グリーンのそばまでボールを運べる。ただしドライバーで打って右にプッシュアウトするとホールを突き抜けてOBになる危険性が高い。マーク金井は21度のUTで打ってフェアウェイ右サイドをキープ。残り80yをSWで打ってグリーンエッジ。5メートルのパットはわずかにショートしてパーでホールアウト。
15番、375y パー4
インでもっとも難易度が高いホール。ホールは真っ直ぐだが、セカンドからは右の林がせり出し、グリーンを狙いづらくなっている。フェアウェイキープしてもボールが右サイドだと木越え。高い球が打てないと2オンが狙えない。マーク金井のティショットはを右サイドのフェアウェイ。残り126yをPWで打ってグリーン手前のエッジ。7mのバーディパットはカップ右80センチに止まり、2パットのパーでホールアウト。
16番 152y パー3
グリーン右サイドに大きな池、左サイドにはバンカー。逃げ場がまったくないショート。吹き抜けているために風の計算も非常に難しい。マーク金井は8Iでティショット。運良くピン奥4mにワンオン。下りのラインだったので距離だけ合わせて、20センチショート。パーでホールアウト。
18番、390y パー4
右ドッグレッグのミドル。最終ホールにふさわしくティショット、セカンドショットも簡単に打たせてくれない。グリーン右サイドには池があって、左サイドは林。グリーンは縦長で距離感をつかみづらい。ティショットがフェアウェイをキープしても、2オンが難しい難ホール。マーク金井は残り130yから9Iで打ってピン奥12mに2オン。ファーストパットを1mに寄せてパーでホールアウト。
総評
ヌーベルはアウトはオーソドックスなホールが多く、インはドッグレッグや池があるホールが多い。距離は総じて短めだが、グリーンは硬いのでスピンが効いた球が打てないとグリーンにキャリーしてもグリーン奥まで転がってしまう。ティショットは距離よりも方向性が大事で、フェアウェイキープできるとスコアメイクしやすい。反面、ティショットを曲げて強引にグリーンを狙うと、スコアメイクが難しくなるホールが多いです。
ドライビングレンジはそれほど大きくありませんが、練習グリーンの横には手入れが行き届いたアプローチ&バンカー練習場があります。スタート前にじっくりとグリーン周りの練習ができるのがGOODです~。
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6月22日
吉田一尊のお前を飛ばし屋にしてやるぜ セミナー
10時、13時開始 定員6名ずつ
飛ばしのプロ、吉田一尊さんがその飛ばしの秘密を伝授します。皆さんのスイングを分析して、どうして飛ばないか?!その秘密を検証します!!料金は8000円 yoyaku@analyze2005.comに お名前とお電話番号とご希望時間を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!
6/29(日)
11時開始、15時開始ともに満席です。
マーク金井が、ゴルフの竪琴の使い方をレクチャーします。時間は2時間 料金は竪琴を買ってくれた人は1000円、買ってない人は2000円(その場で買ってくれたらセミナー代1000円割引です)
お申し込みは yoyaku@analyze2005.com お名前とお電話番号とご希望時間を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします! (セミナーは初めての方を優先して受け付けます)
7月6日
4スタンスセミナー(レッシュプロジェクト公認トレーナーによる)
10時開始 14時30分開始
レッシュプロジェクト公認トレーナーの山下プロ、西野プロが4スタンスの基礎知識から、ご自分のタイプ診断、スイングのアドバイスなど3時間みっちりやります。料金は8000円です yoyaku@analyze2005.comに お名前とお電話番号とご希望時間を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!
ゴルフの竪琴 好評再発中。
ゴルフの竪琴
ゴルフの竪琴は出来るだけ安く効果的に!をテーマに作った練習器具です。安価にするため、若干の仕上げの悪さ、スポンジの凹み(時間が経てば戻ります)がありますが、それは練習するのに支障はありません。少々いいよ!!という方だけ購入下さい(笑)練習するのが目的です!頑張って上達して下さいね。
2014年06月15日超私的なゴルフ場調査~ヌーベルGC(前編)
マーク金井の独断と偏見に満ちあふれた超私的なゴルフ場調査、今回は千葉県のヌーベルゴルフ倶楽部金谷郷コース。都心から50キロ圏内、最寄りインターから5キロ以内と、交通の便が非常に良く、神田からだと約50分。設計は清水建設(株)。金曜日にホリエモンこと堀江貴文さんがプロデュースするスマホアプリ「ゴルフ部」の貸し切りコンペがヌーベルゴルフ倶楽部で開催され、マーク金井もゲストとしてプレーしてきました。
6月13日プレー。
スタート時間 8時00分(スループレー)
天候は快晴。微風、ときどき強風。
梅雨時期にもかかわらず朝から快晴。
スタート時間の気温はすでに25度を超え、プレー中の体感温度は25~30度。
概要
2001年(平成13年)9月開場
設計 清水建設(株)
6693y パー72(バックティ)
コースレート 72.1
6153y ハー72(レギュラーティ)
コースレート 69.1
JGA KGA加盟
ベント、1グリーン
キャディ付またはセルフで乗用カートでのプレー
アクセス
車利用の場合
千葉東金道路/山田ICより4㎞(5分)
圏央自動車道/東金ICより5㎞(7分)
電車利用の場合
JR外房線・大網駅(「特急わかしお」で東京駅より55分)
大網駅よりタクシーで約10分(1800円前後)
クラブバス有り(土日のみ)
マーク金井は神田からクルマで向かいました。首都高湾岸線、京葉道路、東金道路の山田ICで降りてコースに。慢性的に渋滞する穴川近辺が空いていたこともあり、それほど飛ばさなくても約50分でクラブハウスに着きました。山田ICからコースまでは渋滞しそうな所がないので、車でも時間が読みやすいコースです。
クラブハウス
大きな屋根が存在感をアピールする近代建築な2階建て。正面玄関入って左側に受け付けとショップ、右側に男女のロッカールームと風呂場。トイレはすべてウォシュレット付きで。洗面台には歯ブラシも常備されています。2階はレストランとコンペルーム。窓からは練習グリーンと18番ホールのグリーンを見渡せます。
フェアウェイ ほどよく刈り込まれディボット跡も少なめ
ラフ 脱出に苦労するほど長くない
グリーン サンドグリーンで手入れが行き届き表面は硬い
スティンプメーターで9.5フィート
バンカー 数はそれほど多くなく、アゴも比較的低い。
初心者でも1発出だしやすい。
マーク金井はレギュラーティーでプレー。
1番、344y パー4
真っ直ぐでほぼ平らなミドル。右サイドはコース外周でOB。右サイドにバンカーが待ち受けているが、フェアウェイは広々していて気持ち良くティショットを打っていける。マーク金井は、発表されたばかりのUSTマミヤの新シャフト、アッタス6(ロックスター)をVG3(10.5度)に装着したドライバーでティショット。左のラフに打ち込むものの、残り85ヤードをAWで打つとピン左4メートルに2オン。やや下りのラインを打ちきれず、30センチショートしてパーでホールアウト。グリーンは横長で奥行きがあまりない。
2番、130y パー3
打ち下ろしで池越のショート。グリーン左サイドはグリーンエッジ近くまで池が迫っていて、右サイドにはバンカーが待ち受けている。風はややフォロー。ピンが近く見えるのでPWでティショットを打ったら、グリーン左奥7メートルにワンオン。奥からは池に向かって順目なのでかなり速い。オーバーを恐れてここでもファーストパットをバント(打ち切れず)、50センチショートしてパーでホールアウト。
3番、495y パー5
真っ直ぐなロングだが左サイドの林のわきにクリークが流れている。グリーン手前の左サイドにはこれでもかってぐらいバンカー群が配され、フッカーには必要以上にホールが狭く感じ、かつ非常に打ちづらいホール。風はモロにアゲンスト。マーク金井はセーフティーに右サイドに打ったら、運良くカート道路にキャリーして30ヤードほど前に転がる。セカンドは残り210y。ロフト21度の試作品のオリジナルUTで2オンを狙うものの右のバンカーに打ち込み、そこからピン奥8メートルに3オン。ラインを読み切れず2パットのパーでホールアウト~。
続きは、明日か明後日アップします~(▼▼)b
6月22日
吉田一尊のお前を飛ばし屋にしてやるぜ セミナー
10時、13時開始 定員6名ずつ
飛ばしのプロ、吉田一尊さんがその飛ばしの秘密を伝授します。皆さんのスイングを分析して、どうして飛ばないか?!その秘密を検証します!!料金は8000円 yoyaku@analyze2005.comに お名前とお電話番号とご希望時間を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!
6/29(日)
11時開始!満席 15時開始分受付開始
マーク金井が、ゴルフの竪琴の使い方をレクチャーします。時間は2時間 料金は竪琴を買ってくれた人は1000円、買ってない人は2000円(その場で買ってくれたらセミナー代1000円割引です)
お申し込みは yoyaku@analyze2005.com お名前とお電話番号とご希望時間を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします! (セミナーは初めての方を優先して受け付けます)
7月6日
4スタンスセミナー(レッシュプロジェクト公認トレーナーによる)
10時開始 14時30分開始
レッシュプロジェクト公認トレーナーの山下プロ、西野プロが4スタンスの基礎知識から、ご自分のタイプ診断、スイングのアドバイスなど3時間みっちりやります。料金は8000円です yoyaku@analyze2005.comに お名前とお電話番号とご希望時間を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!
ゴルフの竪琴 好評再発中。
ゴルフの竪琴
2014年02月03日超私的なゴルフ場調査~馬頭ゴルフクラブ(後編)
マーク金井の独断と偏見に満ちあふれた超私的なゴルフ場調査、今回はレイアウトに定評がある馬頭ゴルフ倶楽部。開場は1996年(平成7年6月)。設計は三菱地所。栃木県北部の丘陵地に18ホールが配されています。コース内は大きな起伏が少なくフラットですが、池とバンカーを数多く配したアメリカンスタイルのコースです。アウトとインがこれでもかってぐらいレイアウトが違います。後半はじっくりホール紹介していきましょう〜。
3番 138y パー3
グリーン左サイドに巨大な池が配されるショート。池の中には巨大な石が配されていて、視覚的にプレッシャーがかかる。池を嫌がると右サイドのバンカーが待ち受けている。マーク金井はティショットを右に押し出し、キャリーでバン入。3.5mに寄せるもののパーパットを決めきれずボギーを叩く。
4番 537y パー5
軽く左ドッグレッグしたロング。フェアウェイは広々しているが左サイドはグリーンまでずっとOBゾーン。セカンド落下地点(グリーン手前70y付近)には大きな木が立ちはだかり、攻略ルートを狭めている。グリーンは横長で巨大。アンジュレーションもあるのでロングパットを残してしまうと、2パットでホールアウトするのが難しくなる。グリーン手前の木を見たマーク金井はセカンドで7番アイアンを選択。3打目を120ヤード残すことで楽に3オンができ、2パットのパーでホールアウト。
5番 342y パー4
長い橋を渡った所にティグラウンド。フェアウェイは非常にタイトで両サイドはOB。ティショットに神経を使うミドル。狙いは右サイド。グリーンは縦に二つならぶユニークなレイアウトで、グリーンとグリーンの間に大きなバンカーが配される。フェアウェイキープできるとセカンドはウエッジでグリーンを狙える。残り90yから3メートルに乗せるものの、バーディパットはカップ手前ギリギリに止まり、パーでホールアウト。
7番 295y パー4
真っ直ぐなミドル。フェアウェイ両サイドに大きな木が配され、門のように見える。
ドライバーで打ちたくなるが、グリーン手前に横長の巨大なバンカーが配されている。アゴが高く、ここに入れると2オンが難しい。グリーンは横長で強い2段グリーン。段の反対側に乗せると、パットの距離感を合わせるのが非常に難しい。距離は短いが頭を使ってプレーしないとボギーやダボを叩きやすいホールである。
9番 492y パー5
ティショット落下地点ぐらいから、フェアウェイ左サイドにはグリーンまで続く大きな池が配されるロング。セカンド地点以降はフェアウェイが左傾斜しているので、フック系の球を打つと、池にボールが転がり落ちてしまいやすい。グリーンはアンジュレーションが大きくてスリリングなパットを楽しめる。マーク金井はここでもセカンドを8番で刻み、残り135yから9番で4メートルに3オン。2オンを狙いたくなるロングであるが、2打目を大きく刻んだ方がスコアメイクしやすく設計されている。出だしでロストボールをしながらも、3番からはスコアカード通りプレーし、39でホールアウト。
11番 217y パー3
インは所属プロと一緒に回ることになり、急遽フルバックでのプレー。ここもグリーンが縦に2つならび、メイングリーンは奥。200yを越えるのにグリーンは砲台形状で、手前から転がし上げることが出来ない難関ホール。マーク金井はユーティリティで8メートルにワンオン。ファーストパットを2mショートし、セカンドパットも外して1オン3パットでボギーを叩く。
13番 442y パー4
距離が長くタフなミドル。ティショット落下地点は右にバンカー。そして左正面には大きな池がグリーン手前まで続いている。マーク金井は安全策をとり、ティショットはユーティリティ。右のラフから残り215yをユーティリティで打ちグリーン奥に2オン。20mのパットを3メートルショートさせてしまいボギーを叩く。ティショット、セカンド、そしてグリーンとも気が抜けないホールである。
14番 400y パー4
フェアウエイの左サイドはOBで右サイドには巨大な池がグリーンまで配されるミドル。メイングリーン(ハードグリーン)は右なので、セカンドでは池が否応なしに目に入り、ゴルファーに強いプレッシャーを与えてくる。グリーン奥と右にはバンカーもあるので、セカンドショットの精度が求められる。
15番 567y パー5
ティからグリーンまで真っ直ぐなロング。ここだけで10個のバンカーがあり、ティショット、セカンドショット、そしてグリーン周りにはバンカーがミスショットを待ち受けている。セカンドショットで距離を欲張るとバンカーに入ってしまいやすい。マーク金井はセカンドを7番アイアンで刻み、セカンドをバンカーに入れないことで3オン2パットのパーでホールアウト。
16番 443y パー4
軽く右ドッグレッグしたミドル。左右にOBや池はないが、右サイドの林に打ち込むとトラブルに巻き込まれる。グリーンに向けては軽く打ち上げていて距離感がつかみづらい。手前のバンカーはアゴが高くて入れると厄介。ハンデ1に相応しく、距離と正確性が求められる難ホールである。
18番 527y パー5
池を挟んで9番と平行に連なるロング。セカンド地点からはグリーまで巨大な池が配され、フェアウェイは右傾斜。スライス系の球を打つと池に転がり込む危険性が高くなる。グリーンはアンジュレーションが強く、ピンが奥だと難易度が一気に増してくる。ここもセカンドショットが鍵を握り、残り100〜130ヤード地点に刻むと3打目を狙いやすい。マーク金井はセカンドを9番で打ち、3打目も9番。5mに3オンしてパーでホールアウト。インは3パットを2回してしまい40でホールアウト。スコアはトータル79ストローク。
総評
馬頭はアウトとインで同じコースとは思えないほど雰囲気が変わります。アウトは総じて距離が短く、ドライバーは飛距離よりも方向性が求められるホールが多いです。セカンドは正確な距離感が求められます。リズムに乗ればいいスコアが出しやすい反面、ティショットを曲げてしまうと1ホールで大叩きしてスコアメイクに苦労してしまいます。
インは打って変わって距離が長く、レイアウトも雄大。大きな池が配されてるホール、そしてバンカーが視覚的なプレッシャーをゴルファーに与えます。典型的なアメリカンスタイルのコースです。ロングヒッターに有利なホールが多く、池やバンカーを上手く避けながらプレーすると良いスコアが出やすくなります。
都心からは近くはありませんが、コースはレイアウトが素晴らしく手入れも行き届いています。日帰りだともったいないので近くの温泉に泊まり、1泊2日で2ラウンドすると、ゴルフを存分に楽しめます。近くには出来たばかりの綺麗な温泉宿泊施設もあります〜。
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2014年02月02日超私的なゴルフ場調査〜馬頭ゴルフクラブ(前編)
マーク金井の独断と偏見に満ちあふれた超私的なゴルフ場調査、今回はレイアウトに定評がある馬頭ゴルフ倶楽部。開場は1996年(平成7年6月)。設計は三菱地所。栃木県北部の小高い丘陵地に18ホールが配されているが、コース内は大きな起伏が少なくフラット。樹木は少なめで、池とバンカーを数多く配したアメリカンスタイルのコースです。オープン当初に一度プレーしたことがあるので、今回は19年ぶりのプレーとなりました。
12月5日プレー。
スタート時間 8時00分
天候は霧のち晴れ。微風。
朝はそれほど冷え込んでなく、スタート時間の気温は約5度。
概要
アウト3335y par36
イン3768y par36
トータル 7103 par72
コースレート ハードグリーン 73.2
テクニカルグリーン 70.9
ベント2グリーン
乗用カート利用でのセルフプレーのみ
アクセス
車利用の場合
東北自動車道矢板ICより約35km(約45分)
常磐自動車道那珂ICより約55km(約65分)
電車利用の場合
JR東北本線氏家駅より約40分(タクシー利用、クラブバス無し)
マーク金井は東北新幹線・那須塩原駅からレンタカーで向かいました。那須塩原駅からだと約1時間ほどでクラブハウスに着きました。栃木県北部でなおかつ茨城県との県境にも近く、車でも電車でもアクセスは決してよくありません。渋滞箇所は特にないですが、最寄りインターからやや時間がかかります。
クラブハウス
クラブハウスは3つの建物に分かれ、受付、ロッカールーム&風呂場、レストランがそれぞれ独立しています。レストランからは9番と18番グリーン、ホールをセパレートする巨大な池が見渡せるようになっていて、非常に眺めが良いです。
フェアウェイ ほどよく刈り込まれていてディボット跡も少ない
ラフ 脱出に苦労するほど長くない。スピンがかかりづらくなるが、
ボールが浮いた感じになりやすいので難しくない
グリーン サンドグリーンで手入れが行き届いており転がりはスムーズ。
スティンプメーターで9.5フィートとコンディションは上々
バンカー 数多く配され、巨大なバンカー、アゴが非常に高いバンカーも
あったりする
マーク金井はレギュラーティーでプレー。グリーンはメインとなるハードグリーンを
使用。
1番 382y パー4
ほぼ真っ直ぐなミドル。ティからグリーンまでは軽く打ち下ろし。スタート時は霧がかかっていて視界50m前後。左サイドにOBが続くが、右サイドは隣のホールに打ち込んでもセーフ。グリーンは左右に2つあり、その間にバンカーが縦につ並ぶ。マーク金井はティショットを左に引っかけ気味に打ち、朝イチにロストボール。特設ティから6mに4オンして2パットのダボを叩く。
2番 353y パー4
1番と折り返しとなる真っ直ぐなミドル。左サイドはOBが迫っているが右サイドは日広い。ティショットの落下地点の左右にフェアウェイバンカー、グリーン周りは3つの大きなバンカーがグリーンを取り囲む。グリーンは縦長で距離感がつかみづらい。
マーク金井は宮里優作も使うブリヂストンツアーステージGRに、限定カラーのイエローのW65を装着したドライバーで260ヤード先にフェアウェイキープ。残り95ヤードをAWで打ってピン奥3mに2オン。フックラインのバーディパットはカップの右側を通過して、パーでホールアウト。
この続きは火曜日アップします〜。
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馬頭ゴルフ倶楽部のように、コンディションのいいグリーンでも、パターが上手く打てない方。これでヘッドが安定して引けます↓
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2013年12月11日超私的なゴルフ場調査~大利根カントリークラブ(茨城県)後編
マーク金井の独断と偏見に満ちあふれた超私的なゴルフ場調査、今回は茨城県の大利根カントリークラブ東コース。名匠、井上誠一設計の老舗名門コースです。コース内に高低差はほとんどありませんが、フェアウェイの至るところに大きな松があって、空にハザードがたくさんあります。出だし1番ではセカンドがカップインしてイーグル発進でしたが、井上誠一のコースは甘くありません。2番以降はかなり苦戦しました。後編はじっくりとコースインプレッションしてきましょう~。
4番、474y パー5
ほぼ直角に左ドッグレッグしたロング。左サイドのバンカーの上をショートカットすると2オン可能だが、引っかけて左に曲げると林、そしてOBが待ち受けている。セカンドからはストレートだが、右には松の木、左にはバンカーが2つ並んでいる。2打目をフェアウェイキープできるとバーディも狙える。マーク金井はセカンドをUTで刻むも、少し左にひっかけてバンカー。バンカーから70ヤード弱をSWで打ってグリーンエッジに。そこからパターで2パットでバーでホールアウト。
5番、372y パー4
ティからグリーンまでストレートなミドル。フェアウェイの両サイドにはバンカーがあるので、ティショットは曲げないことが求められる。マーク金井はユーティティでフェアウェイキープ。セカンドはサブグリーンだと松の木の奥にグリーン。フェードを打つか、松の木の上を越えるかの選択を求められる。残り160ヤードを7番で手にしたマーク金井。林越えを狙ったものの球の高さが足りずに林の中にボールを打ち込む。林の中から3オンを果たすものの3パットして素ダボを叩く。
6番、355y パー4
ティからグリーンまでほぼストレートなミドル。林の影に隠れて見えないが左サイドにはクリークが配される。右サイドは松の木が張り出しているので、フェアウェイが必要以上に狭く見える。距離は短いが井上誠一らしいレイアウトで、頭脳的なプレーが求められる。マーク金井はティショットが少しコスリ球になって右の林。セカンド出しただけ、3打目は距離感を間違えてわずかにショート。4オンするものの3メートルのボギーパットを強く打ちすぎて3パットしてトリプルボギーでホールアウト。
7番、135y パー3
池越えのパー3。池は巨大だが距離が短いのでそれほどプレッシャーがかからない。それよりも厄介なのが手前の巨大なバンカー。花道はまったくなくて正確な距離感が求められる。バンカーを嫌がって距離を打ちすぎてグリーンオーバーすると、奥からは強い下り傾斜のアプローチが残りパーを取るのが難しくなる。マーク金井は9番で打って、ピン横5メートルにワンオン。強いスライス傾斜を読み切れず、2パットでパー。
8番、382y パー4
真っ直ぐなミドルだが、フェアウェイの右サイドと左サイドにそれぞれ大きな松の木がゴルファーに立ちはだかる。加えて左サイドにバンカー、そしてフェアウェイは右傾斜している。フェードボールだとフェアウェイにランディングしても右のラフに持って行かれてしまう。ティショットではドローを打つことを強く求めてくるホール。井上誠一らしさ満点で、アウトの中では最もティショットの難易度が高い。マーク金井はフェアウェイ右サイドに打ってしまったため、落下後、ボールは右に跳ねて林の中。セカンドでグリーン近く持っていくものの3オン、3パットの素ダボでホールアウト。
9番、471y パー5
軽く右にドッグレッグしたロング。ここもフェアウェイに大きな松の木が点在し、憎らしいほどゴルファーの行く手を阻んでいる。ティショット、セカンドとも松の木を避けてフェアウェイキープできるとパーを取りやすいが、松の木に当ててしまうと簡単にボギー、ダボが出やすい。マーク金井はティショットを右の林に打ち込み、4年2組のボギーでホールアウト。
12番、479y パー5
直角に左ドッグレッグしているロング。白ティからだと230y以上打つと突き抜けて右の林。左サイドをショートカットしたくなるが、左の林の中にはクリークが流れている。マーク金井はユーティリティで真っ直ぐ狙うものの、左のクリークに打ち込んでしまう。ドロップしてフェアウェイに戻し、残り205ヤードをUTで狙う。何とか4オンして2パットのボギー。グリーン手前にもクリークが横切っているので、2打目を刻むのかクリーク越えを狙うのか大いに迷わされる。スコアメイクを考えるならば、2打目はクリークの手前に刻んだ方がスコアメイクがやさしい。
13番、171y パー3
距離が長いショート。花道はあるにはあるが、グリーン両サイドにはバンカーが待ち受けている。グリーンは受けグリーンで縦長。ピンが手前か奥かで手にするクラブがガラッと変わる。マーク金井はピンが手前なのに、グリーン奥にワンオン。20メートルの下りのパットを1.5mオーバーさせ、そこから必死のパッチで返しを入れてナイスパーでホールアウト。
14番、347y パー4
ストレートなミドル。ここの特徴はグリー回りのバンカー群。グリーン回りには6つのバンカーがあるが、このバンカーの中には浮島が造られている。井上ハンモックバンカーと呼ばれており、井上誠一はここ大利根で最初にハンモックバンカーを造ったそうである。
16番、471y パー5
真っ直ぐなロング。ティショットのど真ん中に大きな松の木があって、ゴルファーの行く手を阻んでいる。ティショットでこの松の木を上手くさけてフェアウェイキープできると2オンを狙える。マーク金井はドライバーでティショットをキープ。残り210ヤードからUTでグリーンを狙い、右手前の花道付近に運ぶ。3打目で2メートルに付けるもカップに嫌われてナイスパー。
18番、377y パー4
ティからクラブハウスを望むホームホール。大利根の中ではフェアウェイが広く、セカンドでも空中にハザードがない。グリーン奥が吹き抜けた感じになっているので距離感が合わせづらい。マーク金井はフェアウェイキープから、セカンドは130y。少しアゲンスト風が吹いていたので9番で打つと、ピン奥8メートルに2オン。下りのバーディパットをど真ん中から放り込んでバーディフィニッシュ。
総評
東はとにかくフェアウェイに松の木が多く、ティショットでいかにフェアウェイキープできるかでスコアが大きく変わってくる。グリーン回りのバンカーはそれほどタイトではないので、ショットが安定しているとバンカーはそれほど気にならない。ドッグレッグはほとんどが左ドッグレッグ。2番、4番、8番、12番はドローを打つことを強く求めてくるレイアウトになっている。マスターズのオーガスタ同様、大利根の東はドローヒッターに有利なホールが多い。
プレーした日はグリーンが極端に速くなかった。エアレーションの穴の後も残っていた。これからの時期、グリーンが硬くしまってくると難易度が一気に増すだろう。グリーンは奥からだと砲台形状になっている所が多く、奥に外すとスコアメイクが非常に難しい。メインに比べるとサブグリーンは距離が短いが、林でスタイミーになるホールが多いので、メインよりも難しホールがいくつもあった。マーク金井はアウトが45、インが36。アウトはティショットが決め打ちできなくてスコアを崩し、インはティショットのミスが減って、パットが少し決まってくれたのでパープレー。名門らしい重厚なレイアウトが好きな人には大利根はまさに「これぞ林間」を堪能できるコースである。
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