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2019年02月14日超私的な試打前インプレッション テーラーメイドM6 D-TYPE

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昨日はゴルフアパレル、アドミラルゴルフの展示会に顔を出してきました。2019年の秋冬ウエアをじっくり見てきましたが、どうしても目に入るのはシンプルな黒いウエア。アドミラルは黒の展開が多く、かつシンプルデザインの中にも英国のテイストが上手く盛り込まれているのが気に入ってます。これまで同様、撮影やゴルフの時はアドミラルゴルフのお世話になります。

 

そしてお世話になっていると言えば、フェアウェイゴルフにもしょっちゅうお世話になっています。今回もドライバーを2本衝動買いしたのが、一昨日、神田のスタジオに届きました。フェアウェイゴルフは米国のショップですが、インターネットのサイトは日本語表記ですし、ドライバーは送料無料。手軽に買い物ができるのでついついポチッとしちゃいます。

 

 

届いたドライバーはこの2本。

 

 テーラーメイド M6 D-TYPE

 

 コブラ KING F9

 

どちらもカチャカチャ式なので、ヘッドを簡単に取り外せます。ヘッドを外せば当然、ヘッドの重心位置を計測せずにはいられません。もちろん、試打する前は振動数、センターフレックス値(どちらもシャフトの硬さを知る目安)、総重量、バランスも計測します。

 

 

そこで今回はテーラーメイドM6 D-TYPEについて、ノーマルのM6とどこがどう違うのか超私的に試打前インプレッションしたいと思います。

 

 

ノーマルのM6とM6 D-TYPEの計測比較すると、明らかな違いがありました。計測はどちらもスタンダードポジションです。ロフトはM6が10.5度、M6 D-TYPEは9度で、シャフトはM6が純正のS、M6 D-TYPEがストック(純正)のRです。

 

 

ヘッド重量     M6 198.7g     M6D-TYPE 199.8g
重心距離      M6 40.5ミリ    M6D-TYPE 38ミリ
重心高さ      M6 33.5ミリ    M6D-TYPE 32.5ミリ
重心深度      M6 43.5ミリ    M6D-TYPE 39.25ミリ
フェース向き    M6 ー2.5度     M6D-TYPE +1度
リアルロフト    M6 10.5度     M6D-TYPE 10.5度

 

クラブ重量     M6 299.3g     M6D-TYPE 298.8g
バランス      M6 D2       M6D-TYPE D2
振動数       M6 244cpm    M6D-TYPE 244cpm
センターフレックス M6 3.73      M6D-TYPE 3.83

 

M6は前作M4よりも重心距離が約3ミリ短くなり、実際に打ってみても捕まりが良くなっています。それにも増して、M6D-TYPEは捕まりが良くなる設計がなされているのが分ります。重心距離はM6よりも2.5ミリも短く、そしてフェース向きに関してはややフックフェース。D-TYPEのDはドローの意味ですが、まさに捕まりを向上させているのが分ります。

数値で意外だっとのは重心深度で、なんとM6よりもM6D-TYPEの方が重心が4ミリ以上浅い。これにより、重心の高さはわずか1ミリですが低くなっています。数値上での比較となりますが、M6よりもM6D-TYPEの方が重心が低くて浅い分だけ低スピン弾道が打ちやすく、わずかですが飛び指数が増している可能性が大きいです。

 

M6D-TYPEは米国モデルなのでRフレックスでも日本向けのM6のSフレックスと同じ硬さ。日本向けモデルは日本人のパワーに合わせてシャフトを意図的に軟らかくしていることが窺えます。

 

 

M6とM6D-TYPEを計測値で比較する限り、捕まるクラブを求める人にはM6D-TYPEの方がイメージ通りの弾道が打ちやすく、飛距離も稼げそうな気がします。そして何よりもM6D-TYPEはヘッドをポンと地面に置いた時にフェースがまったく開きません。超私的には、この点も大いに気に入ってます。

 

では、実際に打ち比べたらどうなのか?

 

 

これについては近々じっくり超私的にレポートさせていだきます~。

 

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2019年02月12日超私的な考察 なぜアマチュアゴルファーはナイスショットを打ちたくなるのか!?

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ボウリングで右手を少し痛めてしまい、この一週間はスノボもスキーも、ゴルフもお休みしています。その代わりといっては何ですが、本を読む時間が増えました。また、昨日のマーク塾では受講者が最近読んだ本のレビューを行なって下さったので、自分では買うことがないジャンルの本の感想を聞くことができました。

 

受講者が持ってきた本の中で、もっとも興味を持ったのが、、、

 

 

 どん底名人(依田紀基著 KADOKAWA)

 

 

最後の無頼派棋士(囲碁)の自伝です。囲碁はまったく経験がありませんが、この本に興味をもったことをきっかけにして、今年から囲碁も始めるつもりです。もちろん、これまでと同じく我流ではなく、最初からレッスンを受けます。何事も最初が肝心。習うよりも慣れろではなく、慣れるよりも習えです。

 

 

囲碁をプロ(指導者)に教わりながら始める人の比率はどれぐらいなのか定かではありませんが、ゴルフに関してはプロに教わる比率はどれぐらいでしょう。セミナー受講者に継続的にレッスンを受けているかどうか尋ねてみると、おおよそ1~2割ほど。単発でレッスンを受けた人を含めるともう少し増えますが、それでも5割は越えません。多くのゴルファーはゴルフ雑誌やレッスン書、YouTubeを見ての我流です。

 

 

練習場でアマチュアの人を観察しても、レッスンを受けている人の比率は1割いるかいないか。9割近くのゴルファーは一生懸命、かつ真面目にボールを打っています。わざとチョロを打ったり、わざとシャンクを打ったり、わざとミスショットを打つ人はまずお目にかかったことはありません。練習しているゴルファーは、例外なくナイスショットを打つ練習をしています。

 

 

 では、なぜアマチュアゴルファーは練習場でナイスショットが打ちたくなるのか?

 

 

ミスショットとナイスショットを比較すれば、誰しもナイスショットを打った方が気持ちいいです。気持ち良くなりたいからミスショットよりもナイスショットを打ちたくなるというのがあります。

 

 

もうひとつは、意識するとしないに関わらず、、、、

 

 

 

練習場ではショットの良否が評価の対象になります。なぜなら、コースに出た時はスコアを付けられますが、練習場ではスコアを付けることができないからです。このため、練習場でボールを打てば打つほど、ナイスショットを打つことがゴルフの目的になってしまうのです。

 

 

練習場でナイスショットを打つことが目的になると、、、、、

 

 

 当然のことながら、コースに出た時も「ナイスショットを打つこと」が目的になり、ナイスショット症候群になります。結果、本番(コース)ではスコアを出すことが目的にも関わらず、ナイスショットを打つことの方が目的になってしまいます。

 

 

そして、そして「ナイスショットが打てればスコアが良くなる」という図式が無意識に出来上がり、コースに出たらとにかくナイスショットを打とうとしがち。その結果、ナイスショットを求めるあまり、取り返しのつかないミスショットを打ったり、奇跡の1発を打つために、打たなくていいミスショットを数多く打っています。

 

 

ゴルフは数(スコア)を競うスポーツです。ナイスショットを打ったからといっていいスコアになる保証はありませんが、致命的なミスショットを打てば確実にスコアが悪くなります。誤解を恐れずに言えば、ゴルフは致命的なミスを減らすことがスコアアップにつながる競技です。

 

 

「練習場シングル」というあまりありがたくない言葉がありますが、この言葉に当てはまる人ほど練習場でボールを打つのが好きで、そして「ナイスショットを打つこと=ゴルフ」になっているような気がします。練習場でナイスショットを打つと本当に気持ちがいいですが、この気持ち良さはスコアメイクにつながらない。スコアメイクのタメに練習場でボールを打つならば、ナイスショット以外のことで自分を評価した方が、努力は報われますし、練習しただけ上達(スコアアップ)できます~。

 

 

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2019年02月10日超私的な比較インプレ テーラーメイドのM5とM6はどこがどう違うのか!?

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関東エリアはここ一番の冷え込みが続いてますが、今日はアナライズのセミナーデー。前半はオンプレーンに振る仕組みをレクチャーするネオオンプレーンセミナー。1時間の休憩を挟んだ後半はヘッドスピードを上げるコツをレクチャーするヘッドスピードアップセミナーを実施します。

 

どちらのセミナーも座学と実技を行います。頭でスイングの仕組みを理解するだけでなく、身体をどう使うと理に叶ったスイングになるのかを身振り手振りでレクチャーします。ひとりひとりに正しい動作を理解してもらうために、セミナーの定員は毎回6名なんです。

 

毎回6名の受講者が参加されますが、このところセミナー受講者からの質問で多いのが、

 

 

キャロウェイのエピックフラッシュテーラーメイドのM5(M6)はどちらの方が飛びますか?」と「テーラーメイドのM5とM6とでは、正直どちらの方が良いですか?」

 

 

 

そこで、今回はテーラーメイドのM5とM6の違いについて超私的にインプレッションしたいと思います。

 

テーラーメイドのMシリーズは奇数モデルと偶数モデルがラインアップされています。
奇数モデルは調整機能が豊富なタイプで、偶数モデルは調整機能が省かれたシンプルなモデル。奇数モデルはRシリーズの流れを踏襲し、偶数モデルはバーナーシリーズの流れを踏襲しています。今回のM5とM6は4代目。M3の後継がM5で、M4の後継がM6です。

 

 

まずM5とM6の共通点は、、、、

 

 スピードインジェクション(フェース裏側に樹脂注入)
 ツイストフェース
 ロフト調整機能(カチャカチャ式)

 

 

フェースの反発、弾道補正に機能については同じですから、物理的に言えば、ボール初速に差が出ることはありません。飛距離の差が出るとすれば他の要素が絡んできます。

 

 

 では、M5とM6はどこがどう違うのか?

 

メーカー側は弾道調整機能のバリエーションが多いか少ないかでM5とM6の違いをアピールしていますが、ヘッドを計測してみると、他にも違いがあることが確認できます。

 

 

ヘッド重量   M5 201.5g    M6 198.7g(どちらもスリーブ込み)
重心距離    M5 41ミリ    M6 40.5ミリ
重心高さ    M5 34ミリ    M6 33.5ミリ
フェース厚   M5 54ミリ    M6 53ミリ
有効打点距離  M5 20ミリ    M6 19.5ミリ
重心深度    M5 39ミリ    M6 43.5ミリ
重心角     M5 21.5度    M6 26.5度

 

この数値を見ただけで、前作のM3とM4と比べると、M5とM6はクラブの特性が異なっただけでなく、飛距離と方向性に影響する「捕まり」に関してはこれまでとは関係性が逆転していることが窺えます。

 

 

具体的に言うと、前作M3はM4に比べると捕まりやすく、M4はM3に比べると捕まりづらい特性がありました。それが、M5とM6とでは逆転しています。M6は前作M4よりも捕まりやすくなっているだけでなく、M5よりも捕まりやすくなっているのです。

 

 

重心距離はどちらもほぼ同じ数値ですが、捕まりに影響が出る重心角は5度もM5の方が上回っています。ちなみに前作ではM3とM4とでは重心距離が大きく異なり、M4の方が約3ミリ重心距離が長く、これが捕まりづらさに影響を及ぼしてました。

 

そしてM5とM6の大きな違いはヘッド重量。M5は200gを超えており、M6は190g台後半です。ヘッドは重い方が反発が増してきますが、重くなるほど振りづらさが出てきます。

 

ヘッドの挙動を考えると、前作M3(460)と似ているのは意外にもM6なんです。ダスティン・ジョンソン(DJ)がエースドライバーをM5からM6にスイッチしていますが、これはしごく真っ当です。DJはM3(460)がエースドライバーだったので、M6の方がヘッドの挙動が似ていることを察知し、M6にスイッチしたのではないかと超私的に思っています。

マーク金井も昨年のエースドライバーはM3(460)でしたので、新しいMシリーズは迷わずM6を購入します。M5とM6は両方とも試打してますが、物理的な数値だけでなく実際に打ってみてもM6の方が捕まりが良いと感じるし、ヘッドの挙動もM3(460)に近いと感じたからです。

 

 

ゴルフは物理です。

 

 

テーラーメイドの意図がどこにあるのか分りませんが、Mシリーズは前作と最新作とでは、ヘッドの捕まり方に変化があります。M5は弾道調整機能が付いてますが、ヘッドの基本性能を比較すると、意外にもM5よりもM6の方が捕まりが少しいいです。超私的な想像ですが、M4が捕まりづらい特性があったため、それをモデルチェンジで補正したためにM6とM5の捕まり具合が逆転したのだと思われます~。

 

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2019年02月07日超私的な考察 ここ一番で曲がる人、練習の成果がコースで出ないアマチュアゴルファーの特徴とは!?

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マーク金井のヘッドスピードアップセミナーその2

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先週のボウリングで痛めた右手の回復が遅れ、今週はボウリングとスノボは休むことにしました。痛めた状態で無理に練習しても上手く身体が動きませんし、痛め場所をかばって動作を行なうと他の場所を痛めることになりやすいからです。雪がいい時期にスノボを我慢するのは辛いですが、ここは辛抱して身体の回復に務めます。国技館がある両国に日帰り温泉があるので、しばらくは温泉通いするつもりです。

 

 

さて、1月はテレビ東京のゴルフ番組と、ANAの機内番組で「マーク金井の至極のゴルフ一人旅」に出演しました。ゴルフ一人旅は2月以降も続き、撮影も順調に進んでいます。どちらの番組もゴルフ場を実際にプレーしますが、マーク金井の場合、カメラが回っていようといまいとショットの内容、スコアは普段とはほとんど変りません。むしろ、カメラが回っている時の方が、ショットもスコアも良くなることが少なからずあります。

 

では、皆さんは撮影でカメラが回った時や、コースに出た時のショットの内容、スコアはどんな感じでしょうか?

 

 

 練習よりも本番(コース)の方がショットが良い
 練習よりも本番(コース)の方がショットが悪い(ミスが出やすい)
 練習も本番(コース)もほぼ同じ

 

 

この3つの中で、一番多いのは真ん中の「練習よりも本番(コース)の方がショットが悪い」ではないかと思います。そして、これに当てはまる人の多くは、「自分はプレッシャーに弱い」とか「メンタルが弱い」と思いがちです。

 

 

確かにプレッシャーに強いよりは弱い方が本番でミスが出やすいです。確かにメンタルが強いよりは弱い方が本番で失敗しやすくなります。でも、超私的に言わせていただくと、本番でミスを減らすためにやるべきことは、プレッシャーに強くなることでもなく、メンタルを鍛えることでもありません。それよりも、もっとやるべきことがあります。

 

 

練習と本番とのギャップを埋めるために真っ先にやるべきこと、、、、

 

 

それは、本番に直結する練習をすることです。改めて説明するまでもありませんが、コースに出れば打ち直しはできません。すべて1球勝負です。対して練習場ではどうでしょう。多くのアマチュアゴルファーは同じクラブで何球も続けて打ってます。週刊ゴルフダイジェストの記事でも書かれてましたが、何球も続けて打てばいいショットは出るのは当たり前です。加えて何球も打てるからノープレッシャーです。

 

 

そして本番に弱い人ほど、何球も続けて打った時のないショットをコースに出た時に打ちたくなっています。プレッシャーがかかった場面でも、ノープレッシャーで打てた時のショットを打ちたくなっています。シチュエーションがまったく違う練習をしておきながら、本番でミスが出てしまうと、「自分はプレッシャーに弱い」とか「自分はメンタルが弱い」と自己分析しているのです。

 

 

では、どうすれば練習と本番(コース)でのショットのギャップを埋められるのか?

 

 

 一番簡単、かつ実践的な練習は、打ち放題の練習場に行き、ボールをできるだけ少なく打つことです。

 

 例えば、1時間1000円で打ち放題の練習場ならば、ドライバーを1球だけ打つ。1球だけ打ったら、それで練習を終了して下さい。

 

 

なんとももったいない練習ですし、もしもミスショットが出たら悔しくてたまりません。すぐに打ち直ししたくなると思いますが、それをグッと我慢するのです。

 

 

もちろん打つのは1球だけですが、素振りは何度やっても構いません。フレループやゴルフの竪琴といった練習器具を使って練習するのもOK。素振りを自撮りしてスイングチェックしてもいいです。でも、1時間でボールを打つのは1球だけです。

 

 

打ち放題ではボールをたくさん打った方がコスパがいいし、得した気になります。しかしながら、たくさん打てば打つほど1球に対して雑な打ち方になります。たくさん打てば打つほど1球の重み、「打ち直しができないのがゴルフ」であること忘れてしまうのです。

 

 

練習場で何をするかを、どれだけボールを打つかはゴルファーが選択できます。打ち放題でボールをたくさん打ってしまうと練習した気になりますが、練習で打てたナイスショットをコースで打つのは困難を極めることになるのです~。

 

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2019年02月05日超私的な提案 最新ドライバーを賢く選ぶために本当にやるべきこととは!?

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ヘッドスピードアップセミナーの第一回目です


先週の米ツアー、ウエイストマネジメント フェニックスオープンは4打リードの単独首位からスタートしたリッキー・ファウラーが、11番で不運なトリプルボギーを叩きながらも通算17アンダーで今季初優勝。2季ぶりとなるツアー通算5勝目を飾りました。

 

ファウラーの優勝は2年ぶりですが、注目を集めたのが使用球。これまではずっとタイトリストを使っていたのですが、この試合では新しく契約したテーラーメイドのボール「TP5X」でプレーしたのです。ボールが変れば飛距離だけでなく、スピン量や弾道の高さ、そしてアイアンやアプローチ、パットの距離感も微妙に変ります。にも関わらず、使用球を変えた直後にツアー優勝。よほどテーラーメイドのボールと相性が良かったことが窺えます。

そして欧州ツアー「サウジインターナショナル」ではダイスティン・ジョンソン選手が19アンダーで優勝。ダスティンテーラーメイドの新製品であるM6ドライバーを使って優勝しています。ちなみに、先週優勝した世界ランク1位のジャスティン・ローズもクラブ契約をホンマにかえてツアー優勝を果たしています。

 

欧米ツアーを見ていると、新しいクラブ、新しいボールへスイッチすることの順応性の高さを強く感じます。彼らのスイングを真似るだけでなく、道具に対する順応性の高さについても大いに真似たいと思いますが、道具を上手くスイッチするのには約束事があります。それは、、、、

 

 道具をスイッチする時は、変えるところと変えない所を明確にすること!!!!

 例えば、ドライバーを変えるならば、、、、ヘッドは変えてもシャフトは変えない

 例えば、シャフトを変えるならば、、、、シャフトは変えてもヘッドは変えない

 例えば、ボールを変えるならば、、、、ボールは変えてもクラブ(ヘッド、シャフト)は変えない

 

道具を変える場合、変えるポイントをひとつにするというのがミソです。変えるポイントを2つ以上にしてしまうと、道具の変化で何が変ったかのかが明確にならないからです。
例えば、ドライバーの場合、ヘッドもシャフトもいっぺんに変えてしまうと、変化が何によってもたらされたのがあやふや(不明瞭)になるのを避けられないからです。

 

マーク金井も昨日、エピックフラッシュスターを衝動買いしましたが、まずはフジクラスピーダー569TRにリシャフト。シャフトをエースシャフトにすることで、新たに投入したドライバー(ヘッド)の性能がどんなものかを正確に把握することができるからです。テーラーメイドのM6も購入するつもりですが、もちろんこちらもスピーダー569TRを装着。シャフトを同じに揃えて打ち比べることで、ヘッド性能の違いを明確に見極めていきます。

 

巷では「エピックフラッシュM5、M6はどちらが飛ぶのか?」「M5とM6とではどちらの方がいいのか」ということが話題になっていますが、装着されるシャフトが異なって打ち比べてしまうと、性能の違いがヘッドによるものなのか、それともシャフトによるものなのかを見定められません。もちろん、自分との相性を見定めるのも難しくなるのを避けられないのです。

 

そして、そして、最近のドライバーはカチャカチャ式になっているので、同一メーカーのドライバーならば、現在使っているエースシャフトを新しいドライバーに装着できます。同じシャフトで打ち比べれば、ヘッドの性能変化をより正確に把握できます。

 

キャロウェイテーラーメイドの今回の新製品は、前作とスリーブが同じなので、同じシャフトで旧モデルと最新モデルを打ち比べることも可能です(スリーブが突然変る時もあります)。もしもゴルフショップで最新モデルを試打するならば、つるしの状態で試打するよりも今使っているエースシャフトをショップに持っていき、エースシャフトで試打することをお勧めしたいです。そして、超私的なことを言わせてもらうならば、カチャカチャ式ドライバーはシャフト付きではなく、ヘッド単体で販売してもらいたと切に願っています。例えば、ヘッド単体ならばシャフト付きよりも1万円引きでも有り難いです。

今のところ、大手メーカーでカチャカチャ式のヘッド単体を発売しているのは国内メーカーのヤマハだけです。他のゴルフメーカーもヤマハに追従していただける日がくることを切に願っているのはマーク金井だけではないと思います~。

 

 

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