「FT-3のリシャフト失敗」←前回ブログから早、2日。
先端を7ミリカットすることで、Xドライブ405と接着寸(40ミリ)を揃えようとした試みは失敗に終わりましたが、転んでもタダで起きないのがボクの性分。ネックの立ち上がり(ネック長)が異なれば、振動数(硬さ)が異なることが直に学べましたし、
同じ長さに組み上げた場合、シャフトの寸法が異なると硬さだけでなく、しなりのフィーリングも異なることをも身を持って体験できました。これって実際にやらないと絶対味わえません。かなり負け惜しみも入ってますが‥‥(^^;)
そして、何よりも今回の収穫はこんなに専門的なテーマにもかかわらず、多くの人がリシャフトに対して強い関心があることをリアルに認識できたことです。そう考えれば、シャフト1本分のコストなんて安いものかも知れません。
書き込みいただいた方々のご意見は今後のリシャフト研究に生かさせていただきます。
FT-3のシャフト抜きについては、RCHさん、fusionさん、がカキコされていますが、ボクも熱処理で抜くのには反対派。シナジーやデュオと違って、FT-3はネックがありません。ホーゼルがヘッド内にあるのでリスクが大きいからです。当社のクラフトマンも「やった当初は問題なくても、時間が経つとヘッドにダメージが発生するかも」と申しておりました。
ミズオさん
やったことはありませんが、ミズノMP001の場合はネックがついてます。シナジーとかと同じ形状なので、熱処理でシャフトを抜くことは可能かと思います(もちろん、ヘッド側を冷やす配慮は必要ですが)
sin000001さん
ボクの試打スタジオ&工房では、リシャフト前にシャフト単体の振動数、そしてシャフト先端にダミーウエイト(約200グラム)を装着し、その状態でも振動数を計測。これで大体の数値は分かりますが‥‥ダミーウエイトの場合、クラブヘッドと同じような位置に重心がありません。このあたりはまだまだ改善点があるかと思います。
003さん
当社クラフトマンからも10cpmはオーバーと怒られました。ネック長が同じ場合だと2~5cpmぐらいですm(_ _)m
おーっと、もう11時55分過ぎとる~
んじゃ、また明日。