リシャフトというと、ついついシャフト選びに目が行きがち。
ヘッドのとの相性を気にされる人も多いみたいですが、
ボクがこだわっているのが接着寸。メーカーによってシャフトの接着寸が全然違いますし、同じシャフトでも接着寸が変わると、硬さ、そして振った時のフィーリングが「何これ!!」というぐらい違ってくる。
例えば、30ミリの接着寸と40ミリの接着寸を比較すると‥‥
同じシャフトでも後者の方が硬く仕上がりますし、振動数も5~10cpmアップ。そして実際にクラブを振り比べると、40ミリの方が先端側が硬くなるんです。
リシャフト予定のキャロウェイFT-3(ツアースペック)の接着寸は約33ミリ。現在エースのXドライブ405は接着寸は約40ミリ。(405の接着寸は約53ミリありますが、ここまで入れると硬くなりすぎそうなので40ミリに)
この差をどう埋めるか?
さんざん、迷った挙げ句にシャフト先端側を7ミリカットして、
赤マナ73(ディアマナM)73を装着しました。7ミリカットして33ミリ接着すれば、数値的にはXドライブと同じじゃないですか。振ったフィーリングが「同じになる」と思ったんです。
と、ところが‥‥
振動数を測ってみると、
271、271、271cpm。何度測っても270オーバー!!!
ワッグルしてみても405よりも明らかに硬め。それもそのはず、405の振動数は264cpmなんですから。
長さはどちらも44.75インチと同じだし、
バランスも405がD2に対し、FT-3はD3.5。
通常ならば、バランスが重い方が振動数が少し下がるはずなのに‥‥7cpmもアップしているとは‥‥
実際に打ち比べても、明らかにFT-3の硬く(特に先端側が!!)ボクが求める赤マナならではの心地良いフィーリングを得ることはできませんでした(T_T)
リシャフトはリスクがつきものなのは分かっているつもりでしたが、いざ失敗するとかなり凹みます。FT-3は複合ヘッドなのでシャフトが上手く抜けません。切断してシャフトを抜くのでダメならお釈迦。新しいシャフトが必要なんですよ~
どうしよう‥‥