昨日は齢55歳にして、マーク金井は自分主催のコンペを開きました。アナライズが8周年を迎えたことを記念して開き、ホリエモンこと堀江貴文さんをスペシャルゲストとしてお招きし、米原ゴルフ倶楽部(千葉県)に行ってきました。組数は8組、当日欠席は1人もなくて32名が参加。幹事がいかに大変なのか、幹事はゴルフどころではない、幹事はお風呂どころではないことを身を以て学べました。人にはいろんな才能がありますが、少なくともマーク金井にはイベントの企画、開催、運営の能力が無いことが露呈しました。参加者の皆さんがいい人ばかりなのでかなり助けていただきました。
スコアは80と幹事らしい控えめなスコア。ダブルペリアではハンデがまったく付かず、下位低迷‥‥幹事らしさを発揮できたのは上位に絡まなかったことぐらいでしたが、ドライバーは絶好調。リアルタイム動画で試打したフジクラのNEWスピーダー661(S)は、実践でも飛びっぷりはかなりのものでした。イメージ通りにダウンスイングできると、インパクトゾーンで素早い加速感を味わえ、ヘッドスピードが上がって飛距離が出ます。ランバックスのタイプSとかに比べると挙動はややピーキーですが、先調子のシャフトの扱い方さえ間違えなければ、シャフトの挙動は安定し、方向性も良いです。
では、どこに注意すれば先調子のシャフトを上手く使いこなせるのか?
先調子はアマチュア向きと言われていますが、使いこなすにはそれなりのテクニック(技術)求められるシャフトです。スピーダーの発売元である、フジクラは先調子のシャフトについてこんな風にコメントしています。
T-ZONE(先調子)
・右肘をたためて、自分でタメができる上級者に
・球がばらけるハードヒッターに
・ミート率が悪い初中級者に
・球が上がらない人に
先調子のシャフトというのは先端剛性が軟らかいのに加え、総じて手元剛性が高めです。このため、トップからダウンの切り返しでは手元のしなり量が控えめ(手元調子に比べると)。このため、手首のコックをキープしてタメを自分で作る技術が求められるのです。特にフレックスがSとかXという風に、硬くなるほどタメを自分で作れる技術が必要です。対して、先調子でもRになってくると、手元側の剛性がそれほど高くありません。先調子でもトップからダウンの切り返しでは手元側も少ししなります。これにより、シャフトがタメを作ってくれるので、軌道が安定し、それがミート率の向上につながるのです。
昨日のブログでも書きましたが、フジクラはアマチュアゴルファーのスイングタイプを大きく3つに分け、それぞれに適したシャフトをユーザーに供給しています。NEWスピーダーは40g台から70gまでと幅広くラインアップしていますが、いずれも総じて手元剛性が高く、先端剛性が低いです。なので、硬めのフレックスを使いたいゴルファーは、とにかくダウンでタメをちゃんと作れるようになること。そして、インサイドからあおり打たないことが求められます。
タメを作るためには‥‥とにかくダウンスイングの前半で腕を素早く落し、下半身リードを確認しつつ軽めのスイングでボールを打つことです。言い換えると、ドライバーを思い切り振り回してしまうと、多くのゴルファーはトップからダウンのタメがほどけてしまうのを避けられません。
タメをキープするには、ダウンスイングの前半では手首のコックをほどかないこと、そして上げた軌道をなぞるかのように手元を体の遠くに下ろすことです。手首のコックを保ったまま手元を遠ざけて下ろすことは、決して簡単ではありません。しかしダウンスイングでこれがちゃんと出来ないことには、先調子のシャフトを本当に使いこなすことはできないのです~。
(▼▼)b
PS.ボールをたくさん打ってもスイングは変わりません。ボールの行方や自分のフィーリングが邪魔をするからです。悪い癖を直したい、本気で正しいスイングを会得したいと思うならば‥‥身体の動きをチェックしやすい方法で練習しましょう。マーク金井はゴルフの竪琴を使っているのは、これが一番身の動き、そして正しいハンドアクションを会得できるからです~。