私事で恐縮ですが、マーク金井は9月16日生まれ。そうです、今日から55歳になりました。これで名実ともにシニア入りを果たしたわけですが、シニアになっても生活スタイルは変わりません。クラブやデジ物を売ったり買ったりする日々を送っています。昨日も台風が近づくのをビビリながら新橋の中古ショップにウッド5本、アイアン1セット、パターを1本、断捨離。売却して手にいれたお金を財布に入れるや、道路を挟んだ激安ゴルフショップでドライバーを衝動買いしちゃいました~(笑)
買ったのはこれっ!!
テーラーメイドのSLDRのUS仕様。米国で399ドルで売られているドライバーなのに消費税込みで33500円!!!! 為替レートが1ドル100円前後だということを考えれば‥‥かなりのバーゲンプライスです。現物を見た瞬間、スイッチが入って「買うなら今でしょ」ってな感じで、気がついたら現物を手に取ってレジに並んじゃいました。
さて、このUS仕様のSLDR。日本仕様と明らかに違うのは、ヘッド重量とバッジの色とシャフトです。日本仕様はスライドするウエイトが18gなのに対して、
米国仕様は20g!!!
日本仕様は重心距離が32~38ミリに可変します。米国仕様の方が2g重いので、重心距離の移動量も若干増えるでしょう。テーラーは何故かヘッド重量を公表してませんが、スリーブがない状態で米国仕様のヘッド重量は実測、
202.1g、
スリーブ込みにすると‥‥
実測207.8g
となります。ドライバーでヘッド重量が207.8gというのは市販品の中でもっとも重いヘッドでしょう。ここまで重いと46インチ以上の長尺には向きません、長さは44.5~45インチぐらいがちょうどいい感じです。
US仕様と日本仕様とでは、ソールのバッジも色も異なります。日本仕様はシルバーベースなのに対して、米国仕様は‥‥
ブラック&ブルー。米国仕様の方が色のコントラストがハッキリしています。
シャフトは日本仕様が三菱レイヨン製なのに対して、米国仕様はフジクラ。オリジナルシャフトで、スピーダー57が装着されています。長さはメーカー値は45.5インチ(60度測定法)ですが、実測は45インチ(ヒールエンド法計測)です。硬さの目安となる振動数はSシャフトで
277cpm!!!!!!
日本仕様に比べる1フレックス以上硬め。X相当に仕上がっています。米国仕様のSを使いこなすにはヘッドスピードは最低でも46m/s以上は必要でしょう。
日本仕様もそうでしたが、米国仕様もアドレスするとリアルロフトが多めに見えます。ソールの座りの影響も大きいですが、実測のリアルロフトよりも見た目の方が1度ぐらい多く感じます。ライ角度は今どきのドライバーの中では少しフラット。スライサーよりもフッカー好みの顔付きに仕上がっています。
では実際に打ってみてどうなのか?
日本仕様と比べるとヘッドの重さを感じます。ヘッドが重い分だけインパクトの力強さがありますが、反面、軽めのヘッドに慣れている人にはかなりハードなドライバーです。ヘッド重量が207.8gというのは振り切るのにそれなりのパワーが求められます。
SLDRの基本性能、ヘッドの挙動は7月31日のブログで詳しく書いています。日本仕様も米国仕様も共通しているのは重心が浅い分だけ、重心アングルが小さいことです。
460CCにしては重心距離が短いのでヘッドの操作性が高いですが、グローレのようにオートマチックに捕まるヘッドではありません。基本的には左のミスが出づらく仕上がっています。
R1と違い、SLDRはヘッド重量を調整することはできません。SLDRは日本仕様も米国仕様もヘッドが重いドライバーです。重いヘッドと相性が良いゴルファーには飛びの魅力が高いですが、重いヘッドが苦手なゴルファーにはかなり手強くてハードなドライバーになるでしょう。重いヘッドと相性が良いかどうかのチェック法については、明日じっくり説明しましょう~。
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PS.ボールをたくさん打ってもスイングは変わりません。ボールの行方や自分のフィーリングが邪魔をするからです。悪い癖を直したい、本気で正しいスイングを会得したいと思うならば‥‥身体の動きをチェックしやすい方法で練習しましょう。マーク金井はゴルフの竪琴を使っているのは、これが一番身の動き、そして正しいハンドアクションを会得できるからです~。
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