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11月に入り、朝晩はめっきり冷え込んできました。北海道や新潟では雪も降り始め、軽井沢では人工スキー場もオープン。今シーズンは新たにステップオンのブーツとビンディングを新調したので、スノボに行きたくてウズウズしています。
おはようございます。
11/5(木)本日も快晴です。
今朝の気温は-1℃で今季1番の冷え込みでした!
バーンも締まって硬いので、気をつけて滑ってくださいね!
コース幅も少しずつ広がっています!
今回、ブーツとビンディングを新調したわけですから、当然、ボード(板)も新調したくてウズウズしてます。これからしばらくは神田のスノボショップに入り浸りそうですが、実は、スノボの板というのはゴルフのシャフトとほぼ同じ構造、ほぼ同じ役割を担っているのです
材料こそ異なりますが、どちらにも共通しているのは、
・硬さ(フレックス)
・重さ(ウエイト)
・しなり(反発)
・ねじれ(トルク、トーション)
・追従性(レスポンス)
を選べることです。作り方も類似しており、ボードもシャフトもシート(素材)を重ね合わせて成形することで性能を導き出しています。
では、スノボの板はどんな風に選ぶかというと、、、
どんな滑りをしたいのかで決まります。鋭くキレのあるターンをしたいのか、パウダーを滑りたいのか、トリックをしたいのか、ゲレンデをクルージングしたいのか、、、等々。
逆に言えば、滑る目的が何なのかがちゃんと決まっていないと、板を選びづらくなります。初心者、中級者向けという板もありますが、そういう板の多くはターンのきっかけが作りやすい板(ロッカー系)が多いです。この手の板は、ターンのきっかけが作りやすい反面、ズレやすいので鋭いターンには不向きです。
では、ゴルフシャフトの選び方はどうかというと、スノボの板とは事情が異なります。アマチュアゴルファーの場合、シャフトを選ぶ目的の多くが、、、、
自分にぴったり合ったシャフトが欲しい!!!!
「自分に」合う、合わないというのがシャフトを選ぶ目的(基準)になっている人が圧倒的に多いような気がしてます。
もちろんこれもアリと言えばアリなんですが、この手の答え合わせは危険も伴います。どんな危険が伴うのかというと、、、
自分にぴったり合ったシャフトを使うということは、今の自分を変えてはいけないということになります。今の自分のスイングにぴったり合うシャフトを選ぶということは、スイングを変えることはできません。スイングを変えたら、「今の自分に合わないシャフト」になってしまうからです。
加えて、自分のスイングというのもコンディションやシチュエーションで変わります。例えば、「練習場や試打でぴったり合ったシャフト」であっても、コースに出た時は気分が変わるので「自分にぴったり合う」とは限らないのです。
では、マーク金井はどんな基準でシャフトを選んでいるのかというと、スノボと同じ基準で選んでいます。シャフトを選ぶ基準はどんな弾道を打ちたいかで決めてます。
具体的に言うと、シャフトを変えると何が変わるのかというと、、
・捕まり具合
・弾道の高さ
・スピン量
・追従性(レスポンス)
例えば、捕まえたい弾道を打ちたいならば捕まりがいいシャフトを選び、捕まり過ぎない弾道を打ちたいならば捕まり過ぎないシャフトを選びます。弾道に関しても、高い球を打ちたいならば高い球が打ちやすいシャフトを選び、低い球を打ちたいならば低い球を打ちやすいシャフトを選びます。
追従性に関しては、弾道を打ち分けたいならば追従性が高いシャフト、左右の曲がりを抑えたいならば追従性が高くないシャフトを選びます。
重さや硬さも大事なポイントですが、これを選ぶ基準は、、、
・持て余すか、持て余さないか
・自分の手に負えるか、手に負えないか
かなり抽象的ですが、この2つを基準にしてます。
河川敷の赤羽をプレーする時や、距離が短いコースでは、軽量スチールを装着したドライバーを使っています。シャフトの重量は100gとかなり重いですが、実際に振ってみると手に負える重さであり、手に負える硬さです。スチールは弾道を抑えられ、かつ捕まり具合がイメージ通り。スイングしていて持て余していないから使っているのです。
ちなみに、70g台のアスリート向きのカーボンシャフトはまず使いません。それは実際にスイングした時に手に負えない、持て余すと感じているからです。
整うショットについては、次回のブログで書きます~。
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