マーク金井blog

2020年03月25日超私的なお知らせ 4月よりマーク金井はキャディさんを始めます!!

 

3月も残すところあと一週間。関東エリアでは桜が一気に花開いていますが、プロ野球は未だ開幕時期が決まってません。国内女子プロトーナメントも中止が続いています。海外でも新型コロナウイルス拡散防止のため、ほとんどのスポーツ競技、イベントが中止、もしくは延期。春の祭典、マスターズも延期が正式に決まっています。

 

 

この自粛ムードは今しばらくは続きそうな気配ですが、濃厚接触になりにくい屋外スポーツのひとつであるゴルフはやってもいいことのひとつです。実際、ゴルフ場に出かけてみても、ゴルファーの数はまったくもって減っていません。先週、土曜日にプレーした千葉市民ゴルフ場、日曜日にプレーした赤羽ゴルフ倶楽部も多くのプレーヤーで賑わっていました。

 

 

ゴルフ場のトイレにはアルコール消毒液、そしてトイレットペーパーもちゃんと用意されています。コンビニやスーパーでは未だどちらも品不足だそうですが、実は、47年前(1973年)のオイルショックの時もトイレットペーパーがスーパーが消えました。マーク金井は当時15歳で中学3年生でしたが、トイレットペーパーを買うために長蛇の列ができてたことを今でも鮮明に覚えています。

 

 

15歳と言えば、ちょうどゴルフを始めて2年目でした。そしてこの昭和47年からゴルフ場のキャディのバイトを始めています。今だから言えますが、高校生のふりをして雇っていただき、それから大学を卒業するまでの約10年間、キャディのバイトを定期的にしてました。

 

 

当時は乗用カートなんてありません。最初は手引きカートにキャディバッグを4つ積んでもやりましたし、ツーサムだとキャディバッグを担いでやったこともあります。もちろん、一番多かったのは電動カートに4つのバッグを乗せてのキャディです。

 

 

ゴルフ経験があったので特にキャディ研修を受けたことは一度もありませんでしたが、キャディマスターからしっかり言われたのは、

 

 

 とにかく進行を遅らせないこと!!

 

 

47年前も土日は18ホールで50組以上は当たり前。スタートしたら前の組において行かれないようにするのが、キャディにとって最優先事項です。ただし、お客様にあわてさせないでプレーすることも同時に求められます。お客様(プレーヤー)がどうすればスムーズにプレーできるかを考え、プレーヤーよりも少し先回りしながらカートを動かし、プレーヤーを誘導していきます。

 

では、どうすればお客様(プレーヤー)の進行をスムーズにできるのか?

 

 

中学生、高校生の時も今も考えていることは、、、、

 

 

  •  ティグラウンドにやってきたらオナーの人からクラブを渡す
  •  ブランドホールやパー3では狙い所を伝える
  •  グリーンを狙うショットではセーフティなエリア、危険なエリアを教える
  •  プレーの進行が遅い人を見定め、遅い人が遅くならないようにアシストする
  •  距離を聞かれたら正しい距離を答える
  •  狙い所を聞かれたら正しい狙い所を答える
  •  グリーンにはプレーヤーよりもできるだけ早く上がる 
  •  カップから遠い人から順番にパターを渡す
  •  ホールアウトした人からパターを受け取る 
  •  ボールの落下地点を良くみておく(これが一番難しい)
  •  ディボット跡の目土をする
  •  お客様がパットを打っている間にクラブを拭き、次のティグランドに向かう

 

 

理想を言えば、お客様(プレーヤー)がいつのまにかティグランドに上がり、いつのまにかセカンド打ち、いつのまにかパットを打ち、いつのまにか次のティグランウドに向かっている。このサイクルを上手く作れるとゴルフの上手下手に関係なく、プレーの進行が早くなると超私的に思っています。

 

 

そして、ここからはキャディとお客様(プレーヤー)との相性もありますが、的確なアドバイスを送ることでプレーの進行が早くなり、かつスコアも良くなります。例えば、パー5ではセカンドを1ヤードでも遠くに飛ばそうとして3Wを持つ人がいたら、
「ここは残り100ヤードに刻んだ方がバーディーが出やすいですよ」とアドバイスをします。これが上手くはまってバーディーが取れたりすると信頼関係が生まれ、スコアが良くなるだけでなく、プレーの進行も早くなるのです。

 

 

お客様(プレーヤー)を走らせることで時間短縮を図るのは得策ではないと思っています。走ればプレーのリズムが良くならないし、息が上がってしまったらミスショットが出やすくなるからです。走らなくてもいいから、打たなくていい初歩的なミスショットを減らした方が、プレー時間は短縮できるからです。

 

 

今はセルフプレーが当たり前ですが、キャディさん付きのプレーにはセルフプレーにはないメリットもあります。それを実際に肌で感じていただきたいと思ったこともあり、マーク金井は4月からキャディの仕事を復活することにしたのです~。

 

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