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2019マスターズの予選ラウンドが終わりました。トップは7アンダーでアダム・スコット、ジェイソン・デイ、フランシスコ・モリナリ、ブルックス・ケプカの5選手。1打差の6アンダー、6位タイにタイガー・ウッズを始め4選手がつけています。
マーク金井が優勝争いで予想したタイガー、そしてフィル・ミケルソンも3打差の12位タイといいポジションにいます。バッバ・ワトソンは通算イーブンパーで今ひとつ調子が上がっていませんが、爆発力がある選手。3日目にビッグスコアで一気に上位に絡んでくる可能性を秘めています。このブログがアップされる頃には3日目の結果が出ているかと思いますが、優勝争いは12~14アンダーぐらいになりそうな感じがしてます。
さて、昨日(土曜日)はアナライズセミナーデー。神田のスタジオにて、「NEOフレループセミナー」と「お尻セミナー」を実施。「NEOフレループセミナー」は撮影が入ったので、近々、YouTubeでセミナーの模様を包み隠さずオンエア致します。もちろんYouTube動画はYouTubeですので無料です。無料でも出し惜しみも一切ありません(笑)
さて、この「NEOフレループセミナー」ではフレループを使ってスイングの根幹となるクラブの動かし方についてかなり細かくレクチャーします。セミナーでも最初に説明していますが、ゴルフクラブの動かし方は2種類あって、ひとつはパターでのクラブの動かし方。もうひとつはフルスイングでのクラブの動かし方についてです。
パターとフルスイングでクラブの動かし方は異なり、どこが異なるのかと言うと、シャフトの回転があるかないかです。
パターではストローク中にシャフトの回転というのはほとんどありません。対して、フルショットではスイングしている最中、シャフトはかなり回転します。と言うよりは、例えば、テークバックではシャフトが回転していないとクラブを振り上げることはできません。ダウンスイングからインパクトにかけてもシャフトが回転していないと、オンプレーン(プレーンに沿って)に振り下ろすことができないのです。もちろん、シャフトを回転させるためには、左腕の回旋という動きが必要になります。
このスイング中のシャフトの回転。
シャフトが反り曲がっているフレループを使って素振りすると、必要不可欠な動きであることが視覚で確認できます。シャフトの回転(左腕の回旋)が入ることで、クラブをプレーンに沿って振り下ろせるのもすぐに分ります。
ちなみに「NEOフレループセミナー」は普通にスイングするのではなく、かなり独特な方法で素振りします。フレループを地面に置き、地面に沿って二次元に近い状態でクラブを動かします。アドレスではフレループの先端はシャフトが沿っている分だけ浮いています。
この状態からシャフトを地面から浮かせないようにテークバックしますが、途中からシャフトを時計回りに回転させ、トップでは先端部分の丸い球を地面にくっつけます。ダウンスイングでは、前半では先端の丸い球は地面にくっついたままですが、後半からはシャフトを反時計回りに回転させ、先端のボールを上に起こしていきます。そして、インパクトではアドレス時と同じく、シャフトが上反りした状態に戻します。
地面に沿ってクラブを動かすと、普段のスイングよりもシャフトの回転というのがどのように発生させるのが分ります。そして、そして、アマチュアゴルファーの多くが勘違いしているインパクトを迎えるためのクラブの動きを知ることができます。
ダウンスイング後半からインパクトを迎える時、クラブヘッドというのはシャフトの反時計回りの動き(左腕の外旋)を伴って下から上に動くのです。下から上とは即ち、アッパーな動きで、
(左腕の回旋については↑こちらの動画でも詳しく説明しています)
ヘッドは下から上に動くことでボールに対してヘッドは厚く当たり、アイアンにおいてはダウンブローの軌道でヘッドを入れていけるのです!!!!!!!!!
大事なことなので繰り返します。ダウンスイング後半からインパクトにかけては、ヘッドを下から上に起こすことで(アッパーに動かすことで)、ヘッドは上から下に入れていけるのです。水平振りだとシャフトを反時計回りに回しながらインパクトを迎えるとアッパー軌道にしかなりませんが、通常のゴルフスイングの状態で同じようにヘッドを下から上にせり上げていくと、プレーンに沿ってヘッドを上から下に、いわゆるダウンブロー軌道でインパクトを迎えることができるのです。
アッパーに振った方がダウンブロー軌道でヘッドが下りる
なんとも矛盾した表現ですが、これがゴルフスイングの真実。この真実を理解し、そして実践すればすくい打ちから抜け出せ、プロのようなダウンブロー軌道でアイアンショットが打てるようになります。
ゴルフは物理です。
フレループを振ってスイングすると、ゴルフクラブを振った時では分りづらいクラブの動かし方が分ってきます。アイアンのすくい打ちがなおらない人、ダウンブローに打とうと思っているのにボールの手前をダフっている人は、クラブの動かし方を勘違いしている可能性大です。ダウンブロー軌道でアイアンを打てない人は、ボールを打つことよりもフレループで素振りすることを強くお勧め致します~。
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