マーク金井blog

2016年05月29日 超私的な練習法、左右に曲がる人はどんな練習をすれば方向性が安定するのか!?

昨日はアナライズのセミナーデー。午前の部は高速度カメラを使った「インパクトセミナー」、30分の休憩を挟んで午後からは「シャフトセミナー」を実施しました。インパクトセミナーはレクチャー中心で、最後に自分のインパクトがどんな風になっているのか体験していただいてます。インパクトの解析では、

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 ヘッドの軌道(アウトサイド・インなのかインサイド・アウトなのか)
 ブロー角(ダウンブローなのかレベルブローなのかアッパーブローなのか)
 左右の打点位置(トウ寄りなのか、中央なのか、ヒール寄りなのか)
 上下の打点位置(フェース下部なのか、中央なのか、フェース上部なのか)
 インパクト時のフェース向き(オープンなのか、スクエアなのか、クローズなのか)

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ゴルフ経験が少ない人ほど、スコアが良くない人ほどショットの精度は不安定になります。対して、スコアが良い人ほどショットの精度が安定し、同じようなインパクトを迎えています。ただし、ゴルフの上手下手に関係なく、9割近くのアマチュアには共通していることがあります。それは、

 

ナイスショット時もミスショット時もヘッドの軌道はほぼ同じ!!!!!

 

拙著「一生役立つ『スイングタイプ上達法』」(マイナビ出版)でも詳しく説明してますが、ヘッド軌道というのは、言葉に例えるならば「方言」(癖)のようなもの。アウトサイド・インに振っている人が突然インサイド・アウトの軌道なることはまずありませんし、インサイド・アウトに振っている人が突然アウトサイド・インの軌道になることもありません。打つたびにヘッド軌道が変わってしまうゴルファーはまずいません。アマチュアゴルファーの多くは、曲げたくない時ほど、アウトサイド・イン軌道の人はアウトサイド・インの度合いが強くなり、インサイド・アウト軌道の人はインサイド・アウトの度合いが強くなります。

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 では、なぜヘッド軌道が同じなのに、ナイスショットが出たりミスショットが出てしまうのか? では、なぜヘッド軌道が同じなのに、逆球が突然出てしまうのか?

 

インパクトセミナーでも「左右に曲がる」「逆球が出てしまう」という悩みを抱える人が後を絶たないですが、これらのミスが出る理由は大まかに言うと、2つあります。

 

ひとつはインパクト時のフェース向きの狂い
 もうひとつは打点位置の狂い

 

この2つの要因がミスショットを生み、この2つ要因が逆球を生んでしまうのです。

 

逆に言うと、ミスショットを減らすコツは、、、

 

 インパクト時のフェース向きを安定させること
 打点位置を安定させること

 

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この2つを正しくコントロールすることができれば、ミスショットが減りますし、逆球も減ります。ナイスショットとミスショットのギャップも小さくなってくるのです。言い替えると、左右に曲がるミスを減らしたい、逆球を減らしたいのであれば、インパクト時のフェース向きを安定させる練習、打点位置を安定させる練習をすることが必要不可欠です。ちなみに、ナイスショットを打とうとするだけでは、この2つの精度を高めることはできません。

 

では、どんな練習をすればインパクト時のフェース向き、そして打点位置を安定させることができるのか?

 

ヘッド軌道に関係なく、インパクトでヘッド軌道に対してフェースが大きく開くとボールは右に飛び出し、かつボールに強いスライス回転がかかります。対して、インパクトでヘッド軌道に対してフェースが大きく閉じるとボールは左に飛びだし、ボールにフック回転がかかります(引っかけ)。まずはこれを理解して下さい。スライスしている人の場合、インパクトでフェースが大きく開けばどスライス、フェースが閉じ過ぎると逆球の引っかけが出ます。左右に大きく曲がるアマチュアの多くは、このパターンに陥ってます。

 

スライサーの場合、逆球はフェースを閉じすぎたことによって発生します。そして、フェースが閉じすぎるミスが出るのは、その前にフェースが開き過ぎてどスライスを打っていることにあります。

 

ですので、練習の時にはインパクトで、はわざとフェースを大きく開く練習、そしてわざとフェースを閉じる練習をしてみて下さい。そしてどれぐらいフェースが開けばどスライスになり、どれぐらいフェースを閉じれば引っかけになるかをつかんで下さい。軌道のことは意識する必要はありません。インパクトのフェースの向きを感じながらスイングするのです。もしもインパクトでのフェース向きが分らないのならば、アドレスで調整しても構いません。アドレスでフェースを開いて構えたり、フェースを閉じて構えてボールを打って下さい。そして、アドレスでフェースの向きを変えたら、球がどんな風に飛ぶのかをチェックして下さい。

 

 

練習では真っ直ぐ打とうとする必要はありません。大事なことはフェースの向きとボールの飛び方の因果関係(相関関係)をちゃんと知ることです。次回はインパクト時のフェースの向きを調整する方法について説明しましょう~。

 

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カテゴリー スイング、ゴルフ練習法, 計測器、分析法

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