マーク金井blog

2015年05月10日ゴルフは難しいことをしなければ、「簡単になる」し、スコアも良くなる!!

週末の神田は無人街となりますが、今週だけは別です。土曜日、そして今日の日曜日は人で溢れかえります。2年に一度の神田祭りが今週あるからで、あちこちで御神輿が担がれ、祭り囃子が聞こえてきます。アナライズが位置する鍛冶町2丁目自治会にも、御神輿があって、御輿を担ぐ人、それを撮影する人、そして多くの見物客で賑わってました。

 

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そんな祭りの最中の日曜日、マーク金井は千葉市民で早朝ハーフをサクッとプレー。このブログがアップされる頃には神田に戻っています。新しいドライバー、ユーティリティ型のチッパー、そしてロフトを10度まで増やしたパターをテストしてきました。パターはロフトが少ない方がいいと思われがちですが、ロフトが多いパターにもメリットがあるのです。パターもロフトが多い方がボールが捕まります。打ち出し直後に芝目の影響も受けません。そしてなにより、ハンドファーストで打てる(打ちたくなる)のです。

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ナチュラルパターのロフトは7度 これを10度に増やしたパター

 

パターに限りません。道具(クラブ)がスイングを導いてくれるのです。パターではインパクトで手首をこねる(使い過ぎる)のは好ましくありませんが、ロフトが少ないパターは、インパクトで手首をこねやすくなります。対して、ロフトが多いパターだと、無意識の内にインパクトでロフトを減らしたくなるので、インパクトで手首をこねる動きが出づらくなります。

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マーク金井設計ナチュラルパター

 

千葉市民は初心者がプレーするのを意識していることもあって、レイアウトは複雑ではありません。OBもコースの外周だけなので、ティショットでプレッシャーがかかるホールも少なく、練習場に近い気分でプレーできます。にもかかわらず、練習場と同じ気分でプレーしている人はそれほど多くありません。やさしいはずの千葉市民で、難しいゴルフをしている人が結構います。

 

そこで今回のエントリーはラウンド中に「難しいことをやめる」コツについてです。

 

まず、理解してほしいのはラウンド中のショットで「何が難しいことなのか」を認識することです。ざっと上げると、

ティショット&セカンドショット
・ナイスショットを打とうとすること
・真っ直ぐ打とうとすること
・芯を喰ったショットを打とうとすること
・飛距離を求めること
・バンカーを越そうとすること

セカンドショット
・グリーンの端のピンを狙うこと
・バンカー越えギリギリ狙うこと
・ミスショットを挽回しょうとすること
・傾斜地から平地と同じだけ飛ばそうとすること
・ディボット跡からナイスショットを打とうとすること
・フェアウェイバンカーから無理にグリーンを狙うこと
・林の中から無理にグリーンを狙うこと

アプローチ&バンカー
・無理にボールを上げようとすること
・ライが悪い場所からボールを上げようとすること
・左足下がりからボールを上げようとすること
・無理にボールを止めようとすること
・ボールのライを無視してピンを狙うこと

 

ざっと上げると、こんなショットを打とうすればするほどゴルフは難しくなります。ゴルフはやさしいスポーツではありませんが、スコアメイクで苦労しているアマチュアゴルファーを見ていると、ゴルファー自身がゴルフを難しくしている所が多々あります。ゴルファーがやさしいショットを選択すればするほど、ゴルフは簡単になりますし、ミスショットも減り(ミスしてもトラブルに巻き込まれる回数が減り)ます。対して、成功の確率が低いショット、苦手なショット、リスクが高いエリアを狙うショットを選択するほど、ゴルフはどんどん難しくなるのです。

 

どんなショットを選択するかでゴルフは難しくもなり、簡単にもなるのです。

 

例えば、ディボット跡のショットを打つとしましょう。ザックリしやすいライでザックリしないコツはキッチリ打つことよりも、わざとハーフトップ気味に打つことです。トップのミスを覚悟するだけで、確実にザックリする確率が減ります。もしもハーフトップ気味に打つのも自信がないのならば、パターで打つというのもありです。極端かと思うかも知れませんが、ディボット跡でもパターで打つとなると、それほど難しくありません(ただし、距離は出ませんが)。

 

ゴルフはリスクが高いショット(ミスする確率が高いショット)を打つ回数が多くなるほど、ゴルフはどんどん難しくなりますし、大叩きする確率もどんどん高くなるのです。

 

そしてここからが一番大事なことですが、難しいゴルフと決別するために必要不可欠なことがひとつあります。それは、今これから打とうとしているショットが、難しいショットを選択しているかどうかを、客観的に判断するのが難しいのです。自分では安全確実ななショットを選択しているつもりでも、実際は、非常にリスキーなショットを選択していることが間々あるのがゴルフです。特にラウンド経験が少ない人ほど、無意識の内に難しいショットを選択している場合があります。

 

 では、どうすれば難しいショットを回避できるのか?

 

ひとつは「○○したい」と願いが入った時は、難しいショットを選択している可能性大です。アドレスした時に「ミスしそうだな」と思った時も、かなり難しいことをしている可能性が高いでしょう。コースに出た時はプラス思考も大事ですが、願望とプラス思考はまったく違います。ゴルフを簡単にするコツは難しいことをしないことですが、そのためには、「自分はそれほど上手くない」と自覚することが大事です。そして、「○○したい」と願望が入らないショットをを選択して下さい。

 

ちなみに難しいことを選択した時は、失敗しても後悔しないこと。リスクの高いショットを選択した時は、ダボやトリプルを叩いてもしょうがないと思い切ることが必要です~。

 

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