マーク金井blog

2006年02月10日シャフト選びの極意 その2

「シャフト選びの極意 その1」はコチラから

ヘッドスピードを多くのゴルファーに知らしめたプロギア。
このプロギアが今年に入って新たに提唱しているのが‥‥これっ!!

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読んで字のごとく、グリップスピードとはクラブを握っている手元の速度のことで、プロギアはこの速度を測るための計測器を自社開発。そして初年度で200店舗に設置予定しているそうです。

img20060210_1

(赤い箱がグリップスピード計測器)

さて、このグリップスピード。もう少し詳しく説明すると‥‥

img20060210_2

ヘッドスピード
インパクト手前10cmを通る「ヘッド速度」

グリップスピード
インパクト手前10cmを通る「グリップエンドの速度」
手元(グリップ)の速度を測って何が分かるかというと‥‥これを知ることでスイングのタイプがおおよそ分かります。具体的に言うと、同じヘッドスピードでもグリップスピードが同じ人はインパクトゾーンで手元が止まり、手元を止めることでヘッドを走らせている。

img20060210_3

こんな感じになっているとプロギアは説明していますが、他社でもシャフトメーカーのフジクラも10年ぐらい前から‥‥プロや上級者にはインパクトゾーンで手元が止まるタイプの人がいると説明してました。ちなみにプロギアではグリップスピードが遅い人は「リストターン型」とタイプ分けしてます。

他方、同じヘッドスピードでもグリップスピードが速いタイプというのは、手元が動きながら(グリップスピードが遅い人と比較して)インパクトを迎えている。

img20060210_4

こんな感じです。プロギアではグリップスピードが速いタイプは「ボディターン型」とタイプ分けしています。フジクラの場合は、こういうタイプを「ダウンでタメがほどけるのが早い」と定義してました(多分、間違ってたらスミマセン)。

で、前置きが長くなりましたが、ヘッドスピードに対してグリップスピードが速いか遅いかが、分かれば、自分に合ったシャフトがおおよそ分かってきます。結論から先に言うと、ヘッドスピードの割にグリップスピードが遅いタイプは、手元がしっかりしている先調子系のシャフトと相性が良い。他方、ヘッドスピードの割にグリップスピードが速い人は、手元のしなりを感じやすいシャフトと相性が良い。

言い換えると、グリップスピードを無視して‥‥
ヘッドスピードやパワー、持ち球だけでシャフトを選ぶと‥‥
合わないシャフトを使ってしまうリスクが大きんですわ~。

では、グリップスピードが遅い(速い)人はどんなシャフトを選べばいいのか?

おーっと、締め切りの催促メールが入ってきた!!
仕事に戻らねば‥‥

んじゃ。


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