リシャフトする時、接着寸法にこだわっている(こだわりすぎている)マーク金井です。
FT-3をリシャフトした際、接着寸法を揃えるために赤マナ73のシャフトを7ミリチップカット。10月24日にも書いたように目論見は見事に外れ、エースドライバー(Xドライブ405)よりも硬く仕上がり(特に先端側が)ました。「前回ブログ」←クリック
現在、再リシャフトを検討中していますが、昨日ボクがリシャフトしたのはFW。
ヘッドはテーラーのVスチール(ネジなしの旧モデル)。
テーラーはドライバーも接着寸が短いのが多いのですが、FWはさらに短いモデルが多く、
このヘッドの接着寸はたった27ミリ!!!
FWの平均的な接着寸は33ミリ前後なのでかなり浅めですし、なおかつXドライブ405に比べると13ミリも接着寸が短いのです(40ミリ接着で比較した場合)。
ただし、Vスチールの場合はネック自体は短くありません。
クラウンからネック上部の長さを測るとどちらもほぼ同じで、その差は1ミリほどでした。なもんで、今回も失敗覚悟で見かけ上の接着寸を揃えるため(接着して使えない先端側の長さを揃えるため)、13ミリカットしてリシャフトしちゃいました。
Vスチール 27+13=40
X405 40+(0)=40
ってわけです。説明するまでもありませんが、先端カットしたシャフトは元に戻りません。一発勝負、出たとこ勝負、ひらめき勝負‥‥
接着が乾いたのを確認して恐る恐る振動数を測ってみると、
269cpm
269cpm
269cpm
ドライバー(Xドライブ405)の振動数は264cpm。数値が5cpmほど上がってますが、今回は予想通りにの仕上がりにホッとしました。
ドライバー 44.75インチ
3W 43インチ
3Wは長さが1.75インチ短いじゃないですか。ボクはこれぐらい差があった方が振った感じに違和感が生じません。
接着して一晩寝かせた今日、自分のスタジオで試打してみても今回はバッチリはまりました。シャフトがどちらも同じ(赤マナ73)だったからもありますが、硬さがそろっただけでなく、切り返した時、そしてダウンからインパクトにかけてシャフトがしなり戻るタイミングもドライバーと同じ感じです。違和感ゼロっす(^_^)v
左ひざ痛を考慮してティアップしたボールを打ちましたが、芯を食ったらキャリーが245ヤード。スピンがやや多めなのでティショット用にはちょっと使いづらいですが、地面からだと安定した弾道でキャリー230ヤードは楽に打てるかも‥‥
ゴルフ13さん、
シャフトによっても変わりますが、同じシャフトを先端ノーカットでFWに装着するとドライバーよりも軟らかい(特に先端側が)感じに仕上がることが多いですね。上記のようにFWの多くはドライバーよりも接着寸が短いこと、FWの方がヘッド重量が重いこと‥‥他にもスイングの仕方が変わることも影響しているのかも知れません。