カテゴリー: 超私的な考察
2022年07月27日超私的な考察 YouTubeを視て上手くなる人と、上手く慣れない人の違いとは!?
更新が滞っておりますが こちらの過去動画人気です
スマホで欠かせない生活を続けるようになってから、プロ野球もスマホで観ることの方が多くなりました。加えて、スマホで欠かさず視聴しているのがYouTube。自分でアップしている「マーク金井のオルタナゴルフ」はもちろんのこと、、、
ゴルフや時事問題に関連する動画をしょっちゅう視ています。それに反比例するかのようにテレビを観る時間は年々短く、ここ数年、テレビを15分以上つけることはめってにありませんし、テレビをまったく観ない日の方が多くなっています。
さて、このYouTube。
ゴルフ関連ではレッスンとクラブに関する動画が多く、人気動画は軽く10万回以上の再生数になっています。これは、ゴルフ雑誌のレッスン記事に匹敵するかそれ以上、10年前では考えられないことですが、今やYouTubeはゴルフを学ぶのに欠かせないコンテンツになっています。
では、YouTubeでゴルフは上手くなるのか!?
YouTubeは動画なので、動きをじっくりと視ることが出来る点では雑誌よりもメリットがあります。目から学ぶという点では、YouTubeは非常に役立ちます。
反面、YouTubeのデメリットは自分のスイングとのすりあわせが難しいことです。
説明するまでもありませんが、YouTubeは一方通行。発信者の情報を受け取ることはできても、発信者と相互コミュニケーションができません。このため、情報の受け取り方が正しいか間違っているのかを、発信者も受信者も確認することができないのです。
このため、いくら役に立つアドバイスであっても、受信者が間違って受け取ってしまう可能性が少なからずあります。間違って受け取れば、当然のことながらスイング作りの役には立ちません。加えて、発信者の身体能力と受信者の身体能力とが大きく乖離している場合も、アドバイスは役に立ちづらくなります。
YouTubeを視て上手くなれる人というのはコンテンツの発信者が伝えたいアドバイスを正しく受け取れる人、すなわち受信能力が高い人です。逆に言うと、情報伝達の受信能力が低い人や、アドバイスを勘違いして受け取ってしまいやすい人というのは、YouTubeを視れば視るほど、スイングがおかしくなってしまうリスクが高くなるでしょう。
残酷なことを申し上げてしまいますが、検索をかけてレッスン動画を物色したり、いろんな動画をたくさん視ることよりも、今視ている発信者の情報を正しく受け取り、そして受け取った情報を頭で理解するだけでなく、正しくスイングに落とし込んでいく能力が求められるのです。
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2022年07月25日超私的な考察 ピンのCHIPRは「チッパー」と名付られてはいるけれど、、、
こちらの動画最近何故か人気です
ゴルフはボールを空中に飛ばすものだと思っている人が非常に多いですが、そうとは限りません。池越えや谷越えを除けば、野球のゴロヒットのように転がして飛ばしてもいいのです。
そして、グリーン上でボールを転がすため設計されたクラブと言えば、説明するまでもありませんがパターです。逆に言えば、ドライバーもアイアンもウエッジよりも、パターよりもボールを転がしやすいクラブにはなってくれません。
では、パターの次に転がしやすいクラブはどんなクラブなのか?
ロフト角だけを考えればドライバーということになりますが、ドライバーはクラブが45インチ。パターよりも10インチ以上長いのでパターのように打つのは至難です。短く持つと言っても10インチ短く持つことはできませんし、ライ角もドライバーはパターよりも10度以上フラットだからです。
パターのように打つにはロフト角だけでなく、長さとライ角がパターに近い方がいいです。
そいう意味で転がし用に作られたクラブはチッパーです。実際、ピンから新しく登場したCHIPR(チッパー)も長さは34インチで、ライ角は70度。長さはパターとまったく同じですし、ライ角もパターとほぼ同じに設計されてます。
ただし、ロフト角は38.5度と多め。
これは8番もしくは9番とほぼ同じで、チッパーとしてはロフト角が寝ています。このロフト角を考えると完全に転がして寄せる「チッピング」というよりは、キャリーも適度に出てから転がす感じのクラブ。
感覚的には、ランニングアプローチとピッチ・エンドランの中間的な位置付けのクラブに感じました。
そして普段使っているロフト25度のR25に比べると、ピンのCHIPRはロフトが多い分だけバックスピンも少し入ります。このスピンの入り方は好みが分かれそう。パターのように転がしたい人よりも、ファーストバウンド後にスピンが入った方が距離感のイメージが出しやすいのではないかと超私的に思っています。
そして、超私的に気になったのがグリップの太さ。
標準装着されるグリップは細め。超私的にはもう少し太いグリップの方がパター感覚で打てると思います。ピンの場合、オーダーでグリップの太さを選べます。マーク金井は迷わず一番太いサイズであるオレンジを選択してオーダーしました。
ピンのCHIPRはロフトが多めですが、これは花道からだけではなくラフからでの使い勝手も考慮したのでしょう。ラフからだとロフトが多めの方が打ち出し角が安定し、縦距離を合わせやすくなるからです。
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2022年07月22日超私的な考察 ドライバーの飛距離が伸びると得をするのはどんなゴルファーなのか!?
憧れていませんか?
今週の月曜日、少し熱っぽいので神田で抗原検査を受けました。喉の痛みもなく、鼻水が少し出るぐらいなので夏風邪かと思いきや、陽性反応。その足でかかりつけの病院で薬を処方してもらい、仕事場にしている神田のワンルームマンションに籠もっています。
今の所、ほぼ無症状で熱も出てません。喉の痛みもないので社会人になって初めてというくらいまったりとした日々を過ごしています。雑誌の整理に始まり、新聞の切り抜き、衝動買いして手を付けてなかった本をかたっぱしから読んでいます。
雑誌はかなり処分したのですが、それでも手元に残っているのがチョイスです。米国生活を経て東京に出てきたのが1985年。外国語教育系の会社に勤めていた時に購入しのがチョイス25号(85-11)でした。
チョイスはゴルフ雑誌の中でも独特なページ作りがなされていましたが、久しぶりにページを開いて目に入ったのが、シングル大研究という企画。4万人のコンピュータ分析と2万人のスイングスピード分析でシングルの技術を探るというものです。
中味を少しだけ紹介すると、ハンデ7~9のシングルのドライバーヘッドスピードは
40m/s。アマチュア男子と寸分変わらないというデータが出てました。ちなみに、ハンデ5下の場合、ヘッドスピードは43m/sとのことです。
37年前のデータですが、現在も同じことが言えるのではないかと思います。ドライバーの飛距離が足りてないから「スコアが良くならない」と思っているアマチュアゴルファーが少なからずいますが、これはそうとも言い切れないのではないかと思っています。
何故かと言うと、ゴルフはティショットでスコアが決まるとは限らないからです。
チョイスの記事ではありませんが、ドライバーの飛距離が伸びてスコアアップにつながるのはプロとハンデ5以下のアマチュアだけの可能性が高いです。
別言すれば、100が切れない人、90が切れない人、安定して70代のスコアが出ない人というのは、ドライバーの飛距離が10~20ヤード伸びても、スコアが良くなる可能性はそれほど高くないと思います。
この仮説を検証する上でお勧めしたいのが、白ティではなく赤ティからのプレーです。赤ティは白ティよりも20~30ヤードは前に設置されています。赤ティから打つということは、それだけでティショットが20~30ヤード飛ぶのと同じことになるわけですから、ティショットの飛距離増とスコアの関係を知ることができます。
加えて、男性ゴルファーが赤ティから打てばスコアをどこで浪費しているかも知ることができるのです。
ゴルフはミスのゲームです。
飛距離がスコアに影響するのは事実ですが、飛距離だけでスコアが決まるわけでもありません。本気でスコアアップを目指しているのであれば、まずはスコアをどこで浪費しているのかを具体的に知ることが大切です。
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2022年07月20日超私的な考察 全英オープンではなぜパターでアプローチをする選手が多いのか!?
憧れていませんか?
第150回目となった今年の全英オープン。ゴルフの聖地、セントアンドリュース・オールドコースでの開催でしたが、クラレットジャグを手中に収めたのはオーストラリア勢のC・スミスでした。
サンデーバックナインで6つのバーディを重ねて一気に抜け出しての逆転劇でしたが、テレビ観戦していて目に入ったのがパターを使ってのアプローチです。グリーンエッジはもとより、グリーンまで40ヤードぐらいあってもウエッジではなくてパターを手にする選手が目立ちましたが、これには理由があります。
フェアウェイが硬く締まっていてグリーン並に転がりが速く、加えてフェアウェイが凸凹しています。ウエッジだとファーストバウンスがどんな方向に跳ねてくるのか予想できないので、最初から転がすことを選択しているのです。オールドコースを攻略するのに一番最善で確実なのは、パターであるからどの選手も迷いなくパターを手にしてアプローチしているのです。
スミスも圧巻だったのが17番のパターでのアプローチ。グリーン手前のポットバンカーの脇をすり抜けるように転がし上げて3メートルに3オン。パーパットを見事に沈めて、最終ホールのバーディーにつなげています。
Cameron Smith magic.
A defining clutch moment at the Road Hole @TheOpen. pic.twitter.com/sYtp1TJ9ok
— PGA TOUR (@PGATOUR) July 18, 2022
パターでのアプローチはテキサスウエッジとも呼ばれたりしてますが、超私的には日本のコースでもパターを使ったアプローチは大いにアリではないかと思っています。深いラフからは無理ですが、グリーンエッジや花道からのアプローチではパターが一番確実だからです。パターを使うなんて「かっこ悪い」と思っている人もいたりしますが、メジャーチャンピンオンがやっていることを「かっこ悪い」と思うのは、いかがなモノかと思います。
そして超私的にはパターの次にやさしいクラブはランニングウエッジ(チッパー)です。赤羽でスコアメイクに役立つクラブとしてR25を設計、開発しました。これはピン型がパターと同じ形状。ロフトが25度あるので少しキャリーが出てくれ、花道だけでなく、浅いラフからとかでも転がして寄せやすくなっています。
ゴルフはゴロふ。
ボールを高く上げてスピンを利かせて寄せるのに比べると、ランニングウエッジで転がして寄せるのは派手さはありません。しかしながら上げるよりも転がしに徹した方が、打ち損じのミスが出づらく、なおかつ方向性も安定してきます。
マーク金井はパー3でドライバーを使うことが多く、グリーン周りではR25を使うことが多いですが、これもまた転がして寄せるゴルフに徹したいからです。パターの感覚でドライバーを打ち、ボールを上げることよりも転がすゴルフの方がコースを攻略しやすいと思っているからです。
パターでフルショットしないのと同じく、ドライバーでもフルショットをしない。
これを心がけるようになってから、ドライバーの方向性が劇的に安定しただけでなく、転がすゴルフの方がプレーの奥行きが広がりました。ちなみにマーク金井はSWのアプローチは苦手にしてません。得意な方ですが、それでも転がしを積極的に選択するのはその方が寄せワン、チップインの確率が高くなるからです。
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2022年07月18日超私的な考察 ベストスコアを更新するために本当に欠かせない事とは!?
憧れていませんか?
土曜日、日曜日は担ぎセルフで千葉市民ゴルフ場を18ホールプレー。本日、月曜日は早朝で赤羽ゴルフ倶楽部をプレーしてきました。18ホールを歩いてプレーすると約1万6000歩稼げ、9ホールだと8000歩稼げます。おかげで、この3連休は毎日2万5000歩ほど歩くことができました。
千葉市民は初日が70ストローク、2日目が66ストローク。どちらもアンダーパーが出ましたが、同伴競技者2名もベスト更新。ひとりはベストを2打更新して70ストローク。もうひとりはハーフベストで35ストロークでホールアウトしました。
千葉市民は癒やし系レイアウトなので良いスコアが出やすく、ティショットが220ヤードも飛べばセカンドはショートアイアンで狙えます。パー5も2オン可能な距離設定なので、ベストスコア更新にもってこいです。
別言すれば、ベストスコアを出すコツというのはベストスコアが出やすいやさしいコースでプレーすることに外なりません。
そして、もうひとつのポイントなるのは同伴者です。
マラソンのペースメーカーではありませんが、ゴルフの場合も同伴者がいいリズムでプレーし、危なげないパーを重ねるプレーをしてくれている方が良いスコアを出しやすくなります。ちなみに昨日のマーク金井の場合、18ホールでパーオンを逃したのは1ホールのみ。17ホールをパーオンし、ベストスコアを出した2名のプレーヤーの邪魔を一切してません。
ちなみにティショットもフェアウェイを外したのは1回だけで、外した時もフェアウェイからわずかにラフに入ったぐらい。ボール探しをすることもなく、同伴競技者は自分のプレーに専念することができたのです。
ゴルフは複数のプレーヤーが同時進行でプレーします。
このため、自分のプレーに専念できるかどうは同伴競技者の調子が少なからず影響します。同伴競技者の調子が良ければ一定のリズムでショットに臨めますが、同伴競技者がドタバタするプレーになると一定のリズムでショットに臨めません。
ゴルフは不確定要素がいくつもある競技ですが、いいリズム、いい流れを維持しながらプレーできるほどベストスコアを更新しやすくなります。そしていいリズム、いい流れを維持できるかどうかは、自分のプレーぶりに加え、同伴競技者がどんなプレーをしているかも大きく左右してくるのです。
ベストスコアの更新は本人の努力だけでなし得るのはかなり大変です。身も蓋もないことを申し上げますが、ベストスコアをサクッと更新するコツは、プレーのリズムが良くなる同伴者とプレーすることではないかと超私的に思っています。
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