マーク金井blog

カテゴリー: 超私的な考察

2017年07月09日超私的な考察 スコアメイクに貢献するのはパットなのか? ショットなのか?

明日21時からこちら

マーク金井 ここだけの話 第3回配信します

こちらアーカイブありません。生配信のみですので、是非スマホ、タブレット、PC似てご覧ください


 

今週は月曜日のPRGR RSカップの予選に始まり、木曜日は早朝&薄暮で赤羽ゴルフ倶楽部、そして金曜日は薄暮で試打9ホールをプレーし。まさにゴルフ漬けという一週間でした。スコアはというと、83(40、43)、37、36、そして32ストローク。一番クタクタに疲れているはずの金曜日の薄暮で一番いいスコアがでました。ちなみに金曜日の薄暮は、あるメーカーさんの試打クラブでのプレーで、最初から最後までパターを除いて、自分のクラブは一度も使っていません。

加えて、1ホールは生まれて初めて39gのボール、「ムジークゴルフ コルテオライト39」でプレー。通常、ボールの重さというのは上限値が1.62オンス(45.93グラム)です。重さの上限はありますが下限はありません。下限が定められてないわけですから、この39gのボールはルール適合品。コンペでも競技でも使えます。実際に打った感じはというと、予想通りインパクトの手応えが軽かったですが、ドライバーでもアプローチでも距離はほとんど変わりません。パットでも手応えが軽い割には、ショートすることもなくイメージ通りにちゃんと転がってくれました。ヘッドスピードが遅めのシニアや女性ゴルファーには、軽さのメリットが生きてくる感じがするボールです。

さて、今週は9ホール換算すると5回プレーしたことになります。スコアは一番良いのが32(パー35)で、一番悪いのが43(パー36)。その差は9打もありましたが、ショットとパットの数値を比較すると、、、

 

スコア40 ショット数20  パット数20
スコア43 ショット数22  パット数21
スコア37 ショット数19  パット数18
スコア36 ショット数17  パット数19
スコア32 ショット数20  パット数12

 

なんと、なんと43を叩いた時と32で回った時のショットの差はたったの2ストロークしかありませんでした。そして一番いいスコアが出た時が、一番ショット数が少なかったわけでもないのです。対して、一番いいスコアが出た時は一番パット数が少なく、一番悪いスコアの時は一番パット数が多い。その差はなんと9ストローク。これだけを見ると、マーク金井の場合はショットでスコアが良くなることはほとんどなくて、パットが入るかどうかでスコアがガラッと変わっていることが分ります。そして、スコアが良い時というのはグリーンを外した時にパーセーブしている時が多いこと。金曜日のラウンドではセカンドでグリーンを3回外しましたが、すべてパーでホールアウトしています。

 

 では、プロゴルファーの場合はどうなのか?

 

ゴルフデータ革命という本に寄るとパッティングよりも、ショットメイクの比率の方が大きいと書かれています。ツアープロの場合、パット・イズ・マネーではなく、パットはひとつの要素に過ぎないと書かれています。また、ティーショットで失った1打とパットで失った1打には差がないとも書かれ、スコアに及ぼすパッティングの貢献度はたった15%だそうです。

 

 では、アマチュアゴルファーの場合はどうなのか?

 

ゴルファーの腕前、平均スコアによってもガラッと変わってくると思いますが、正しく分析するには、ショット数とパット数を記録することだと思います。いいスコアが出た時のショット数とパット数を出し、悪いスコアが出た時のショット数とパット数を出す。そして、その差がどう違うのかを分析してみれば、自分はショットメーカーなのか、パッティングでスコアを支えているのかが、可視化できると思います。

 

 ちなみに、ゴルフデータ革命によると、PGAツアーの上位40千種で、アプローチは稼いだスコアの40%を占めているそうです。
(プレジデント社 ゴルフデータ革命より引用)

 

ゴルフのデータというとフェアウェイキープ率とかパーオン率という数値に目を奪われますが、それ以前にショット数とパット数の比率を調べてみるのもいと思います。そして、グリーンを狙うショットの精度。乗るか乗らないかではなくて、ミスした時にボールがグリーンエッジからどれぐらい離れているかを数値化するのもいいです。100が切れない人や、90以上叩く人の場合、グリーンを外したショットが、グリーンエッジから10ヤード以内になってくれば、確実にスコアアップできるようになってくるでしょう。

 

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すぐに満席となるアナライズのセミナー風景を動画にして配信開始

遠方でアナライズにお越しいただくのが難しい方、どんな内容が観てみたい方。全て観せています!!!是非ご覧ください↓

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2017年07月03日超私的な考察 アマチュアの打点位置が定まらない本当の理由とは!?

 

一昨日に続き、昨日も阪神はヒヤヒヤする試合展開で何とか勝ちました。これで8連敗からの2連勝。首位広島とは大差がついてますが、まだまだペナントレースは続きます。広島もずっとこの調子で勝ち続けるとは思えませんし、巨人も浮上してくるでしょう。プロ野球はまだまだ目が離せません。

 

そして昨日は恒例のアナライズセミナーデー。前半はゴルフの物理の話をする「インパクトセミナー」、30分の休憩を挟んで後半は「打点コントロールセミナー」どちらも、撮影しながら実施しました。近々、YouTubeでこの2つのセミナーの模様をアップさせていただきます。

インパクトセミナーではボールが曲がる原理(真っ直ぐ飛ぶ原理)についてレクチャーし、打点コントロールセミナーでは、打点位置を変えるコツについてレクチャーしています。インパクトセミナーでは実際にボールを打っていただき、高速度カメラを使ってインパクゾーンでのヘッド軌道、そしてインパクトゾーンでのフェース向きを自分の目で確認してもらいます。対して、打点コントロールセミナーでは、まず最初にショットマーカーをフェースに張り付け、自分の打点位置がどこに偏っているかをチェックしてもらいます。

昨日のセミナー受講者も見事なぐらい、打点位置がバラついてました。6名の参加者の打点位置を調べてみたら、一番打点位置が真ん中に近かったのはゴルフ歴が1年半の受講者。他の5名はゴルフ歴が長いにもかかわらず、打点位置がトウ側に寄ったり、ヒール側側に寄っていたり、フェース下側に偏ってました。

 

 では、なぜアマチュアの多くは打点位置が定まらないのか?

 

セミナー受講者にこの質問をぶつけてみると、こんな答えが返ってきます。

 

・ゴルフは自分のイメージと実際の動きが一致しない
・自分のスイングは再現性が低い
・正しいスイングをしていないから

 

いずれの回答も正しいのですが、実は、打点をコントロールするためにはもうひとつ理解しておきたいことがあります。それは、、、、、

 

 ゴルフクラブは構造上、
 手元がアドレスした位置に戻ると、フェース中央でボールを打てない!!!!

 

アドレス時にフェース中央にボールをセットしたとしましょう。この場合、アドレス位置に手元が正確に戻ってしまうと、フェースのトウ寄り上側にボールが当たりやすくなるのです。何故かと言うと、インパクトではシャフトは横方向だけでなく、縦方向(トウダウン方向)にもしなるからです。アマチュアの多くは、スイング中にクラブが変形しているということを自覚していません。そして、変形したクラブの挙動をコントロールするという感覚が希薄なために、打点位置が定まらないのです。

 

スイングロボットというのがありますが、ロボットですから余計な動きをしません。スイングすると構えた位置に手元がちゃんと戻ります。このスイングロボットでフェース中央にボールをセットすると、何発打っても打点位置はフェース中央ではなくて、フェースのトウ寄り上側に当たるのです。スイングロボットで打点位置をフェース中央にするためには、アドレスでボール位置をフェースのヒール寄り下側にする必要があるのです。

ですので、構えた位置に手を戻すという方法で打点位置をコントロールしようとするのはあまり得策ではありません。また、構えた位置に手を戻そうとし過ぎると、かえって打点位置をコントロールしづらくなります。

 

打点位置をコントロールする上で、一番大事なことは、、、

 

 自分で任意に打点位置を動かせるようになることです!!!!!

 

・フェースのトウ寄りで打つ
・フェースのヒール寄りで打つ
・フェースの下側で打つ
・フェースの上側で打つ

 

フェース中央で打つ練習をするよりも、フェースの端っこでボールを捕らえる練習をした方が、打点位置をコントロールする感覚を養えますし、これができればフェース中央でボールを打つことが簡単になるのです。

 

打点コントールセミナーでは、打点位置を任意に変えるためのドリル(練習法)をレクチャーし、そして打点位置とスイング軌道には因果関係(相関関係)があること説いています。ざっくり言うと、アウトサイド・イン軌道は打点位置がトウ側に偏りやすく、インサイド・アウト軌道は打点位置がヒール側に偏りやすくなります。

 

また、上から打ち込む人は打点位置がフェースの上側に偏りやすく、アンダー星人で下からあおり打つ人は打点位置がフェースの下側に偏りやすくなります。

 

ゴルフは物理です。

 

ゴルフスイングで一番大事なことは、クラブ(道具)を身体化させること。遠回りに思われるかもしれませんが、クラブを意のままに動かす練習を重ねることが、打点位置を意のままにコントロールすることにつながるのです~。

 

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2017年07月02日超私的な考察 ゴルフスイングで一番大事な動作とは何なのか!?

今週は月曜日、木曜日、そして金曜日にゴルフに行ってきました。週に3回というとすごく多い感じがしますが、いずれも薄暮担ぎセルフの9ホール。メンバーだということもあって3回行っても9000円ほど。プレー時間も1回あたり90分ですし、行き帰りは電車で約35分。ゴルフにかけるコスト(時間、お金)は練習場でボールを打つのとほとんど変わりません。

でも、練習場でボールを打つのと決定的に違うことがあります。

 

芝から打てるというのありますが、自分が打つショットはすべてスコアに直結することです。そして景色によって打ちやすく感じたり、打ちづらく感じる場面がしょっちゅうあることです。赤羽ゴルフ倶楽部のインコースだと、12番のティショットはドローを求めてきますし、13番と14番は左サイドにOBがあって、フッカーには非常に打ちづらいホール。15番と16番は左右に池があって、ティショットの精度が求められます。この緊張感の中で打つショットというのは、中々、練習場で味わえません。この緊張感を味わえるのが、ゴルフの醍醐味だと勝手に思っています。

そして、コースに出た時は、自分のスイングチェックをかなり正確にできることです。練習場と違ってコースでは打ち直しができません。自分のスイングが物理的に理にかなっているかどうかをチェックできるのです。

 

 例えば、左が危険なホールで左に大きく曲がらないショットが打てるのかどうか。
 例えば、左に曲げたい時にちゃんとイメージ通りにボールが曲がるのか。
 例えば、左右にハザードがある時に、狙った場所にボールを打てるのかどうか。

 

プレーンが悪いと、このような状況下でボールをコントロールするのは非常に難しくなります。ゴルフはメンタル面が大事だと言われてますが、プレーンが悪いスイングをしている人の場合、例えメンタルを鍛えたとしても、プレーン自体が良くなるわけではありません。やはり、プレッシャーがかかった場面でボールをコントロールするためには、物理的に理にかなったスイング(オンプレーンなスイング)の方が有利です。

 

 では、どうすれば物理的に理にかなったスイングを身に付けられるのか?
 では、どうすればオンプレーンなスイングを身に付けられるのか?

 

地道な練習も必要不可欠ですが、その前に、ゴルフの物理を理解することが重要です。なぜなら、動作(運動)の理屈を頭で理解していた方がスッと体が動きやすくなるからです。では、ゴルフスイングにおける一番大事な物理は何なのか?

 

それは、インパクトゾーンでの動作です。プロや上級者は「インパクトは通過点」と教える人も少なからずいますが、それは正しい動作が身についた人には有効ですが、正しい動作が身についていない人には有効ではありません。なぜなら正しい動作が身についていない人が、「インパクトは通過点」を意識しても、正しい動作が身につくとは限らないからです。

では、インパクト(インパクトゾーン)では、物理的にどんな動作をすれば良いのか?

 

 

物理的に大事なのはクラブの動きです。

・シャフトを逆にしならせてヘッドを効率良く走らせる
・フェースがほんのわずにターンしながら動く
・ヘッドがほんのわずかに円運動する

 

これらが満たされる動きが出来ればエネルギー効率が良くなってボールが飛びますし、インパクトの再現性が高くなるので方向性も安定します。言い換えると、この3つ要素が含まれているのが物理的に理にかなっているインパクトであり、物理的に理にかなっているゴルフスイングになるのです。

 

では、どんな動作をすれば、この3つの要素を満たすことができるのか?

 

一言で言うと、「リストターン」です。リストターンというと手首を返すという動きですが、実は、手首を意図的に変えそうとするのではなくて、手首が返ってしまうのが正しい動きです。自分で意識してリストターンするのもアリと言えばアリですが、リストターンを意識しなくても、リストターンができてしまう方が、動きとしてはレベルが高いです。

 

 

アナライズの「オンプレーンセミナー」では、このリストターンの正体について詳しくレクチャーしています。現在、YouTubeでも「オンプレーンセミナー」をオンエアしています。インパクトでリストターンが勝手に発生する動きがつかめてくると、コースに出ても打球をコントロールしやすくなるのです~。

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2017年06月29日超私的な考察 なぜ今どきのツアープロはインパクトで左ひじが曲がるのか!?

毎週火曜日と言えば週刊ゴルフダイジェスト週刊パーゴルフが発刊されます。どちらも毎週欠かさず読ませていただいてますが、表紙で目を引いたのが、、、

今平周吾も、スピースも・・・五角形スイング
ひじを曲げれば「球」真っ直ぐ!
週刊ゴルフダイジェスト7月11日号から引用)

 

なんとも刺激的な見出しです。説明するまでもありませんが、「ひじが曲がる」というのはゴルフにおいてはネガティブワードだからです。本来は良くないとされている動作にも関わらず、それを大々的に肯定(推奨)しているわけですから、、、、そそられてしまいました。

 

詳しい内容については週刊ゴルフダイジェストを読んで頂きたいのですが、記事を読んでみて気になったことがあります。五角形になるとインパクトゾーンでヘッドが真っ直ぐ動く時間が長くなると書かれています。確かにその通りで、登場しているプロのスイングを観察すると、フェースがスクエアな状態を長く保っています。しかしながら、五角形のスイングを正しくやるためのコツについては、意図的なのかどうか解りませんが説明がなされてません。なので、この記事だけを読んで五角形スイングを真似てしまうと、ボールが捕まらないスイングになるリスクがあります。

 

 では、インパクトゾーンでリストターンをしないプロ達はどんなことをしてボールを捕まえているのか?

 

その答えは登場しているプロ達のインパクト写真にあります。どのプロもインパクトゾーンではシャフトが逆にしなっています。シャフトをタイミング良く逆しなりさせることで、フェースがスクエアに戻っているのです。通常の左腕が伸びたスイングでもそうですが、五角形スイングの場合も、インパクトゾーンでは手元が減速し(特に左手)、その減速によってシャフトが逆にしなっています。このシャフトの逆しなりをタイミング良く発生させることができているから、リストターンをしない五角形スイングでもボールをちゃんと捕まえることができるのです。

 

この記事の中には、小柄だけれど300ヤード飛ばす今平周吾プロの連続写真が掲載されていますが、インパクトゾーンでは左ひじが曲がり、シャフトが逆しなりしています。この形というのは、今年の全米オープンを制したブルック・ケプカとまったく同じ形です。
正面から見ると左腕とクラブとで「逆S字」になっています。

 

(開始から20秒ぐらいをチェックして下さい↑)

五角形スイングをしているプロ、そして三角形でインパクトを迎えている松山英樹プロも、インパクトゾーンではハンドファーストになっています。アイアンだけでなくドライバーもハンドファーストになっていますが、共通しているのはシャフトの逆しなりを利用してフェースをスクエアに戻し、ボールを捕らえていることです。対して、アマチュアの多くは(特に、スライスを打っている人は)、このシャフトの逆しなりがほとんど発生していません。シャフトが上手く使えないから振り遅れてしまい、インパクトでフェースが開きやすくなっています。

記事では、今平プロはインパクトで手元が近くにあることを解説していますが、実は、この点も五角形スイングをしているプロの共通点です。ここからは超私的な解説ですが、松山英樹プロのように左腕が伸びたインパクトを作るよりも、五角形でインパクトを迎えた方が、インパクトでは手元を体の近くに持って来やすくなるのです。

 

 

何故かと言うと、五角形のインパクトの形を作っているプロは、ヘッドに発生する遠心力に負けないスイングになっているからです。五角形スイングをしているプロのインパクトを観察すると、左ひじが曲がっている(引けている)だけでなく、少し詰まった感じに見えます。詰まった感じとは窮屈な感じのことですが、実は、これが飛びと正確な方向性につながっているのです。詰まった感じ、窮屈な感じになるのにももちろん理由があり、
これが今どきのクラブを上手く使うコツにもなっています。

 

 

インパクトでひじが曲がるということは、ダウンスイング後半からインパクトにかけて手元を引き上げているから発生します。実は、この引き上げこそがヘッドを効率良く走らせることにつながるのです。このインパクト時の左手の引き上げるメカニズムについては、アナライズの「オンプレーンセミナー」で説明しています~。

 

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2017年06月23日超私的な考察 ゴルフクラブのシャフトが「しなる」本当の理由とは!?  本編

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来週の月曜日 6月26日21時から マーク金井”ここだけの話”

配信します。

この番組は生配信ONLYで、配信後に動画は残りませんので、生でここだけの話を聞いて下さいね


昨日は、日本を代表するゴルフコース、廣野ゴルフ倶楽部でプレーしてきました。廣野でのプレーは2回目なんですが、最初にプレーしたのは24年ぐらい前。土砂降りの中でのプレーだったこともあって、コースはうっすら覚えている程度でした。今でもハッキリと覚えているのは、ドライバーはキャロウェイのビゲストビッグバーサで、アイアンもキャロウェイ。X-12プロシリーズを使っていました。

前乗りの新幹線が架線トラブルの影響で、6時間くらい線路上で停止。ホテルにチェックインしたのは午前2時過ぎ。4時間ほどの睡眠だったのが良かったのでしょう。長時間移動で疲れていたこともあって、力まずにスイングでき、そして前半は入れ頃外し頃のパットが決まって1オーバー。後半は少しバテてしまいましたが、それでも4オーバー。フルバックからのプレーでしたがなんとか70台のスコアが出ました。廣野のフルバックのコースレートは75.8なことを考えると、出来過ぎです(笑)。

 

ーー△△◯△ー◯ー  37
211112212  13

ー△ーーーー△△△  40
222222223  19

 

 

寝不足で身体が思うように動かない時、心がけているのは一生懸命なスイングではなくて、適当なスイングです。適当というのは「頑張りすぎない」という意味で、頑張り過ぎないようにスイングする時に意識しているのは、シャフトのしなりを使ってボールを打つことです。シャフトのしなりが上手く使えると、適当にスイングしてもボールはほぼ狙った方向に飛んでくれますし、飛距離もそこそこ出るからです。

 

では、どんな風にスイングすればシャフトのしなりを使って打てるのか?

 

前回のブログでも書きましたが、正しくシャフトを使えるようになるとスイング中にシャフトは3度しなります。テークバックの始動時(前半)、トップからダウンの切り返し、そしてダウンスイング後半からインパクトにかけてです。この3度のしなりをタイミングよく発生させることができると、シャフトのしなりを上手く使ってスイングできたことになります。

 

では、シャフトのしなりを使えるようになると、どんなメリットがあるのか?

 

野球のバットやテニスラケット、卓球のラケットというのはほとんどしなりませんが、ゴルフクラブのシャフトはしなるのが当たり前になっています。なぜ、しなるのかというと、ゴルフクラブはもともと細い木(ヒッコリー)でヘッドもシャフトも作られていたからです。シャフトは細い木の棒からスタートし、それからスチール(鉄製)になり、そしてカーボン(炭素素材)になっています。いずれも、シャフトの形状が細くて長いことにより、構造上、スイング中にしなるようになっているのです。

 

 

もちろん、今の技術を持ってすればしなりを極限に抑えるシャフトも作れると思います。しかしながら、この50年ぐらいの歴史を振り返ると、ゴルフクラブのシャフトは硬い方向ではなく、軟らかい方向にシフトしつつ  あります。何故かと言うと、人間がスイングした場合、シャフトのしなりを使わないよりも使った方が、ボールを遠くに飛ばせるし、方向性も安定してくるのが分かったからだと思います。

 

トップからダウンスイングでの切り返しでヘッドが遅れるようにしなり、ダウンスイング後半からインパクトにかけてシャフトのしなり戻りがタイミングよく発生すると、ヘッドスピードが効率良く上がり、そしてボールも捕まりやすくなります。

 

 

アナライズのシャフトセミナーでは、シャフトのしなり(しなり戻り)の使い方をレクチャーしていますが、シャフトのしなり(しなり戻り)をタイミング良く発生させることができると、自分のパワーを最大限にボールに伝えることができます。逆に言うと、シャフトのしなり(しなり戻り)をタイミング良く発生させる術(すべ)を知らないゴルファーは、自分に合ったシャフトを見つけるのも難しくなるのです。

 

 自分に合ったシャフトを見つけることは大事ですが、その前提としては、シャフトを正しく使えるスイングを身につけることです。シャフトがどんな風にしなるのか感じられない、シャフトのしなりを感じたことがない人の場合、「何があっているのか、何があっていないか」という基準を作ることは極めて困難だからです。

 

シャフトのしなりをタイミング良く使う感覚を会得することが、実は、自分に合ったシャフトを見つける手立てになると超私的に思っています。アナライズがシャフトセミナーを行う理由もここにあります。シャフトを選びを本気で考えているならば、シャフトを効率良くしならせる事を会得することをお勧めします〜。

 

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