来週の月曜日 6月26日21時から マーク金井”ここだけの話”
配信します。
この番組は生配信ONLYで、配信後に動画は残りませんので、生でここだけの話を聞いて下さいね
昨日は午後から新幹線に乗って神戸に移動しました。関西出張では飛行機はまず使いません。神田からだと羽田空港に向かうよりも東京駅の方が断然近いからです。加えて、飛行機よりも新幹線の方が乗り降りの手間がかかりませんし、座席が広いのでゆったりくつろげるからです。ゴルフ雑誌とビールがあれば、あっという間に関西に移動できます。
今回、新幹線のお供は週刊ゴルフダイジェストと週刊パーゴルフ。どちらも読み応えがある記事満載ですが、注目したのがこの記事。
シャフトが合わないと「1万発」打っても上手くならない!
運命シャフトの選び方
(週刊ゴルフダイジェスト7月4日号)
この記事に「ゴルフスイングとはクラブとダンスを踊ること」と書いてあります。まさにその通りで、ダンスもゴルフも相手(ゴルフの場合はクラブ)とのマッチングが重要です。マーク金井もメルマガ(電子書籍)のゴルフ演劇論で、「ゴルフスイングとはクラブと自分の2人芝居」と書きました。
では、どんなシャフトを使ったらアマチュアゴルファーは上手くなれるのか?
その答えは週刊ゴルフダイジェストにも書かれてますが、答えを知る前に理解してほしいことがひとつあります。アナライズのシャフトセミナーでもレクチャーしていますが、まずはシャフトのしなりを感じてスイングすることです。シャフトセミナーでは、受講者に「なぜこのシャフトセミナーを受講するのか?」を必ず聞きますが、答えで多いのが「シャフトのしなりを感じたことがない」「シャフトのしなりが今ひとつ分らない」というもの。シャフトのしなりを感じてスイングしたいのだけれど、肝心のシャフトのしなりを感じ取れない人が少なからずいるのです。
では、どんなシャフトを使ったら、簡単にシャフトのしなりを感じ取れるのか?
当たり前過ぎて拍子抜けするかも知れませんが、一番簡単なのはムチみたいにグニャっと手応えなく軟らかくしなるシャフトでスイングしてみることです。シャフトセミナーでは、「テンポマスター」という練習器具、そして、レディスシャフトよりも軟らかいシャフトが装着された「EF009」というアイアンを実際に振ってもらいます。この2つでスイングすると、スイング中にシャフトがしなるのを体感できますし、シャフトがしなりを上手く使ってスイングすればどんなメリットがあるのかを体験できます。
手応えがないほどムチのようにしなるシャフトというのは、当たり前ですが、自分に合ったシャフトだと感じる人はめったにいません。ムチのようにグニャッと曲がるシャフトを手にすると大抵の人は「軟らか過ぎて打てる気がしない」とか「気持ち悪い」と口にします。気持ち悪いということは、少なくとも超軟らかシャフトは自分に合ったシャフトという認識はありません。
しかし実際に打つと、大抵の人はナイスショットします。スライスする人や、引っかけてボールを左に飛ばす人はほとんどいません。軟らかくて「気持ち悪い」はずなのに、受講生たちは自分のクラブで打った時よりも、ナイスショットする人が少なからずいます。
シャフトが合う合わないを論じることも大事ですが、その前段階としては、、、
「へえ~っ、スイング中にシャフトってこんな風にしなるんだ!!!!」
シャフトのしなりは頭だけで理解するのではなく、体で感じる(実体験として味わう)必要があるのです。誤解を恐れず言えば、スイング中にシャフトがしなる様(様子)を理解、そして体験しておかないと、自分に合ったシャフトを見つけることはできないのです。
正しくスイングすると、テークバックが始まってインパクトを迎える前にシャフトは3度しなります。テークバックの前半、トップからダウンスイングの切り返し、そしてダウンスイング後半からインパクトにかけてです。この3度のしなりを感じ、この3度のしなりをタイミング良く発生させることができないことには、本当の意味で自分に合ったシャフトを見つけ出すことはできないのです~。
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