カテゴリー: アナライズからお知らせ
2014年04月30日強い風が吹いた時に、アイアンの距離感を合わせるコツとは!? その2
GWのまっただ中ですが、マーク金井は特にゴルフの予定がありません。というか、予定を立ててゴルフを行くことがほとんどなくて、天気が良ければ都内の河川敷コースで薄暮9ホールしています。スノボもそうですが、ゴルフでも丸一日時間を使ってしまうよりも、スポーツを生活の一部としたいと思っているからです。
さて、さて今日の関東地方はあいにくの雨模様ですが、今日のエントリーも風対策についてです。マーク金井は河川敷コースでしょっちゅうプレーしますが、かつては英国のリンクスが大好き人間。セントアンドリュースはもとより、いくつかのリンクスでプレーし、そして日本では考えられないような強風下でプレーしました。例えば、フォローが吹けば7番アイアンで210y飛んだり、アゲンストが吹けば、ドライバーでも150yというのを経験しています。そして、リンクスでプレーしてからは、風のゴルフが苦になりません。というか、風のゴルフが楽しくてしょうがなくなりました。
では、どんなことに注意すれば風に翻弄されないのか?
どこを意識すれば、強風下で距離感のいいショットを打てるのか?
風が吹いている時、頭を使わなくてはいけないのは打ち方ではなくて、クラブの番手選びです。9番で低い球を打とうとするよりも、7番で9番の距離を打った方が弾道が低くなって風の影響を減らせます。加えて、9番よりも7番の方がロフトが少ない分だけスピンも減ります。これまた風の影響を減らせるメリットがあるからです。
そのためには日頃からの練習で、いろんなクラブでいろんな距離を打つこと。
例えば、100yの距離を‥‥
ドライバー
3W
5W
UT
5番アイアン
6番アイアン
7番アイアン
8番アイアン
9番アイアン
PW
AW
これらのクラブで打つのです。クラブごとに距離差をちゃんとつけることも大事ですが、同じ距離を違うクラブで打てるようになることも、ゴルフに求められる技術なのです。
大きいクラブで短い距離を打つ。
これにはちょっとしたコツがあります。
ひとつはクラブを思い切って短く持つこと。右手の指がシャフトに触れるか触れないくらい短く持つと、普通に打っても飛距離が少し落ちます。そして、短くもつと、オートマチックで弾道が低くなります。短く持つことでシャフトのしなり量を減らせるからです。
スイング的に意識したいのが力が加減。飛ばしたくなり時にやりがちなのが、「インパクトを緩める」ことですが、これはお勧めしません。インパクトを緩めてヘッドスピードを落とそうとすると、インパクトの再現性が低くなり、方向性が悪くなります。加えて、ダフりやトップのミスが出やすくなります。
例えば、100yの距離を5番で打つならば、テークバックの大きさを調節して打つか(トップを小さくして打つか)、もしはスイング全体のテンポを落として下さい。どちらの方法でもかまいません。インパクトを緩めないで距離を落せるようになることが大事です。テンポを落とすコツもあって、ボールをゆっくり飛ばすイメージを持って下さい。普段よりもボールをゆっくり飛ばそうとすれば、スイングスピードは上がりませんし、早打ちのミスも減らせます。ゆったりとしたテンポになり、距離調節がしやすくなります。
マーク金井はFacebookにスローモーションのようにスイングする動画をしょっちゅうアップしていますが、スローモーションのように打つと、ボールは吹き上がりません。スピンが減るのでゆっくり飛びながらも風の影響を受けづらい、いわゆる強い弾道が打てるようになります。
向かい風が強くなるほど、風に負けまい球が打ちたくなって、インパクトでガツンのパンチを入れたくなります。気持ちは分かりますが、インパクトの力感を上げてしまうと、スピン量が増えてかえって風に弱い弾道になります。対して、ボールをゆっくり飛ばそうとすればするほど、実は風に負けづらい球を打てるのです。
そして、ゴルファーは向かい風の影響を受けづらいショットが打てる人と、向かい風の影響を強く受けるショットを打ってしまう人がいます。この違いについては、次回じっくり説明しましょう~。
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2014年04月25日ゴルフクラブの適正価格についてまじめに考えてみたら‥‥
昨日はあまりにも天気が良かったので、仕事を抜け出してサクッと薄暮で9ホール回ってきました。ゴルフ場はもちろん「駅チカ」な都内23区の河川敷。フェアウェイは夏芝仕様になってましたし、高麗グリーンは坊主頭のようにバリバリしてきました(笑)
昨日は、自ら設計した新しいウッド用シャフト「W48」(重量48g)と、夏に発売予定のユーティリティの21度を試打してきました。どちらも市販できる状態になっていますが、今、頭を悩ませているのがユーティリティの価格設定。ゴルフクラブの適正価格をまじめに考えれば考えるほど、「これだ!!」という答えが見つかりません。
理由は2つあります。
ひとつは定価と実売価格のギャップの大きさ。ゴルフクラブは定価販売しているモノよりも割引販売しているモノの方が圧倒的に多いです。例えば、大ヒットしているゼクシオにしても、キャロウェイやテーラーメイドにしても定価の○○%引きというのが当たり前。iPhoneのように定価販売しているゴルフクラブは希有で、定価と実売価格にかなりのギャップがあります。結果、多くのメーカーは定価に対してではなくて、実売価格に対して製造コストを計算したくなります。例えば、定価5万円のゴルフクラブで実売価格が3万だったとしましょう。3万円で売るクラブならば、3万円に対して製造コストを考える。5万円のクラブではなく、3万円のクラブを作って売ることになりかねません。
結果、製造メーカーとしては値引きを前提に定価設定をすることになります。マーク金井は、この考え方が今ひとつ腑に落ちないのです。
もうひとつは、マークダウン販売への対応。クラブメーカーの中には、モデル末期になると通常の販売価格よりもさらに値引きするマークダウン販売が定例化しています。マークダウン商品になると、新品にもかかわらず定価の半額前後でクラブが販売されます。マークダウンはモデルチェンジが決まっている前提での現行品の大幅値引き販売です。ユーザー側にとっては「安く買える」という点ではメリットが多い反面、
メーカー側にとってみれば赤字覚悟の販売、もしくはマークダウン価格に対して製造コストを考えることになります。前者ならば、赤字覚悟で販売すればメーカーはどんどん疲弊していきます。後者ならば、定価の実態がなくなってしまいます。高い値段で購入したユーザーにとっては、裏切られた感じになります。
定価が意味をなさない商品というのは、適正価格を非常に決めづらいのです。
ちなみに、米国では日本ほど大幅値引き販売はしていません。以外なことに、ゴルフクラブの値段は横並びに近く、例えば、ドライバーならば‥‥
399ドル
299ドル
199ドル
といった風に、松竹梅の値段設定があり、多くのドライバーは松竹梅のどれかに収まっています。そして、モデル末期や不人気クラブを除けば、399ドルのドライバーが299ドルになったり、199ドルになったりしません。399ドルのドライバーは、399ドルのまま売られることが多いです。
マーク金井としては、この米国式の方法で価格設定したく思っています。国内ではなじみがありませんが、定価と実売価格に大きな差がない方が、コストダウンしないでモノ作りがしやすいからです。値引きが大きい方が魅力を感じるユーザー、高いモノを安く買うのが好きなユーザーにとって魅力に乏しいかもしれませんが‥‥
では、アナライズはどんな風に値段を設定すればいいのか?
どこにこだわればユーザーメリットがある価格設定になるのか?
値引き販売とかマークダウンのことばかり考えてしまうのではなく、発想を逆にすることにしました。安く買うというのは購入時のリスクを軽減することになりますが、安売りしなくても購入時のリスクを減らす方法があります。ユニクロ、そしてアパレルの通販業界ではすでに実施されていますが‥‥
100%返品保証!!
これをやれば、ユーザーにとって「買い物失敗」のリスクを100%回避できます。気に入らなければ、商品を返品さえればお金が全額戻ってくる。販売側のリスクはかなり高くなりますが、それと引き替えに多くのユーザーが値引きがなくても買いやすくなります。
高いモノを安く買うのがいいのか?
値引きしないが、購入リスクを100%回避できる商品を提供すればいいのか?
どちらがいいかはボクが決めることではありません。ユーザーが決めることですが、ボクは自分が作ったクラブは多くのユーザーに試してもらいたいと切に願っています。それを考えると、安く売ることよりも100%返品保証を選択しました。ユーティリティは発売が8月頃を予定していますが、これは100%返品保証をギャランティして価格を決めます。
そして、そして現行商品においても順次、100%返品保証できる製品を増やしていきたいと思います。その第一弾として、マーク金井が設計したSSウエッジ、SSユーティリティ、そしてエクボウエッジを100%返品保証!!で販売開始致します。
クラブは実際に使ってみないと性能は分かりません。
ユーザー目線でクラブ作りするだけでなく、ユーザー目線での販売を考えると、マーク金井は今のところこれがベストなゴルフクラブ販売方法だと思っています~。
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2014年03月29日プロ野球、阪神の敗戦から学ぶゴルフのスコアメイクの極意とは!?
昨日は西武園ゴルフ場でラウンドしてきました。
世界フィギュアで大逆転勝利を収めた羽生結弦選手にはとうてい及びませんが、マーク金井も今年のシーズンベストを更新!!
2年ぶりに69が出ました。パット数は32ですから、パットは普通の出来です(笑)。好スコアが出た要因を自分なりに分析すると‥‥パー3でティショットを引っかけた以外は、ティーショットはノーミス。そしてナイスショットを打った直後の2打目でミスしたのは1度だけ。ナイスショットを打った後にミスショットをほとんど打たなかったことが好スコアにつながりました。
そして、ゴルフ後は東京ドームでセリー開幕戦、「巨人vs阪神戦」を観てきました。
SMAPが国歌斉唱し、ケネディ夫人が始球式を努めてプレーボール。序盤、阪神は4点を先行するもののあっという間に追いつかれ、追いつかれた後はホームランを打たれまくり、12対4で巨人が圧勝。先発した能見投手は4点のリードを守りきれず敗戦投手になりました。野球はファーボール(四球)から点を捕らえるといわれますが、まさに昨日の能見投手は制球が定まらず3ボールのカウントを連発しまくり、ファーボールを出して自滅しました。巨人ファンにとっては最高の開幕戦だったと思いますが、阪神ファンにとってはかな~り辛い1日でした。
さて、今日のエントリーはスコアメイクの基本と極意についてです。
基本と極意
言葉の響きが全然違うかも知れませんが、本質的にはどちらも共通項があります。誰にでも当てはまることが基本で、誰にでも当てはまることが極意だからです。
では、スコアメイクの基本とは何か? 極意とは何か?
平坦なライからミスをしないこと
ナイスショットした直後のショットでミスしないこと
100y以内のショットでミスしないこと
これができれば、普通のゴルフ場で白ティからプレーするのであれば70台で回ってこれます。パットが上手な人ならば72が出るでしょうし、パットがかなり下手な人でも82ぐらいで回れます。言い換えると、「練習場シングル」と呼ばれるようなゴルファー、「自分の実力が思うように発揮できない」と感じるゴルファーはこれがちゃんとできていません。
昨日の阪神の敗戦ではありませんが、4点リードしていながらそのリードが守れず、自らピンチを招いて12点も取られるようなことをしています。「ざるで水をすくうようなやり方」でプレーしている可能性大です。
例えば、ドライバーでナイスショットした後のセカンドショット
残り100y、フェアウェイからのセカンドショット
フラットなライでのセカンドショット
これらがちゃんと打てれば、トラブルに巻き込まれることは滅多にありません。グリーンに乗るか、グリーンエッジ付近に止まれば、パーで上がれる確率はグンと上がります。パットが下手な人でもボギーは楽に取れます。
ところが、スコアメイクに苦労しているゴルファーを見ていると、ものの見事なくらい「やさしい場所」「ナイスショットした直後」に、自らピンチを招くようなショットを打ちます。
ドライバーで会心の当たりを打った直後にチョロ
残り100yからトップしてグリーンオーバーして奥のバンカー
平坦なライから引っかけてセカンドOB
等々‥‥
スコアメイクに苦労しているゴルファーを見ていると、例外なく、やさしい場所からピンチを招いています。そして、やさしい場所からミスショットを打っています。難易度の低い場所から、ミスすることが多いです。対して、難しい場所からスーパーショットを打ってパーを取ったりもしています。
難しい場所から、難易度の高いショットを成功させることはゴルフの醍醐味ですが、この醍醐味を封印することが実は、スコアメイクの基本であり極意なのです。
150ヤード以上の距離からグリーンに乗せると気持ちいいですが、実はそんなことができなくても楽に70台は出せます。いいショットを打った直後のショットをミスしないこと、100y以内がちゃんと打てればボギー以内で上がれる確率がグンとアップするからです。
では、どうすれば100y以内が上手くなるのか?
習うよりも慣れろです。まずはショートコース、距離の短いコースでプレーしてみて下さい。300y前後のパー4が多いコースでプレーしてみて、それで自分がどんなスコアが出るのかチェックしてみて下さい。長いコースでも短いコースでもスコアの差があまりないようであれば‥‥「ざるで水をすくうようなやり方で」プレーしていると思って間違いないでしょう〜。
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2014年03月26日ドライバーのボール初速を上げる主な5つの要素とは!?
昨日は午前中はガーラー湯沢でスノボ、戻って午後はアナライズの新作シャフトの試打&ミーティング、そして夜はインターネットラジオ、ソラトニワ「マーク金井の喋らずにいられない」の公開収録。じっとしていられない性格とはいえ、かなりハードな1日でした(笑)
スノボはゴルフと関係なさそうですが、実は大いにあります。バランス感覚を養えますし、何よりも飛ばしに必要不可欠な体幹を鍛えられます。加えて、スノボの板はゴルフシャフトと非常に似ており、しなり感、反発(しなり戻り)、ねじれ、これらのバリエーションがゴルファーに与える影響が非常に大きいのです。また、シャフト同様、スノボの板も軟らかい方が初心者と相性が良く、硬い方が上級者と相性が良くなっています。
さて、今日のエントリーもドライバー選びについてです。昨日のブログで飛距離を求めるならば、ボール初速にこだわるべきだと書きました。大事なことなので繰り返しますが、飛びの3要素は‥‥
ボール初速 飛びに70~80%影響
打ち出し角+スピン量 飛びに20~30%影響
です。スピンを減らすと飛距離が伸びると言われてますが、一番影響が大きいのはボール初速。ボール初速が上がるドライバーを手にすれば、ほとんどのゴルファーは飛距離アップを手に入れられます。実際、飛ぶと評判のドライバーのほとんどはボール初速が出やすくなっています。
では、ボール初速は何によって生み出されているのか?
主には次の5つの要素です。
ヘッドスピード
打点位置
ヘッド重量
ロフト
重心距離
一般にはヘッドスピードが速い方がボール初速も上がってきます。打点位置が極端に悪い場合を除けば‥‥
ヘッドスピード≒ボール初速
です。これを考えると、ドライバーは長い方がヘッドスピードを上げやすく、ボール初速も出やすくなります。実際、ドラコン選手はほぼ例外なく、ルール適合ギリギリまでクラブを長くしています。45インチでドラコンを叩く人はまずいません。クラブが長くなるほど振り遅れやすくなりますが、長い方が確実にヘッドスピードを上げげていけます。ただし、長尺で振り切るためには重いヘッドよりも軽いヘッドの方が有利です。
ただし、軽いヘッドは反発が上がりません。ゴルフのインパクトは衝突事故と同じ原理が働きます。例えば、190gと200gのヘッドを比較すれば、どちらも同じヘッドスピードで振れるならば200gの方がボール初速が出ます。ただし、多くのゴルファーはこの常識(物理の法則)が当てはまるとは限りません。ヘッドを軽くした方がボール初速が出やすくなる場合があります。この場合は、
長尺化>ヘッド軽量化
軽いヘッドはボールの反発は落ちますが、それを上回るくらい長尺効果でヘッドスピードを上げられます。ただし、重いヘッドを振り切るのにパワーが求められます。
打点意識に関してはクラブによっても変わってきますが、フェースの芯(スイートスポット)でボールをヒットした時、ボール初速が上がりやすくなります。芯で捕らえるとインパクトの衝撃でヘッドがブレません。ヘッドがブレない分だけエネルギー効率が良くなって、ボール初速を上げていけます。
ロフトについては、多いよりも少ない方がボール初速を上げるのに有利です。ロフトが多いとボールが上がりやすくなりますが、反面、インパクト時に摩擦が強く発生してスピン過多になる場合があります。7度と10度のドライバーを比べた場合、ボールの上がりやすさを度外視すれば、ほとんどのゴルファーは7度の方がボール初速が出やすくなります。
重心距離については、短いよりも長いタイプの方が装着しやすく、なおかつ飛距離が出ます。重心距離が長い方が、シャフトを軸にしてヘッドを回転させた時、大きなエネルギーが出るからです。
神田のスタジオでマーク金井は新しいドライバーをしょっちゅう試打していますが、重心距離が5ミリ変わるとヘッドスピードが1m/sくらい変わります。飛ばしを求めるならば、重心距離は長めがいいでしょう。目安としては40~45ミリくらいが飛ばしに最適なドライバーです。
そして、ヘッドスピードを上げる上でもうひとつ大事なことがあります。それはシャフト。シャフトがタイミング良くしなり戻れば、エネルギーロスが減る分だけヘッドスピードがアップします。シャフトはシャフト単体で考えると、ヘッドスピードを上げることにあまり貢献しません。しかし、ゴルファーとしなり具合がマッチすれば、タイミング良く振り切れれば、エネルギーロスが減る分だけヘッドスピードを上げていけるのです。プロや上級者はアフターマーケットのシャフトを使う人が多いですが、アフターマーケット用シャフトの方が、振りやすい、しっかり叩ける分だけ、ヘッドスピードを上げていけるのです。
おーっと、撮影の時間が迫ってきました。この続きはまた明日
~。
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2014年03月19日長尺シャフトを使いこなすためのウソのようなホントの話、その3
昨日は定例となっているスノボday〜。モーニングガーラというJRのパックを使ってサクッと4時間滑ってきました。リフトには18本くらい乗りましたが、スノボを始めた当初よりは筋肉痛になっていません。無駄な力が抜けてきたこと、そして道具(スノボの板)を上手く使いこなせるようになったことで、筋肉への負担が減ってきたからです。
そして昨夜はインターネットラジオ、ソラトニワ「マーク金井の喋らずにいられない」のオンエア日。ゲストはプロスキーヤーの渡辺一樹さんで、道具(スキー)の進化が滑りに及ぼす影響、バッジテスト、デモ選とかについて話を伺いました。もちろん、渡辺さんもゴルフ大好き人間。バンカーショットが苦手だそうで、バンカーが入ったら別人のようになってしまうとおっしゃってました。そして、進化した道具(スキー)を上手く操るコツについて話を振ると‥‥
道具(スキー)がどんな滑りを求めているのか探る!!!!
と即答。これって、ゴルフもまったく同じです。例えば、ドライバーはパーシモンからメタル、メタルからチタンと進化を遂げてきましたが、いずれの道具とも理にかなった打ち方をした方が、飛距離が伸び、そして方向性も安定するからです。道具が進化した時に打ち方の答えがあるわけではありません。道具が進化した時、その道具と向き合うことで、道具に見合った理論(打ち方)が定まってくるのです。
さて、今日のエントリーもヘッドスピードを上げる基本と極意の続きです。
スキーの板は進化によって長さが短くなりました。対して、ゴルフは飛距離を伸ばすための方法論として、ドライバーは長さが長くなっています。ルールでドライバーの最大長さは48インチと決められていますが、ルールで制限がかかっているというこは、長い方が飛びに有利だからです。
では、長尺はどこをどう意識すれば上手く使いこなせて飛距離を伸ばせるのか?
大事なことなので何度でも繰り返しますが、長くなっても振り遅れないコツと技(技術)とは、トップからダウンの切り返し、そしてダウンスイングにおいて
長いシャフトを短く使う!!!!
これが長尺でヘッドスピードを上げるための基本であり、極意です。トップからダウンにかけてヘッドがポンと上がってしあまう、いわゆるコックがほどけると、シャフトを長く使うことになります。対して、トップからダウンの切り返しでヘッドがポンと上がらない、いわゆる手首のコックがキープされた状態でダウンスイングが開始されれば、長いシャフトを短く使えます。長いシャフトを短く使えると、振り遅れませんし、長尺のメリットを生かしてヘッドスピードを上げられます。そして昨日は、シャフトを短く使うドリルを紹介しました。
みなさん、このドリルが上手くできたでしょうか?
クラブを逆にもって身体の前で振り上げたら、そのまま振り下ろす。振り下ろした時に、シャフトが体から離れない、手を腰のあたりに下ろしてもシャフトが上方向に動かない。最後の最後でグリップエンドが肩から離れ、ポンと地面に落ちる。
これがシャフトを短く使う、基本であり、極意的な身体の使い方です~。
このドリルは手首のコックをほどかない感覚を養えますが、実はもうひとつ重要な感覚を養えます。それは支点を移動させる感覚です。
このドリルでシャフトが上方向にポンと上がる人(ゴルフスイングにおいては、切り返しでヘッドがポンと上がる人)、こうなってしまう人は、手首が支点になって道具(クラブ)が動いています。対して、シャフトを短く使えると、支点が移動します。
最初は肘あたりが支点になってクラブが動き、それが腕に移動し、そして手首が支点になって、グリップエンドがポンと地面に当たるのです。支点移動と言う言葉が適切かどうかはちょっと不安ですが、身体を動かす部位が徐々に変わっていくことができると、長いシャフトを短く使えるようになるのです。
非常にシンプルなドリルですが、手で道具を持っていると、多くの人は手で道具を動かすことになります。そうなると、道具を持っている手先の運動量が増え、それが原因で手首のコックがほどけて、シャフトを長くしてしまうのです。
このドリルがちゃんとできたからと言って、長尺シャフトを上手く扱えるようになるとは限りません。しかし、このドリルがちゃんとできない人は、長尺シャフトを上手く扱える確率は限りなくゼロになってしまうでしょう〜。
(▼▼)b
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