今月も残すところ1週間になりました。ゴルフシーズン突入という感じになってきましたが、4月になると消費税が8%に突入します。5万円のドライバーだと増税によって実売価格が1500円値上がりします。増税前の駆け込み需要がどれぐらいあるのか分かりませんが、マーク金井は昨日、駆け込みでThinkPadのX240購入しました。消費税アップもさることながら、今使っているThinkPadX61sのOSがXPだったからです(笑)
アナライズのwebショップも消費税アップに伴い、4月1日からは本体価格と消費税を分けて表示致します。ご好評をいただいてますオリジナルゴルフシューズ、シャフトスタビライザーも今月中は従来価格で購入できます。お早めにご注文いただけますと幸いです。
さて、今日のエントリーもドライバー選びについてです。昔と違って、今はいろんな場所で試打できます。ゴルフショップ、練習場、そしてゴルフ場。買ってから打つのではなく、打ってから買うのが当たり前になっています。そして、昔と違って、今はクラブのスペックをかなり正確に知ることもできます。今月発売の月刊ゴルフダイジェスト5月号には、32機種のドライバーのヘッドスペックが実測値として紹介されていますし、月刊ゴルフクラシックには44機種のドライバーのスピン量が試打データとして掲載されています。だからでしょう。数字やスペックもクラブ選びの重要な指針となっています。
では、どんな数字、どんなスペックにこだわればクラブ選びが上手くいくのか?
テーラーメイドが最近強くアピールしている数字は‥‥
17度、1700回転!!
です。打ち出し角17度で、スピン量が1700回転の時にもっとも飛距離が伸びるとアピールし、それに近づけるクラブを手にすることをユーザーにアピール。その具体策として、「もっとロフトを」というキャンペーンを張り、多くのユーザーにロフトを増やすことを奨めています。
では、マーク金井はどんな数値にこだわってドライバーを選ぶのか?
それを説明する前にまず理解しておきたいのが、飛びの3要素について。飛びの3要素(飛びの初期条件)とは、
ボール初速
打ち出し角
スピン量
テーラーメイドの「17度、1700回転」は、この3つの要素の内の「打ち出し角」「スピン量」を改善させることをアピールしていますが、実は、飛びにもっとも影響が大きいのは「ボール初速です」。比率はゴルファーによっても異なりますが、
ボール初速 飛びに70〜80%影響
打ち出し角+スピン量 飛びに20〜30%影響
ルールで高反発が規制される前、どのメーカーも競ってフェースの反発の高さをアピールしてましたが、それはボール初速がアップするからに他なりません。ボールを遠くに飛ばすのが目的ならば、ボール初速が上がるクラブがベストです。ルールで高反発が規制されてはいますが、クラブによって、そしてゴルファーとの相性によって、反発の違いはあります。マーク金井はエースドライバーを選ぶ時、ルール適合であっても反発が高いと感じる(正確にはボール初速が出やすい)、ドライバーを選んでいます。試打で初代グローレを使っているのも、エースドライバーとしてヤマハのインプレスRMXツアーモデルやフォーティーンのCT112を使っているのも、ボール初速が出やすいからです。
ボール初速については、目測ではなくて弾道計測器でチェックします。この場合、注意が必要なのは同じ計測器で調べること。ボール初速は比較なので、同一計測機でチェックしておかないと意味がないです。そしてショットマーカーなどで打点位置を正確チェックすることも大事です。
アナライズではフライトビジョンという弾道計測機を使っていますが、マーク金井の場合、これでボール初速が70m/s以上出るドライバーは「飛ぶ」とジャッジしています。飛ぶヘッドと飛ばないヘッドを比較すると、ボール初速は1〜1.5m/sぐらい異なります。たかがこれくらいかと思うかも知れませんが、飛距離に換算すると5〜10y変わってきますので、決して侮れないのです。
次回は、ボール初速を生み出す要素について説明しましょう〜。
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