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2014年02月18日飛ぶドライバーの「選び方」の選び方とは‥‥その2
昨日は定例となっているスノボに行ってきました。高崎までは晴天でしたが、関越トンネルを抜けるとそこは吹雪〜。ジャパンゴルフフェア2014でFUBUKI「J」に関心を持ったことが影響したとは思いませんが、リフトに乗ると視界10メートルくらいのような天気の中、3時間ガッツリと滑ってきました。そして、スノボから神田に戻るやいなや、 GDOの試打インプレッションでミズノの新しいJPXをガッツリ打ちました。毎週のスノボのおかげで基礎体力が上がったのでしょう。疲れているはずなのに、ドライバーの飛距離はいつも通り出てくれました。というか、体がヘトヘトでもシャフトのしなりをタイミング良く使うことができると、効率良くヘッドスピードが上がって飛距離も出ます。
さて、今日のエントリーもドライバーの「飛び」の基本要素についてです。
昨日のブログでも書きましたが、昭和49年に発刊された「ゴルフの科学」(河村龍馬著)では、面白いデータも出ています。初心者は重いヘッドでも軽いヘッドでもヘッドスピードの変化量が少なく、プロや熟練者は重いヘッドと軽いヘッドとではヘッドスピードの変化量が大きいと書かれています。
「ヘッドが非常に重いと、たとえばハンマーを振るような場合には、その速さは訓練の度合いにあまり関係なく、ほとんど体力だけできまってしまう。ところがヘッドの軽いクラブを速く振るには、多分に技術が必要になる。いくらヘッドを軽くしても、未熟練者はそれほどヘッドスピードは出ない」(ゴルフの科学より引用)
「ゴルフの科学」には、未熟練者の場合、なぜ軽いヘッドにしたらヘッドスピードが上がりづらいかの記述がまったくありません。物理の先生にしてはめずらしく、一刀両断で言い切ってます。
もし、河村先生の言ってることが本当であれば、上級者ほど軽めのヘッドにした方がヘッドスピードが上がり(ヘッド重量が軽くなることのデメリットを上回り)、ボール初速が上がって飛距離がアップすることになります。この説を実験するために、2014年、マーク金井は今までよりも少し軽いヘッドを使うことにしました。具体的には190~195gのヘッドを使い、これでボール初速72m/sを目指してみたいと思います。もちろん、ヘッドを軽くしただけでは劇的にヘッドスピードは上がりません。
加えて、同じ長さでヘッドを軽くするとスイングウエート(バランス)がダウンしてしまいます。例えば、他の要素を変えないでヘッドを5g軽くすると、バランスは3ポイント前後下がります。
例えば、バランスがD0の場合、ヘッドを5g軽くするとC7になるのです。
この場合、C7のままで使うのもアリですが、せっかく軽くしたのだから取り組みたいのがクラブの長尺化です。ヘッド重量が同じで0.5インチ長くすると、バランスは3ポイント前後アップします。言い換えると、軽いヘッドを使う場合、クラブを長くしても振りづらくなくなるのです。目安としては、
5g軽量化≒0.5インチ長尺
マーク金井のドライバーの長さは45〜45.5インチ。ヘッドを5〜10g軽くすることを考えると、46インチ前後長くしてもヘッドの効き具合(バランス)は変わりません。しかしそれでは面白くないので軽いヘッドのドライバーを使う時は47インチ前後で組むつもりです。現在、手元にはキャロウェイのX2HOTがあります。これはスリーブ込みでヘッド重量は195g前後。これにスピーダー569を47インチにして装着してテストをする予定です。
クラブは48インチ以上はルールで制限されています。ルールで制限されているというこは長さは飛距離アップに直結する要素であることは間違いありません。実際、ドライバーの飛距離を競うドラコンに出場する選手は例外なく47インチ以上の長尺ドライバーを使っています。言い換える、これまで普通の長さ(45インチ)でドラコンを獲った選手はいないのです。
「ゴルフの科学」では、長さに関してはこんな記述があります。
まず長さだが、ミートさえ確実ならば長い方がよく飛ぶ。ただし長さに応じてヘッドの重さを減らし、スイング中に筋肉にかかる負担を増やさない方にしなければならない。こうすれば回転半径が大きくなっただけ、ヘッドスピードが増して飛距離が出る(ゴルフの科学より引用)
長尺の記述もかなりざっくりした感じですが、クラブメーカーのPRGRはかつて長尺についてこんな説明をしていました。
クラブが1インチ長くなるとヘッドスピードが1m/s上がり、ボール初速が1.4〜1.5m/sぐらいアップして、キャリーが6〜7ヤード伸びる。
この説明だとヘッド重量のことは一切触れていません。1インチ長くするとヘッド重量は5〜10gダウンさせる必要があります。それを差し引くとキャリーが3〜5ヤードぐらい伸びるのが現実的な所でしょう。ちなみに、ゴルフフェアのフジクラのブースでも延々とマーク金井のプロモ動画が流れてましたが、昨年自己最高飛距離をマークした時は、47インチのドライバーを使っていました。ヘッドはフォーティーンのCT112でシャフトはスピーダー569です。
次回は、クラブの長さのウソホントについてじっくり書きましょう〜。
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2014年02月13日今どきのアイアンはウエッジ4本必要だ!!
一昨日の深夜というか昨日の早朝、スノーボードの男子ハープパイプは見応えがありました。現役中学生(15歳)の平野歩夢選手が銀メダル、現役高校生(18歳)の平岡卓選手が銅メダルを獲得し、ソチオリンピックで日本勢初のメダルを獲得しました。平野選手は冬季五輪の日本史上最年少メダリストとなったのです。オリンピックは何が起こるのか分からないと言われてますが、絶対的王者、ショーン・ホワイトが2回目の滑走で着地のミスで4位に終わった時、勝負の怖さを思い知らされました。
女子ジャンプで高梨沙羅選手が4位に終わった時も、「勝負は時の運」「勝負に絶対はない」ということを嫌というほど思い知らされました。オリンピックが4年に1度しか開催されないことを考えると、勝負の世界は本当に残酷です。
さて、今日のエントリーも今どきアイアン(ストロングロフトアイアン)のクラブセッティングについてです。今どきのアイアンは、ドライバーの飛距離が200y前後の人でも、
7番で150yをワンオン!!
させることが設計の優先順位の一番になっているような気がします。それを実現するために、7番のロフトはどんどん減る傾向にあり、今どきのアイアンは7番で30度前後が当たり前になっています。そして、そのしわ寄せがロフトピッチにも現れています。例えば、超ストロングロフトの代表格であるeggアイアンの場合、
eggアイアンのロフトピッチ
5番 22度
6番 24度
7番 27度
8番 31度
9番 35度
PW 40度
AW 45度
AS 50度(AWとSWの中間に入れるクラブ)
SW 55度
5番と6番とのロフト差が2度で
9番とPWとのロフト差が5度もあります。
本来ならば6番21度、5番18度ぐらいのロフトにしたい所ですが、これでクラブを作ってしまうとボールが上がり切らないリスクが高くなります。それを避ける意味で6番から上の番手は、ロフトピッチがかなり詰まった感じになっているのです。2度のロフト差で10yの距離を打ち分けるのはプロでもかなり難しいことを考えると、eggの場合は6番から、もしくは7番から使った方が使い勝手が良いでしょう。
タイトリストから新しく出る飛び系アイアン、VG3タイプの場合だと
VG3タイプEのロフトピッチ
5番 23度
6番 26度
7番 30度
8番 33度
9番 38度
PW 43度
AW 49度
SW 55度
こちらは下の番手になるとロフト差を大きく付けることで、下の番手のロフトが減りすぎないようになっています。クラブの本数が増えない配慮がなされていますが、下の番手はロフト差が大きいので飛距離の階段を作りづらくなっています。上の番手はロフト差が3度に対して、下の番手はロフト差が6度。これだと、上の番手は10y、下の番手は20yぐらいの飛距離差になってしまいます。
では、どんな風にセッティングすれば今どきのアイアンは飛距離の階段を上手く作ることができるのか?
プロギアのeggのようにウエッジの本数を1本増やすことをお勧めしたいです。7番でやさしく150y打てる今どきのアイアンはロフトが立っている。ロフトが立っているならば無理につじつま合わせをするよりも、ウエッジを1本増やせばいいのです。そうすれば、ロフトピッチもスムーズになりますし、ゴルファーも飛距離の階段を作りやすくなるのです。具体的に言うと
5番 23度
6番 26度
7番 30度
8番 34度
9番 38度
PW 42〜43度
追加ウエッジ 47〜48度
AW 52度
SW 56〜58度
こんな感じでロフトを設定すれば、番手感の飛距離差が10〜15yとなり、クラブ選択がやさしくなってきます。そして昨日のブログでも書きましたが、ドライバーのヘッドスピードが40m/s前後ならば、アイアンは7番からで十分です。
7番
8番
9番
PW
この4本に、ロフト48度前後のウエッジ、そしてAWとSWを入れる。今どきのアイアンはこの7本組がひとつの理想的なセッティングになると思います。マーク金井はやさしくアプローチが打てる軟鉄鍛造のMSウエッジを設計していますが、そのラインアップの中に48度があります。これはストロングロフトなアイアンが主流になることを見越して設計してます。軟鉄鍛造にこだわったのは打感の良さもさることながら、ライ角、そしてロフト角を簡単に調整できるからです。
モデルによってもロフト設定が異なりますが、100y以内の距離を苦手にしていたり、PWよりも下の番手でフルショットの距離の打ち分けが難しいと感じているならば、それはクラブの影響も少なからずあります。
今どきのロフトが立ったアイアンは7番で150y打てるのが魅力ですが、ロフトを立てた影響で、ショートアイアン以下の距離を打ち分けるのが難しくなっています。ゴルフは100y以内をいかに上手く打つかが大事です。それを考えると、今どきのアイアンで上手くスコアメイクするには、ウエッジは4本あった方が絶対に有利です〜。
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2014年02月12日今どきアイアン(ストロングロフトアイアン)の賢いセッティングとは!?
都心の雪はほぼ溶けましたが、昨夜から今朝にかけて千葉ではまたまた降雪。県内のゴルフ場はまたまたスキー場のような状態に陥り、せっかくの祝日に千葉エリアのゴルフ場はクローズを余儀なくされました。冬に雪はつきものとはいえ、今年は雪の当たり年です。どこのゴルフ場も休日返上で雪かきしていますが、これが想像をはるかに超える重労働。マーク金井は学生時代ゴルフ場でバイトしてましたが、ゴルフ場の雪かきでぎっくり腰になったことを今でも覚えています。特に溶けた雪が凍って固まってしまうと、そこはスケートリンクのような状態。氷を剥がすというのは気が遠くなるほどの重作業なんです。
その重作業に比べればクラブ1日50~100本打つなんてことは普通なことです。ブログを毎日更新することも、それほど大変なことではありません。凍った氷を剥がすのに比べれば‥‥
さて、今日のエントリーはストロングロフト(7番で30度以下)なアイアンの賢いセッティングについてです。
昨日のブログでも書きましたが、ドライバーのヘッドスピードが40~43m/sの場合、ロフトが30度前後が一番キャリーが出ます。言い換えると、7番のロフトが30度だとすると、
6番 27度
5番 24度
ぐらいになります。こうなると6番と5番は地面から打った場合、ナイスショットしてもボールが上がり切らないために、7番と同じぐらいしかキャリーが出なくなります。池越えのセカンドで7番だと越えない場合、6番でも5番でも池を越えることができなません。池を越えるためには、7番アイアンよりもキャリーが出るクラブが必要になります。具体的に言うと、アイアンよりもボールが上がるクラブ、フェアウェイウッド(FW)、もしくはユーリティクラブ(UT)が必要です。例えば、6番アイアンと同じロフト(27度)でもFWやUTはボールが上がりやすい分だけキャリーが出てくれるからです。
ドライバーのヘッドスピードが40m/s前後ならば、今どきのアイアンは7番以下からで十分なんです。理由は単純、5番と6番で番手なりのキャリー(飛距離)を出せないからです。
ちなみにマーク金井はタイトリストのVG3というアイアンを使っていますが、7番のロフトが30度、6番が27度で5番が24度。ドライバーのヘッドスピードが46m/sあるので6番(27度)で最大のキャリー(175Y)が出ますが、5番(24度)だとナイスショットしてもキャリーは6番とほぼ同じです。なので、風が強い時を除けば、アイアンは6番から。5番アイアンを抜いて、そのかわりにUTをバッグに入れてます。
今どきのアイアンはストロングロフトにすることで7番が飛ぶようになっていますが、それと引き替えに7番以上の番手(6番、5番)は、飛距離を出すのが非常に難しいクラブ、地面から打った時にキャリーが出づらくなってしまっています。これが今どきのロフトが立ったアイアンのジレンマなんです。
アイアン選びの基準はいくつかありますが、アマチュアの多くは‥‥
7番で150y!!
というのが基準になっています。マーク金井がゴルフを始めた頃、今から40年前は
5番で150yというのが基準でしたが、いつの間にかそれが7番で150yになりました。そうです、ストロングロフトの最大のメリットは
150yを7番で狙える!!
ドライバーの飛距離が200y前後でも7番で150y飛ばせる。今どきのアイアンはこれが優先順位の一番になっているのでしょう。そして、アイアンの試打クラブは7番。5番がやさしく飛ばせるクラブよりも7番がやさしく飛ばせるクラブを作らないと売りづらい。それもロフトを立てる大きな要因になっていると思います。
昔はアイアンは3番からPWまでの8本が主流でした。それが今どきは5番からPWまでの6本が主流です。しかし、ロフトが立っているアイアン(ストロングロフト)では、5番アイアンは昔の3番アイアンと同じロフトで距離が出づらくなっています。それを考えると、これからのアイアンセットは6番からPW、もしくは7番からPWというのがアイアンセットになっていくでしょう。実際、ヤマハはインプレスRMXシリーズで7番からPWの4本セットで販売しています。7番のロフトが30度以下の今どきのアイアンは4本セットがスタンダードになって欲しいものです〜。
明日はアイアン4本時代における賢いクラブセッティングについて書きましょう〜。
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2014年02月11日ストロングロフトのアイアンのメリット、デメリットとは!?
昨日はGDOのHOTLISTでウエッジ18本、パターを34本試打してきました。パターの試打は面白いですが、ドライバーやアイアンに比べると物理的な違いがありません。性能と同じぐらい趣味性とか感覚的な要素が大きいクラブであることが再確認できました。マーク金井はロフトが多いパターでハンドファーストに打つことになれているので、ロフトが少ないパターよりもロフトが多めのパターの方が打ちやすいし、距離感&方向性が安定します。パターはボールを転がすクラブですが、ロフトの重要性を改めて思い知りました。
そしてロフトと言えば、アイアンもロフトがクラブ選びの重要な要素です。
昨日のブログでも書きましたが、今どきのアイアンはモデルによってロフト設定がかなり異なります。昔はモデルによってロフト差は1〜3度ぐらいしかありませんでしたが、今どきは同じ番手でもロフト差が最大で8度もありました。ここまでロフト差があると、クラブによっては7番アイアンを打っているという感覚はありません。
例えば、テーラーメイド。新しいモデルの7番のロフトを調べてみると、
ツアープリファードMB 35度
ツアープリファードMC 34度
ツアープリファードCB 32.5度
スピードブレード 30.5度
グローレ 30度
テーラーの場合も同じ7番でロフトが5度違います。5度というのは1番手以上。飛距離にして15y前後異なってきます。
さて、このアイアンのロフト
アイアンはロフトを立てると何故飛ぶのか?
ロフトはボールの打ち出し角度に影響出るのに加えて、スピン量にも影響を及ぼします。ロフトが増えるほど摩擦が増してスピンが増えて距離が落ちます。7番よりもPWの方が飛ばないのは、PWの方がロフトが多い分だけスピンが増えるからです。ロフトとスピンの関係でいうと、ノーマルロフト7番アイアンの場合、スピン量の目安は
5500〜7000回転
ぐらいです。それがストロングロフトの7番の場合、スピン量は
4000〜5000回転
ぐらいまで減ってきます。そして、ストロングロフトだと打ち出し角度も低くなります。ロフトが30度未満の7番になるとボールが上がりづらくなり、ヘッドスピードが遅い人の場合、キャリーが出づらくなります。
では、アマチュアの場合、何度のロフトが一番キャリーが出るのか?
ヘッドスピードや打ち方によっても異なりますが、ドライバーのヘッドスピードが40〜43m/sの場合、ロフトが30度前後が一番キャリーが出ます。言い換えると、7番のロフトが30度だとすると、6番アイアン、5番アイアンはロフトが立ち過ぎるためにキャリーが出ません。7番を打っても、6番を打っても、5番を打っても同じキャリーしかでない恐れがあるのです。
ティアップして打てばロフトが30度未満でもキャリーを出せますが、地面から打つ場合は、飛ばせるロフトの分岐点というのは30度前後。これ以上ロフトが減ってしまうと、キャリーが出づらくなるだけでなく、6番アイアン、5番アイアンが無用の長物になる可能性が高くなるのです。
ドライバー同様、アイアンも試打して購入する人が増えてきました。そしてアイアンの試打クラブは7番アイアン。アイアンの善し悪しを評価するクラブが7番なために、やさしさをアピールするアイアンの多くは7番のロフトを立てる傾向にあるのです。しかし、7番のロフトが25度とかになってしまうとキャリー不足になります。
7番が飛ばない(上がり過ぎる)アイアンは5番がやさしく飛ばせます。対して、7番がものすごく飛ぶアイアンは5番で飛ばすのが難しくなります。
ストロングロフトのアイアンは7番が一番飛びます。アイアンだって飛距離が欲しい人にとってはストロングロフトのアイアンは魅力的です。ただし、ストロングロフトのアイアンを使う場合は、クラブセッティングが大事です。それについては明日じっくり説明しましょう〜。
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2014年02月10日今どきのアイアン53本を打ってみて、アイアン選びの基準が見えた
この週末、関西から関東エリアにかけて記録的な大雪が降りました。都心は電車が至るところで遅延、運休。道路も封鎖された所が数多く、ゴルフ場もスキー場のような状態に陥りました。昨夜は冬季オリンピック開催地のソチよりも神田の方が雪がはるかに多かったです(笑)
さて、今日のエントリーはいまどきのアイアンについて。
先週、GDOが主宰している「HOTLIST2014」の仕事でアイアン53本を1日で一気に打ちました。ゴルフショップに並んでいるアイアン、そしてこれから発売予定のアイアンをじっくり打ち比べました。T島ブログでも書いてますが、あらゆるクラブの中で一番難易度の差が出るのがアイアンです。初心者向けに作られたアイアンと、昔ながらのマッスルバックを打ち比べると、「なんだこりゃ~」ってくらい難易度(やさしさ)が異なりました。やさしさ重視のアイアンと見た目が格好いいマッスルバックのアイアンを打ち比べると、
ハーフ2〜3打!!
スコアが変わるでしょう。マッスルバックのアイアンにももちろんメリットはありますが、普通のアマチュアがベストスコアを更新したいのであれば、見た目を犠牲にしてもやさしいアイアンを使った方が、短時間でベストスコア更新できることが確認できました。ちなみに、男子ツアーでも塚田好宣プロはやさしさ重視のPINGのG25を使っています。
そしてアイアンを53本打ってみて、もうひとつ確認できたことがあります。それは、アイアン飛距離というのは‥‥
ロフトで決まる!!
ということです。今回、53本のアイアンを打ちましたがいずれも7番アイアン。クラブヘッドはすべて「7番」で統一されていましたが、ロフトはモデルによってかなり異なりました。ロフトが少ないモデルと、ロフトが多いモデルを比較すると‥‥
同じ7番なのにロフト差は最大で「8度」もありました。8度というとアイアンの番手で言うと2番手分違います。アマチュア向けアイアンはロフトが立つ傾向がありますが、ロフトがここまで違うと同じクラブを打っている感じはしません。eggの方はクラブの長さが短い5番を打っている錯覚に陥りました。
53本打ってみて分かったことは、ヘッドの大きさとロフト角にはかなり密接な関係があることです。
ヘッドが小ぶり=ロフトが多め(32〜35度)
ヘッドが大ぶり=ロフトが少なめ(27〜31度)
例えば、タイトリストの場合、アイアンを6種類ラインアップしていますが見事なぐらいヘッドサイズとロフトが比例しています。
ワールドワイドモデル
714MB 35度
714CB 34度
AP2 33度
AP1 31度
他のメーカーもほぼ似たような感じで、やさしさをアピールしているアイアンほどロフトが少ない傾向があります。やさしさとはミスに対するやさしさもさることながら、やさしく飛ばせるようにロフトを立てているわけです。そして、やさしさをアピールしているアイアンの多くは、モデルチェンジごとにロフトを少しづつ立てる傾向があります。ロフトを立てることが「さらなる飛び」に直結するからです。
ただし、ロフトを立てるとデメリットもあります。ロフトを立てるとボールが上がりづらくなりますし、いつまでもロフトを立て続けることはできません。7番のロフトは27〜30度ぐらいが限界でしょう。それよりもロフトを立ててしまうと、アマチュアのヘッドスピードだと、地面から打った時にボールが上がりづらくなるからです。
アイアンを選ぶ基準はいくつもありますが、まずはヘッドの大きさとロフトの関係を知っておいて下さい。飛距離が出るアイアンほどロフトが立っていて、飛ばしやすい反面、ボールが上がりづらくグリーンに止まる球が打ちづらくなるます。ロフトと飛距離の関係については、次回じっくり説明しましょう〜。
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