カテゴリー: スイング、ゴルフ練習法
2017年01月26日超私的な提案 ゴルフスイングの完成度をチェック(判定)する簡単なドリルとは!?
日本列島は真冬の真っ只中。今年は降雪量も多くスノボに最適な季節ですが、米国フロリダ州では、ゴルフ業界最大の祭典、PGAマーチャンダイジングショーが開催されています。日本からも多くのゴルフ関連の人が現地に出向いてて、FBを開けば、PGAショーの生情報が、生写真がこれでもかってぐらいアップされています。写真を見ているだけで熱気が伝わってきますし、マーク金井もフロリダに行きたくてウズウズしています。
そんな中、今日は朝7時から千葉エリアのゴルフ場で撮影。もちろんゴルフクラブの試打撮影ですから、ボールも打ちます。グリーンもティグラウンドも凍った中での撮影ですが、冬に水着姿で撮影に臨むアイドルに比べれば、全然楽です(笑)。昔と違って、今は高機能の防寒機能下着があります。この機能下着のおかげで、ことさら厚着をしなくても寒さ知らずでスイングできるからです。
さて、今日のエントリーは前回の続きです。インフルエンザは検査薬があるおかげで、
風邪を引いているのか、それともインフルエンザなのかを正確に調べることができます。
自覚症状では分からないことも、検査することで自分がどんな病気にかかっているのかわかりますし、正確な病状が分ることで適した薬を飲むこともできます。マーク金井もこのインフルエンザ検査からの投薬のおかげで、高熱にうなされる日もほとんどなく、5日間で社会復帰が出来ました。
インフルエンザにかかったことで検査の重要性を感じましたが、実は、ゴルフにも検査の重要性を強く感じました。多くのアマチュアゴルファーはミスショットに悩み、スイングに悩み、スコアメイクに悩んでいます。インフルエンザのように命にかかわるような病気ではありませんが、ゴルフスイングに何らしかの病気(問題点)を抱えています。加えて、自分のスイングはどんな病気(問題点)を抱えているのかを、正確に、検査している人はほとんどいません。誤解を恐れずに言えば、練習すればスイングの病気が治り、たくさんボールを打てばスイングの病気が治ると思っている人が多いです。
インフルエンザ検査ほど簡単ではありませんが、ゴルフの場合もスイング検査することは可能です。アナライズのセミナーでも実施してますが、まず試して欲しいのが、
- 「水平振り」のドリル
- 「ひざ立ち」のドリル
どちらもスイングプレーン(ヘッド軌道)の良否を正確に判定できます。加えて、ゴルフスイングを成立させるために不可欠な動作、具体的に言うと、インパクゾーンでのハンドアクション(正確には両手、両腕のポジションニング)が正しいかどうかをチェックできます。
まずは、この2つのドリルをやってみて下さい。そしてスマホやデジカメでスローモーションの動画を撮ってみて下さい。実際のスイングと違って、スイングプレーン(ヘッド軌道)はフラット、地面と水平近くになります。これによって、プレーン悪い人、ハンドアクションを間違っている(勘違いしている)人は、ボールではなく、ボールの下にヘッドが通過します。ひざ立ちの場合だと、ボールの手前30センチぐらいをダフったり、空振りしたり、チョロも平気で出ます。普段、普通にボールを打った時では打たないようなミスが出ますが、これにも理由がちゃんとあるのです。
水平振りもひざ立ち打ちも、昔からあるドリルです。しかしながら、これがちゃんと打てれば1人前という教えてはありましたが、打てないことに対しての具体的な説明がほとんどなされてませんでした。プロゴルファーの人は、これらを造作なく打ってしまうからだと思います。無意識にできることを言語化するのに慣れてないと言ってもいいでしょう。
でも、打てない人にとって、この2つのドリルはとてつもなくハードルが高いドリルです。ただボールを打ち続けるだけでは、この2つのドリルをクリアできません。しかしながら、スイング作りに必要なタネと仕掛け(仕組み)をちゃんと説明すると、ほとんどの人がプロのように打てるようにもなるのです。
ゴルフは簡単ではありません。しかしながら、アマチュアの人が思っているほど難しくもありません。自分のスイングのどこが病気(問題点)なのかを知り、そして正しい薬を飲むことをやっていただければ、3ヶ月ぐらいでスイングは劇的に良くなるのです~。
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2017年01月25日超私的な考察、ゴルフ上達に必要なのはインフルエンザ検査薬なのかも!?
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15年ぶりぐらいにインフルエンザA型にかかってしまい、昨日まで自宅療養してました。
発症したのは先週金曜日の午後。ガーラ湯沢でスノボをやった帰りの新幹線でウトウトしてたら、全身筋肉痛に襲われました。「睡眠不足で疲れたが出たのか」なんて高をくくってましたが、筋肉痛はひどくなるばかり。大リーグ要請ギプスを装着したぐらい体の自由がききません。
東京に戻って整体治療を受けても、筋肉痛がおさまりません。夜8時ぐらいには寒気と悪寒、頭痛もしてきたので、「こりゃ風邪かも」と思って、取り急ぎ市販の風邪薬を飲みました。しかし、症状はいっこうに緩和されません。筋肉痛は増すばかり。翌朝、熱を測ってみたら38度越え。「こりゃ、今はやりのインフルかも」と思ったので、土曜の朝イチで自宅そばの病院へ。インフルエンザ検査をしてもらったら、、、、
A型陽性反応
が出ました。本人はスノボによる筋肉痛だと思っていましたが、実際は発熱による関節痛でした(笑)。インフルエンザの特効薬、そして風邪の諸症状の薬をきちんと飲んだおかけで、土曜日の夕方には熱が一気に下がりました。日曜日の朝にはほぼ平熱になりましたし、熱の下がりとともに筋肉痛(実は関節痛)も収まりました。普段ならば、「熱も下がったから仕事に戻ろう」となりますが、今回ばかりはそうは問屋が卸してくれません。インフルエンザの場合、社会復帰には明確なルールがあり、平熱に下がってから2日間は外出禁止(自宅療養)です。熱が下がってもウイルスが体内に残っているそうです。
今回、インフルエンザになって学んだことがいくつかありました。ざっと上げると、
- スポーツをした後は筋肉痛と関節痛を勘違いする
- 新幹線の車内など人が多い場所ではマスクをした方がいい
- 風邪とインフルエンザは勘違いしやすい
- 検査薬があると病状を正しくジャッジできる
- 病状が正確に分かると、効果が高い薬を投与でき完治が早い
- 病状にそぐわない薬を飲むと、病状が改善されない(悪化の恐れもある)
この中で一番強く感じたのは「風邪とインフルエンザは勘違いしやすい」ことと、「病状そぐわない薬を飲むと、病状が改善されない」です。当たり前と言ってしまえばそれまでなんですが、今回の場合、病院に行くのが遅れたらこんなに早く完治しなかったと思います。加えて、体へのダメージも強く残り、体力回復にも時間がかかったと思います。検査を行ったタイミングが良かったので、発熱期間も短く、最短で社会復帰できました。自分で言うのも何ですが本当にラッキーでした。自分の思い込みで風邪薬を飲み続けていたら(インフルエンザ検査しなかったら)、今頃はまだ熱にうなされていたかもしれません。
インフルエンザにかかったことで検査の重要性を感じましたが、実は、ゴルフにも同じことが言えると思います。多くのアマチュアゴルファーはミスショットに悩み、スイングに悩み、スコアメイクに悩んでいます。インフルエンザのように命にかかわるような病気ではありませんが、ゴルフスイングになんらしかの病気(問題点)を抱えています。本人は、その病気(問題点)を解消すべく、練習場でボールを打ったり、ゴルフ雑誌やレッスン書を読んでいますが、スイングの病気(問題点)を上手く解消できている人はそう多くないと思います。
スイングの病気(問題点)を解消できない理由はいくつかあると思いますが、超私的に言わせてもらうと、ゴルフの場合は病気(問題点)の検査薬が欠如していると思います。
スイングの検査薬が欠如しているがために、飲む薬を間違えてしまっているように思うのです。
では、スイングの検査薬を作るのは可能なのか?
インフルエンザ検査ほど簡単ではありませんが、ゴルフの場合もスイング検査することは可能のです。アナライズのセミナーでも実施してますが、例えば、「水平振り」のボール打ちは、スイングの問題点が浮き彫りになります。例えば、「ひざ立ち打ち」もスイング検査薬になってくれます。
ゴルフスイングに病気(問題点)を抱えていても、特に生活に困ることはありませんし、体調不良にもなりません。ミスショットが出やすいことと、いいスコアが出づらいことぐらいです。しかし、一生懸命練習しているのに、ミスショットが出やすい、いいスコアが出づらいことが続くと「ゴルフは難しすぎる」「ゴルフが楽しくない」と精神衛生上良くないです。そして何より、ゴルフの魅力が半減します。
ゴルフは簡単ではありませんが、スイングに病気(問題点)を抱えている人は、必要以上にゴルフを難しくしています。次回からは、スイングの病気(問題点)の検査ができるドリルを紹介していきます~。
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2017年01月20日超私的な提案 今どきのクラブが求めるシャットフェースなトップを作るコツとは!?
来週火曜日からPGAマーチャンダイジングショーが始まります。場所はフロリダ州オーランド。オーランドはディズニーやUSJがある観光地での開催ですが、巨大なコンベンションセンターもあります。日本のゴルフフェアと比較すると、2倍以上の広さがあって、とても1日では回りきれません。
このPGAショーに合わせて、各メーカーが2017年モデルを投入しています。日本でも
すでにピン、テーラーメイド、そしてキャロウェイが新製品をリリースしました。昨年までは空力抵抗をアピールしているドライバーが目立ちましたが、今年はカーボン素材を積極的に使ったドライバーが目立っています。テーラーメイドのM1&M2、キャロウェイのグレートビックバーサエピック、どちらもヘッドにカーボンの編み目がくっきりと入っています。恐らく、国内メーカーもカーボンを採用したドライバーが増えてくるでしょう。
ドライバーのヘッド素材にカーボンを採用することで、設計の自由度が増してきます。カーボンはチタンよりも比重が軽く、余剰重量を生み出せるからです。カーボン素材はこれから主流になってくると思いますが、今どきのドライバーは大型化によって昔の木製ドライバーよりも、
- 重心距離が長く(約1.5倍)
- 重心深度が深く(約1.4倍)
なっています。かつてはテークバックでフェースを開き、ダウンスイングからインパクトにかけてフェースを閉じるというのがゴルフスイングのセオリーでしたが、今どきの大型ドライバーでこれをやってしまうのは好ましくありません。テークバックやトップでフェースが開いてしまうと、ダウンスイングで頑張ってフェースを戻そうとしても、フェースが開いたままになりやすいからです。初心者や中級者には、ドライバーが「右にも左にも曲がる」と悩んでいる人が少なからずいますが、そういうゴルファーの多くは、テークバックやトップでフェースを開いています。
大事なことなので繰り返しますが、今どきの大型ヘッドというのは、テークバックでもトップでもフェースの向きはシャット(閉じた状態)の方が望ましく、これがクラブが望む操作(スイング)なのです。
さて、今日のエントリーは前回の続きです。前回、テークバックでフェースを閉じるコツについて書きました。アナライズでは「スーパーシャットくん」という練習クラブを販売していますが、これを使うと、部屋の中で練習しながらフェースをシャットに使う感覚を養えます。スーパーシャットくんのフェースの裏側(バックフェース)には、丸い凹みがデザインされており、ハーフバックの位置で、ここにボールが乗っている(ボールが落ちない)状態というのが「シャットフェースの状態」です。
ハーフバックの位置でフェースをシャットに使えるようになったら、次は、トップでフェースをシャットな状態にします。トップでのフェース向きというのは、以下の3つに分けられます。
- トップでフェースが正面を向いているのがオープンフェース(フェースが開いた状態)
- トップでフェースが斜め45度なのがスクエアフェース(スクエアな状態)
- トップでフェースが空を向いているのがシャットフェース(フェースが閉じた状態)
ハーフバックの位置ではフェースが地面を向き、トップではフェース面が空を向く。これがフェースをシャットに使ったスイングで、今どきのクラブと相性が良いスイングです。
フェースをシャットに保つコツは、テークバックの中盤からトップにかけて、フェースの向きを180度変えることです。言い換えると、フェースを下に向けたままの状態でテークバックを続けてもシャットフェースのトップにはなりません。
では、どこをどうイメージすればフェースの向きを180度変えられるのか?
ポイントは、右手首の使い方です!!!!
右手にゴルフボールやテニスボールを持ったら、それでアドレスの姿勢を取り、右手だけでシャドースイングして下さい。テークバック前半では右手の平は下を向くようにし、テークバックの中盤から後半にかけては、右手首を甲側に折り曲げながら、右手首を反時計回りにねじって右手の平を空に向けてトップを作ります。トップの位置ではいわゆる、「出前持ち」の状態になっていればOK。ゴルフクラブを持ってスイングする時も、同じ方になっていれば、トップの位置でフェース面が空を向く、シャットフェースの形になってくれます。
今までフェースを開いて上げていた人の場合、シャットフェースのトップというのはかなりというか相当違和感があると思います。今までとまったく逆の動きが求められるので、「こんなのゴルフスイングじゃない」という感覚になるでしょう。この違和感を解消するのは簡単ではありませんが、これが今どきのゴルフクラブを上手く使いこなすコツであり、今どきのクラブが求めるスイングなのです。
もちろんオープンフェースのトップからでも今どきのゴルフクラブを上手く使いこなしているプロもいます。オープンフェースが絶対ダメというわけではありませんが、どちらがシンプルに今どきのゴルフクラブを操作できるかと聞かれたら、シャットフェースのトップの方です。前回、ジュタヌガーンが超デカヘッドでボールを打っている動画をアップしましたが、重心距離が長くなったゴルフクラブは、ダウンスイングでフェースが開いたままになりやすく、それを修正するのが非常に難しくなるからです。
プロと違って、アマチュアは練習時間が限られています。少ない練習時間で今どきのゴルフクラブを上手く使いこなすには、シャットフェースのトップを作っておいた方が有利なんです。このブログを読んでもシャットフェースが上手く作れない人に向けて、アナライズはシャットフェースのセミナーを実施しています。6人受講者を集めていただければ、マーク金井は日本国内でしたら、どこにでも出向きます~。
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2017年01月19日超私的な提案 テークバックでシャットフェースを作る方法とは!?
マーク金井がゴルフを始めたのは中学2年生。今から45年前のことです。当時のドライバーは木製ヘッドで、シャフトはスチールでした。アイアンはマッスルバックで、こちらもシャフトはスチール。カーボンシャフトはまだ登場してません。ゴルフボールは、スモールボールがスタンダードでした。
そして、45年たった現在。ゴルフクラブは劇的に変わりました。木製ヘッドは姿を消し、チタンヘッドがスタンダード。ヘッド体積は2倍以上大きくなり、今では460ccが当り前です。シャフトもスチールではなく、カーボンシャフトがスタンダードです。
ゴルフクラブは素材が劇的に変わりましたが、大型化によってクラブの性能も劇的に変わりました。ヘッドが大きくなったことによって、
- 重心距離が長く(約1.5倍)
- 重心深度が深く(約1.4倍)
なりました。今どきのゴルフクラブはヘッドの大型化によって、昔に比べてやさしくなっています。しかしながら、どんな打ち方をしても上手く打てるわけではありませんし、クラブの性能を引出せるわけでもありません。その証拠と言っては何ですが、プロに比べると、アマチュアの多くはドライバーの飛距離が劇的伸びていません。加えて、クラブが進化しているにもかかわらず、昔も今も、「100を切れない」と悩んでいるアマチュアゴルファーが数多くいます。
ゴルフクラブは、プレーヤーが強引な操作(間違った操作)をしてしまうと、インパクトの再現性が低くなり、ショットが不安定になります。昔も今も、ゴルフクラブを上手く使いこなすコツは、クラブが望んでいる操作(スイング)をすることです。
では、今どきのクラブはどんな風に操作(スイング)することが求められるのか?
昔のゴルフクラブに比べると、今どきのゴルフクラブはテークバックやトップでフェースが開いてしまうと、インパクトでフェースが開きやすくなっています。インパクトでフェースが開けば右のプッシュアウトが出やすく、それを嫌がって無理矢理フェースを返してしまうと、今度は引っかけが出やすくなるのです。初心者や中級者には、ドライバーが「右にも左にも曲がる」と悩んでいる人が少なからずいますが、そういうゴルファーは、クラブが望んでいるスイングをしていません。「右にも左にも曲がる」と悩んでいる人の多くは、テークバックやトップでフェースを開いています。
誤解を恐れずに言えば、今どきの大型ヘッドというのは、テークバックでもトップでもフェースの向きはシャット(閉じた状態)の方が望ましく、これがクラブが望む操作(スイング)なのです。
アナライズでは「スーパーシャットくん」という練習クラブを販売しています。これは今どきのクラブを上手く使いこなすための練習器具です。最大の特徴はヘッド形状にあり、
重心距離は「約50ミリ」。現在市販されているドライバー(アイアン)よりも重心距離を長く設定し、これにより長い重心距離に慣れること、そしてシャフトを短くすることで、スイング中のフェース向きをチェックしやすく設計してあります。
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前置きが長くなりましたが、テークバックでフェースをシャットに使うコツは、左前腕のねじりを意識すること。具体的に言うと、テークバックの開始とともに、左手首を反時計回りにねじりながら、かつ左手首を手の平側に少し折り曲げます。これに伴い、右手首も反時計回りにねじりながら、かつ右手首を甲側に折り曲げます。
テークバックでフェースをシャットに使えているかどうかは、ハーフバック(シャフトが地面と平行)のポジションでまずチェックします。ここで、
- フェースが正面を向いているのはオープンフェース(フェースが開いた状態)
- フェースが斜め45度前後なのがスクエアフェース(スクエアな状態)
- フェースが真下に近い状態なのがシャットフェース(フェースが閉じた状態)
スーパーシャットくんのフェースの裏側(バックフェース)には、丸い凹みがデザインされています。ハーフバックの位置で、ここにボールが乗っている(ボールが落ちない)状態というのが「シャットフェースの状態」です。
42年前にフェースをシャットに使うと「左に曲がる」から良くないと言われてました。しかし、道具が劇的に進化(ヘッドが大型化)したことにより、クラブが求めるスイングが変わりました。今どきの大型ヘッド(重心距離が伸びたクラブ)は、オープンフェースやスクエアフェースよりも、シャットフェースの状態を作った方がインパクトの再現性が高まり、飛距離と方向安定性を得られるのです。次回は、シャットフェースのトップの作り方について説明します~。
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アナライズからセミナーのご案内
- 満席となりました。11時開始 時間は一時間半/ 料金:3,000円 / 人数:6名限定
- マーク金井が、貴方のインパクトを丸裸にします。参加資格はドタキャンしない方(汗)
お申し込みは yoyaku@analyze2005.com お名前とお電話番号を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!
- 満席となりました 13時開始時間は一時間半/ 料金:3,000円 / 人数:6名限定
- マーク金井がシャフトの使い方を伝授します
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1月に開催されるこちら以外のセミナーは全て満席となっております
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2017年01月18日超私的な考察 今どきのゴルフクラブを上手く使いこなすコツとは!?
- こちらのセミナーはまだ参加者募集中
- マーク金井のインパクト解析セミナー11時開始 時間は一時間半/ 料金:3,000円 / 人数:6名限定
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1月29日のセミナーは全て満席となっております
昨日は恒例の早朝スノボ。朝イチの新幹線でガーラ湯沢まで行き、朝イチのリフトに飛び乗ってゲレンデに向かいました。ここ数日大量の雪が降ったこともあり、圧雪された減では軽いパウダー状態。だれ1人滑っていないゲレンデを滑り降りる爽快感を一度味わってしまうと、吹雪もなんのその。最近はこのファーストトラックを刻むためにガーラ湯沢に行ってます。ファーストラックを気持ち良く刻めたら、後は新幹線に乗って帰ってもいいぐらいです(笑)
マーク金井はすっかりスノボモードに入ってますが、今シーズンはボード(板)をテストする機会が増えてきました。板が滑りにどんな影響を与えるのかを知りたいし、自分の滑りにはどんな板と相性が良いかを探りたいからです。今年もすでに3本の板をテストしていますが、なんとゴルフのシャフトの好みと板の好みが一致しています。どちらにも求めているのは、
- フレックスはやや軟らかめ
- しなりを感じ取りやすい
- 軟らかい割にはしなり戻り(板の反発)がやや鋭い
スノボの板もゴルフシャフトと同じで、様々なタイプがあります。様々なタイプがありますが、乗りこなすコツは共通しています。板のしなり(半待つ)を上手く利用すること、強引に操作しないこと。板が望んでいる動きをすることが、板を上手く乗りこなすコツですし、切れた美しいターンにつながります。
ゴルフクラブも同じです。今どきのゴルフクラブは昔に比べてやさしくなっていますが、
プレーヤーが強引な操作をしてしまうと、インパクトの再現性が低くなり、ショットが不安定になります。ゴルフの場合も、ゴルフクラブを上手く使いこなすコツは、クラブが望んでいるように操作(スイング)することです。
では、クラブが望む操作(スイング)とは、どんなものなのか?
昔に比べると、今どきのゴルフクラブはヘッドが大型化しています。これに伴い、シャフト軸線から重心(スイートスポット)までの距離、いわゆる重心距離が長くなっています。昔の小ぶりなヘッドに比べると、3割ぐらい重心距離が伸びています。
その結果、昔のゴルフクラブに比べると、今どきのゴルフクラブはテークバックやトップでフェースが開いてしまうと、インパクトでフェースが開いたままになりやすいのです。インパクトでフェースが開けば右のプッシュアウトが出やすくなります、それを嫌がって無理矢理フェースを返してしまうと、今度は引っかけが出やすくなるのです。
このインパクトでフェースが開くというのを体験してもらうため、アナライズのセミナーでは、超大型ヘッド(正式名称XLアイアン)を使って、実際にボールを打ってもらっています。昨年、米女子ツアー賞金女王に輝いた、アリヤ・ジュタヌガーンもこのXLのショットをInstagramにアップしてますが、ヘッドが巨大になるとスクエアなトップを作っても、ボールは狙いよりも大きく右に飛び出します。フェースを返そうと頑張っても、インパクトでフェースが開いたままになるのです。
でも、この超大型ヘッドでも、テークバックでフェースをシャットに使い、シャットフェースのトップを作れば、インパクトでフェースが開きづらくなり、狙い通りに真っ直ぐ飛ばすことができるのです。
今どきのアイアンは大きくなったと言っても、XLアイアンほどは巨大ではありません。しかしながら、テークバックやトップでフェースを開いてしまうと、クラブが望む操作から遠ざかることはあっても、近づくことはないのです。今どきの大型ヘッドというのは、テークバックでもトップでもフェースの向きはシャット(閉じた状態)の方が望ましく、これがクラブが望む操作(スイング)なのです。
ゴルフは物理であり、ゴルフスイングには手品と同じでタネと仕掛けがあります。
テークバック、そしてトップでフェースをシャットに使ための練習器具として、アナライズでは「スーパーシャットくん」という練習クラブを販売しています。次回からは、このスーパーシャットくんを使って、シャットフェースの作り方についてじっくり説明したいと思います~。
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