マーク金井blog

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2018年10月04日超私的な考察 今どきのやさしいドライバーのメリットとデメリットとは!?

マーク金井のYouTube試打
打たずにいられない

最新動画はタイトリストTS3ドライバーです

ぜひご覧下さい


新潟県の越後湯沢と言えばスキー場がたくさんあるエリアですが、ゴルフ場もあります。今日は、スノボでお世話になっているガーラ湯沢のコンペでゴールド越後湯沢でプレー。
朝イチの新幹線に乗り、このブログがアップされる頃には5番ホールあたりをプレーしているかと思います。

 

東京から越後湯沢までは新幹線で移動しますが、新幹線とお供と言えばゴルフ雑誌。今週発売の週刊ゴルフダイジェスト週刊パーゴルフをバッグに入れて電車に乗り、セブンイレブンのドーナツを食べながら読むのがルーティンになっています。発売日の火曜日に目次にサクッと目を通したのですが、まず目についたのがこの特集、、、、。

 

 

アマチュアも使えてメジャーでもできるクラブ作り
国産ドライバー 平成最後の大革命
週刊ゴルフダイジェスト10月16日号より引用)

 

 

なんともすごいタイトルが付いてます。大革命って言葉に驚かされましたが、内容は日米ドライバーの比較と、最近の日本製ドライバーの共通点について書かれてました。詳しくは記事を読んでいただきたいと思いますが、今どきのドライバーを見ていて感じるのが、

 

 

ゴルフクラブ、特にドライバーの同質化がますます進んでいる!!!!

 

 

ことです。週刊ゴルフダイジェストでは世界基準のドライバー3つの条件として、

 

 

・カーボンクラウン
・調整機能(カチャカチャ式)
・USPGAで活躍しているプロがいる

 

 

ことを上げていますが、加えて、最近のドライバーに共通しているのは、、、

 

ヘッドシェイプがほぼ同じ(重心を深くしたい形状)
シャローバック形状(重心を低くしたい形状)

 

 

このタイプのドライバーが本当に増えています。かつてはアスリート向けのドライバーはヘッド後方が高くなっているハイバック形状になっているモデルもありましたが、今ではほとんど姿を消しています。米国メーカーのドライバーはもとより、国内のブリヂストンの新製品にしても、スリクソンの新製品にしても、そして、月曜日に発表されたホンマの新製品にしてもシャローバック。ホンマに関してはTW747 455の方が少しシャローバックの度合いが少ないですが、これは今どきのドライバーの中では珍しいです。

 

 

さて、この同質化。

 

 

物理的なメリットを考えると避けられないと思います。何故かと言うと多くのメーカーが求めるドライバーの性能は、、、

 

ミスに対するやさしさを実現するため、、、

 

 ヘッドの左右方向の慣性モーメントを増大
 深い重心位置

 

スピンを減らして飛距離性能を向上させるため、、、

 

 低い重心位置

 

これらを高次元で達成しようとすれば、おのずとヘッド形状は決まってくるからです。ちなみに、ヘッドのシェイプ(輪郭)に関しては、売れているクラブのデザインから逸脱しない傾向があります。これについては、プロや上級者が好む形状というのには共通点があるからでしょう。

 

 

今どきのクラブはツアープロが使うモデルでも、投影面積が大きくて慣性モーメントを大きくし、低い重心位置で低スピン弾道が打てるという共通点があります。重心の深さについてはモデルによって異なり、多くのメーカーは重心が浅めのタイプと重心が深めのタイプの2種類をラインアップしています。

 

物理的には、今どきのドライバーは20年前よりもかなり進化しているのはまぎれもない事実です。その証拠にツアープロの飛距離は劇的に伸び、そしてフェアウェイキープ率が上がっています。しかしながら、人間光学的に言うと、ゴルフの経験が少ない人、スライスに悩んで人にとっては、必ずしもメリットばかりではありません。少なからずデメリットもあります。どこがデメリットかというと、、、

 

 

ヘッドの大型化で慣性モーメントの数値を上げていくと、ネック軸周りのモーメントが大きくなり、シャフトを軸にしてヘッドが回転しづらくなります。その結果、インパクトでフェースが開きやすい人、振り遅れてしまいやすい人にとってはフェースの向きをコントロールしづらくなります。加えて、慣性モーメントを大きくしていくと重心距離が長くなりやすく、重心距離が長くなるほど、ゴルフクラブの扱いになれていない人の場合、フェースの芯で捕らえるのが難しくなるのです。

 

インターネットのみんなのゴルフダイジェストの記事に、重心距離がゼロのアイアンが紹介されていました。これはゴルフ経験がない大学生向けに作られた試作クラブですが、多くの大学生は重心距離がゼロのアイアンの方が打ちやすく、そしてミスが少ないという結果が出ています。この重心距離がゼロのアイアンというのは、今どきのやさしいドライバーとは正反対な構造で、ネック軸周りのモーメントが非常に小さくなっています。

 

 

アナライズではすでに重心距離がほぼゼロのドライバー、「バンパードライバー」を作ってますが、これも今どきのドライバーとはまったく正反対な構造。大型ヘッドですが、重心距離がほぼゼロなので、今どきのドライバーに比べると慣性モーメントは大きくありません。しかしながら、ネック軸周りのモーメントが非常に小さいので振り遅れづらいメリットがあり、かつシャフト軸線と芯までの距離が非常に短いので初心者には芯で当てやすいメリットがあるのです。

 

 

 

今どきのドライバーは物理的に非常にやさしく、飛距離性能が高くなっていますが、それと引き換えに、初心者には扱いづらい(芯に当てづらい)構造になっている。これが、今どきのドライバーが抱えているジレンマなんです~。

 

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2018年09月27日超私的な考察 2018年 日本女子オープン練習日観戦記~(▼▼)b

YouTube試打!マーク金井の打たずにいられない

今週末発売!タイトリストTS2ドライバーです


 

今週は国内女子メジャー大会、「日本女子オープン選手権」が開催されます。コースは千葉カントリークラブ 野田コース(千葉県)。昨日の練習日、現地に運んできましたが、まず驚いたのがギャラリーの多さ。正確に人数を数えたわけではありませんが、少なくと国内男子ツアーの練習日と比較すると5~10倍ぐらいの人が詰めかけてました。

加えて驚いたのがゴルフカメラマンが使うのと同じぐらい、大きな望遠レンズを装着した一眼レフを持参しているギャラリーの数です。30年以上、ゴルフトーナメント会場に足を運んでますが、昨日が一番、一眼レフを持っている人が多かったです。ギャラリーがカメラを持ち込めるトーナメントがほとんどなかったから当たり前と言ってしまえばそれまでですが、望遠レンズを装着した一眼レフの数の多さに圧倒されました。アマチュアカメラマン恐るべしです。

練習場、そしてコースを数ホール歩いてきましたが、セッティングはメジャー大会ならではで、ラフは深くて密集度も高いです。セッティングの予定では、

 

  • ティグラウンド 刈り高 6.5mm
  • フェアウェイ 刈り高 10mm
  • ラフ 80~100mm
  • ファーストカット 25mm 幅1.8m
  • グリーン 11フィート コンパクション24(山中式)

 

女子トーナメントのセッティングとしてはラフが非常に深いです。かつ、これに雨が加わると、芝の抵抗はかなり増します。よほどパワーがある選手を除けば、ラフに入ったらショートアイアンかウエッジでないとちゃんとキャリーが出ない感じです。スコアメイクの鍵を握っているのは、ティショットの精度。ボギーを叩かない、バーディーを増やすにはフェアウェイキープが必要不可欠です。そして、ラフからはヘッドをキッチリ入れる技術が求められるので、オンプレーンなスイング、そしてラフから高い球を打てるうだけのパワーが求められます。

 

 

このコースセッティングを考えて超私的な優勝予想をさせていただくと、、、

らの韓国勢。彼女達はプレーンがしっかりしているのでドライバーが曲がりません。加えて、アイアンでヘッドをプレーンに沿って上から入れていけ、かつパワーがあるので、ラフからのショットで苦労する度合いが減るからです。イ・ボミ選手も出場していますが、正直、彼女のパワーではラフから脱出するのは相当苦労しそうです。

 

 

国内勢で優勝争いに食い込んでくると予想されるのは、、、

 

・ 鈴木愛選手
・ 比嘉真美子選手
・ 川岸史果選手

 

 

そして昨年の覇者であり、大会3連覇を目指す畑岡奈沙選手。

いずれの選手もパワーがあって、アイアンショットの切れ味が鋭い。ドライバーの飛距離を出るので、確実に上位に食い込んでくると思います。

 

 

今回は6677ヤードでパー72。アウトの5番は435ヤード、インの16番は428ヤードと、400ヤードを大きく上回るパー4があります。ティショットに関しては、正確性だけでなく飛距離も要求されるセッティングなので、正直、ドライバーが飛ばない選手は不利なのは否めません。

 

千葉カントリークラブ野田コースは2003年も日本女子オープンを開催してますが、その時は、服部道子選手が李知姫選手とのプレーを制して優勝しています。宮里藍選手は高校3年生で出場してました。

 

 

今日から土曜日まで九州出張しているので、次に、現地観戦するのは日曜日です。超私的な優勝争い予想が当たっているのか、それとも大外れするのか。人生初のボートレースでは予想が的中しましたが、日本女子オープンの優勝予想が的中するかは、ゴルフの神様のみぞが知るところです、、、。

 

 

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2018年08月21日超私的な考察 高校野球に学ぶ、スコアメイクのための基本と鉄則とは!?

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お盆休みが明け、夏の高校野球も今日が決勝戦。秋田県代表の金足農と大阪府代表の大阪桐蔭が甲子園球場で戦います。今回は100回大会ということもあり、過去の名選手が始球式を行ないますが、決勝では太田幸司(三沢高校)さんとと井上明(松山商業)がその大役を務めます。

マーク金井が初めて太田選手を見たのは、今から49年前、小学5年生の時、夏の甲子園大会の決勝戦。この年、決勝戦は2回ありました。初戦はお互い無得点で延長18回引き分け。翌日に再試合があり、4対2で松山商業が勝ちました。優勝投手は井上明さんです。

 

 

さて、今年の高校野球。どの試合も接戦が多いですが、観戦していて強く感じることがあります。それは、「流れ」の重要性。個々の戦力もさることながら、「流れ」を上手く引き込んだチームが勝ち上がり、「流れ」を上手く引き込めなかったチームが敗れています。監督の采配を見ていても、「流れ」を非常に大事にしているのが伝わってきます。

 

 

さて、この勝負事の「流れ」。

 

 

高校野球の場合、「流れ」を引き込むためにやっていることをざっと上げると、

 

  •  選球眼(ボール球に手を出さない)
  •  進塁打(犠牲バント)
  •  エラーをしない
  •  ファーボールを出さない
  •  走塁ミスをしない

 

 

ヒットを打ったり、ホームランを打ったりすれば試合展開が有利になりますが、ヒットやホームランを打つことよりも、上記のことをちゃんとできるチームの方が「流れ」を自分の手元に引き込めます。逆に、ヒットをたくさん打っても、選球眼が悪かったり、走塁ミスをしてしまうと、「流れ」が空いてチームに行ってしまいやすくなります。「流れ」は作為的に手に入れることは難しいですが、エラーやミスをしてしまうと「流れ」を手に入れることは絶対にできません。

 

 

ゴルフも同じです。

 

 

多くのアマチュアゴルファーは、ナイスショットの数が増えるとスコアが良くなると思っています。野球に例えるならば「ヒットが多いと点数が入る」と同じですが、ナイスショットの数とスコアは必ずしも比例しません。例えば、10回の内、8回ナイスショットが打ててても、残りの2回で流れが悪くなるようなミスショットを打てば、そのホールで大叩きすることが少なからずあるからです。100前後でプレーしている人のスコアカードを見ても、ハーフでパーが3つあるのにスコアが50前後という人が非常に多い。こういう人は、ナイスショットはそれなりにあるのですが、「流れ」が悪くなるようなミスショットを打っているのです。

 

 誤解を恐れずに言えば、ナイスショットの数が増えても、「流れ」が悪くなるミスショットを減らすことができなければ、スコアメイクは非常に難しくなるし、スコアも良くなりません。

 

 

ゴルフプレーにおいて「流れ」に影響するのは、

 

  •  やさしいショットでミスをしないこと
  •  ミスが出やすい難しいクラブを使わないこと
  •  リスクの高いショットを選択しないこと
  •  OB、池ポチャ、ワンペナを打たないこと
  •  ミスショットの後にミスを取り返そうとしないこと

 

抽象的な表現になっていますが、1ホールで大叩きしている人に思い当たる節(ふし)があるはずです。ミスを取り換えそうとしてミスを上塗りするようなことをしたり、難易度の高いショットを選択しているから、トリプルボギーやダブルパーというスコアになっているはずです。

 

前にも書きましたが、ゴルフはナイスショットを打つと気持ち良いですし、コースに出るとナイスショットを打ちたくなります。ミスショットを打ったら1ヤードでもグリーンに近づけたくもなります。しかし、ナイスショットを望む気持ちが強くなるほど、リスキーなことをやる回数が増えます。ミスを挽回しようとする気持ちが強くなるほどに、ミスを上塗りする回数が増え、それは「流れ」を悪くすることにつながるのです。

 

野球もゴルフも「流れ」が大事です。

 

 

「流れ」を良くするのは難しいですが、「流れ」が悪くならないようにプレーするのは頑張ればできなくはありません。100が切れない人、90が切れない人ならば、ナイスショットの回数を増やすことよりも、「流れ」を大事にしてクラブを選択し、ショットを選択してプレーすることができれば、それだけでハーフ3~5打ぐらいは簡単にスコアを縮めることができるのです。

 

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2018年08月12日超私的な試打インプレ フジクラ スピーダーエボリューションⅤ 569S

お盆中でも生配信やります!!!マーク金井ここだけの話

全米プロゴルフ選手権の話題になるかと思いますよ(8月13日21時配信)

とは言え、マーク金井が喋りたいことを喋ったら、またまたリクエスト特集かもしれませんね。お盆中ですが観てみて下さい


世間はお盆休みに入りました。おかげで自宅から都心に向かう道路は空いてますし、神田は無人街と化しています。アナライズも8月16日まで夏休みをいただいてますが、マーク金井は毎日がお盆休みのような日々を過ごしているので、いつも通り神田におります。そして、いつもと変らず神田のスタジオではコソ連、メディアの撮影、YouTube生放送 そしてクラブ、シャフトを試打しております。

8月に入ってはテーラーメイドのMグローレ、フジクラスピーダーエボリューションⅤ三菱ケミカルのディアマナDFがスタジオに届き、コース、そしてスタジオでテストを繰り返しています。Mグローレはカチャカチャ式(シャフト脱着式)ではないので、純正シャフトでテストし、エボⅤディアマナDFテーラーメイドヘッド、M1やM3でテスト中。シャフトはどちらも50g台のSで、長さは45.5インチに統一してます。

 

スピーダーシリーズエボリューションになって5代目。スピーダーというシャフトを最初に打ったのは757で、今から20年以上の前のこと。実際にテストしたスピーダーをざっと上げると、757、569、660、661、652、693、白スピーダー、スピーダーエボ、エボⅡエボⅢエボⅣ、スピーダーTS、スピーダーTR(白スピーダー、エボは474、569、661をそれぞれ打ってます)。記憶から抜け落ちているモデルもあるかと思いますが、20種類以上のスピーダーをテストしています。

 

では、新しく登場したスピーダーエボⅤ 569はどんな特性なのか?

 

超私的なことを言わせていただくならば、

 

 究極の純正シャフト!!!!!

 

純正シャフトというのはいわゆる「つるし」の状態でクラブメーカーオリジナルシャフトのことですが、多くの純正シャフトはストライクゾーンを広げた特性をもちながらも、アフターマーケット用シャフトニ比べるとコストを抑えて作っています。このフジクラの新製品、エボⅤはストライクゾーンを広げた特性を持ちながらも、コストをしっかりかけて作られているのです。すなはち、

 

 エボⅤはスピーダー史上、もっとも癖のないシャフト!!!!

 

癖がないというと面白みに欠けるという見方もできますが、癖があるとゴルファーによって向き不向きがハッキリ出ます。例えば、前作エボⅣは「叩けるスピーダー」。先端剛性が高いので叩ける特性があり、叩いても左に行きづらく設計されています。なので、叩きたくない人や、ボールを捕まえたい人にとっては、エボⅣは相性が良いシャフトとは言えません。エボⅣの特性が好きな人がエボⅤを打つと、

 

 球が捕まる、挙動がマイルドという感じになるでしょう。

 

エボⅤの組上げスペックは45.5インチ 307.2g バランスD3.5 振動数252cpmです。
(ヘッド重量は約200g)

 

 

では、エボⅤは癖がないからスピーダーらしくないかと言えば、そうではありません。テストを何度も繰り返してますが、スピーダーらしさはちゃんと感じ取ることができます。スピーダーの魅力は鋭いシャフトのしなり戻りにあり、それはヘッドスピードの向上、ボール初速の向上に貢献してくれます。ボール初速が上がれば、上がった分だけキャリーが伸びます。

 

 

このエボⅤに関しては、スイングしている時は「なんだこりゃ~」と驚かされるような加速感は味わえません(その分、タイミングが取りやすい)。しかしながら、弾道計測するとヘッドスピードがちゃんと上がっており、それに呼応してボールスピード(初速)も0.5~1m/s上がっています。感覚としてはそれほど加速感がないのに、実際はスピーダーならではの鋭い加速感があるシャフトです。

 

もうひとつの特徴はタイミングの取りやすさ。

 

シャフトのしなり感は先中調子ですが、先端だけがピュッと動く感じではありません。シャフトの中間部分から先端にかけて滑らかにしなります。先端側もエボⅣよりは軟らかいですが、一般的な先調子のシャフトほどは軟らかくはありません。シャフトの挙動(しなって、しなり戻る)をつかみやすいので、切り返しのタイミング、インパクトのタイミングが取りやすく仕上がっています。

 

 

左へのミスを軽減したい人、叩けるシャフトを求める人ににとっては、エボⅤは少し物足りなさを感じるかも知れませんが、そういう人は、「エボⅣTRで対応してますよ」というのがフジクラのスタンスでしょう。ヘッドの性能を上手く引き出してくれるシャフトを求める人、タイミングが取りやすくて振り抜きを重視する人、そして癖のないシャフトで飛距離を伸したい人には、かなり満足度が高いシャフトに仕上がっています~。

 

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エボリューション5の試打インプレッションがアップされています。

いきなりスピーダーレボリューションと言い間違えています。これワザとだったり(炎上作戦(笑)・・・)

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2018年07月29日超私的な提案 ゴルフをサッカーに置き換えるとスコアメイクが劇的に良くなる!?

YouTubeのアナライズチャンネル

マーク金井の打たずにいられない。更新しました

USTマミヤのTHE ATTAS です

 


金曜日から1泊2日で山口県でセミナー開催してきました。初日の金曜日はイタリアンレストラン、イルセコンドの2階をお借りしてトークセミナー。2日目はアイランドゴルフガーデン宇部にて早朝ラウンドセミナーを実施。山口県のゴルファーの悩みを解消すべく、あの手この手でゴルフ上達法について説明してきました。

 

今回の出張ルートは台風の進行ルートと丸被りしてましたが、幸いにも行きの飛行機は揺れも少なくて山口宇部空港に到着。帰りは、羽田行きは欠航するんじゃないかと思い、空港ではなくて新幹線の新山口駅に直行。ラッキーにも指定が取れ、かつたいした遅れもなくて東京駅に到着。朝4時30分起きだったので、車内でぐっすり眠ることができ、目覚めたら名古屋。そこから駅弁をいただいて、再びウトウトしてたら新横浜。飛行機よりは時間がかなりかかりましたが、眠れたおかげで移動時間はそれほど長く感じませんでした。

 

さて、今回の山口セミナーのテーマは「ゴルフをサッカーに置き換える」です!!

 

 

トークセミナーでもラウンドセミナーでも、まず受講者に問いかけたのは、、、

 

  •  ドライバーはサッカーに例えるならば「何」になるのか?
  •  セカンドショットはサッカーに例えるならば「何」になるのか?
  •  アプローチやパットはサッカーに例えるならば「何」になるのか?
  •  バーディチャンスのパットはサッカーに例えるならば「何」になるのか?

 

 

ゴルフはティショット、セカンドショット、アプローチ、そしてパッティングがありますが、実は、これらのショットはすべてサッカーのプレーに置き換えることができます。

 

まず、ドライバーショット(ティショット)ですが、これは、サッカーに置き換えると、
ゴールキックです。受講者の中にはシュートと答えた人が何人かいましたが、ドライバーショット(ティショット)はシュートではありません。なぜなら、最初に打つショットで点(スコア)は決まらないからです。対して、ゴールキックというのは、自陣から敵陣に向かって放つキック。ゲームを開始するキックと言ってもいいですし、これからゲームを組み立てるキックと言ってもいいでしょう。ゴールキック(ティショット)に求められるのは、とりあえず敵陣(フェアウェイ)にボールを確実に運ぶこと。シュートのような精度は求められません。ただし、チョロしたり、大きく左右に曲げてしまうとゲームメイクが難しくなります。ドライバーショット(ティショット)とうのは、ゴールキックだと心底思えるようになると、かなり気楽に打てますし、気楽に打てるほど上手くいきます。

 

 

続いて、セカンドショットですが、これは距離によって異なります。距離が長い時は前線へのスルーパス。サッカーの場合、このスルーパスがちゃんと決まると、得点のチャンスが広がります。ゴルフの場合もセカンドショットで確実にグリーンに乗ったり、寄せやすい場所までボールを運ぶことができたら大叩きしないだけでなく、スコアメイクもやさしくなります。フォワードにいいパスを通す、サッカーで言うところのバイタルエリアにパスを通すような感じでセカンドショットを打つ。これがちゃんとできればゲームの流れが良くなって、スコアをまとめやすくなります。

 

では、アプローチショットをサッカーに例えるならば、「何」でしょう?

 

察しのいい人はもうお分かりですよね。

 

 

アプローチショットはセンタリングでありロングシュートです。シュートを決めやすくするセンタリングのようなアプローチショットが打てれば、バーディーやパーが取りやすくなります。また、ロングシュートのようなアプローチが打てれば、チップインの確率が上がってきます。ただし、無謀なロングシュートを打つのは得点の可能性が低くなるのと同じで、ゴルフの場合もアプローチでチップインを狙い過ぎてしまうと、ミスショットを誘発するリスクが増してきます。

 

 

そして、最後のパッティングとバーディーチャンスのパット。

 

 

パッティングはサッカーに例えるならばシュートで、バーディーチャンスのパットはサッカーに例えるならばPK(ペナルティキック)。

 

 

シュートが決まれば得点できるのと同じく、パットが決まればスコアは確実に良くかります。そして、PKというのは決めて当たり前で、失敗するとダメージが残ります。ゴルフもしかり、バーディーチャンスのパットというのは決まれば良いですが、外すとダメージが残ります。加えて、決めて当たり前のチャンスを失敗するとゲームの流れは悪くなりやすく、次のホールのティショットでミスが出やすくなってくるのです。

 

言い換えると、バーディチャンスのパットというのがチャンスでありピンチでもあるのです。

 

 

アマチュアゴルファーを観察すると、ドライバーショット(ティショット)に大きなウエートを置いていたり、ティショットで完璧なショットを求めています。気持ちは分らなくもないですが、ここは視点を変えてみて、ドライバーショット(ティショット)はサッカーのゴールキックだと思って、ショットに臨んでみて下さい。たったこれだけのことでも、ドライバーショット(ティショット)がかなり気楽に打てますし、気楽に打てた方がミスが出づらいことも、きっと体験できるはずです~。

 

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