マーク金井blog

年別アーカイブ: 2022年

2022年08月08日超私的な考察  なぜアマチュアの多くはパー5で大叩きを繰り返すのか!?

反射的に使う人が多い気がします


 

ゴルフを始めて早50年が経ちました。50年前と現在ではゴルフ業界はガラッと変わり、今では乗用カートでのプレーが当たり前。ゴルフクラブもドライバーは木製ヘッドからチタンに様変わりあしています。

 

 

 

 

この50年間でゴルフクラブの進化はめざましいものがありますが、クラブが進化しているにも関わらずアマチュアゴルファーの腕前はいっこうに変わってません。昔も今も多くのアマチュアゴルファーは100切りに苦労し、100切りを目標にしているアマチュアが後を絶たないです。

 

 

 

 

さて、この100切り。

 

 

 

 

マーク金井のYouTube、オルタナゴルフの「諦めシリーズ」でも解説しておりますが、100が切れそうで切れない人の多くは、1ホールで大叩きし、この大叩きによってスコアを浪費しています。別言すれば、1ホールのスコアがダボ以内に収れば、それだけで100を簡単に切れるようになるのです。

 

 

 

 

 では、どのホールで大叩きが出やすいか?

 

 

 

 

  • パー3なのか
  • パー4なのか
  • パー5なのか

 

 

 

 

100切りが出来てない人の場合、圧倒的に大叩きしやすいのはパー5です。

 

 

 

 

パー5はプロや上級者にとってはバーディーを狙っていけるホールですが、100切りが出来てない人にとっては、パー5は鬼門。パー5になるとダボ以上の悪いスコアが出やすくなっています。

 

 

 

 

では、なぜパー5で大叩きが出やすいのか?

 

 

 

 

 

 パー5というとはパー3を3ホールプレーするのと同じだからです!!!!

 

 

 

 

パー3は1オンでパーオン。パー4は2オンでパーオン。パー5は3オンでパーオンということを考えれば、パー4はパー3を2ホールプレーするのと同じ、パー5はパー3を3ホール分と同じという風に考えてほしいのです。

 

 

 

 

 

こう考えると、パー5で大叩きしやすい理由が分ってくるかと思います。パー3で3ホールともボギーならば3オーバーとなり、これをパー5に当てはめるとトリプルボギーということになるのです。

 

 

 

では、どうすればパー5で大叩きを減らせるのか?

 

 

 

 

例えば、450ヤードのパー5ならば、、、

 

 

 

  •  ひとつめのパー3は170ヤード
  •  ふたつめのパー3は150ヤード
  •  みっつめのパー3は130ヤード

 

 

 

 

まずは、この3つあるパー3の中で1つワンオンが出来き、残り2つをボギーオンできるようになってください。そうすれば、悪くてもダボで上がれます。別言すれば、パー5ではダボ以内で上がることが、100切りへの近道になるのです。

 

 

 

 

パー5は距離が長いと考えるのではなく、ティグラウンドに上がったら3つのパー3をプレーすると考える。パー3が3つあると思えるようになれば、ティグラウンドでドライバーをむやみに振り回したり、セカンドで距離を欲張るなんてことにもならないはずです。距離を欲張らなってくれば、それだけでも打たなくていいミスを減らせます。

 

 

 

 

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2022年08月05日超私的な衝動買い  コブラ キングLTDxLSドライバー

えええ?そこ諦めていいの??

 


 

軽量スチールシャフトを短尺ドライバーに装着するようになって早3年が経ちました。カーボンシャフト装着のドライバーも併用してますが、河川敷の赤羽では低く打ち出しでランが出る弾道を打ちたいのでもっぱら短尺スチールを使っています。

 

 

 

 

短尺スチールシャフトに装着するヘッドはいくつかありますが、共通しているのは小ぶりで、重心が浅くて低いこと。スチールシャフトには重心が浅めの方が相性が良く、
なおかつ低スピン弾道が打ちやすいからです。具体的には、テーラーメイドの初代M1(430)、二代目M1(440)、そしてキャロウェイのFTツアーを使っています。

 

 

 

そんなマーク金井が2022年、3本目として衝動買いしたドライバーは、、、

 

 

 

 

 コブラ キングLTDx LSドライバー

 

月刊ゴルフダイジェストの名物企画「D-1グランプリ」でも優勝してますが、衝動買いしたくなった一番の理由は、低くてランが出やすい弾道が打ちやすいこと。ステルスプラスと同じく浅重心タイプのドライバーですが、こちらの方がさらに重心が浅く感じるのが気に入りました。加えて、チタンフェースですがボールを包み込む感触が手に伝わり、抑えた弾道が打ちやすく仕上がっています。

 

 

 

 

キングLTDx LSならばカーボンシャフト装着で、キャリーが210ヤードでランが50ヤード出る弾道を打てそう。この仮説が当てはまるのかどうかを試したくなって、ゴルフパートナー日本橋室町店でAランクの中古品を見つけるや、一瞬の迷いもなく購入しました。

 

 

 

スペックはこんな感じです。

 

 

 

総重量 305.9g
ヘッド重量 199.5g
長さ 45.25インチ
バランス D2
振動数 236cpm(シャフトはコブラオリジナルツアーAD 6S)
リアルロフト 約9度(表示9度)

 

 

 

 

ソールに装着されるウエートを変えているのでしょう。米国モデルに比べると日本向けモデルはヘッドはそれほど重くありません。超私的にはちょうどいい重さです。

 

 

 

 

ゴルフパートナーの試打職人ですでに試打は済ませてますが、改めて打ってみて感じたのは初速感が強いこと。LSは捕まるタイプではないので、低いフェードをイメージした時に、打ち出し角が11度前後で力強くボールが飛び出し、ランがしっかり稼げる弾道がオートマチックに打てそうです。

 

 

 

 

テーラーメイドキャロウェイピンタイトリストに比べると、このコブラのキングLTDx LSは設計コンセプトは明確で潔さを感じます。ステルスプラスとどちらが風に強い弾道が打てるのかを、近々、赤羽GCにてテストしてみたいと思います。

 

 

 

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2022年08月03日超私的な考察  突発的に想定外のミスショットが出るゴルファーの共通点とは!?

話題のクラブを丸裸!


 

連日最高気温が35度を超えている関東エリア。さすがにここまで気温が上がってしまうと、暑さに強いマーク金井といえども薄暮ゴルフに行くのを少し控えています。好きなゴルフで熱中症になってしまっては元も子もないからです。

 

 

 

 

しばらくゴルフに行く機会は減りそうですが、暑さ寒さに関係なく続けているのが毎日のスタジオでの練習と、このブログと、そしてオンライサロンのライブ配信。神田のスタジオは年間を通して暑さ寒さとは無縁なので、この炎天下でも快適な空間を提供してくれてます。

 

 

 

 

ライブ配信ではオンラインサロンのメンバーからの質問に答えていますが、月曜日にはこんな質問をいただきました。

 

 

 

 

昨日のゴルフ。前半は何とか調子良く満足いくスコアで回れました。が、後半の1発目のドライバーでまったく予期せぬプッシュアウトが出てから打ち方がわからなくなり、後半はちょいと残念なスコアになっちゃいました。、、、、、(中略)、、何かアドバイスがあればお願いします。

 

 

 

 

こういう経験は誰しもあるかと思います。よくある答えとしてはお昼休憩を挟んだことが影響しているというのがありますが、超私的にはそれだけではないと思っています。

 

 

 

 

では、突然のミスが出てしまうのにはどんな要因が考えられるのか?

 

 

 

 

本人は突然と思っているかも知れませんが、実は、じつはミスは突然に出るのではなくて、出るべくして出たと超私的に思っています。

 

 

 

具体的に言うと、ショットが良い時でもスイング自体はそれほど良くない可能性があるのです。別言すれば、「ナイスショット=良いスイング」ではなく、良くないスイングをしているにもかかわらず、たまたま良い結果が続いているだけの可能性が高いのです。

 

 

 

 

例えるならば、突然のミスが出やすいゴルファーに共通しているのは、時限爆弾を背負ったままプレーしています。そしてその時限爆弾はいつ爆発するのかが決まってません。ハーフターン直後に出る時もあれば、上がり3ホールぐらいで出る時もあれば、ベストスコアがかかった最終ホールで出る時もあるのです。

 

 

 

 

身も蓋もない残酷な話をしてしまいますが、よほどの上級者を除けば、アマチュアゴルファーのスイングはミスが出やすいスイングをしています。別言すれば、惚れ惚れするようなナイスショットを打った時も、目を覆いたくなるようなミスショットを打った時も、スイング自体はほとんど変わっていないのです。

 

 

 

大事なことなので繰り返します。アマチュアゴルファーの多くは時限爆弾を背負ったままプレーしています。18ホール目をホールアウトするまで爆弾が爆発しない時もありますが、そうでない時は、まったくもって思いも寄らない時に突発的にミスショットが出る時もあるのです。

 

 

 

 

ちなみに、時限爆弾を抱えている人には共通点があります。ナイスショットとミスショットの落差が激しい人、スタート前の練習とスタートホールのショットとの落差が激しい人、ベストスコアがでそうな時の上がりホールで想定外のミスが出やすい人は、時限爆弾を抱えていると思って間違いないでしょう。

 

 

 

 

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2022年08月01日超私的な試打インプレッション  ピンのChipRをコースで試してきました、、、

話題のクラブを丸裸!


昨日は2週間ぶりに赤羽ゴルフ倶楽部にて早朝9ホールに行ってきました。この時期に2週間もコースに出なかったのは久しぶりでしたが、久しぶりのわりにはショットも大きく乱れることなくホールアウトできました

 

 

インコース
ーーーー△ーー△ー  37
211121122  13

 

 

 

寄せワンが多かったですが、これには理由があります。先日衝動買いしたピンのアプローチ専用ウエッジ、ChipRをとことん試したくて、グリーンを狙うショットではわざと手前の花道に運ぶようにしたのです。

 

 

 

 

 ChipRは5ホールで使いましたがいずれもノーミス。すべて1m以内に寄せることができて寄せワン率は100%でした。

 

 

 

 

さて、このChipR

 

 

 

 

メーカー側はチッパーと名付けてますが、超私的には転がすためのというよりはキャリーとランで寄せるクラブではないかと思っています。

 

 

 

 

ロフトが38.5度あるのでボールは適度に上がりますし、スピンも適度に入るからです。マーク金井が設計したR25は完全に転がし専用ですが、こちらは8番や9番でアプローチするのと同じような弾道になります。

 

 

 

 

 ただし8番や9番アイアンと決定的に違うのが、ヘッド重量とライ角度です。

 

 

 

35インチでオーダーしたこともありますが、ヘッドがかなり重く、バランスはなんとE6。通常のアイアンがD0ぐらいだと考えると、20グラム前後ヘッドが重いのです。
このため、アイアンとはヘッドの利き具合が全然違うので、フルショットには適さないです。このヘッドの重さを考えると、30ヤード以内のアプローチに特化させたい意図を感じます。

 

 

 

ライ角度は標準で70度とかなりアップライト。一般的な8番、9番アイアンよりも7~8度アップライトです。このライ角のおかげでパターのように構えやすくなっています。これもChipRの大きな特徴です。

 

 

 

では、ライ角がパターのようになっているからパターのように打てるかと言うと、これは個人差があると思います。何故かと言うと、クラブの形状はパターに近いのではなく、アイアンの顔つきをしているからです。ライ角度こそアップライトですが、アドレスする時は、アイアンでアプローチするような構えをしたくなりました。

 

 

 

打ち方に関しても、パターのようにも打てますが、超私的には8番や9番を短く持ってアプローチした時と同じ感覚で打った方が違和感がありません。ヘッドの重さに慣れが必要ですが、重さに慣れてくれば、8番や9番でアプローチを打つのと同じように打っていけます。

 

 

 

 

マーク金井の場合、ピンのChipRはパター感覚で構えつつ、スイングはアイアンでアプローチをするような感じで打つと上手く行きました。手前味噌ではありますが、パター感覚でアプローチをするには、ヘッド形状はR25のようにパターと同じ顔つきをしている方が違和感がないです。

 

 

 

 

そして、改めて感じたのがグリップの太さです。マーク金井はオーダー時に一番太いオレンジのグリップを選択しましたが、これは大正解。標準のグリップよりも太いグリップにした方が、ヘッドが重く感じる度合いを軽減できますし、なによりも手首が余計な動きをしづらくなるからです。

 

 

 

 

お節介なことを申し上げるならば、ChipRの購入を考えているならばグリップはオレンジを選択することを強くお勧めいたします。

 

 

 

 

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2022年07月29日超私的な考察  アプローチのお助けクラブ「チッパー」はブーム到来になるのか!?

コチラも人気の動画です


ピンから40年ぶりに登場したアプローチのお助けクラブCHIPR。発売して1週間たらずで品切れになるほど売れているみたいです。手前味噌ですが、マーク金井が設計したR25も多くのゴルファーから支持していただいてます。

 

 

 

 

加えて、ヤフーニュースでは「チッパーブーム」が到来している記事がアップされたこともあって、にわかにチッパーに興味を持つアマチュアゴルファーが増えています。

 

 

さて、このチッパー

 

 

 

 

クラブ自体は決して目新しくはありません。いつから登場したのかは定かではありませんが、少なくともマーク金井がゴルフを始めた頃、今から50年ぐらい前にはすでにチッパーやジガーと呼ばれる転がし専用のウエッジは世の中に出回ってました。

 

 

 

 

また、PRGRのR35が登場したのは2005年。

 

 

 

 

目立った宣伝はなされていませんが、17年前から現在に至るまで継続販売がなされています。もちろん、他のメーカーにおいてもチッパーをラインアップしているメーカーはいくつかあり、例えばクリーブランドのスマートソールもチッパー形状のウエッジをラインアップしていますし、リンクスはアイアン感覚で打てるチッパー(YS-ONEタイプR)とパター感覚で打てるチッパー(YS-ONEタイプS)の2モデルラインアップしています。

 

 

 

 

日本チッパー協会の会長であるマーク金井としては、チッパーというクラブに注目が集まるのは嬉しい限りで、まずは先入観を持たないで使ってもらいたいと思っています。
逆に言うと、「チッパーは初心者用クラブ」「チッパーを使うのはかっこ悪い」と思っているゴルファーが手にするかどうかで、チッパーに対する偏見をどれだけ払拭できるかで、チッパーの普及の度合いが変わってくるのではないかと思っています。

 

 

 

 

そいう意味ではピンのCHIPRは画期的なクラブです。

 

 

 

 

マーク金井も衝動買いしましたが、とにかくデザインがgood。機能性ややさしさだけでなく、キャディバッグの中での収りがとにかく良いです。このクラブが売れるほどにチッパーは市民権を得ますし、他のメーカーも追従してくるでしょう。

 

 

 

 

そして、もうひとつのポイントとなるのはアプローチに対する考え方。アマチュアゴルファーは「アプローチは上げて止める」打ち方を良しとする人が多いです。それが、
「手前から転がして寄せる」という打ち方を好むというマインドチェンジが求められます。転がして寄せるゴルフを心底楽しめるようになることも、チッパーが普及するかどうかの鍵を握っています。

 

 

 

 

 ゴルフはゴロふ。

 

 

 

 

全英オープンでトッププレーヤーたちがグリーン周りでパター多用していたのは記憶に新しいと思いますが、パターの次に転がして寄せやすいのがチッパーです。アマチュアゴルファーも上げるよりも転がして寄せることを選択するようになってくれば、チッパーが活躍する場面が増えてきます。そうなってくれば、チッパーをキャディバッグに入れる人が増えてくると思っています。

 

 

 

 チッパーはランニング(転がし)に特化したウエッジ。

 

 

 

 

バンカーに特化したのがサンドウエッジならば、転がしに特化したのがランニングウエッジ。超私的には、チッパーはランニングウエッジという名前に改名した方が、さらなるブームになるような気がしています。

 

 

 

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