マーク金井blog

月別アーカイブ: 2021年7月

2021年07月19日超私的な考察  ドライバーの適正飛距離を考えたことってありますか!?

マーク金井の新しいYouTube動画公開されました

人気の飛び系アイアンのメリットデメリットをわかりやすく説明しています


関東エリアは先週金曜日に梅雨明け宣言が出ました。おかげで週末は「なんだこりゃ~」ってぐらいの晴れてくれ、日中は30度を超える暑さの中、2連チャンで千葉市民ゴルフ場をプレーしてきました。

 

 

 

千葉市民は9ホールのコースなので、土日で4回プレー。スコアは土曜日が36、33。日曜日が35、33。18ホール歩くと約1万6000歩です。毎日2万歩歩いているおかげで、両日ともに最終ホールでのパー5は2オンに成功し、イーグルこそ逃しましたが、どちらもバーディーで締めくくることができました。

 

 

 

前回のブログでも書きましたが、ここ数ラウンドはパー4、パー5だけでなくパー3でもドライバーを使っています。千葉市民のパー3は120ヤードと150ヤードなので、距離を少しでも間違えると、ボールはグリーンオーバーして奥のOBゾーンに突入します。シビアな距離感が求められますが、8ホールプレーしてボギーは1回だけで、7回はパーでホールアウト。プロゴルファー猿を目指しているわけではありませんが、パー3をドライバーを手にすると、コースマネジメントの極意を学ぶことができます。

 

 

 

 

両日のプレーともドライバーは2代目のM1 440(テーラーメイド)。シャフトは島田ゴルフの軽量スチールを装着し、長さは43インチです。

 

 

 

 

このドライバーでマーク金井の飛距離はどれぐらいかと言うと、パー3のホールを除けば、、、、

 

 

 

 210~240ヤードです。

 

 

 

ちなみにドライバーの次にロフトが少ないクラブは5Wで、5Wの飛距離は

 

 

 

 170~210ヤードです。

 

 

 

最大飛距離を比較すると、5Wが210ヤードでドライバーが240ヤード。その差は30ヤードです。ちなみに普段めったに使うことはありませんが、3Wの最大飛距離は225ヤードほどです(ティアップして打った場合)。ちなみに、コースではどのクラブも目一杯打つことはありません。すべてのクラブの最大飛距離は、80%ぐらいの力加減で打った時の飛距離です。

 

 

 

アイアンは番手毎の飛距離が10~15ヤードと言われてます。これはウッドにも当てはまり、ウッドの場合も番手毎の飛距離差は10~15ヤードぐらいになるでしょう。それを考えると、今のセッティングは理想的で、ドライバーは5Wよりも30ヤードぐらい飛んでくれています。

 

 

 

 

 

9番アイアンの飛距離(キャリー)は120ヤードで、これはドライバーの飛距離のちょうど半分です。

 

 

 

 

察しのいい人はもうお分かりだと思います。

 

 

 

 

超私的にはドライバーに求められる飛距離というのは、、、、

 

 

 

 

ドライバーの次に飛ぶクラブ(ロフトが少ないクラブ)である3Wよりも10~15ヤードぐらい飛ぶのが適正飛距離です。

 

 

 

 

5Wと比較するならば20~30ヤードぐらい飛んでくれるのがドライバーの適正飛距離だと考えています。

 

 

 

ちなみに、9番アイアンのキャリーの飛距離はドライバーの半分が適正飛距離だと超私的に思っています。

 

 

 

1ヤードでも遠くに飛ぶのが理想的なドライバーという考え方もありますが、ドライバーだけ特別に飛ぶようにしようとすると、飛ばすための工夫が必要になります。クラブを軽くしたり、クラブを長くすることになり、その結果、ドライバーとドライバー以外とのクラブでは振り心地が異なってしまう可能性が高くなるのです。

 

 

 

ドライバーを「飛ばすための特別なクラブ」として考えるならばこれもアリですが、「特別なクラブ」にするほどに難易度が高くなります。加えて、飛距離が出るほどに曲がった時にトラブルに巻き込まれるリスクも高まってきます。

 

 

この50年間でドライバーは劇的に進化し、ドライバーの飛距離は伸びています。しかしながら、この50年間でアマチュアの腕前(ハンデキャップ)はほとんど変っていません。シングルハンデの比率は未だ5%以下ですし、100切りが目標になっているアマチュアゴルファーの数はこの50年間で少しも減っていません。

 

 

 

ゴルフは確率のゲームです。

 

 

 

43インチの軽量スチールシャフトをドライバーを使う機会を増やすようになって2年が経過していますが、飛びすぎないドライバーを使うようになってからティショットの安定感が増し、それが確実にスコアアップにつながっています。土日のラウンドでももちろんティショットはノーミスでした。

 

 

 

ドライバーを「特別に飛ぶ」クラブにするのか、それとも3Wよりも10~15ヤードだけ飛ぶクラブにするのか。超私的には、後者の方がティショットの精度(安定性)が高まり、スコアメイクしやすいと思っています。

 

 

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2021年07月16日超私的な考察  距離が短めの癒やし系コースでスコアをまとめるコツとは!?

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一泊二日で大阪と四国高松に行ってきました。初日は新幹線で新大阪に向かい、用事をひとつすませてから高槻ゴルフ倶楽部にて薄暮9ホールプレー。プレー後、高槻駅のそばのファミレスでステーキをいただき、新幹線で岡山駅に移動。岡山駅からマリンライナーに乗り換えて高松駅へ。

 

 

翌日は琴電にのって向かったのが高松パブリックゴルフコース。春日川駅を下車したら目の前にクラブハウスがあります。駅から近いというのでは大阪のくずはパブリックが有名ですが、高松パブリックはさらに近いです。出口から数歩でゴルフ場の駐車場に入り、
50歩も歩けばクラブハウスの玄関に。日本一、いや世界で一番駅から近いゴルフ場ではないかと思います。

 

 

 

この日はスケジュールが変則的で8時30分にスタートしてインコースをプレー。プレー後、インドアゴルフ&ストレッチZEROにてオーナーの落合さんとミーティングを行いました。その後、本陣山田家にてうどんをいただき、再び、琴電にのって高松パブリックに戻り、午後2時過ぎからアウトコースをプレーしてきました。

 

 

 

スタッツはこんな感じでした。

 

イン
ーー△ー○△ーー△  38
222213222  18

アウト
○ー△ーーーーー○  35
022222121  14

 

 

 

距離はそれほど長くはありませんが、塩田跡地で作られたコースは松林でセパレートされており、ドッグレッグホールのレイアウトが秀逸。初めてのプレーでしたが、短尺スチールドライバーのおかげで全ホールフェアウェイキープし、それが安定したスコアにつながりました。

 

 

加えて、池越えの12番のパー3をのぞき、3つのパー3はすべてドライバーでティショットを打ちました。アウトコースは全ホールともドライバーでティショットを打ちながらも、最終ホールで下りの4メートルのバーディパットが入ってくれたおかげで、アンダーパー。トータル1オーバー、73ストロークでした。

 

 

 

高松パブリックはOBが気になるホールはほとんどありませんし、プレッシャーがかかるバンカーも少ないです。アンフォースドエラー(致命的なミスショット)を打たなければ大叩きするホールはありません。別言すれば、高松パブリックに限らず、初めてのコースでスコアをまとめるコツは、、、、

 

 

 ・ティショットは距離よりも方向。フェアウェイキープを心がける
 ・グリーンを狙うショットはピンではなくグリーン中央
 ・パットは入れることよりもジャストタッチで距離感重視。
 ・アプローチはできるだけ転がす。

 

 

 

そして、距離が短いコースでやっては行けないのは

 

 

 ・ドライバーを飛ばし過ぎて50~60ヤードの距離を残す
 ・ドライバーをマン振りしない

 

 

 

例えば320ヤードのパー3でティショットを260ヤード飛ばしたとしましょう。残りは60ヤードですが、これが曲者です。しっかり振った直後に、デリケートな距離のショットを打つというのは、実は非常に難しいのです。何故かと言うと、力を入れたショットの後に、力を入れないショットを打つというのは1打目と2打目でスイングの力感がガラッと変ってしまうからです。

 

 

 

対して、320ヤードのホールで220ヤード飛ばして100ヤード残す。ドライバーを軽めにスイングした後に、100ヤードを打つというのは力感を揃えられます。この方が同じ感じで打てるので、2打目のショットも安定してくるのです。

 

 

 

ゴルフはフルショットを打った後にコントロールショットを打つよりも、連続してコントロールショットを打っていた方がスイングの力感が揃い、それはショットの安定につながるのです。

 

 

 

 

ドライバーがいいのに、セカンドが上手く打てない。特にドライバーの次に100ヤード以下からミスが多い人の場合、スイングの力感が揃わないことが、ミスの原因になっている可能性が高いのではないかと超私的に思っています。

 

 

 

別言すれば、飛ばした直後に飛ばさないショットを打とうとしているから、アンフォースドエラーが出やすくなっているのです。

 

 

 

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2021年07月14日超私的な考察  テーラーメイドのミニドライバーって本当にミニなんだろうか!?

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メジャーリーグで今季ホームランを量産している大谷翔平選手。昨日はオールスターのホームラン競争に出場。2度の延長の末、惜しくも初戦敗退となりましたが、テレビを観てて感じるのが彼のバッティングフォームは「ゴルフスイング」そのもの。アッパー軌道でフォロースルーが大きく、ドライバーショットを放っているかのように見えてしまいます。

 

 

野球のホームラン競争はゴルフのドラコン競技に似ている感じがしましたが、決定的に違うのが手にする道具です。ホームラン競争では普段と同じ長さのバットですが、ドラコンでは普通のクラブよりも長いクラブを使う選手が圧倒的に多いです。

 

 

 

理由は単純で、物理的に長い方がヘッドスピードを上げやすいからです。

 

 

 

ルールギリギリの長尺ドライバーはドラコン選手の必需品ですが、通常プレーでもB・デシャンボーを筆頭に、全米プロに勝ったF・ミケルソンも長尺ドライバーを使っています。国内では石川遼選手、小鯛竜也選手も47インチ超のドライバーを使っていますが、その一方で短尺ドライバーというのも注目を浴びています。

 

 

例えば、テーラーメイドから近々発売される300ミニドライバーは、ヘッド体積が307CCで長さは43.75インチと短尺です。これがヒットすれば、競合メーカーもこぞって短尺ドライバーをラインアップに加えてくるでしょう。

 

 

 

さて、この長尺と短尺。

 

 

 

どちらにもメリット、デメリットがあります。ここ1発の飛距離を求めるならば長尺が有利です。反面、振り遅れたり、ミート率が悪くなります(短尺に比べると)

 

 

 

飛距離よりもアンフォースドエラーを減らすには短尺の方がが有利です。反面、短いと長尺に比べるとヘッドスピードが上がりづらい分だけここ1発の飛びは期待できません。

 

 

 

 

ミケルソンは長尺とミニドライバーを併用しているそうですが、超私的にはミニドライバーはミニという感じがしません。他のクラブとの長さの釣り合いを考えれば、ドライバーの長さは、、、

 

Phil Mickelson’s winning WITB: 2021 PGA Championship

 

 

 43~44インチがちょうどいい長さではないかと思っています。

 

 

 

 

ミニドライバーこそがスタンダード(ノーマル)な長さで、45インチ以上になってくると、それらはエキストラドライバー(長尺ドライバー)という位置付けにした方がいいのではないかと超私的に思っています。

 

 

 

ドライバーに何を求めるのかはゴルファーによって異なると思いますが、超私的にはゴルフ場でホームラン競争をするようなことは、スコアメイクにはあまり貢献してくれないと思います。野球に例えるならば、オーバーフェンスよりもセンター前に確実に運んでくれる打球が打てるクラブの方が、圧倒的にスコアメイクしやすいです。

 

 

 

2年前に北アイルランドで開催された全英オープンを観戦した際、本場のリンクスをプレーしました。その時に使ったのが43インチの軽量スチールを装着した短尺ドライバーです。フェアウェイにボールが飛ばないとロストボールが出るようなコースでプレーした時でもスコアが乱れなかったのは、風が強い中でもフェアウェイキープできたのは、43インチの短尺ドライバーのおかげです。

 

 

 

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2021年07月12日超私的な提案  106ヤードのパー3でドライバーを選択して打つことの意味とは!?

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昨日は久しぶりにコンペに参加し、千代田カントリークラブにて18ホールプレーしてきました。スタート前はカンカン照りで「何だこりゃ~」ってぐらい暑かったですが、プレー中は曇り空になることが多かったおかげでバテることなく最終ホールのティショットを打てました。

 

 

スタートホールのティショットは珍しく左に曲げて林の中でボギー発進。続く2番はフェアウェイから残り115ヤードを9番アイアンで打ったら、キャリーでグリーンオーバーして連続ボギー。自分ではいい感じで打ったショットがグリーンオーバーしたことで、アイアンの距離感を最後までアジャストできず、バーディーはひとつも奪うことが出来ず、4ボギー、1ダボで78ストローク(パー72)でホールアウト。改めて、ゴルフはグリーンを狙うショットの距離感がスコアに直結することを思い知らされました。

 

 

ただ、パー3では距離感で大きなミスはなく、4ホールともワンオン。それも、160ヤードの池越えホールでは5wを選択し、一番距離が短い106ヤードのホールではドライバーを選択して打っています。

 

 

 

 

 106ヤードの距離をドライバーでワンオンを狙う!?

 

 

 

恐らく、こんな変なことをやったことがある人はいないと思います。106ヤードだとウエッジか9番アイアンぐらいを選択するのが当たり前だと思います。

 

 

 

正直106ヤードの距離を打つのに適しているのはウエッジ、もしくは9番アイアンですが、あえてドライバーを使ったのには理由があります。

 

 

 

 それは、自分のスイングのどこに問題があるのかをチェックできるからです。

 

 

 

 

ドライバーで106ヤードを打つ場合、手先で合わせるような打ち方だとボールがどこに飛ぶか分りません。加えて、方向性も非常に不安定になります。別言すれば、下半身を使ってスイングできているのかどうかを、かなり正確にチェックできます。また、フェースtoパス(軌道に対してのフェース向き)もチェックできます。

 

 

 

もちろん、距離感についてもウエッジやショートアイアンを選択した時よりもシビアになります。ドライバーで106ヤードを打つ場合、ちょっと弱ければ大ショート、ちょっと強ければグリーンを大オーバーすることになってしまいます。

 

 

 

ドライバーというと飛距離を出ためのクラブと思っている人にとっては、106ヤードの距離をドライバーで打つという考えはまず浮かばないと思います。しかしながら、ドライバーで力み癖が抜けない人がこれをやれば、ドライバーってほんの小さな力でもボールが飛んでしまうことを経験できます。もちろん失敗すれば、とんでもなくスコアが悪くなりますが、、、、それでも長いゴルフ人生で一度ぐらいはやってみてもいいのではないかと超私的に思っています。

 

 

 

ちなみに、マーク金井が主催するDMMオンライサロン「マーク金井のロジゴルオンラインサロン」のメンバーは、122ヤードのパー3でなんとなんと、ドライバーで打ってホールインワンを達成しています。

 

 

 

自分のゴルフの引き出しを増やすために必要なことはプレーの仕方を色々変えてみることではないかと超私的に思っています。106ヤードでドライバーを打つのもよし、500ヤードのパー5を7番でティショットを打つのもよし。残り100ヤードから7番アイアンで打つのも良し。いつもと違うクラブを選択することも、時にはやってみてはいかがでしょうか。

 

 

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2021年07月09日超私的な提案  ドライバーの長さを43インチにすることの本当のメリットとは!?

マーク金井の新しいYouTube動画が更新されました!今回はアイアンのライ角です。意外と知られていないオルタナティブなライ角の意味とは

 


梅雨真っ只中の関東エリアですが、幸いなことに今週は日中に雨が少なめです。おかげで毎日の散歩、そして毎日のように通っている赤羽ゴルフ倶楽部での薄暮ゴルフも傘いらず。湿度は高いものの、気温はそれほど高くないので歩くのにはもってこいです。

 

 

 

今週は、月曜日から4連チャンで薄暮9ホールプレーをしていますが、相変わらずドライバーが安定しています。ヘッドは衝動買いしたのをあれこれと使っていますが、シャフトはいずれも島田ゴルフの軽量スチール。長さは43インチで統一しています。

 

 

 

さて、この43インチのドライバー。

 

 

 

 

 マーク金井が学生時代にゴルフをしていた時もドライバーの長さは43インチでした。

 

 

 

 

高校時代はパワービルド、大学生の頃はホンマのパーシモンドライバーを使っていましたが、シャフトはスチールで長さは43インチ。社会人になってカーボンシャフトを使うようになってからは長さは44インチ、45インチ、45.5インチと長くなっていきましたが、
2019年から再び、軽量スチールを装着したドライバーの長さは43インチに戻りました。

 

 

 

カーボンシャフトを装着する場合は45インチで組上げていますが、45インチの出番は本当に少なく、月に1度あるかないか。赤羽GC千葉市民ゴルフ場といった距離の短いコースでプレーする時は、ほぼ43インチのドライバーでプレーしています。

 

 

 

 

43インチをずっと使い続けている理由は単純です。

 

 

 

ドライバーショットが劇的に安定し、ティショットのミスがこれでもかってぐらい減りました。テニスに例えるならば、ダブルフォルトはまずありません。打てばフェアウエイに着弾してくれ、セカンドショットが打ちやすくなっています。45インチのカーボンシャフト仕様のドライバーに比べると飛距離は10ヤードぐらい落ちますが、白ティでプレーする分には10ヤード減はまったく気になりません。それよりもフェアウェイからセカンドが打てる方が、確実にセカンドショットが楽になり、それがスコアを整えることにつながっています。

 

 

 

 超私的には18ホールで6300ヤードまでの距離ならば、ティショットは200~220ヤードも飛べば、パープレーが充分に狙えます。

 

 

 

 

実際、女子プロの人たちはドライバーの飛距離が220ヤードぐらいで、アンダーパーを平気で出してきます。

 

 

 

そして、もうひとつ大きなメリットがあります。

 

 

 

 それはドライバーを43インチにすると、それ以外のクラブとの長さのギャップがなくなり、長さのマッチングがよくなったことです。

 

 

 

ゴルフクラブはドライバーが一番長く、サンドウエッジ(パター)が一番短くなっています。そして、ドライバーからサンドウエッジにかけては徐々に短くなっています。ドライバーが45インチだと次の番手(3W)と2~2.5インチの開きがありますが、ドライバーが43インチになると、その長さの開きが生じません。

 

 

 

テーラーメイドがミニドライバーを発売して話題になっていますが、ミニドライバーの長さは43.75インチと同社の通常のドライバーよりも1.5インチ短く設計されています。超私的には、このミニドライバーが通常のドライバーであった方がクラブセッティングは良くなるように思います。そして、45インチ以上の長さというのは、飛距離に特化したエキストラドライバーという位置付けにしたくてウズウズしています。

 

 

 

ゴルフは道具の依存度がきわめて高く、そして複数の道具を使い分けます。クラブ全体の流れ、クラブセッティングを重視するのであれば、ドライバーだけが飛び抜けて長いというのは好ましくないと思います。ドライバーもドライバー以外のクラブと長さがあまり変らない方が違和感なく使えるだけでなく、ドライバー以外のクラブを手にした時にすんなり打てると思っています。

 

 

 

ゴルフは確率のゲームです。

 

 

 

 ティショットの成功確率を高めるには、物理的にも人間工学的にも長さは45インチよりも43インチの方がメリットがあるのです。

 

 

 

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7/23(金・祝) 11:00〜12:30 / 飛距離ダウンセミナー 撮影有り

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