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年別アーカイブ: 2021年
2021年09月29日超私的な考察 上手そうに見えてスコアがあまり良くない人の特徴とは!?
マーク金井の新しいYou Tube動画が公開開始!
えーーマークさん!正気ですか??
昨日は午前中にサクッと仕事を切り上げ、午後から赤羽ゴルフ倶楽部で薄暮9ホールプレー。クラブハウスで着替えて10番ホールに行ってみたら、「マーク金井のロジゴルオンラインサロン」のメンバーがいらっしゃったので、3サムでティオフしてきました。
オンラインサロンのメンバー、Mさんはなんと短尺スチールドライバーの筆下ろし。スタートホールこそ慣れずにプッシュアウト気味の弾道でしたが、その後は安定したショットでフェアウェイキープ。マーク金井ももちろん、ドライバーは43インチの短尺スチールです。
11番のパー3(約130ヤード)ではドライバーのコントロールショットでグリーン右サイドのエッジに運び、そこからチッパーでアプローチ。しらない人がみたら、ティショットは地を這うような低い弾道、アプローチはパターみたいなクラブで転がし。その他のホールでも「ゴルフって球を低く打つことが求められる競技」だと思ってしまうようなプレーぶりを続けました。
ドライバーからアプローチまでマーク金井の弾道が低いですが、低く打とうと思ったり、低く打つようなことを意識してスイングすることもありません。ごくごく普通に打っているのですが、結果的に弾道が低くなっているだけです。
では、なぜオートマチックに低い弾道が打ててしまうのか?
ロフトの少ないクラブを選択し、フルショットをしていないからです。
先ほども書きましたが、130ヤードの距離をドライバーで打ってますが、ドライバーのロフトは9.5度。9.5度のロフトで130ヤード(キャリーは約100ヤード)を打とうとすれば、テンプラのミスでもしない限り、誰が打ってもこれでもかってぐらい弾道が低くなります。
セカンドショットもしかり。例えば110~130ヤードぐらいだと7番アイアンを短く持ってコントロールショットを打ちます。100~110ヤードの時には、9番を短く持ってコントロールショットします。大きめのクラブを選択し、クラブを短く持って軽くスイングしている結果、同伴プレーヤーから見たら「低い球をうっているなぁ」と思われるのです。
ちなみにドライバーではフルショットした時も、弾道は低め。これは43インチとクラブが短いことと、ドライバーを手にしてもアイアン同様、ハンドファーストの状態でインパクトを迎えるようにしているからです。
赤羽に限りませんが、マーク金井はどのクラブを手にしてもフルショットというのはほとんどやりません。9ホールプレーだと19~23ショットぐらい打ちますが、フルショットをするのは3回あるかないかです。
そして、フルショットよりもコントロールショットを増やすようにしたら、風が強い日でもスコアをまとめやすくなりましたし、風が吹かない日でもスコアメイクがやさしくなりました。
赤羽のように距離が短いコースではティショットを打った後は、100ヤード以内のコントロールショットの距離が残ることが多いからです。加えて、パー5の3打目とか距離の短いパー4では、セカンドは100ヤード以内。コントロールショットを打つ機会が多く、コントロールショットを上手く打てるほどにスコアが安定してくるからです。
かなり前置きが長くなりましたが、表題の答えはもうお分かりだと思います。
上手そうに見える人というのは、フルショットが本当に上手い。フルショットを打つと目を見張るようなショットを打ちます。その反面、コントロールショットがあまり上手くありません。加えて、微妙な距離感が要求される40~80ヤードの距離とかのショットもフルショットほど上手く打ててません。
コースに出ると、フルショットだけでは通用しません。ゴルフはボールを飛ばすことも大事ですが、それ以上大事なのは距離をコントロールすること。距離をコントロールするというのが上手い人、フルショットしない距離を上手く打てる人の方が、コースに出た時にいいスコアを出せる確率が高くなるのです。
大事なことなので繰り返します。スコアメイクに本当に必要なのはフルショットの精度よりもコントロールショットの精度です。そして、練習でもフルショットよりもコントロールショットに時間を割いている人の方が、ベストスコアを更新しやすくなります。
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2021年09月27日超私的な考察 ドライバーの適正な長さは本当に45インチなんだろうか!?
マーク金井の新しいYou Tube動画が公開開始
えーーマークさん!正気ですか?ぜひご覧ください
先週は、木曜日、金曜日、土曜日と3日連続でゴルフでした。木曜日と金曜日は朝4時過ぎに起きて赤羽ゴルフ倶楽部にて早朝9ホール。金曜日は朝5時に起きて、大千葉カントリー倶楽部で18ホールプレー。全ホールとも歩きで3日連続は久しぶりでしたが、いつも2万歩歩いているおかげ疲れを持ち越すこともなく、日曜日を迎えることができています。
毎日、2万歩歩くようになってから1年以上経っていますが、それ以上に長く続いていているのが短尺スチールドライバーです。SNSにもアップしていますが、普段プレーしている時は43インチの軽量スチールを装着したドライバーでプレーしています。もちろん、カーボンシャフトを装着したドライバーを使う時もありますが、その時の長さは今どきの市販ドライバーも若干短めの45インチです。かつては45.5インチで組上げていましたが、短尺(43インチ)のドライバーを使うようになってからは、0.5インチ短くしています。
ちなみにカーボンシャフトのエースはフジクラのスピーダーNX。60g台のSRと、50g台のSを使っています。大千葉をプレーした時は状況に応じて、短尺スチールとカーボンシャフトを使い分けてプレーしてました。
18ホールプレーする時は長さが異なるドライバーを使い分けることが多いですが、短尺スチールはいわばミニドライバーのようなポジションであり、距離よりも方向性を重視したい時に使っています。テニスに例えるならば、短尺スチールシャフトはセカンドサーブを確実に決めるための道具(クラブ)です。
さて、今回のテーマはドライバーの長さについてです。
現在、43インチと45インチのドライバーを使い分けていますが、厳密に言うと45インチの方は0.5~1インチ短く握っています。43インチに慣れてしまうと、45インチが妙に長く感じてしまうからです。ちなみに43インチの短尺ドライバーを使う前までは、45.5インチの長さのドライバーを目一杯の長さに握っていました。
マーク金井の場合、43インチに慣れたことでドライバーの長さの基準が変ったわけですが、短くしたことでのメリットはこんな感じです。
・短い方が振り切りやすい
・短い方が弾道が低くなる
・短い方が他のクラブとのつながりが良くなる
・短い方が車のトランクに入れやすい(笑)
クラブは短くなるほど物理的にヘッドスピードが上がりづらくなり、飛距離を得るという意味ではマイナス要素になります。1ヤードでも遠くに飛ばすことを考えると振り切れる範囲で長い方が有利です。
反面、方向性、安定性を考えるとドライバーは長いよりも短い方が圧倒的に有利ではないかと超私的に思っています。もしも短尺にアドバンテージがなければ、ここまで長い間、使い続けていません。
クラブは14本の流れが大事ですが、他のクラブはドライバーほど長くはなっていません。ドライバーの次に長いクラブである3Wの平均的な長さは42.5~43インチであることを考えると、セッティングの流れから考えると、ドライバーの長さは44~44.5インチぐらいにしておいた方が扱いやすいのではないかと思います。
では、なぜ市販ドライバーの多くは45インチ以上なのか?
一番の要因は「飛距離」でしょう。前述したように長い方が物理的にヘッドスピードを上げやすいわけですから、飛距離を優先するならば短くすることはできません。振り切れる範囲で長くしたくなるのは当然のことで、その結果、市販ドライバーは45~46インチになっているのです。
飛距離を求めるならば長い方が有利なのは間違いありませんが、もしもドライバーショットに不安を抱えているならば、ドライバーショットの安定感を求めているならば、一度、長さについて考え直してみるのもいいかと思います。
テーラーメイドのミニドライバーがすごく売れ行きが良いとのことですが、このミニドライバーの長さは43.75インチ。ミニというネーミングですが、長さ的にはこれぐらいの方がアマチュアゴルファーには使い勝手が良いのではないかと超私的に思っています。
ゴルフは確率のゲームです。
100が切れない、90が切れないという人はもとより、白ティから70台のスコアを出すのに本当に必要なのは飛距離よりも安定性です。ドライバーで死なないことが、スコアの浪費を減らすことにつながるからです。
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2021年09月24日超私的な提案 ゴルフで一番大事な「距離感」の精度を上げる練習法とは!?
マーク金井の新しいYou Tube動画公開しました。ぜひご覧ください
昨日は秋空の中、赤羽ゴルフ倶楽部で早朝9ホールプレーをしてきました。雨上がりということもあって来場者が少なく、待ち時間ゼロでスタートすることができ、4サムにもかかわらず1時間40分ほどでホールアウトできました。
赤羽のインコースはパー35でパー5はひとつだけ。2つのパー3は145ヤードと130ヤードと距離は長くありませんが、マーク金井は130ヤードの17番ホールでは、ドライバーでティショット。池越えなので微妙な距離感が要求されますが、それが面白くてドライバーでわざと打ってます。結果は池を少し気にしたためにグリーン手前にキャリーしたもののオンしたボールは転がり過ぎてグリーンオーバー。寄らず入らずのボギーとなりました。]
130ヤードのドライバーショットを含め、マーク金井は普段のラウンドではまずフルショットを打ちません。ティショットで打つドライバーを筆頭にセカンドショットも番手目一杯の距離を打つことはめったにやりません。
どんなクラブを手にしてもフルショットを打たないのは「力みたくない」というのが理由のひとつですが、
もうひとつの理由はセカンドショット以降、特にアプローチやパットを打つ時はすべてコントロールショットだからです。
ドライバーとアイアンはフルショットして、アプローチとパットはコントロールショットを打つというよりも、ドライバーからパットまですべてコントロールショットにした方がプレーがシンプルになりますし、なによりもゴルフで一番大事なことである「距離感」の精度を上げる感覚を養えると思っているからです。
ゴルフはボールを遠くに飛ばすゲームではなく、距離をコントロールするゲームです。
狙った距離にボールを運べる人、距離のコントロールが上手い人がいいスコアを出せます。逆に言うと、ボールを遠くに飛ばせても、距離感のコントロールが下手な人はナイスショットを打っても、それがスコアに結びつきません。ナイスショットを打っているのにスコアメイクに苦労することになります。
では、どうすれば距離感の精度を上げられるのか?
そして距離感というのはスキル(技術)よりもセンス(感覚)が求められます。別言すれば、「こうやれば上手くいく」というノウハウだけでは対応できません。スキルに頼るのではなく、センスを磨く練習が必要なんです。
では、どんな練習をすれば距離感のセンスを磨けるのか?
予測と実行とフィードバックを繰り返すことです。例えば、100ヤードを打つとしましょう。これだけ打てば100ヤードになるという予測を立て、その予測通りにスイングする。そして、結果、どれぐらい飛んだかをチェックする。例えば、予測よりもボールが飛び過ぎた場合、予測が間違っていたのか、インパクトでパンチが入っていたか(緩んでいなかったか)をチェックするのです。
いわゆるPDCAを回しながら練習するのです。
そして、もうひとつ大事なことはいろんなクラブで同じ距離を打つこと。例えば、100ヤードならば、それこそドライバーからサンドウエッジまですべてで100ヤードを打ってみる。クラブが変れば、当然のことながら予測の立て方が変りますし、同じ力加減で打ってもボールが飛ぶ距離が変ります。
距離感のセンスを磨く上で大事なことは予測を立てることと、インパクトで力んだり緩んだりしないスイングをすることです。感覚的にはボールを打つというのではなく、「ボールをフェースに乗せて運ぶ」というイメージを持った方が、距離感の精度を上げていけますし、距離感のセンスも良くなってきます。
練習場では良い球を打っているのにコースに出るとスコアが今ひとつまとまらない。ナイスショットを打っているのにスコアがまとまらない人が少なからずいますが、そういう人の多くは、フルショットに比べるとコントロールショットが上手くないですし、アプローチやパットで距離感に問題を抱えているような気がします。
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2021年09月22日超私的な考察 200ヤード以上のパー3でパーを取る確率を上げる攻略法とは!?
マーク金井の新しいYou Tube動画が公開されました
ナイスショットを諦めろ!
素振りのし過ぎかどうかは分りませんが、左肩と左手首を痛めてしまいました。クラブを振るとトップやフォローでズキッと痛みが走ります。クラブを持てないほどの痛みではないので、しばらくは素振り用の重いクラブの練習を控え、その代わりにハーフスイングとパットの練習を増やそうかと思っています。
そしてハーフスイングの延長して欠かしたくないのがアナライズオリジナルのスポンジボールを使ってのドライバーのバント練習。実際のラウンドでもドライバーのバントはしょっちゅうやってますが、130~200ヤードを打ち分けます。ちなみに短尺スチールでのドライバーの飛距離というのは180~240ヤードぐらいです。
ドライバーで距離を打ち分ける(ドライバーでバント)というと、「かなり難しいことをやっていますね」と言われることがありますが、超私的には難しいと思ったことはありません。やっているウエッジで距離を打ち分けるのも、7番アイアンで距離を打ち分けるのとやっていることに変わりがないからです。逆に言うと、ドライバーで距離を打ち分けるのが上手くないというのは、7番アイアンやウエッジでも距離を打ち分けるのが上手くない可能性が高いです。
さて、このドライバーでの距離の打ち分け。
これをやると距離感を磨くのに役立ちますが、加えて、役立つのが距離が長いパー3でのティショットなんです。
例えば200ヤードのパー3。
かつてだったらフルショットでちょうどいいクラブを選択します。結果、ナイスショットしないとグリーンに届かないのが分るから、頑張って打ちたくなりますし、ナイスショットしたくもなります。
対して、ドライバーでバントしているのに慣れていたら、ドライバーを手にしてもいいし、5Wで打っても良くなります。結果、フルショットしなくてもグリーンに届くクラブを手にしているので、頑張って打とうという気になりません。多少当たり損ねてもグリーンに届くのが分っているから、スイングに余計な力みが出ません。
そして、狙い方も変ります。
ドライバーで打つとなると落下後のランが相当でます。レイアウトによっても変りますが、グリーンに直接キャリーしたらまずグリーンオーバー。それが分るから、まずピンは狙いません。
花道や、グリーンの一番広いところ、要するに、ミスの許容範囲が広いゾーンを積極的に狙っていけるのです。
ゴルフは確率のゲームです。
パー3に限らず、距離が長くなるほどにフルショットで距離が合うクラブを選択すると、ボールを「飛ばさなくては」という気持ちになりやすく、飛ばそうとするほどに力みが発生します。大して、飛ばそうとしなくても届く距離のクラブを手にしていれば、それだけで気持ちに余裕が出ますし、力みも出づらくなるのです。
ちなみにマーク金井の場合、パー3で180ヤードを超えてくると「距離の短いパー4」のイメージでプレーしています。
パー4だと思えば、無理にワンオンを狙いませんし、2オンしてバーディパットを打つイメージでプレーした方が、気楽にプレーできる分だけスコアが3になる確率が上がるからです。
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2021年09月20日超私的な考察 FWがやさしくなるシャフトはどんなシャフトなのか!?
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ナイスショットを諦めろ!
昨日は千葉市民ゴルフ場でサクッっと18ホールを担ぎセルフでプレー。予想以上に天気に恵まれ、強い風にも恵まれてのプレーでしたが、前半、後半とも1ボギー、1バーディーに収めることができ、何とかパープレーでホールアウト。8番ホールのパー3では、迷わずドライバーを選択し、前半、後半ともワンオンに成功し、どちらも2パットパーで上がれました。
ゴルフから神田の事務所に戻り、昨日に続いて日本シニアオープンをテレビ観戦しましたが、改めて感じたのがシニア選手の飛距離。最終18番は打ち下ろしとはいえ550ヤードを超えているにもかかわらず、2オンする選手が続出。通算19アンダーで優勝した手嶋多一選手も、FWで楽々2打でグリーンを捕らえ、楽々2パットバーディーでホールアウトしています。ちなみに、前の組をプレーしていたマークセン選手はアイアンでサクッと2オンしていました。
手島選手の優勝で、日本オープン、日本シニアオープンのタイトルを手に入れたことになりますが、クラブセッティングはベテランならではです。特に注目したいのがFWのセッティングです。
3W:ミズノ ホットメタル F-135(13.5度、NSプロ 950 FW プロトタイプ)
4W:ミズノ ワールドマスター WMH-2(18度、NSプロ 950 FW)
(GDOのホームページより引用)
なんと、なんと、FWのシャフトはカーボンではなくて軽量スチールシャフトです。
実際、手島選手が3Wでティショットを打つ場面を何度かテレビで見ましたが、確かにシャフトはカーボンではなくスチールであることが確認できました。ちなみに3Wは18年前から、4Wは25年前からずっと同じモデルを使っているそうです。
ここまで同じFWをずっと使い続けるのはツアープロでも非常に珍しいですが、さらに珍しいのが装着されたシャフトがスチールだということです。カーボンシャフトが普及される前までは、すべてのクラブはスチールシャフトがデフォルトでしたが、今ではドライバーやFWにスチールを装着する選手はほとんどいません。ちなみに、手島選手がFWに装着しているスチールは、100g前後の軽量スチールです(日本シャフト製)。
さて、この手島選手のFWのシャフトセレクション。ウッド用のスチールシャフトは重くて手に負えないと思われがちですが、そうとは限りません。マーク金井は島田ゴルフの軽量スチール(100g前後)をドライバーと5Wに装着していますが、重くて振りづらいこともありませんし、硬くて手に負えないこともありません。
クラブの長さを短くしているからです。ドライバーは43インチ、そして5Wは41.5インチ。そして、振りやすくするためにグリップに工夫を凝らしているからです。クラブを短くするとバランス(スイングウエート)が軽くなりますが、バランス調整はやりません。ヘッド重量によってもことなりますが、バランスの数値はC3~5ぐらいです。
FWに軽量スチールを装着する最大のメリットはバランスポイントが少し手元側にくるために、ヘッドではなくクラブ全体の重さを感じ取りやすくなります。結果、体を使ってしっかりスイングしやすいだけでなく、クラブ全体を振り切りやすくなる効果があるのです。
軽量スチールで短く仕上げるとボールがやや上がりづらくなりますが、デメリットはそれぐらい。メリットしては短いので振り切りやすく、ミートしやすくなります。超私的なことを言わせていただくなら、FWが苦手な人には最適なシャフトではないかと思っています。
今月発売の月刊ゴルフダイジェスト11月号でも少しコメントしてますが、クラブが重くなるとヘッドスピードが落ちる反面、安定感が出てきます。FWを苦手にしている人は安定感が出るシャフトを装着した方がスイングが安定しやすくなり、結果的に、ミスショットを減らせるようになるのです。
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