マーク金井blog

年別アーカイブ: 2021年

2021年01月25日超私的な考察  硬いシャフトはハードヒッター向きというのは本当なのか!?

 

2月のマーク金井のセミナー参加者募集開始しました ↓クリック

セミナーは、新型コロナウイルスに対する感染対策を充分に行って開催しております。皆様のご参加を心よりお待ちしております


先週の金曜日、新橋のゴルフショップ「ジーパーズ」でドライバーを1本衝動買いしました。買ったのはマークダウン価格になっていた、、

 

コブラのスピードゾーン!!!!

 

前作F9同様、今回も購入したのはスピードゾーンの並行モノ。国内向けはブラックにイエローの配色なのに対して、並行モノはつや消しブラックにホワイトの配色。色は直接性能には影響しませんが、視覚情報としてこのモノトーンの配色の方が構えやすく、そして所有欲をかき立ててくれるのです。ちなみに、クルマも外装色はブラックがホワイトばかり買っています。

 

 

 

F9、そしてスピードゾーンともに気に入っているのはヘッド形状と、重量ネジのポジションです。

 

 

 

ヘッドはトウからバックフェースかけての曲線と、ヒールからバックフェースの曲線がほぼシンメトリーなので、ヘッドを目標に向けてセットしやすいです。ソールに配される重量調整ネジは2カ所。フェース側とバックフェース側にそれぞれあって、重さが異なるネジが装着されてます。重い方のネジをフェース側に装着すると重心が浅く低くなり、重い方のネジをバックフェース側に装着すると重心が深く高くなります。

 

 

 

極めてシンプルですが、調整機能としてはこれで十分でしょう。

 

 

 

 

重心距離を変える可変に対してポジティブに思えないのは、重心距離を変えてしまうと見た目と実際のスイートスポット位置がズレしまうのを避けられないからです。

 

 

 

スピードゾーンは並行モノなのでシャフトは米国スペック。Rでも国内向けのSよりも硬いことがままありますが、今回はわざとSをチョイスしました。ワッグルしてみると全然しなりません。恐らく、振動数は270cpm以上あるでしょう。半年前だったら、絶対にチョイスしてなかったと思います。

 

 

 

ではなぜ、普段使っているドライバーのシャフトよりも相当硬いのが分っているシャフトをチョイスしたのか?

 

 

 

 可能な限り硬いシャフトを試したかったからです!!!!

 

 

 

半年前から血糖値を下げるために毎日2万歩歩くようになったのですが(現在も継続中)、そのおかげで体重が6キロ減り、体質も変わりました。それまで大好きだったコーラが美味しくなくなり、アイスを食べる機会もめっきり減りました。甘い物を口に入れると、、、、その甘さがいつまでも口の中に残り、歯磨きしたくなるからです。

 

 

 

そして体質に関して言うと、ここ数ヶ月でスイングの体質も変わり、シャフトの好みも変わったのです。今まではシャフトのしなりを感じて(しなりを生かして)スイングしていたのですが、ここ数ヶ月はあるヒントをいただいたことがきっかけで練習方法が変わり、練習方法が変わったことで、シャフトはしならない方が振りやすいのではないかと思うようになったのです(まだ、仮定の段階ですが、、、)

 

 

 

今までのシャフト選びの常識だと、

 

 

 

硬いシャフト=パワーヒッター向き(ヘッドスピード速い人向き)
軟らかいシャフト=非力な人向き(ヘッドスピード遅い人向き)

 

 

 

です。マーク金井も基本的にはこの考え方ですが、実はスイングの仕方によってはこの常識に縛られなくてもいいのではないかと思うようになってきたのです。パワーがそれほどなくても、ヘッドスピードがそれほど速くなくても、スイングの仕方、クラブセッティングの仕方によっては硬いシャフトの方が振りやすい場合もあるのではないかと、、、、。

 

 

 

7番アイアンのシャフトの振動数(ヘッドがついた状態)は300~325cpmです。ドライバーのシャフトをこの硬さにすると、「なんだこりゃ~」ってぐらい硬くなりますし、男子プロでもここまで硬いシャフトを使っている人は、まずいません。

 

 

 

 

しかしながら、振り方によってはこれぐらい硬いシャフトが装着されたドライバーであっても違和感がない可能性があるのです。それは、、、、

 

 

 

 

パワーがあるとかないとかではなく、シャフトのしなりを積極的に使おうとしないスイングです。野球のバットもテニスのラケットもゴルフクラブに比べると、ほとんどしなりません。しかしながら、非力な人でもバットを振れますし、ラケットも振れます。それを考えると、ゴルフクラブの場合も、野球やテニスの感覚でスイングするならば、、、しなりが少なくても問題ないのではないかと思っているのです。

 

 

 

 もちろん、これは答えではなくて「問い」です。

 

 

 

シャフトはしなって当然と言う考え方に対してのアンチテーゼですが、最近、シャフトのしなりを積極的に使わない(使いたくない)スイングをしようとしていると、硬いシャフトに違和感がこれでもかってぐらいなくなってきたのです。

 

 

 

もちろん、パワーがない人、ヘッドスピードが速くない人が硬いシャフトを使いこなすにはコツがあります。それについては、DMMオンラインサロン「マーク金井のロジゴルオンラインサロン」ライブ配信でじっくりと喋りたいと思います、、、、。

 

(▼▼)b


↑好評発売中! ご興味ある方は↑クリック

マーク金井のオンラインサロン!『マーク金井の「ロジゴル」オンラインサロン』会員募集中です

メンバーに向けて、ほぼ毎日、マーク金井がゴルフクラブに関する情報、ゴルフスイング、スコアアップの情報を発信します。ご入会お待ちしてます.

マーク金井You Tubeセミナー 最新動画配信開始
竹とんぼセミナーです。手打ちな方!ぜひご覧ください

 


2021年01月22日テーラーメイドのSIM2シリーズとキャロウェイの新エピックシリーズ、一体どちらが飛ぶの!?

2月のセミナー参加者募集開始しました ↓クリック

セミナーは、新型コロナウイルスに対する感染対策を充分に行って開催しております。皆様のご参加を心よりお待ちしております


一昨日、テーラーメイドのSIM2シリーズキャロウェイの3代目のエピックシリーズの記者発表がありました。どちらもこのご姿勢を鑑みてリモートでの発表です。そして、記者発表の日に、YouTubeで試打動画が上がっています。マーク金井は、ゴルフパートナーのチャンネルである「マーク金井の試打職人」で、この2つのモデルの試打動画をアップしました。

 

その影響もあるのでしょう。昨日の「マーク金井のロジゴルオンラインサロン」のライブ配信では、

 

SIM2新しいエピックはどうですか? どちらの方が飛びますか?

 

 

 

と質問が相次ぎました。加えて、いろんな所から「実際の所、どちらの方がいいんですか?」という質問をいただいてます。

 

 

クラブのインプレッションについてはYouTubeの「マーク金井の試打職人」でじっくりしていますが、どちらが飛ぶかという質問の答えは、、、

 

 SIM2の方が飛びそうに感じさせる演出が上手い!!!!

 

 ボール初速に関しては新しいエピックの方が速さを体感しやすい!!!!

 

 

どちらのモデルとも前作と比較するとアドバンテージがあります。というかアドバンテージがなければメーカー側も市販してこないはずです。

 

では、そのアドバンテージは他メーカーと比べるとどうなのか?

 

SIM2シリーズ、新エピックシリーズともすべてのモデルを試打しました。試打したのは吊るしの状態(純正シャフト装着状態)であることが前提ですが、超私的にはSIM2 MAXのDが一番気に入りました。前作のSIM2 Dを普段使っていることもあるので違和感がないこともあり、イメージ通りの弾道が出ますし、飛距離性能も一番高く感じました。

 

新しいエピックだとエピックMAX LSが一番飛距離性能が高い感じです。ただし、SIM2MAX Dに比べると、打点位置が少し不安定になるため飛距離が少しバラつきます。打点位置が少し不安定になるのは、もちろん試打者であるマーク金井の技量がおぼつかないからに他なりません。

 

 

SIM2シリーズ新エピックシリーズともに前作を上回る性能を実現しているのは紛れもありませんが、どちらが飛ぶかはゴルファーによって変わってきます。シャフトも影響しますが、安定して芯で捕らえやすい方を選ぶことが、自分にとって飛ぶ方になってくれるでしょう。

 

(▼▼)b


マーク金井のオンラインサロン!『マーク金井の「ロジゴル」オンラインサロン』会員募集中です

メンバーに向けて、ほぼ毎日、マーク金井がゴルフクラブに関する情報、ゴルフスイング、スコアアップの情報を発信します。ご入会お待ちしてます.

マーク金井You Tubeセミナー 最新動画配信開始
竹とんぼセミナーです。手打ちな方!ぜひご覧ください

 


2021年01月20日超私的な考察  なぜ米国ブランドは売れるドライバーを作るのが上手いのか!?

マーク金井のオンラインサロン!『マーク金井の「ロジゴル」オンラインサロン』会員募集中です

メンバーに向けて、ほぼ毎日、マーク金井がゴルフクラブに関する情報、ゴルフスイング、スコアアップの情報を発信します。ご入会お待ちしてます.

マーク金井You Tubeセミナー 最新動画配信開始
竹とんぼセミナーです。手打ちな方!ぜひご覧ください

 


毎年この時期というのはゴルフクラブの新製品が登場します。今年もすでにホンマゴルフが新しいクラブをリリースしていますし、テーラーメイドはSIM2キャロウェイはエピックスピードとエピックマックスをまもなくリリース致します。すでにネットでは画像がアップされているのでご存じの人も多いかと思いますが、どちらもニューモデルらしさをアピールしたデザインがなされています。

Reconstructed so you can swing away. The all-new #SIM2driver with Forged Ring Construction is completely rebuilt from…

TaylorMade Golfさんの投稿 2021年1月19日火曜日

ゴルフクラブ、特にドライバーは毎年新しいモデルが出るのが当たり前になっていますが、ニューモデルが出る度に欠かせないキャッチコピーが、、、

An Epic game-changer. 💚🤍 We’re not just making drivers; we’re framing the future of speed.

Callaway Golfさんの投稿 2021年1月15日金曜日

 さらなる飛びを実現!!!!
 前作よりも○○ヤード飛距離アップ!!!!

 

 

 

とにもかくにも「飛び」をアピールし、「飛ぶ=いいドライバー」というのが当たり前になっており、前作よりも○○ヤード遠くに飛ぶことをアピールしています。前作よりも「飛ばないけれど、スコアが良くなる」なんてことを声高にアピールするドライバーは今のところ見たことがありません。

 

 

 

 では、なぜクラブメーカーは飛距離にこだわるドライバーを作るのか?

 

 

 

答えは単純です。この30年間を振り返ってみても飛ばないドライバーよりも飛ぶドライバーの方が売れているからです。ゴルフクラブもビジネスです。クラブをたくさん作って売るためには、、、「飛び」をアピールすることは避けて通れないからです。

 

 

 

言い換えれば、購入者(ゴルファー)がドライバーに飛びを求めていることに他ならないのです。そして超私的なことを言わせてもらえば、ゴルファーは飛ぶドライバー以上に、、、、、、

 

 

 飛びをイメージさせてくれるドライバーを求めているのです!!!!!

 

人間の脳は実際に手に入れられる利益よりも、手に入れられるのではないかというファンタジーに対して高い評価を下します。アマチュアゴルファーが買いたくなるドライバーというのは、、、、

 

 

 まずは実際の飛びよりも、「飛びそうに見える」ドライバーです。

 

 

 

ゴルフクラブはクルマではありません。クルマはアクセルを踏めば誰でもスピードを出せますが、ゴルフクラブは打ち方が悪ければスピード(飛距離)は出ません。ゴルフクラブは楽器と同じで、プレーヤーの技術があってこそ道具(クラブ)の性能を引き出せます。残酷なことを言いますが、芯に当たらないスイング、ヘッドスピードが出ないスイングをしているとクラブの性能を引き出すことはできません。

 

 

 

対して、「飛びそうに見える」というのはイメージの世界です。手に入るかどうか別にして、手に入りそうに感じるだけで脳は快楽物質を出し、そのモノを手に入れたくなるのです。

 

 

 

もちろんゴルフクラブはイメージだけではダメで、イメージはすごくいいけれど全然飛ばないドライバーは売れないでしょう。実際の飛距離性能の高さも求められますが、見え方が悪いドライバー(飛びそうに感じさせないドライバー)は、ゴルファーの購入候補には上がりづらくなります。

A.l. designed, performance delivered. 💣👊 The Epic Speed driver was made for you to send it.

Callaway Golfさんの投稿 2021年1月19日火曜日

 

ここ数年、国内メーカーよりも米国メーカーの方がドライバーが売れていますが、それはゴルファーに飛びをイメージさせる「見せ方」が上手いのではないかと超私的に思っています。もちろん、クラブとしてのパフォーマンスも高いですが、パフォーマンスを比較すれば国内メーカーも米国メーカーも差はほとんどないと思います。なぜなら、ドライバーにはフェースの反発規制をはじめとして、厳格なルールが定められているからです。

 

 

(▼▼)b


MSウエッジ 48度もラインナップ追加しました↓こちらからご購入いただけます


2021年01月18日超私的な考察  男性が赤ティからプレーすれば誰でもスコアが良くなるのか!?

 

マーク金井のオンラインサロン!『マーク金井の「ロジゴル」オンラインサロン』会員募集中です

メンバーに向けて、ほぼ毎日、マーク金井がゴルフクラブに関する情報、ゴルフスイング、スコアアップの情報を発信します。ご入会お待ちしてます.


昨日は神田のスタジオアナライズセミナー。前半はウエートトレーニングに使うケトルベルを使い、後半はヘッドスピードを上げるための方法についてレクチャーしました。この2つのセミナーに関しても、近々、YouTubeで動画配信いたします。

 

 

ケトルベルセミナーでは体を効率良く使う方法、そして地面反力を使う方向についてレクチャーし、NEOヘッドスピードアップセミナーでは、どんな練習をすればヘッドスピードが上がるかについて体験していただきました。

 

 

 

そして一昨日の土曜日は千葉市民ゴルフ場で18ホールプレー。使用したのは白ティと赤ティです。千葉市民は距離が総じて短いので、パー4では白ティ、パー3とパー5は赤ティでのプレーです。冬場とは言え、赤ティも使うのでボールを飛ばす必要はありません。ティショットで死なないこと、100ヤード以内でミスをしなければスコアが悪くならない距離設定です。

 

 

 

1周目
ー△ー○○ーーー○  34
232112221  16

2周目
-○△ーー○△○△  36
212221213  16

 

 

 

1周目は穏やかなコンディションでしたが、2周目は強風。途中からは風速10メートル前後になり、かなり厳しいコンディションでした。ただし、パー5は赤ティからなので、強いアゲンスト風が吹いていても、3打目は100ヤード以内から打てる距離設定となっています。

 

 

赤ティも使ったからいいスコアが出たんでしょ!!!!

 

 

 

と言われたら返す言葉はありません。もちろんその通りですと答えます。実際、青ティでプレーするのに比べたら、赤ティでプレーした方が1ホールで30~50ヤードぐらいは距離が短い訳ですから、、、、、、

 

 

 では、赤ティからプレーすれば誰でもスコアが良くなるのでしょうか?

 

 

 

そう言い切れないのがゴルフです。もしも皆さんが赤ティからプレーしたことがないのでしたら、、、ぜひとも一度、赤ティからプレーしてみて下さい。ティグラウンドに立てば、グリーンがかなり近く感じますし、パー5は楽に2オンできる距離になります。パー4やパー3でグリーンを狙うショットのほとんどは100ヤード以内になるでしょう。

 

 

 

男性ゴルファーが赤ティからプレーすれば風が強くても距離的にパーオンできないホールはなくなります。ドライバーは180ヤードも飛べば十分です。グリーンを狙うクラブもショートアイアンとウエッジで事足ります。アンフォースドエラー(致命的なミス)をしなければパープレー、もしくはハーフ30台のスコアを出すことはそう困難ではなくなるはずです。

 

 

 

赤ティはスキーやスノボに例えるならば初心者ゲレンデのようなもの。ボールを飛ばさなくてもいいスコアを出せますが、誰もがいいスコアを出せるわけではありません。アンフォースドエラーが多い人、100ヤード以内から4打も5打もかかってしまう人は、赤ティでプレーしても、普段とそう変わらないスコアになってしまいます。

 

 

 

ゴルフはミスのゲームです。

 

 

赤ティでプレーすると、ボールを飛ばさなくていい分だけ、自分がどんなミスをしでかしてスコアを崩しているのかが分ります。冬場は誰が打ってもボールが飛ばないわけですから、赤ティでプレーするのに格好の時期です。ぜひ一度、試してみてはいかがでしょうか。

 

(▼▼)b

MSウエッジ 48度もラインナップ追加しました↓こちらからご購入いただけます


2021年01月15日超私的な提案  冬場のゴルフでドライバーに求められる最適弾道とは!?

マーク金井のオンラインサロン!『マーク金井の「ロジゴル」オンラインサロン』会員募集中です

メンバーに向けて、ほぼ毎日、マーク金井がゴルフクラブに関する情報、ゴルフスイング、スコアアップの情報を発信します。ご入会お待ちしてます.

 


昨日はゴルフ仲間に誘われてGMG八王子ゴルフ場で18ホールプレーしてきました。天気予報がズバリ当たって、朝の冷え込みもほどほど。8時10分にスタートしましたが冬らしい寒さを感じたのは出だしの2ホールだけ。残りの16ホールは体感気温は15度ぐらいの感じで、冬とは思えないほど暖かい中でプレーを終えることができました。

 

 

最初の9ホールはベントグリーンの下りの速さに対応できず、2番と4番ホールでファーストパットを4mオーバーして3パットボギー。5番、6番でバーディーを取れたので、なんとかパープレー。後半はバーディーが先行したのですが、バーティー直後のホールでティショットを左の気に当ててボギー。17番でバーディーが取れたものの、18番でティショットを右にプッシュアウトしてワンペナからのボギー。

 

 

普段、フェアウェイがタイトな赤羽ゴルフ倶楽部のインコースをプレーしていることも影響しているのでしょう。GMGでのプレーは10年ぶりぐらいですが、以前プレーした時と比べるとコースが広々と感じました。そして、改めて感じたのが下り傾斜でのアプローチとパットは難易度が高いです。

 

 

説明するまでもありませんが、この冬場のグリーンは表面が硬く、かつ転がりが速いので下り傾斜に向かって打つとボールを止めることはできません。スピンがかかるウエッジで打ってもファーストバウンドがスピンがほどけます。ボールが止りそうになってから数メートル転がることも珍しくありません。

 

 

 

下り傾斜に向かって打つアプローチとパットは、平坦や上り傾斜に向かって時に比べると、難易度は3倍ぐらい上がってきます。昨日のラウンドでは下り傾斜でのアプローチとパットでミスをしなくて済んだことが、安定したスコアにつながりました。

 

 

そして、安定したスコアにつながったのがドライバー。この2年間、不動のエースドライバーである島田の軽量スチールが装着されたエピックフォージドが活躍してくれたおかげで、ボギー列車に乗らずに済みました。

 

 

軽量スチールのメリットはなんと言っても重量。約100gあるのでヘッドスピードを上げるのには適しませんが、それ以外はメリットだらけです。

 

 

 ・クラブ重量が重いので手打ちになるのを防げる
 ・43.5インチと短いのでミートしやすい。
 ・43.5インチと短く、かつ重いので抑えた弾道、低スピン弾道を打ちやすい。
 ・カーボンに比べるとスチールはしなり量が少ないので抑えた弾道が打ちやすい。

 

 

スチールシャフトで43.5インチですから飛距離を求めるのには適しませんが、冬場のゴルフはランが出ます。フェアウェイキープができればランが30ヤード以上出てくれることもあるので、トータル飛距離はそれほど落ちません。

 

 

そして何より低い弾道を打とうとしなくてもオートマチックに低い弾道になり、かつ、低スピン弾道が打てます。クラブの重さと弾道の重さというのは比例関係にあるのではないかと超私的に思っていますが、実際、昨日のラウンドでも軽量スチールのおかげで球が吹き上がるミスはゼロでした。

 

 

ドライバーに何を求めるのかはゴルファーによって違うと思いますが、冬の寒さ、冬の風を考えると、冬場のドライバーの最適弾道とは、

 

 

低めの打ち出し角で低スピン。方向性が安定し、キャリーよりもランが出る弾道です!!

 

 

 

低く打ち出し、低スピン弾道を打つのには軽量スチールシャフトで43.5インチぐらいが最適です!!

 

 

 

もちろん、この考え方はフェアウェイウッドにも相通じ、5Wにも島田の軽量スチールを装着しています。ちなみに、マーク金井の場合、アイアンはスチールではなくカーボンシャフト。80g台後半のアナライズオリジナルカーボンシャフトを装着したアイアンを使っています。ウッドとアイアンとでシャフト重量が逆転していますが、振った感じが軽くならないようにセッティングしています。

 

 

 

冬場にドライバーが不安定ならば、クラブを取り替えるよりも、一度、軽量スチールシャフトを試されてみてはいかがでしょうか? ちなみに、ウッド用の軽量スチールシャフトを打つのにパワーは必要ありません。ドライバーのヘッドスピードが36m/s以上あれば、全然違和感なく使えます。

 

 

(▼▼)b

文中に登場した島田のスチールシャフトをスリーブに装着して販売しています

↓こちらからお求めいただけます(クリックしてみて下さい)

MSウエッジ 48度もラインナップ追加しました↓こちらからご購入いただけます