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年別アーカイブ: 2013年
2013年08月20日マーク金井が選ぶ、スイングが良くなる練習器具とは‥‥その2
練習場でボールをたくさん打つのと、涼しい室内で練習器具を使ってシャドースイングするのとでは、どちらが正しいスイングを身に付けられるのか? スイングの乱れを矯正できるのか?
スイングの正しい形を身に付けたい、スイングの問題点を解消したいと本気で考えているのならば、汗だくになってボールを打つことは止めた方がいいでしょう。練習場でナイスショットを連発すれば爽快感を得られますが、「ナイスショット=いいスイング」とは限らないからです。加えて、ボールを打つと‥‥
遠くに飛ばしたい
真っ直ぐ打ちたい
芯に当てたい
ゴルファーはこの3つの呪縛から逃れられません。結果、動作や形のチェックが疎かになってしまうのです。対して、ボールを打たないで練習器具を使って練習すれば、この3つの「~たい」という呪縛から解放され、スイングの中の正しい形(動作)を体にインプットしやすくなります。
ではどんな練習器具を使えば、効果的に正しい形(動作)を身に付けられるのか? アナライズの神田スタジオには10種類以上の練習器具がありますが、マーク金井の使用頻度が高いのはこの4つです。
XLアイアン
テンポマスター
レッスンワン
ゴルフの竪琴
XLアイアンは昨日のブログで説明しました。ふたつめのテンポマスターの特徴は極端に軟らかいシャフトです。アナライズには現前、ウエッジ用とドライバー用の2種類ありますが、どちらもシャフトがこれでもかってぐらい軟らかい。加えてクラブ重量がかなり重めです。女性用シャフトよりもはるかに軟らかくて、重量は男子プロが使うほど重く作られています。この練習器具では、
シャフトのしなりを感じてスイングする感覚
トップからダウンの切り返しでタメを作る感覚
ダウンでクラブをプレーンに乗せる感覚
インパクトでシャフトをしなり戻す感覚
これらを養うことができます。XLアイアン同様、このテンポマスターも片山晋呉プロが使っているのを間近で見て、マーク金井は使うようになりました。
テンポマスターは残念ながら入手困難な練習器具ですが、これを使うとシャフトがスイングに及ぼす影響、そしてしなりを上手く利用するとオンプレーンのスイングがしやすいうことが体感できます。特に手打ちになりやすい人、打ち急ぐ人、ダウンでクラブがアウトサイドから下りる人には、非常に効果が高い練習器具です。アウトサイド・インの度合いが強い人も、このテンポマスターを使ってスイングすると、嘘でしょってぐらいヘッドの軌道が良くなります。
続いてのレッスンワンとゴルフの竪琴。これはどちらもゴルフクラブよりもコンパクトな練習器具。自宅でも使えるように作られていますが、どちらにも共通しているのは正しい動作(形)をチェックしながら練習できること。レッスンワンはすでに完売してますが、これのリニューアルモデルがもうすぐアナライズから発売されます。レッスンワンではヘッドを通常よりも100g前後重くすることで、通常のクラブとの違和感が無いように設計されていました。ただし、ヘッドは通常と同じサイズ。対して、リニューアルモデルとなる「スーパーシャットくん」は、ヘッド重量はレッスンワンと同じで、重心距離が50ミリ前後になるように設計されています。昔と違って、今どきのドライバー、アイアンは重心距離が40ミリ以上なのが当たり前。長重心距離のクラブに対応するべく重心距離が50ミリになっているのです。
要するに、XLアイアンの良さとレッスンワンの良さを足したのが、「スーパーシャットくん」です。スーパーシャットくんはバックフェース中央が丸く凹んでますが、ここにボールを乗せることで、宮里藍プロのようにシャットにテークバックする感覚が養えるようになっています。発売は9月末ぐらいを予定しています。
4つめのゴルフの竪琴は、このブログで何度も説明してきたようにスイング中の右手と左手の使い方、正しいハンドアクションをマスターするのに役立つ練習器具です。ゴルフは手打ちは良くないと言われてますが、間違ったハンドアクションをしていると手打ちから永遠に抜け出せません。体(体幹)をしっかり使ってスイングするためには、スイング中、左右の手の位置関係を正しく理解することが必要不可欠です。ゴルフの竪琴は両手を離して持ってスイングすることで、正しいハンドアクションを身に付けることができます~。

ゴルフの竪琴は、本体と使い方のDVDがセットです。箱は発送用となってます。←こちらから購入できます
そして大事なことなので繰り返します。練習器具はただ使えば良いわけではありません。練習器具を使ってシャドースイングする時も、iPhoneやスマホで自分のスイングを必ずチェックして下さい。自分の感覚だけでなく、客観的にスイングをチェックする。これがゴルフ上達の基本であり鉄則です~。
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PS.マーク金井が設計したリンクスのナチュラルパターのセカンドロットが入荷しました。このパターはロフトが7度。ロフトを多めに設定することで捕まりが良く、そしてハンドファーストに打ちやすくなっています。わずかですが在庫がございます。次の入荷は1ヶ月後ですので、ご注文はお早めに~。
ご購入されたいかた写真↑をクリック
2013年08月19日マーク金井が選ぶ、スイングが良くなる練習器具とは‥‥
先週のシニアツアー、ファンケルクラシックの最終日、羽川豊プロが10バーディを奪って8アンダーでフィニッシュ。井戸木鴻樹プロとのプレーオフの末に優勝を果たしました。マーク金井はTV観戦でしたが、羽川プロの怒濤のバーディラッシュ、井戸木プロの本戦最終18番のバンカーショットは「これぞプロ!!」という見応え満点の試合でした。
こんな手に汗握るトーナメント中継(試合)を見たら、すぐにでも練習場に行きたくなるのがゴルファーの性でしょう。このブログを読んでいる人の中にも、日曜日の夜に練習場に足を運んだ人も多いのではないでしょうか?
もちろんマーク金井もゴルフ大好き人間。神田のスタジオで1時間ほど練習しました。ただし、ボールはほとんど打ってません。1時間で15球ほど。金曜日にラウンドしたので練習のテーマはスイングチェック。プロ、アマチュアを問わず、ラウンドするとスイングは大なり小なり乱れててきます。その乱れを修整するためにビデオで動画を撮りながら、練習器具を使ってシャドースイングしたり、練習器具を使ってスポンジボールを打ちました。汗をかきながらボールをたくさん打つよりも、涼しい場所で練習器具を使った方がスイングの乱れを矯正しやすいからです。
では、どんな練習器具を使えば、スイングの乱れを矯正できるのか?
どんな練習器具を使えば、スイングが良くなってくるのか?
アマゾンや樂天で検索すれば100種類以上の練習器具が売られていますが、マーク金井が練習器具でこだわっているポイントは‥‥
重心距離がちゃんとある
シャフトのしなりを感じられる
ゴルフクラブを振っても違和感がない
練習器具にはいくつかのジャンルがありますが、マーク金井はゴルフクラブと同じ要素を満たしていない練習器具は使いません。理由は単純、ゴルフクラブと違う構造のモノを使うと、練習器具を上手く使いこなすスイングは身に付いても、ゴルフクラブを上手く使いこなすスイングが身に付く保証が無いからです。では、ゴルフクラブとは何かというと‥‥
テニスラケットやバットと違って、
ゴルフクラブにはシャフトの軸線上に重心がない(重心距離がある)
シャフトがしなる
ゴルフクラブには独特のバランスがある
要するに、練習器具を振った直後にゴルフクラブを振った時、違和感が出ない練習器具をマーク金井は好んで使います。理由は単純、練習の最終目的はゴルフクラブを振ったにいいスイング(正しいスイング)をしたいからです。筋トレが嫌いなこともあって、マーク金井は体に強い負荷がかかる練習器具も使いません。
では、どんな練習器具がスイングのレベルアップにつながるのか?
アナライズの神田スタジオには10種類以上の練習器具がありますが、マーク金井の使用頻度が高いのはこの4つです。
XLアイアン
テンポマスター
レッスンワン
ゴルフの竪琴
XLアイアンは5年くらい前、片山晋呉プロがゴルフ雑誌で使っているのを見てから導入しました。ヘッドが巨大なアイアンですが、これはフェース面の向きをコントロールするのに非常に役立ちます。正しく計測したわけではありませんが、重心距離は20センチ以上あるでしょう(笑)ヘッドはプラスティック製ですが、なにせヘッドが大きいので体に負担がかかります。なので絶対にフルスイングしません。とにかくゆっくり振ります。スイングの前半部分でフェースがどの向きになっているのか? トップでフェースの向きはどうなっているのか? ダウンやインパクトでフェースがどの方向を向いているのかを、自分の目で確かめ、そしてビデオでもチェックしています。
XLアイアンのメリットは、フェースの向きを目で確かめやすいこと、そして重心距離が及ぼす影響を体でダイレクトに感じ取れます。また、重心距離が長いクラブの場合、テークバックやトップでフェースを開いてしまうと、ダウンデフェースを返そうとしても間に合いません。振り遅れてボールが右に飛び出すことも体感できます。今どきの重心距離が長いクラブを上手く使いこなせない人には、画期的な練習器具でしょう。欠点があるとすれば、ヘッドがあまりにも巨大なこと。練習場で使うのがちょっと恥ずかしい練習器具です。
明日は、テンポマスター、レッスンワン、ゴルフの竪琴についてじっくり説明しましょう。
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PS.マーク金井が設計したリンクスのナチュラルパターのセカンドロットが入荷しました。このパターはロフトが7度。ロフトを多めに設定することで捕まりが良く、そしてハンドファーストに打ちやすくなっています。わずかですが在庫がございます。次の入荷は1ヶ月後ですので、ご注文はお早めに~。
2013年08月18日パターで手首を使い過ぎる人はロフトが多い方がミスを減らせる!!
昨日のブログの続きです。パターを選ぶポイントはいくつかありますが、マーク金井が一番こだわっているのがロフトです。顔やデザインがどんなに良くても、ミスに強くて転がりが良くても‥‥ロフトが3度未満のパターは購入を見送ります。
ドライバーがフェアウェイウッド、アイアンがそうであるようにパターの場合もロフトが少ないほど、キャリーが出ません。そして捕まりが悪くなります。
ロフトが少ないと左へのミスが出づらいですが、右へのミスが出やすくなるのです。
加えて、ロフトが少ないとハンドファーストに打ちづらい。ロフトが少ない場合、ハンドファーストに打つとロフトが減り過ぎてしまうからです。そしてロフトが減り過ぎると、自分の感覚よりもボールが転がり過ぎてしまいます。結果、インパクトで緩んだり、ハンドファーストに打ちづらくなるのです。
対して、ロフトが多くなってくると(4度以上)、捕まりが良くなります。松山英樹プロは「ロングパットをしっかり打ちきるためには球をきちんと捕まえなくてはならない」(週刊パーゴルフ8月6日号より引用)とコメントしてますが、まさにその通り。パターの場合、ロフトを増やすことで捕まりが良い顔つきになりますし、実際、捕まりも良くなるのです。
もちろん、捕まりが良くなればショートパットで引っかけのミスも出やすくなります。ゴルファーもそれが分かっているから、引っかけ癖がある人はロフトが多いパターを構えると、「顔が良くない」と判断し、積極的に使おうとはしません。マーク金井も5年ぐらい前まではロフトの多いパターに対して食指がそそられることがありませんでした。
そんなマーク金井がロフト大好き人間に変ったのは、このパターに出会ってからです。
毎年開催されるフロリダのPGAショーで、オデッセイのバックストライクを打ってみて‥‥パター選びの概念がガラッと変りました。バックストライクは形状がかなり独特ですが、実にストロークしやすいのです。特に、気に入ったのがアドレスのしやすさとインパクトの向かえやすさ。シャフトの位置が影響しているのだと思われますが、ハンドファーストに構えたくなるし、ハンドファーストに打ちたくなる。そしてハンドファーストに打っても捕まった球が打ちやすいパターです。。
バックストライクは2ボールのように大ヒット商品にはなりませんでした。独特なデザインのために不人気商品となってしまいましたが、デザインを除けばはがゴルファーには受け入れられませんでした。しかし、ハンドファーストに打ちやすいパターというのは、パットを苦手にしているゴルファーにとって非常にお助け度が高い。マーク金井はバックストライクを使うようになってから、ロフト大好き人間になったのです。
では、どれぐらいのロフトが理想的なのか?
顔の好み、打ち方によっても異なりますが、ハンドファーストに打つにはロフトは4度以上あった方がいいでしょう。マーク金井はナチュラパターを設計しましたが、このロフトは7度です。試作で5度、6度、7度を作りましたが、7度で製品化に踏み切りました。パターでロフト7度というのはかなり多いですが、7度あると、ハンドファーストに構えてもロフトが減りません。ロフトが多いのでハンドファーストに構えたくなります。そして、インパクトでもハンドファーストに打ちたくなる。ロフトが7度あれば、手首を使い過ぎるミスをパターで軽減できるのです。
そして、実際にフィールドテストしてみると5度でも7度でも転がりはほとんど変りません。結果、ナチュラルパターでは7度のロフトを採用しました。
たかがロフト、されどロフト。
パターを選ぶ時は顔の良し悪しも大事ですが、それと同じぐらいロフトが大事です。パターの名手と呼ばれているプロは、例外なくハンドファーストに打っています。ロフトが少ないパターでハンドファーストに打つのは簡単ではありません。ロフトが多いパターを使った方が、はるかに簡単にハンドファーストで打てるようになるのです。
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2013年08月17日パターの最適ロフトって一体何度なのか?
ゴルフクラブの中で購入頻度が高いクラブと聞かれたら、皆さんはどんなクラブを思い浮かべるでしょうか?
ドライバー
フェアウェイウッド
ユーティリティ
アイアン
ウエッジ
パター
毎週のようにクラブを中古ショップで売り買いするマーク金井はドライバーが一番多く、その次にパターとフェアウェイウッドが続きます。これらのクラブに比べるとアイアンとウエッジを購入する頻度が低めです。アイアンとウエッジは本数が多く、それぞれ距離感が求められるクラブ。慣れるのに時間がかかりますし、いったん体に馴染んでしまうと、他のクラブに目移りしづらいからです。
対して、パターはしょちゅう買ったり売ったりしています。週に1本ペースで買ったりなんてこともあります。買ったばかりのパターには「新車効果」という魔力があって、購入直後の1~2ラウンドは劇的に1パットの数を増やせたりするからです。ツアープロの間でも、トーナメント期間中、ゴルフ場のショップで衝動買いしたパターを使って試合に優勝した選手もいたりします。
では、どんなパターを購入すればパット数を減らせるのか?
中年の星、藤田寛之プロは「パターの95%は顔で決まります」と言っています。プロ、アマチュアを問わず「顔」でパターを選ぶ人は好くからずいると思いますが、マーク金井が「顔」と同じぐらいこだわっているのはロフトです。
ロフトとはフェースについている角度の事ですが、マーク金井はロフトが少ないパターは絶対に使いません。ロフトが多めのパターが大好きで、ロフトは最低でも4度以上欲しい。6~8度ぐらいのパターを見つけたりすると、条件反射的に衝動買いしています(笑)。何故かと言うと、市販パターの大半はロフトが4度以下しかないからです。
ではなぜマーク金井はロフトが多いパターを好むのか?
ドライバーがフェアウェイウッド、アイアンがそうであるようにパターの場合もロフトが増えてくるほど、キャリーが出やすくなります。そしてロフトが増えてくるほど、捕まりが良くなるのです。
パターでキャリー???
不思議に思う人も多いかと思います。と言うか、パターのロフトは多いよりも少ない方が良いと思っているゴルファーの方が圧倒的に多いです。パターはグリーン上を転がすための道具(クラブ)。ならばロフトが少ない方が、ボールがジャンプしない分だけ転がりがスムーズになるという考え方です。実際、パターメーカーの中には、ロフトが2度ぐらいのパターを発売し「転がりがスムーズ」だとか「球足が伸びる」なんてアピールしています。
ロフトが少ないパターは確かに転がりがスムーズです。パターマットとかで打つと初速が早く、転がる距離が伸びてきます。打ち切れない時でも球足が伸びるのでショートのミスが出ません。ショート癖の人には非常にありがたいパターです。
しかし、実際にゴルフ場のグリーンで使う場合、ロフトが少ないのはメリットだけではありません。デメリットも結構あるのです。ゴルフ場のグリーンは天然芝。ボールはわずかですが沈んでいます。このため、ロフトが少ないパターだと(ロフト3度以下)、打ち出し直後にボールが浮いてくれません(キャリーが出ないので)。芝目の影響を受けます。結果、打ち出し直後に打球の方向が左右にブレるリスクが高まるのです。そして、ロフトが少ないと転がりが良い反面、高速グリーンとか、急傾斜の下りのパットでは、転がり過ぎる恐れがあります。結果、下りのズルズル転がるパットの距離感が非常に出しづらい。転がり過ぎるのを恐れるとインパクトが緩み、距離感が合いづらいだけでなく、押し出しや引っかけのミスが出やすくなる場合があるのです。
3つめの理由がつかまりの悪さ。ロフトが少ない(3度以下)だと、球が捕まりづらくなります。引っかけのミスが出づらいメリットがある反面、押し出しのミスが出やすくなります。そして押し出すミスが出ると、打ち方で捕まえようとするため、インパクトで手首をこねるような打ち方になる場合があるのです。ロフトが少ないパターは、ハンドファーストで打つことが非常に難しい。マーク金井はハンドファーストでインパクトを向かえるのが理想だと思っているので、ロフトが少ないパターを使わないのです。大学生プロの松山英樹も、「構えた時にフェースが程よく見えている感じのパターが好きです」「ロフト角は3度以上ないとダメだと思います」と週刊パーゴルフででコメントを残しています。
おーっと、締切りの催促の電話が入りました。マーク金井はパターのロフトは4度以上あった方が良いと思っています。その理由については、明日じっくり説明しましょう~。
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PS.マーク金井が設計したリンクスのナチュラルパターのセカンドロットが入荷しました。このパターはロフトが7度。ロフトを多めに設定することで捕まりが良く、そしてハンドファーストに打ちやすくなっています。わずかですが在庫がございます。次の入荷は1ヶ月後ですので、ご注文はお早めに~。
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2013年08月16日マーク金井が考えるゴルフクラブの本当の人気ランキングとは‥‥

クルマの中古車屋ほどではありませんが、10年前に比べるとゴルフも中古ショップがかなり増えてきました。サラリーマンのメッカである新橋エリアなどは新品ショップよりも中古ショップの方が数が多いし品揃えも豊富です。
新橋エリアの中古ショップ
ゴルフパラダイス
ゴルフエフォート
ゴルフパートナー
ゴルフドウ
と4件あります。ショップによってそれぞれ品揃えに特徴がありますが、マーク金井が好んで通っているのはゴルフパラダイスとゴルフエフォート。ショップのスタッフと気心が知れているというのもあって、大体はこの2件でクラブを売り買いしています。
さて、この中古ショップ。ゴルフクラブやゴルフ用品を売買するためのお店なんですが、マーク金井はクラブを売り買いしない時も定期的に通っています。
掘り出し物のクラブを探すという目的半分、後の半分はクラブの人気度、ユーザーの満足度を調べたい(調べられる)からです。ゴルフクラブの人気度、そして売れ行きというのは媒体や調査会社、そしてクラブメーカーから発信されますが、この数字だけではリアルな感触はつかめません。理由は単純、媒体や調査会社、クラブメーカーが発信する情報というのは、クラブの出荷本数だからです。誤解を恐れずに言えば、大量に出荷されたクラブは、数字上、人気クラブ、売れ行きが良いクラブと見なされます。売れる見込みが少ないのに大量にクラブを出荷すれば、返品リスクがあります。メーカーが側もおいそれとは大量出荷できませんが、それでも、クラブによっては「ほんまかいな~」ってぐらい出荷されている場合もあったりします。
その出荷量と実売のギャップをチェックできるのが中古ショップなんです。中古ショップとは本来、不用になったクラブをユーザーから買い取り、買い取ったクラブを販売するお店です。ところが最近は、新品ショップ同様、中古ショップもメーカーから直接仕入れたクラブが大量に売られているのです。すべての新製品が中古ショップに並ぶわけではありませんが、大手メーカーの製品とかでも、中古ショップにズラッと並んでいたりします。
そうです、「出荷量が多いクラブ=人気クラブ」とは限らないことが中古ショップに行けば正確に確認できるのです。加えて、中古ショップに売られるクラブを見ていくと、顧客満足度も分かります。例えば、年間1万本売れたクラブがあったとしましょう。中古ショップにほとんど流れてないとすれば、手放すユーザーが少ない。すなはち顧客満足度が高いクラブと言えます。対して、1万本売れたクラブでも、中古ショップで数多く流通している場合は、手放すユーザーが多い。すなわち顧客満足度が低いクラブと言えます。
例えば10年以上、人気ナンバーワンを続けているダンロップのゼクシオ。出荷量はダントツに多いですが、中古ショップにクラブが大量溢れていることはありません。売れ行きに対しては手放すユーザーが少ないクラブの代表格です。マーク金井が設計したリンクスのSSウエッジもしかり。年間1万本近く売れた人気ウエッジですが、これまた中古ショップでの流通量が非常に少ないです。新品も中古ショップに流れていません。ユーザーの満足度が非常に高いことが伺い知れます。
ちなみにマーク金井が新品クラブを購入する場合、その多くは中古ショップで購入します。新品クラブの場合、中古ショップで購入すると割高な時もありますが(新品ショップに比べて)、そんな時でも中古ショップで購入してます。中古ショップには買い取り保証があって(新品の場合、買い取り保証がない店もあります)、それを利用すると買った値段の80~90%ぐらいで下取りしてくれるからです。対して、新品ショップで購入したクラブの場合、買った値段の80%なんてまず望めません。モデルによっても異なりますが、例えば、新品購入価格が5万円で購入したドライバーの場合、大体3万円前後。購入金額の60%を上回ることがありません。そうです、買って合わなかったことを考えると、中古ショップの方がリセールバリューが高く、売却損を減らせるのです。
買ってすぐにはクラブを手放さない。そう決めているのであれば価格優先、新品ショップでクラブを買った方が割安です。しかし、合わないと思ってすぐに手放す可能性があるならば、中古ショップで新品クラブを購入した方が割安感が出てくるでしょう~。
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PS.ナチュラルパターのセカンドロットが入荷しました。ご予約分は発送が完了し、わずかですが在庫がございます。次の入荷は1ヶ月後ですので、ご注文はお早めに~。
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