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カテゴリー: ゴルフクラブ分析

2015年06月30日アイアン&ウエッジの性能を100%引き出すのに必要なこととは!?

今日は6月の月末。すでに1年の半分が経過しました。野球は阪神がいつのまのかセリーグの首位に立っていますが、下位チームとの差はそれほど開いてません。まだまだ熱い戦いが続きそうです。熱い戦いと言えば、女子サッカーもなでしこJapanが頑張っています。準決勝の相手はイングランド。勝てば、決勝は米国かドイツ。トーナメントですから何かあるか分かりませんが、彼女たちの動きが止らない流れるようなプレーを観ていると、大きなことを成し遂げてくれる感じがします。キープレーヤーは岩渕選手。メッシのような鋭いドリブルは相手選手に驚異を与え、観ていてワクワクドキドキします。

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↑ゲキサカより転載 記事は←こちらをクリック

そしてワクワクドキドキすると言えば、やっぱり買い物でしょう。最近はカメラとレンズ沼にどっぷりはまってますが(笑)、もちろん、クラブも相変わらず売り買いしています。先日もピンのG30のロブウエッジを中古ショップでお買い上げ。購入するや、すぐにシャフトをカーボンのMCI80(フジクラ)にリシャフトしました。現在のエースアイアンはピンのG30、G25、そしてBSのJ15アイアンです。いずれもヘッドが大きくてミスの許容範囲が大きい強いクラブ。アイアンを選ぶ基準は人によって違うと思いますが、自分の場合はミスショットした時に結果が出るかどうか。ミスした時に距離のロス、左右の曲がりを軽減してくれるクラブ使った方が、確実にスコアメイクできます。難しいアイアンと易しいアイアンを使い比べると、ハーフで1~2打変わってくるでしょう。

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さて、このアイアンとウエッジ。

 

クラブを購入したら、欠かさずやっていることがあります。それはスペックの計測とライ角のチェックです。精密機器であるカメラに比べると、ゴルフクラブは精度がそれほど高くありません。なので、これから使うクラブがどんなスペックなのかは自分で調べる必要があるのです。具体的に言うと、番手毎の‥‥

 

・重量
・長さ
・硬さ(振動数)
・ロフト
・ライ角
・バランス

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精密機器のカメラに比べると、ゴルフクラブには個体差があります。アイアンとウエッジの場合、番手があるのでこれらのスペックが正しくフローしているかどうかを調べる必要があるのです。例えば、ロフト。5番と6番のロフト差が1度しかなくて、6番と7番のロフト差が5度もあったらどうでしょう。これでは、5番、6番、7番の飛距離の階段を作るのがかなり難しくなります。なので、まずは吊しの状態のクラブがどうなっているかを計測する必要があるのです。重さと長さもしかり。番手ごとに長さがフローしているかどうかを確認するする必要があります。バランスに関しては、全番手同じという考え方もありますが、マーク金井の場合は小さい番手(クラブが短くなるほど)、少しバランスが重くなるのが好みです。

 

ロフト同様、ライ角も個体差があるために、バラつきがあるのかどうかをチェックする必要があります。番手ごとに(長さが短くなるごとに)、ライ角は0.5度ピッチぐらいでライ角が増えていくのが正しいフローです。例えば、5番が61度ならば、6番は61.5度という風に増えているかを計測します。

 

そして、ライ角に関しては自分でボールを打ってチェックします。ソールにライチェックシールを貼り付け、MYライ角(自分のライ角)とクラブのライ角が合っているかどうかを調べます。ソールにまんべんなく(ソール中央)、地面を擦った(叩いた)跡が残っていればOK。ソールのヒール側やトウ側にしか擦った跡が残っていなければ、ライ角調整します。

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今どきのデジタルカメラは、一眼レフでも買ってバッテリーを充電してメモリーカードを入れればすぐに使えます。一部のマニアックなカメラを除けば、面倒な設定はほとんど入りません。しかしゴルフクラブはそうは問屋が卸してくれないのが現状です。最近、ゴルフクラブはフィッティングして買うのが常識となりつつありますが、フィッティングの前にやるべきことはセッティングです。アイアンとウエッジに関しては番手があるので、ミドルアイアン、ショートアイアン、ウエッジというクラブの流れ(フロー)をチェックし、セッティングが正しいかどうかを見極める必要があるのです。

 

微細な数値にこだわり過ぎる必要はありませんが、アイアン&ウエッジではスペックがフローしていないと、「7番は打ちやすいけど、8番は打ちづらい」とか、「9番だけ引っかかる」なんて事なりかねません。スイングに悪影響を及ぼす可能性も出てきます。

 

クラブは手に入れたらスペックを計測する。クラブは試打することも大事ですが、それ以上に計測しておくことも大事です。アナライズではクラブ計測も随時行っていますので、お気軽にクラブ持参して下さい~。

 

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Posted by マーク金井のアナライズ on 2015年6月29日


2015年06月21日ストレートネックのウエッジは、一体いつから米国のスタンダードになったのか!?

一昨日は朝イチのスタートで18ホールをプレー。千葉のカレドニアンゴルフクラブに行ってきました。雨が降ったりやんだりする中、久しぶりにフルバックからプレーしてきましたが、距離が長くなればなるるほどフェアウェイキープの重要性を思い知らされました。カレドニアンのグリーンはポテトチップのような形状で、なおかつ高速グリーン。ラフからだとボールが止ってくれません。セカンドで150y以上残ると、手前の花道にレイアップを余儀なくされるからです。

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ラウンドを終えるや、午後からは神田のスタジオでタイアップの動画撮影。新しいシャフトをじっくりと試打し、終えるや向かった先は東京アメリカンクラブ。千葉に新しくできるゴルフ場、「東京クラシッククラブ」の記者発表にサクッと顔を出してきました。コース設計は20世紀最高のゴルファー、帝王ジャック・ニクラウス。記者会見の場にはニクラウス氏も登場し、自ら設計したコースについて語って下さいました。7220yでパー72のチャンピオンコースですが、距離をやみくもに長くするのではなく、戦略性を高めたコースを作りったそうです。クラシックと言えば北海道クラシックで一度だけプレーしたことがありますが、北海道クラシックもニクラウス氏が設計しています。池とバンカーがこれでもかってくらい配され、ハザードの配置の絶妙。グリーンはポテトチップのような大きなアンジュレーション。視覚的なプレッシャーが強くかかるホールが多く、ティグランドからグリーンまで気が抜けないコースでした。

 

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ニクラウス氏と言えば、現役時代にずっと使っていたのはマグレガーのクラブ。アイアンはいくつかのモデルを使ってましたが、マーク金井も大学生の頃、ニクラウスに憧れて購入したのが、

 

マグレガー ミュアフィールド

 

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アイアンは手放してしまいましたが、SWは所有しています。ニクラウス氏に会えると思って引っ張り出してみたら、、、、

 

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なんとグースネック。誰がどうみてもストレートネックには見えません。ミュアフィールドが登場したのは1970年代ぐらいだと思います。ちなみに、ピンピンアイ2リンクスマスターモデルのウエッジも1970年代に人気がありましたが、この2モデルともグースネックです。米国のウエッジは「ストレートネック」というのがゴルフ界の常識となっていますが、少なくとも今から40年前の米国では、ストレートネックがスタンダードではなかったように思えます。ストレートネックとグースネックのウエッジが混在してたのではないでしょうか?

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ピンアイ2も復刻されている

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リンクスマスターモデルの復刻版

 

 ではなぜ、現在のゴルフ界では「米国のウエッジはストレートネック」というのが定説になっているのでしょうか?

 

手持ちの資料をサクッと調べてみたら、1990年ぐらいからゴルフ雑誌などでは「アメリカのウエッジはストレートネック」という記述が出始めています。そして、手元にある資料、そして手元にあるクラブを引っ張り出して推察してみると、2つの要因があるような気がします。ひとつは、

 

クリーブランドTA588の大ヒット

 

TA588が登場したのが1988年。ロジャー・クリーブランド氏が設計したこのウエッジは米国のみならず日本でも売れに売れました。TA588はティアドロップ型でストレートネック。リーディングエッジが丸く、いわゆる出っ歯(ストレートネック)形状です。これが大ヒットしたことで、

 

米国ウエッジ=ストレートネック(出っ歯)

 

という常識が生まれたのかも知れません。そして、もうひとつはタイガー・ウッズの出現。1990年代にタイガーが使っていたウエッジは、

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1997年にタイガーがマスターズに使っていたのがTA588。タイガーはTA588のノーメッキバージョンを使っていました。もちろん、これもストレートネックです。ゴルフクラブのトレンドというのは、強いプロゴルファーによって作られます。出っ歯(ストレートネック)のウエッジを日本に作り、そして「米国=ストレートネック」という常識を作ったのはタイガーかも知れません。

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そのタイガーが今、アプローチでかなり苦労しています。シャンクしたり、ザックリしています。もちろん手にしているのはストレートネックのウエッジです。もしも、タイガーがストレートネックを止めてグースネックのウエッジを使い、それで復活優勝でもしたら、、、、

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米国=ストレートネック(出っ歯)ウエッジ

 

というゴルフクラブの常識はあっさり覆されそうな気がします~。

 

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6月27日(土)

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Posted by マーク金井のアナライズ on 2015年6月21日


2015年06月19日雨の日に適したドライバーと適していないドライバーの違いとは!?

昨日は世界最小プロゴルフトーナメント、MMT9のアマチュア予選が開催されました。コースは都内北区に位置する赤羽GC。世界最小とわざわざ謳っているのは9ホールだけのプレーだからです。加えて、試合の規模も小さく、予選は48名。プロも出場する本戦は40名。演劇に例えるならば小劇場の公演みたいな感じです。そして小劇場の演劇と同じで、ギャラリーは選手のプレーを間近で観ることができる大会です。

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↑第一回大会の模様

そしてMMT9ではクラブの使用制限があり、プロは4本以内、アマチュアは7本以内です。昨日のセッティングは

・ドライバー  250y前後
・19度のUT   185~205y
・7番アイアン  135~160y
・9番アイアン  120~130y
・PW      100~120y
・SW      90y以下
・パター

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赤羽はティショットを刻んで打ちたいホールもあるので、FWを1本も入れず、UTを1本入れてます。距離も総じて短いので下の番手の本数が多いです。ちなみに、このセッティングだと170y前後で打つクラブがありません。170yが残った時、フォローならば7番アイアン、アゲンストならばUTのコントロールショットで対応します。

 

昨日の天気は雨ときどき曇り。気温は20度前後。風もそこそこ吹いてて、フォローとアゲンストではドライバーの距離が30ヤード以上違いました。ちなみにアゲンスト風が強く吹いた17番では残り145yで使ったのはUT。170yぐらい飛ばす感じで打ったら運良くパーオンできました。

 

予選通過は上位10名。マーク金井は予選通過ラインは38のカウントバックと予想しましたが、雨と風の影響もあって38(+3)で上がった選手までが予選通過。39(+4)でホールアウトした選手は11位となってしまい、通過はなりませんでした。マーク金井は主催者ですが、もちろん予選から出場。17番ホールまでは1ボギーと堅実なプレーをしましたが、最終18番でドラマがあり、3オン3パットのダブルボギー。スコアが同じだとカウントバックで順位が決まります。完全に予選落ちしたと思って諦めてたら、なんとかかんとか7位タイ(カウントバックすると10位)で通過できました。ちなみに予選通過者で最終でダボ叩いたのはマーク金井だけです。

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前置きが長くなりましたが、今回は雨の日のクラブセッティングについて書きたいと思います。自分のセッティングミスの反省を含めて、今日のお題は「雨の日に適したドライバー」の選び方について。

 

まず雨の日ならではのコンディションですが、

・雨に濡れる(レインウエアを着用)
・雨でグリップが滑りやすくなる
・雨で地面が湿ってランが出づらい
・雨がボールとクラブに付着する

 

ドライバーのセッティングで影響が出るのはランが出づらいことと、雨がボールとクラブに付着することです。雨の日はランが出づらいことを考えると、晴れた日よりもロフトを1~2度増やした方がキャリーを稼げます。例えば、普段10度だったら11~12度にしてみることをお勧めします。今どきの弾道調整機能付きの場合、ロフトを増やすことができますが、これは少し注意が必要。シャフト脱着式の場合、ロフトを増やすとフェースの向きが少しフックフェースになって、捕まりが増します。捕まりやすくなる分だけ、弾道のイメージを少し変えた方がいいです。

 

雨の日はレインウエアを着用します。この場合、テークバックが浅くなりやすいことを考えると、クラブを少し重くするのもありです。ヘッドに鉛を3~5g貼り、シャフトの根本側に鉛を3~5g貼ると、クラブの重さを感じ取りやすくなり、打ち急ぎのミスを減らせる場合があります。

 

そしてもうひとつのポイントはフェース面にスコアラインが刻まれているドライバーがお勧めです。マーク金井は雨があまり降らないことを予想し、フェース中央にスコアラインが刻まれていない(フェース面がツルツル)ドライバーで試合に臨みました。雨が強く降った最終ホールでは、それが裏目に出て右にプッシュアウト。いい感じで捕えたにもかかわらず、インパクトでボールがスリップし(フェース面とボールとの間に水分が付着したため)、ボールにドロー回転がまったく掛からなかったのです。

 

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晴れた日ならばフェース面にスコアラインが刻まれていなくても何ら問題ありません。しかし、雨の日の場合、フェース面(特にフェース中央付近)にスコアラインが刻まれてないと排水できないために、芯を喰った時にスリップしやすくなります。雨の日にツルツルのタイヤだとスリップするのと同じく、ゴルフにおいてもインパクトでスリップするとボールはツルッと滑って、バックスピン(サイドスピン)がかかりづらくなるのです。

 

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雨の日の条件を考えると、ドライバーではなくロフト12~13度のミニドライバーをティショットに使うのも大いにありです。ミニドライバーはフェース中央にもスコアラインが入ってますし、ドライバーに比べてクラブが少し重いし、ロフトも少し多いからです。明日もゴルフなので、ミニドライバーをバッグに入れて出発したいと思います~。

 

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Posted by マーク金井のアナライズ on 2015年6月18日


2015年06月14日話題のエアロバーナー、日本仕様と米国仕様はどちらがお買い得か?

昨日は、生まれて初めて厚木の米軍基地の中に入り、ゴルフを18ホールプレーしてきました。米軍基地ですから、もちろんパスポートが必要です。米軍のゴルフ場に行くのは2カ所目ですが、最初に行った多摩ヒルズは米軍保養施設なので、厳密に言うと米軍基地内ではありません(運転免許証で入れました)。

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コースについては近々このブログでじっくり書きたいと思いますが、コース調査の前にじっくり書きたいのがエアロバーナーのインプレッション。厚木基地でのラウンドでも使いましたが、かなり手応えがいいです。もちろんすでにリシャフト済みで、装着したのは日本シャフトの最新モデル、レジオフォーミュラMB。手元にしなるポイントがある手元調子のシャフトで、今回は50g台のSを装着。長さはヒールエンド計測で46インチに仕上げました。もちろん、今まで同様、リシャフトしても神田のスタジオでは打ちません。最初の1発目はコースです。今回は、5番ホールで筆下ろし。フェアウェイ右サイドを狙って打ったら、イメージ通りの軽いドロー弾道。フェアウェイ中央に着弾。球の高さもイメージ通りですし、スピン量もイメージ通り。推定2600回転前後。キャリーが250y前後出てくれてます。R15に比べるとドロップする怖さがないし、チーピンが出る怖さもありません。今は初代グローレとコブラのFLY-Z+がエースドライバーですが、このエアロバーナーもいきなりエースに昇格しそうです。

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エアロバーナーがすっかり気に入ったのですが、実は、厚木基地でのラウンド前夜にもエアロバーナーを購入しました。最初に買ったのは日本仕様ですが、2本目は米国仕様。新橋のジーパーズで米国仕様を見つけたのですが、値段をみてビックリ!!!!!

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2万6300円(税込み)

 

米国で299ドル(税別)で売られているドライバーが何と2万6300円。今は円安で1ドル125円前後。普通に計算すれば3万7500円+消費税となるはずなのに、3万円を大きくした回っています。値段を比較すれば、日本仕様のエアロバーナーよりも2万円近く安いのです。激安価格に食指を大いに動かされました(笑)。

 

 

もちろん、購入理由は価格だけでありません。ゴルフクラブは日本仕様と米国仕様が異なる場合が多々あります。エアロバーナーの場合、日米でどこがどう違うのかじっくりと分析したくなって購入しました。

 

まずはコスメから。ヘッドカバーはどちらも寸分違わず同じです。デザインに関しては、
異なるポイントが2つありました。

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左が米国、右が日本仕様

 

ひとつはソールのロゴ。米国仕様の方は「AERO」の文字が大きく、ロゴが2段で入っています。対して、日本仕様はAERO BURNERのロゴが1段で入っています。もうひとつはネック回り。日本仕様はオーソドックスなペンシルネックですが、米国仕様はネックの後ろ側に小さなフィンが付いています。エアロバーナーと言えば、「空力抵抗」を全面にアピールしているドライバー。空力特性を考えると、フィンが付いた米国仕様の方が有利なような気がします。日本仕様になぜフィンが付いていないのかが、ちょっと不思議です。

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こちらはフィンが無い日本仕様

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こちらはフィンがある米国仕様

 

続いてはクラブ重量と、シャフトの硬さ(どちらも純正S)

クラブ重量  日本仕様 300.6g(D3)   米国仕様 300.2g(D2.5)
振動数    日本仕様 248cpm      米国仕様 276cpm

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重さに関しては、どちらもほとんど同じです。日米とも軽量でヘッドスピードを上げるという意図がはっきりと打ち出されています。ただし、「なんだこりゃ~」ってぐらい異なるのがシャフトの硬さ。日本仕様と米国仕様とでは同じ純正のSシャフトなのに、

 

振動数は28cpmも違う!!!!!!

 

日本仕様と米国仕様ではおおよそ2フレックスも異なるのです。一般的には日本仕様と米国仕様とでは1フレックス異なりますが、このエアロバーナーに関しては米国仕様は日本仕様よりも2フレックス硬いです。実際打ち比べても、米国仕様は非常にハード。使いこなすにはヘッドスピードが48m/s以上は必要でしょう。対して日本仕様のSはヘッドスピードが42m/s以上あれば十分使いこなせます。米国仕様はかなり割安ですが、シャフトに関してはかなりのパワーが求められます。ここからは推察ですが、米国仕様だとRシャフトでも振動数は260cpm前後あるかも知れません。米国仕様だとRシャフトでも使いこなすにはヘッドスピードが45m/s以上必要でしょう。

 

値段だけを考えると、米国仕様の方がかなりお買い得感があります。ヘッドスピードが並外れて速いゴルファーや、とにかく硬いシャフトを使いたいゴルファーにとっては、米国仕様の方がお買い得ですし、自分にちょうどいい硬さのシャフトが手に入ります。対して、日本仕様はシャフトがソフト。ヘッドスピードが並外れて速くないゴルファーや、軟らかめのシャフトを使いたいゴルファーにとっては、日本仕様の方がそのまま使えるのでお買い得ですし、自分にちょうどいい硬さのシャフトが手に入ります。

 

 では、リシャフト前提で購入するならば、どちらの方がお買い得なのか?

 

日本仕様の10度と米国仕様の9.5度を比較すると、リアルロフトはほとんど同じでした。
そして、そして、そして、意外なことにヘッド重量を比較すると、

 

ヘッド重量   日本仕様 199.5g   米国仕様 197.4g

 

なんと、なんと、なんと、米国仕様の方が2.1g軽くなっています。個体差があるとはいえこれも珍しいことです。一般には日本仕様はヘッドが少し軽めというのがスタンダードだからです。リシャフト前提の場合、長めに仕上げたいならば米国仕様、普通の長さに仕上げたいならば日本仕様がお買い得感が出てくるでしょう。重量調整できないドライバーでも、鉛を貼ればヘッドを重くできますが、ヘッドを軽くするのはほぼ不可能だからです~。

 

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マーク金井ブログ更新していますテーラーメイド エアロバーナーの日米比較ですhttp://analyze2005.com/mkblogneo/?p=12708

Posted by マーク金井のアナライズ on 2015年6月14日


2015年06月11日徹底ヘッドスペック比較!! R15とエアロバーナーはどこがどう違うのか!?

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今週分販売中です

詳しくは このブログとマーク金井ブログをチェックして下さい。必ず事前に告知しています!!

  • 数量限定です
  • 商品のお届けは、一週間前後かかります
  • 転売防止の為お一人様2つまでです

申し訳ありませんがご予約は受け付けておりませんので、この機会にお求めください


 

昨日は夕方の便で熊本に移動。熊本といえばくまもん。お約束のくまもんは目抜き通りのアーケードに吊り下がってましたが、よくよく考えると、熊本と言えば馬刺しが名物。夕食は馬刺しをガッツリいただきました。馬刺しの中でも、マーク金井の好物はタテガミです。トロッとした食感がたまりません。熊本に熊がいるかどうかは分かりませんが、ゆるキャラを作るならば「馬キャラ」もアリかなと思いながら生ビールと辛子レンコンを美味しくいただきました。

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熊本ではしっかり名物料理を堪能させていただきましたが、56年間生きていて生まれて初めて食べたのが一文字ぐるぐる。料理の名前とはとても思えませんし、肉なのか魚なのか、練り物なのか、それとも野菜なのか?  どんな食材が出てくるのはまったくイメージ出来ませんでしたが、出てきた料理はヘルシーそのもの。ネギような野菜がぐるっと巻かれ、それに酢味噌がタップリとかかっています。宮崎の冷汁同様、この一文字ぐるぐるも身体に優しい料理でした。

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さて、今日のテーマは昨日の続き。今、米男子ツアーのドライビングディスタンス上位を占めている選手が使っているドライバー、テーラーメイドのエアロバーナーを徹底分析したいと思います。まずはスペックの違いから。

 

ヘッド重量  R15 204g エアロバーナー 199.5g
重心距離   R15 35.75mm エアロバーナー 42.5mm
重心高(SS高) R15 31.5mm エアロバーナー 33.5mm
重心深度   R15 31.5mm エアロバーナー 34.75mm
フェース高  R15 55mm エアロバーナー 53.5mm
有効打点距離 R15 23.5mm  エアロバーナー 20mm
重心アングル R15 15度    エアロバーナー 17.5度
LD値     R15 1126   エアロバーナー 1476
(ヘッドはすべてアナライズ計測)

ヘッド重量はエアロバーナーの方が4.5g軽い
重心距離はエアロバーナーの方が6.75ミリ長い
重心高(SS高)はエアロバーナーの方が2mm高い
重心深度はエアロバーナーの方が3.25mm深い
フェース高はエアロバーナーの方が1.5mm薄い
有効打点距離はエアロバーナーの方が3.5mm短い
重心アングルはエアロバーナーの方が2.5度大きい
LD値はエアロバーナーの方が30%大きい

 

 

こうして数値を比較すると、R15エアロバーナーとでは見た目が異なるだけでなく、クラブの性能も大きく異なります。ここからは2モデルの比較論になりますが、やさしさはエアロバーナーに軍配が上がります。エアロバーナーR15よりも重心深度が深くて、LD値も3割大きい。ミスヒットに強いことが明らかですし、実際打ち比べてもR15はスイートエリアは狭く、エアロバーナーの方がスイートエリアが広く感じます。R15はスイートエリアを広げることを犠牲にしても、操作性を高めている(球を曲げやすい)ドライバーです。

 

スピン性能に関しては、あきらかにR15の方が低スピン弾道が打ちやすくなってます。実際に、打ち比べてもR15の方が低スピン弾道が打てます。エアロバーナーで飛ばすにはわざとスイートスポットよりも上側で打つ技術が求められます。言い換えると、吹き上がって飛距離をロスしている人はR15の方が効率良く飛ばせるでしょう。対して、自分でスピン量をコントロールできる人や、もともとスピン量が少なめの人は、エアロバーナーの方が適正スピン量を確保でき、飛距離を伸ばせるかと思います。

 

クラブはスペックだけで性能が決まるわけではありませんが、実際にこの2本を購入、そして打ち比べると、ほぼほぼスペック通りの違いを体感できます。マーク金井はシャットフェースなトップを作るので重心距離が長い方がクラブをコントロールしやすいですが、エアロバーナーは1発目からイメージ通りの球が打てました。対して、R15は重心距離が短いために1発は引っかけ気味の弾道。重心距離が短いために、イメージよりもフェースが返り過ぎます。ただし、R15は重心深度が浅いので、左を嫌がってスイングすると右にすっぽ抜けやすくなります。 R15はシャットにフェースを使う人よりも、スイング中にフェースを開閉する人の方がヘッドの挙動をコントロールしやすいでしょう。

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ヘッド重量に関しては、45.5〜46インチの長尺に仕上げたいならば、エアロバーナーの方が使い勝手がいいです。テーラーメイドは総じて重いヘッドが多いですが、その中では、エアロバーナーはほんの少し軽めです。個人差がありますが、長尺で飛距離を稼ぎたい人はエアロバーナーの方が使い勝手がいいです。ちなみにマーク金井は46インチ(ヒールエンド計測)にリシャフトし、重く感じたら、そこから0.25〜0.5インチ短くします。

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スペックもそうですが、実際に打ち比べると、エアロバーナーの方がミスに強く、そして極端な浅重心になっていないので、クラブの挙動が落ち着いています。ドロー、フェードを打ち分けたい人には無条件でR15をお勧めしますが、左右の曲がりを抑えてドライバーの飛距離を伸ばしたい人には、エアロバーナーはかなり期待に応えてくれるドライバーになってくれるでしょう〜。

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マーク金井ブログ更新しています気になる直接対決!r15 vs エアロバーナーhttp://analyze2005.com/mkblogneo/?p=12681

Posted by マーク金井のアナライズ on 2015年6月11日